JPH0240193Y2 - - Google Patents

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JPH0240193Y2
JPH0240193Y2 JP1984009375U JP937584U JPH0240193Y2 JP H0240193 Y2 JPH0240193 Y2 JP H0240193Y2 JP 1984009375 U JP1984009375 U JP 1984009375U JP 937584 U JP937584 U JP 937584U JP H0240193 Y2 JPH0240193 Y2 JP H0240193Y2
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clamping
sliding
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sliding frame
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はコンクリート壁体構築用型枠パネル
の締付け連結具に係り、主として方形の面板の裏
面全周に亘つて角パイプ状の周囲補強枠を設ける
と共に、この周囲補強枠の長手方向全周に亘つて
その内側面に断面V字状の溝を有するコンクリー
ト壁体構築用型枠パネル同士を、一直線横列状と
なるように並べて容易に締付け連結できるように
したコンクリート壁体構築用型枠パネルの締付け
連結具に関するものである。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来、例えば、第1図に示す如く方形の面板2
1の裏面全周に亘つて補強枠22を形成した型枠
パネル23同士を連結するためには、鋼製のUク
リツプ24等を使用して連結していた。そのため
補強枠22にはUクリツプ24用の貫通孔25を
開穿しておかなくてはならず、その貫通孔25の
開穿工程が非常に手間がかかり型枠パネル23形
成時間の中で大きな割合を占めていた。又、型枠
パネル23同士の連結はUクリツプ24自体の弾
性を利用して連結するので単に止めているだけと
いう程度のものであり、その連結力は弱く型枠パ
ネル23構築の際に多くの補強材を必要とした。
従つて、その材料費も嵩み、しかも補強をするた
めには熟練者を必要とするのでその人件費も嵩む
ものであつた。
[考案の目的] そこで、この考案は、上述した点に鑑み、型枠
パネルを量産に適した形状で且つ連結し易い形状
に改良し、誰でも簡単に連結することができ、し
かも、その連結力を強力にして補強材を少なくす
べく案出されたものである。
[考案の概要] この考案の要旨とする処は、面板とこの面板の
周囲に配された断面略方形の周囲補強枠とにてな
り該周囲補強枠における内側の側面にV字状の溝
をそれぞれ周囲補強枠の長手方向に形成したコン
クリート壁体構築用型枠パネルを、このパネル同
士が一直線横列状となるように並べて連結するに
使用される締付け連結具において、平面形状が略
L字状の一辺を摺動枠とし他の一辺の先端に内側
に頂点が向いている略二等辺三角形の挟持爪を形
成した主挟持体と、平面形状が略L字状の一辺を
該主挟持体の摺動枠内に挿入摺動可能な摺動片と
し挿入された際に前記主挟持体の挟持爪と対峙し
て離隔接近可能な挟持爪を他の一辺に形成した副
挟持体と、前記挟持爪同士を所定間隔において接
近させる方向に押圧しながら固定する固定具とか
ら構成し、主挟持体における挟持爪の摺動枠側の
面から摺動枠までの距離、及び副挟持体における
挟持爪の摺動片側の面から摺動片までの距離を、
前記周囲補強枠における面板に対して反対側の面
と該面側に位置する前記V字状の溝の内面との距
離よりも若干短く形成したことに存するものであ
る。
[考案の実施例] 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
すなわち、図に示す符号1は主挟持体であり、
側方から見てU字状で、平面形状がこのU字状の
底部分側を一辺として摺動枠2とする略L字状
で、しかもこの摺動枠2と反対側の他の辺の先端
側面には前記摺動枠2側、つまり、内側に頂点が
向いている略二等辺三角形の挟持爪3を形成した
形状を呈しているものである。
一方、符号4は副挟持体であり、平面形状が略
L字状の一辺を前記摺動枠2内に挿入して摺動可
能な摺動片5とし、他方の辺の先端部側面には摺
動片5側に頂点が向いている略二等辺三角形の挟
持爪6を形成した形状を呈するものである。そし
て、前記摺動枠2に前記摺動片5を挿入して摺動
させると挟持爪3,6同士が対峙して離隔接近す
るものである。第2図乃至第4図で示す副挟持体
4は、挟持爪6とその近傍とに補強枠7を形成し
てあり、こうすることで挟持爪6の幅を挟持爪3
の幅と略同一にすることが可能になり、しかも副
挟持体4自身の強化を図ることができるから、確
実な挟持力が得られるものとなる。また第5図で
示す副挟持体4は、板状材を打抜きし、或いは切
断する等して形成してあり、こうすることで、副
挟持体4の製造コストを大幅に削減することがで
きる。
しかして、第3図に示すように、方形の面板8
の裏面全周に亘つて、断面方形、図示にあつては
角パイプ状の周囲補強枠9を設けると共に、この
周囲補強枠9の長手方向全周に亘つてその内側面
10に断面V字状の溝11を有する2枚の型枠パ
ネル12を、周囲補強枠9同士が隣接するように
配し、型枠パネル12同士を連結すべく前記挟持
爪3,6同士を各型枠パネル12の溝11にそれ
ぞれ掛止めするものであ。その時に主挟持体1の
摺動枠2と、副挟持体4の摺動片5とに細長い長
方形の貫通孔13,14を開穿しておくのである
が、この貫通孔13,14同士は、摺動枠2内に
摺動片5を挿入し前述の如く型枠パネル12の溝
11同士に挟持爪3,6同士を掛止すべく接近さ
せた際に、前記溝11に挟持爪3,6を掛止した
位置で前記貫通孔13,14同士を挟持爪3.6
同士が接近する方向へ更に若干移動すると合致す
べく若干のずれを持たせた位置となるように開穿
する。
第2図及び第3図の摺動枠2は、貫通孔13の
周囲縁部分を摺動枠2の他の部分よりも肉厚に形
成して貫通孔13及び摺動枠2自体を補強したも
のを示してあり、また第5図で示す摺動枠2は、
挟持爪3の後端部分に上下の枠板同士を連結する
補強片26を溶着することで摺動枠2の強化を図
つている。
そこで、この貫通孔13,14同士に略中間部
分まで挿通可能な楔状の固定具15を形成してお
いて、この固定具15を貫通孔13,14同士に
挿入押圧することにより、前記貫通孔13,14
同士の前記若干のずれを楔状の固定具15にて合
致すべく矯正する方向に押圧されるから、挟持爪
3,6同士を前記溝11それぞれ掛止した位置で
更に接近する方向に押圧され型枠パネル12同士
は固定され、そして、固定具15の先端には抜止
めピン16を着脱自在に設けて固定後の固定具1
5の脱落を防止するものである。
又、第4図に示す如く、型枠パネル12の周囲
補強枠9における面板8に対して反対側の面17
と、V字状の溝11における前記面17側の内面
18との距離よりも、前記主挟持体1における挟
持爪3の摺動枠2側の面19から摺動枠2までの
距離、及び副挟持体4における挟持爪6の摺動片
5側の面20から摺動片5までの距離の方を若干
短いように形成する。その結果、前述の如く型枠
パネル12同士を固定した際に、前記溝11の内
面18と各挟持爪3,6の前記それぞれの面1
9,20とによつて、周囲補強枠9における前記
面17を前記摺動枠2及び摺動片5に押圧当接さ
せることができるので、前記挟持爪3の面19か
ら摺動枠2までの距離と挟持爪6の面20から摺
動片5までの距離とを同一とすれば、型枠パネル
12を一直線横列状に連結することができ、これ
を連続的に繰返せば型枠パネル12によつて型枠
パネル壁を形成することができるものである。
[考案の効果] 従つて、方形の面板8の裏面全周に亘つて断面
略方形の周囲補強枠9を設けると共に、この周囲
補強枠9の長手方向全周に亘つてその内側面10
に断面V字状の溝11を有するコンクリート壁体
構築用の型枠パネル12同士を非常に簡単な作業
で容易に、そして強固に連結することができるも
のである。
すなわち、面板8とこの面板8の周囲に配され
た断面略方形の周囲補強枠9とにてなり該周囲補
強枠9における内側の側面10にV字状の溝11
をそれぞれ周囲補強枠9の長手方向に形成したコ
ンクリート壁体構築用型枠パネル12を、このパ
ネル12同士が一直線横列状となるように並べて
連結するに使用される締付け連結具において、平
面形状が略L字状の一辺を摺動枠2とし他の一辺
の先端に内側に頂点が向いている略二等辺三角形
の挟持爪3を形成した主挟持体1と、平面形状が
略L字状の一辺を該主挟持体1の摺動枠2内に挿
入摺動可能な摺動片5とし挿入された際に前記挟
持爪3と対峙して離隔接近可能な挟持爪6を他の
一辺に形成した副挟持体4とから構成したことに
より、前述したV字状の溝11を有する型枠パネ
ル12同士の周囲補強枠9を連結すべく挟持爪
3,6によつて挟持することができる。
そして、前記主挟持体1と、副挟持体4と、前
記挟持爪3,6同士を所定間隔において接近させ
る方向に押圧しながら固定する固定具15とから
構成したことにより、所定間隔を、前述の如く周
囲補強枠9同士を連結すべく挟持爪3によつて挟
持する位置とすれば、前記型枠パネル12同士を
非常に簡単な操作で容易に、しかも強固に連結固
定することができるものである。
その時に、主挟持体1における挟持爪3の摺動
枠2側の面19から摺動枠2までの距離、及び副
挟持体4における挟持爪6の摺動片5側の面20
から摺動片5までの距離を、前記周囲補強枠9に
おける面板8に対して反対側の面17と該面17
側に位置する前記V字状の溝11の内面18との
距離よりも若干短く形成したことにより、前述の
如く型枠パネル12同士を固定した際に、前記溝
11の内面18と各挟持爪3,6の前記それぞれ
の面19,20とによつて、周囲補強枠9におけ
る前記面17を前記摺動枠2及び摺動片5に押圧
当接させることができるので、前記挟持爪3の面
19から摺動枠2までの距離と挟持爪6の面20
から摺動片5までの距離とを同一とすれば、型枠
パネル12を一直線横列状に連結することがで
き、これを連続的に繰返せば型枠パネル12によ
つて型枠パネル壁を形成することができるもので
ある。
以上説明したように、この考案によれば、前述
の如きV字状の溝11を有する型枠パネル12同
士を非常に簡単な操作で容易に、しかも強固に固
定することができるので、コンクリート壁体構築
における型枠パネル組立の際に、補強材を非常に
少なくすることができ、そして、その組立作業は
熟練者を必要とせず誰にでも簡単に行なうことが
でき、コンクリート壁体の構築コストを大幅に削
減することができる等の実用上有益な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の型枠パネル同士の連結状態を示
す要部斜視図、第2図乃至第3図はこの考案の一
実施例を示すもので、第2図は分解斜視図、第3
図は連結状態を示す要部斜視図であり、第4図は
同じく要部平断面図、第5図は他の実施例を示す
分解斜視図である。 1……主挟持体、2……摺動枠、3……挟持
爪、4……副挟持体、5……摺動片、6……挟持
爪、7……補強枠、8……面板、9……周囲補強
枠、10……内側面、11……溝、12……型枠
パネル、13,14……貫通孔、15……固定
具、16……抜止めピン、17……面、18……
内面、19,20……面、21……面板、22…
…補強枠、23……型枠パネル、24……Uクリ
ツプ、25……貫通孔、26……補強片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 面板とこの面板の周囲に配された断面略方形の
    周囲補強枠とにてなり該周囲補強枠における内側
    の側面にV字状の溝をそれぞれ周囲補強枠の長手
    方向に形成したコンクリート壁体構築用型枠パネ
    ルを、このパネル同士が一直線横列状となるよう
    に並べて連結するに使用される締付け連結具にお
    いて、平面形状が略L字状の一辺を摺動枠とし他
    の一辺の先端に内側に頂点が向いている略二等辺
    三角形の挟持爪を形成した主挟持体と、平面形状
    が略L字状の一辺を該主挟持体の摺動枠内に挿入
    摺動可能な摺動片とし挿入された際に前記主挟持
    体の挟持爪と対峙して離隔接近可能な挟持爪を他
    の一辺に形成した副挟持体と、前記挟持爪同士を
    所定間隔において接近させる方向に押圧しながら
    固定する固定具とから構成し、主挟持体における
    挟持爪の摺動枠側の面から摺動枠までの距離、及
    び副挟持体における挟持爪の摺動片側の面から摺
    動片までの距離を、前記周囲補強枠における面板
    に対して反対側の面と該面側に位置する前記V字
    状の溝の内面との距離よりも若干短く形成したこ
    とを特徴とするコンクリート壁体構築用型枠パネ
    ルの締付け連結具。
JP937584U 1984-01-26 1984-01-26 コンクリ−ト壁体構築用型枠パネルの締付け連結具 Granted JPS60121061U (ja)

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