JPS6112408Y2 - - Google Patents

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JPS6112408Y2
JPS6112408Y2 JP17858883U JP17858883U JPS6112408Y2 JP S6112408 Y2 JPS6112408 Y2 JP S6112408Y2 JP 17858883 U JP17858883 U JP 17858883U JP 17858883 U JP17858883 U JP 17858883U JP S6112408 Y2 JPS6112408 Y2 JP S6112408Y2
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JP
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piece
side piece
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clamping
insertion rod
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JP17858883U
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JPS6035804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば建築または構築用の複数のパネ
ル等を結合するのに使用する緊締具に関するもの
である。
従来、かかる緊締具としては、例えば実公昭43
年第26491号公報に示されるように丸鋼棒の一端
部を折曲げて挿入部を構成すると共に、その他端
部を折曲げて挾持部を構成したものがある。しか
しながら、かかる緊締具は、全体が丸鋼棒によつ
て形成されているので重量が重く、一度に特ち運
びできる数量が限られてしまうので、作業者によ
る高所の現場に於けるパネル組立作業等の作業性
が悪く、また挾持部は比較的早期に劣化する傾向
があり、また加工に比較的手数を要し、高価であ
る等の欠点がある。また実公昭39年第16607号公
報に示されるように、薄板を折り曲げて挾持片を
構成し、これにピンを溶接した構成の緊締具もあ
るが、かかる構成では、板体を挾持すべき挾持片
が比較的広い面積を有するとはいつても、挾持片
は断面係数が小さい構成であるから、同一断面積
における抵抗モーメント、即ち挾持力が小さく、
挾持力を大きくしようとすると、やはり重量が嵩
んでしまうという欠点がある。
本考案は以上の従来の欠点を極めて合理的な簡
単な構成で解消することを目的としたものであ
り、以下実施例を示す図面に基づいて詳述すると
次の通りである。
符号1は鋼板の打ち抜き加工等によつて形成し
た板状部材を示すもので、該板状部材1は一側片
部2と他側片部3を平面U字状に形成すると共
に、該一側片部2の端部から前記他側片部3側に
平面L字状とあるように延長片部4を形成してい
る。しかしてかかる板状部材1の前記延長片部4
を前記一側片部2に対して直角に折り曲げて、前
記一側片部2と他側片部3とにより挾持部5を構
成すると共に、前記延長片部4の先端で、該他側
片部3側に、該延長片部4の面に対して直角方向
に挿入棒6を突設して緊締具7を構成する。挾持
部5は開口側8を適宜狭く形成すると共に、該開
口端8に適宜案内面9を形成する。尚、延長片部
4の先端に於ける挿入棒6の突設方法は、加納め
や溶接等の適宜の固着方法を適用して良く、いず
れにしても挿入棒6は平面の直角方向に突設する
のであるから、その作業を非常に容易に行なうこ
とができる。また挿入棒6の先端にはテーパ等の
案内部10を適宜設けても良い。
かかる構成に於いて、本考案の緊締具7の使用
例を説明する。即ち、第2図並びに第3図に示す
ように、隣接パネル11,11′を結合する場合
には、まず該隣接パネル11,11′の夫々に固
着されたアングル材12,12′の結合片部1
3,13′を係合すると共に、該結合片部13,
13′の夫々に対応して設けた挿入孔14,1
4′に、先端部9から挿入棒6を挿入し、しかる
後該挿入棒6を回動軸として回動させ、前記一側
片部2と他側片部3とで構成した挾持部5によつ
て前記アングル材12,12′の結合片部13,
13′を挾持することにより、前記隣接パネル1
1,11′を緊締することができる。またパネル
11,11′の分離は、緊締具7を前述と逆に回
動して挾持部5による結合片部13,13′の挾
持を解除した後、挿入棒6を挿入孔14,14′
から抜くことにより、容易に行ない得る。
尚、実施例図中符号15は係合板部16を前記
アングル材12,12′の結合片部13,13′間
に介在させると共に、前記挿入棒6の挿入孔を設
け、対向するパネル側との間を、連杆17によつ
て連結することにより対向パネル間を所定間隔に
保持するための間隔保持具である。
以上の動作に於いて、結合片部13,13′は
前記挾持部5を構成する一側片部2並びに他側片
部3により、弾性的に挾持されるものであるが、
本考案はかかる一側片部2並びに他側片部3を平
面U字状に形成して、即ち幅広の平面状に形成し
ているので、夫々の片部2,3は断面係数が大き
く、従つて大きな抵抗モーメントを有し、挾持力
が大きい。即ち本考案は同じ断面積で比較した場
合、前述した従来のもの、即ち挾持部を丸鋼棒で
構成したものや、挾持部を薄板を折り曲げて構成
したものと比較して、断面係数が大きく、大きな
抵抗モーメント、従つて大きな挾持力を有し、ま
た挾持力を同じとした場合には断面積を小さくす
ることができ、従つて重量を大幅に軽減すること
ができる。また前述した緊締具7の回動に際して
延長片部4は挾持部5の案内部材として作用する
が、この延長片部4は一側片部2に対して直角に
折り曲げており、即ち挾持部5を構成する両方の
片部2,3と直角な板状であり、その回動方向に
幅広な構成であるから、この方向の断面係数が大
きく、従つてこの延長片部4は回動方向に対して
曲げ難くく、以つて挾持部5を安定して案内支持
することができる。
本考案は以上の通り、挾持部を構成する一側片
部並びに他側片部を平面U字状に形成して、即ち
幅広の平面状に形成しているので、挾持方向に断
面係数そして抵抗モーメントが大きく、従つて小
さな断面積で大きな挾持力を得ることができると
共に、挾持部を案内支持する延長片部は、該挾持
部を構成する両方の片部と直角な平面状であるか
ら、挿入棒を突設し易く、また該挿入棒を支点と
する回動方向の断面係数が大きいので、この方向
に曲げ難く、やはり小さな断面積で挾持部を安定
に案内支持し得るという効果がある。そして本考
案はこのように挾持部を構成する両方の片部に加
えて延長片部に於いても断面係数を合理的に大き
くする構成であるので、全体の重量を大幅に軽減
することができ、この為その取扱いが容易で、一
度に多数個を持ち運ぶことができるので、高所に
於ける建築または構築用パネルの連結作業等の各
種緊締作業を効率的に作業性良く行なうことがで
きるという効果がある。更に本考案の緊締具は、
鋼板等の板体の打ち抜き並びに折り曲げ作業と、
挿入棒の固着作業だけで製作することができるの
で、製作が容易で安価に供給し得るという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜
視図、第2図並びに第3図は使用状態を示す、
夫々斜視図、A−A断面図である。 符号1……板状部材、2……一側片部、3……
他側片部、4……延長片部、5……挾持部、6…
…挿入棒、7……緊締具、8……開口側、9……
案内面、10……案内部、11,11′……パネ
ル、12,12′……アングル材、3,13′……
結合片部、14,14′……挿入孔、15……間
隔保持具、16……係合板部、17……連杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側片部と他側片部を平面U字状に形成すると
    共に、該一側片部の端部から前記他側片部側に平
    面L字状となるように延長片部を形成した板状部
    材の、該延長片部を前記一側片部に対して直角に
    折り曲げて、前記一側片部と他側片部とにより挾
    持部を構成すると共に、前記延長片部の先端で、
    該他側片部側に、該延長片部の面に対して直角方
    向に挿入棒を突設したことを特徴とする緊締具。
JP17858883U 1983-11-18 1983-11-18 緊締具 Granted JPS6035804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17858883U JPS6035804U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 緊締具

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JP17858883U JPS6035804U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 緊締具

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Publication Number Publication Date
JPS6035804U JPS6035804U (ja) 1985-03-12
JPS6112408Y2 true JPS6112408Y2 (ja) 1986-04-18

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ID=30387695

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JP17858883U Granted JPS6035804U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 緊締具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790510B1 (ko) 2006-01-24 2008-01-02 주식회사 퍼스폼 거푸집패널 클램프
JP7038979B2 (ja) * 2017-08-31 2022-03-22 啓二 橋爪 金属製コンクリート基礎型枠装置

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JPS6035804U (ja) 1985-03-12

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