JPH065446Y2 - コンクリート製の床パネルの梁への取付構造 - Google Patents
コンクリート製の床パネルの梁への取付構造Info
- Publication number
- JPH065446Y2 JPH065446Y2 JP8113585U JP8113585U JPH065446Y2 JP H065446 Y2 JPH065446 Y2 JP H065446Y2 JP 8113585 U JP8113585 U JP 8113585U JP 8113585 U JP8113585 U JP 8113585U JP H065446 Y2 JPH065446 Y2 JP H065446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete floor
- floor panel
- connecting piece
- mounting bracket
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、コンクリート製の床パネルの梁への取付構造
に関し、詳しくは、コンクリート製の床パネルを梁に取
付けるのに、施工性を高めようとする技術に係るもので
ある。
に関し、詳しくは、コンクリート製の床パネルを梁に取
付けるのに、施工性を高めようとする技術に係るもので
ある。
床梁間に複数のコンクリートパネルを架設して床を構成
するにあたって、複数のコンクリートパネルを床梁に取
り付ける場合には、従来では床梁に金具を熔接などで固
定し、コンクリートパネルの端部を床梁上に載置してモ
ルタルを固めることによりコンクリートパネルと金具と
を固定し、そして隣接するコンクリートパネル同士を接
続金具等を用いて接続しており、モルタルの養生や接続
金具が複数種必要となって施工性が悪いものであった。
するにあたって、複数のコンクリートパネルを床梁に取
り付ける場合には、従来では床梁に金具を熔接などで固
定し、コンクリートパネルの端部を床梁上に載置してモ
ルタルを固めることによりコンクリートパネルと金具と
を固定し、そして隣接するコンクリートパネル同士を接
続金具等を用いて接続しており、モルタルの養生や接続
金具が複数種必要となって施工性が悪いものであった。
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであって、施工
性を向上させることができるコンクリート製の床パネル
の梁への取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
性を向上させることができるコンクリート製の床パネル
の梁への取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
すなわち、本考案は、厚板状のコンクリート製の床パネ
ル５の梁への取付構造であって、薄板状の連結片１に対
してこれの上部にかつこれと略面一に接続片２を形成す
ると共に連結片１より固着片３を略直交させて側方へ折
曲して取付金具４を形成し、取付金具４の固着片３の上
端を厚板状のコンクリート製の床パネル５の端部下面に
当接させると共に接続片２をコンクリート製の床パネル
５の側面に当接させて固着具８にて固定し、梁６上に複
数のコンクリート製の床パネル５の端部をコンクリート
製の床パネル５の側面同士が対向するように載置して取
付金具４の固着片３を梁６の側面に固着すると共に取付
金具４の連結片１と隣接する他のコンクリート製の床パ
ネル５に取り付けられた取付金具４の連結片１とを連結
具１１にて連結して成るもので、つまり、接続片２を床
パネル５の側面に固着具８にて固定し、接続片２に連結
片１を介して一連に形成されている固着片３を梁に固定
して床パネル５を梁に固定し、このように梁に取付けら
れて隣接するコンクリート製の床パネル５における連結
片１，１同士を連結具１２にて連結することにより上記
目的を達成したものである。
ル５の梁への取付構造であって、薄板状の連結片１に対
してこれの上部にかつこれと略面一に接続片２を形成す
ると共に連結片１より固着片３を略直交させて側方へ折
曲して取付金具４を形成し、取付金具４の固着片３の上
端を厚板状のコンクリート製の床パネル５の端部下面に
当接させると共に接続片２をコンクリート製の床パネル
５の側面に当接させて固着具８にて固定し、梁６上に複
数のコンクリート製の床パネル５の端部をコンクリート
製の床パネル５の側面同士が対向するように載置して取
付金具４の固着片３を梁６の側面に固着すると共に取付
金具４の連結片１と隣接する他のコンクリート製の床パ
ネル５に取り付けられた取付金具４の連結片１とを連結
具１１にて連結して成るもので、つまり、接続片２を床
パネル５の側面に固着具８にて固定し、接続片２に連結
片１を介して一連に形成されている固着片３を梁に固定
して床パネル５を梁に固定し、このように梁に取付けら
れて隣接するコンクリート製の床パネル５における連結
片１，１同士を連結具１２にて連結することにより上記
目的を達成したものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する。第１図
に示すように、取付金具４は矩形上の金属板を切断及び
折曲して形成され、垂直面を有する連結片１の上部に接
続片２を延出すると共に連結片１より固着片３を側方へ
折曲して形成されている。連結片１と固着片３にはそれ
ぞれ接合孔７，７が穿孔され、また接続片２にはコンク
リート釘などの固着具８を通す通孔９が穿孔されてい
る。このようにして形成される取付金具４は第２図に示
すように、コンクリート製の床パネル５の側面の長手方
向の両端部に配設し、固着片３をコンクリート製の床パ
ネル５の下面側に配置した状態で接続片２の通孔９から
コンクリート釘などの固着具８を打ち込んで接続片２を
コンクリート製の床パネル５の側面に固着することによ
り固着されている。
に示すように、取付金具４は矩形上の金属板を切断及び
折曲して形成され、垂直面を有する連結片１の上部に接
続片２を延出すると共に連結片１より固着片３を側方へ
折曲して形成されている。連結片１と固着片３にはそれ
ぞれ接合孔７，７が穿孔され、また接続片２にはコンク
リート釘などの固着具８を通す通孔９が穿孔されてい
る。このようにして形成される取付金具４は第２図に示
すように、コンクリート製の床パネル５の側面の長手方
向の両端部に配設し、固着片３をコンクリート製の床パ
ネル５の下面側に配置した状態で接続片２の通孔９から
コンクリート釘などの固着具８を打ち込んで接続片２を
コンクリート製の床パネル５の側面に固着することによ
り固着されている。
しかして、このコンクリート製の床パネル５を床梁など
梁６に取り付けるにあたっては、第３図及び第４図に示
すように複数枚のコンクリート製の床パネル５の端部を
隣接するコンクリート製の床パネル５の側面同士が対向
するように型鋼等で形成される梁６の上面に載置して取
付金具４の固着片３を梁６のリップ１０に当接させ、固
着片３の接合孔７より通したボルトなどの固定具１２を
梁６の固定孔に通して締め付けることによりコンクリー
ト製の床パネル５を梁６に固定する。そして、このコン
クリート製の床パネル５の取付金具４の連結片１と隣接
する他のコンクリート製の床パネル５に取り付けられた
取付金具４の連結片１の各接合孔７にボルトなどの連結
具１１を通して両連結片１，１を連結し、両コンクリー
ト製の床パネル５，５同士を接続するのである。
梁６に取り付けるにあたっては、第３図及び第４図に示
すように複数枚のコンクリート製の床パネル５の端部を
隣接するコンクリート製の床パネル５の側面同士が対向
するように型鋼等で形成される梁６の上面に載置して取
付金具４の固着片３を梁６のリップ１０に当接させ、固
着片３の接合孔７より通したボルトなどの固定具１２を
梁６の固定孔に通して締め付けることによりコンクリー
ト製の床パネル５を梁６に固定する。そして、このコン
クリート製の床パネル５の取付金具４の連結片１と隣接
する他のコンクリート製の床パネル５に取り付けられた
取付金具４の連結片１の各接合孔７にボルトなどの連結
具１１を通して両連結片１，１を連結し、両コンクリー
ト製の床パネル５，５同士を接続するのである。
上記のように本考案は、薄板状の連結片に対してこれの
上部にかつこれと略面一に接続片を形成すると共に連結
片より固着片を略直交させて側方へ折曲して取付金具を
形成し、取付金具の固着片の上端を厚板状のコンクリー
ト製の床パネルの端部下面に当接させると共に接続片を
コンクリート製の床パネルの側面に当接させて固着具に
て固定し、梁上に複数のコンクリート製の床パネルの端
部をコンクリート製の床パネルの側面同士が対向するよ
うに載置して取付金具の固着片を梁の側面に固着すると
共に取付金具の連結片と隣接する他のコンクリート製の
床パネルに取り付けられた取付金具の連結片とを連結具
にて連結したので、接続片を床パネルの側面に固着具に
て固定し、接続片に連結片を介して一連に形成されてい
る固着片を梁に固定して床パネルを梁に固定し、このよ
うに梁に取付けられて隣接するコンクリート製の床パネ
ルにおける連結片同士を連結具にて連結するから、モル
タルなどを使用することなく、コンクリート製の床パネ
ルを梁に固定することができ、床パネル同士の接続がお
こなえ、かつ連結片同士の連結でコンクリート製の床パ
ネル同士の接続強度を上げることができるものである。
上部にかつこれと略面一に接続片を形成すると共に連結
片より固着片を略直交させて側方へ折曲して取付金具を
形成し、取付金具の固着片の上端を厚板状のコンクリー
ト製の床パネルの端部下面に当接させると共に接続片を
コンクリート製の床パネルの側面に当接させて固着具に
て固定し、梁上に複数のコンクリート製の床パネルの端
部をコンクリート製の床パネルの側面同士が対向するよ
うに載置して取付金具の固着片を梁の側面に固着すると
共に取付金具の連結片と隣接する他のコンクリート製の
床パネルに取り付けられた取付金具の連結片とを連結具
にて連結したので、接続片を床パネルの側面に固着具に
て固定し、接続片に連結片を介して一連に形成されてい
る固着片を梁に固定して床パネルを梁に固定し、このよ
うに梁に取付けられて隣接するコンクリート製の床パネ
ルにおける連結片同士を連結具にて連結するから、モル
タルなどを使用することなく、コンクリート製の床パネ
ルを梁に固定することができ、床パネル同士の接続がお
こなえ、かつ連結片同士の連結でコンクリート製の床パ
ネル同士の接続強度を上げることができるものである。
第１図は本考案一実施例の取付金具の斜視図、第２図は
同上の取付金具をコンクリート製の床パネルに取り付け
る状態を示す斜視図、第３図は同上の要部斜視図、第４
図は同上の要部正面図である。 １は連結片、２は接続片、３は固着片、４は取付金具、
５はコンクリート製の床パネル、６は梁、８は固着具、
１１は連結具である。
同上の取付金具をコンクリート製の床パネルに取り付け
る状態を示す斜視図、第３図は同上の要部斜視図、第４
図は同上の要部正面図である。 １は連結片、２は接続片、３は固着片、４は取付金具、
５はコンクリート製の床パネル、６は梁、８は固着具、
１１は連結具である。
Claims (1)
- 【請求項１】厚板状のコンクリート製の床パネルの梁へ
の取付構造であって、薄板状の連結片に対してこれの上
部にかつこれと略面一に接続片を形成すると共に連結片
より固着片を略直交させて側方へ折曲して取付金具を形
成し、取付金具の固着片の上端を厚板状のコンクリート
製の床パネルの端部下面に当接させると共に接続片をコ
ンクリート製の床パネルの側面に当接させて固着具にて
固定し、梁上に複数のコンクリート製の床パネルの端部
をコンクリート製の床パネルの側面同士が対向するよう
に載置して取付金具の固着片を梁の側面に固着すると共
に取付金具の連結片と隣接する他のコンクリート製の床
パネルに取り付けられた取付金具の連結片とを連結具に
て連結して成るコンクリート製の床パネルの梁への取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113585U JPH065446Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | コンクリート製の床パネルの梁への取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113585U JPH065446Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | コンクリート製の床パネルの梁への取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61197110U JPS61197110U (ja) | 1986-12-09 |
| JPH065446Y2 true JPH065446Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=30627633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113585U Expired - Lifetime JPH065446Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | コンクリート製の床パネルの梁への取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065446Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP8113585U patent/JPH065446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61197110U (ja) | 1986-12-09 |
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