JPH0446435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446435Y2 JPH0446435Y2 JP1434587U JP1434587U JPH0446435Y2 JP H0446435 Y2 JPH0446435 Y2 JP H0446435Y2 JP 1434587 U JP1434587 U JP 1434587U JP 1434587 U JP1434587 U JP 1434587U JP H0446435 Y2 JPH0446435 Y2 JP H0446435Y2
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- JP
- Japan
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- reinforcing bar
- reinforcing bars
- mortar
- joint
- piece
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- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 29
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は堅壁挿入筋工事に使用する先付けプレ
ートに関するもので、労力の軽減と作業効率の向
上を図り、経済的であることを特徴とするもので
ある。
ートに関するもので、労力の軽減と作業効率の向
上を図り、経済的であることを特徴とするもので
ある。
堅壁挿入筋工事は予め構築した鉄骨に軽量コン
クリートパネルを装着し、その間を堅目地挿入鉄
筋で連結固定するもので、第3図示のごとく、直
角に折曲げ形状として水平片10a及び垂直片1
0bを構成した先付けプレート10が多数使用さ
れる。
クリートパネルを装着し、その間を堅目地挿入鉄
筋で連結固定するもので、第3図示のごとく、直
角に折曲げ形状として水平片10a及び垂直片1
0bを構成した先付けプレート10が多数使用さ
れる。
すなわち、鉄骨11の上面に長尺の鋼製アング
ル材12の一辺12aが溶接され、さらに該鋼製
アングル材12を構成する垂直辺12bの外側面
に所定間隔をあけて上記先付けプレート10の垂
直片10bが溶接されるものである。
ル材12の一辺12aが溶接され、さらに該鋼製
アングル材12を構成する垂直辺12bの外側面
に所定間隔をあけて上記先付けプレート10の垂
直片10bが溶接されるものである。
上記従来の先付けプレート10はその水平片1
0aに目地孔13が設けられ、さらに該目地孔1
3に鉄筋14を溶接(点づけ)するボツチ10c
が設けられていた。
0aに目地孔13が設けられ、さらに該目地孔1
3に鉄筋14を溶接(点づけ)するボツチ10c
が設けられていた。
つぎに、軽量コンクリートパネル15,16の
装着の従来例について述べると、第3図示のごと
く、上記目地孔13の両側部に目地空間Sをあけ
て軽量コンクリートパネル15,16が配置さ
れ、目地空間Sの外側部を塞いで上記目地孔13
からモルタル17を注入し、その後、所定長さの
鉄筋14の下半分(上半分は上方に設ける軽量コ
ンクリートパネルの装着に利用される。)をモル
タル17部に埋込んで埋設し、鉄筋14がモルタ
ル17の硬化前に自然沈下しないように鉄筋14
を目地孔13のボツチ10cに溶接Wするもので
あつた。
装着の従来例について述べると、第3図示のごと
く、上記目地孔13の両側部に目地空間Sをあけ
て軽量コンクリートパネル15,16が配置さ
れ、目地空間Sの外側部を塞いで上記目地孔13
からモルタル17を注入し、その後、所定長さの
鉄筋14の下半分(上半分は上方に設ける軽量コ
ンクリートパネルの装着に利用される。)をモル
タル17部に埋込んで埋設し、鉄筋14がモルタ
ル17の硬化前に自然沈下しないように鉄筋14
を目地孔13のボツチ10cに溶接Wするもので
あつた。
上記従来の作業においては鉄筋14とボツチ1
0cとの溶接Wが極めて面倒で手数を要するもの
である。
0cとの溶接Wが極めて面倒で手数を要するもの
である。
すなわち、それらは高所作業となり、さらに溶
接器具の取扱いも面倒であつた。
接器具の取扱いも面倒であつた。
そのため、しばしば自然沈下の可能性の少いモ
ルタル17の硬化直前に鉄筋14の下半分を無理
に埋込む場合があつた。
ルタル17の硬化直前に鉄筋14の下半分を無理
に埋込む場合があつた。
しかしながら、その場合には鉄筋14とモルタ
ル17との接着が不十分となり、さらに鉄筋14
が垂直とならずに不完全に起立させられる場合が
多く、しかもその矯正が困難であつた。
ル17との接着が不十分となり、さらに鉄筋14
が垂直とならずに不完全に起立させられる場合が
多く、しかもその矯正が困難であつた。
本考案は上記のごとき欠点を除去するものであ
る。
る。
本考案は上記問題点を解決するため、水平片に
構成された目地孔に、鉄筋の適合孔を有する舌片
を設けた構成としたものである。
構成された目地孔に、鉄筋の適合孔を有する舌片
を設けた構成としたものである。
本考案では目地孔2に設けられた鉄筋5の適合
凹孔3が鉄筋5の自然沈下を防止するために使用
される。
凹孔3が鉄筋5の自然沈下を防止するために使用
される。
すなわち、鉄筋5の中間部を上記適合凹孔3に
適合させ、鉄筋5の適合凹孔3の上方部にクリツ
プ等の係止具6を固着すればよいものである。
適合させ、鉄筋5の適合凹孔3の上方部にクリツ
プ等の係止具6を固着すればよいものである。
その結果、モルタル17注入後、すぐに鉄筋5
を埋込んでも鉄筋5に固着された係止具6が舌片
4の適合凹孔3に係止し、鉄筋5がモルタル17
中に自然沈下することがないものである。
を埋込んでも鉄筋5に固着された係止具6が舌片
4の適合凹孔3に係止し、鉄筋5がモルタル17
中に自然沈下することがないものである。
したがつて、従来のごとき溶接作業が不要とな
り、労力の軽減と作業効率の向上を図ることがで
き、経済的であるものである。
り、労力の軽減と作業効率の向上を図ることがで
き、経済的であるものである。
さらに、モルタル硬化直前の無理な鉄筋埋込み
等もなくなり、鉄筋5とモルタル17との接着も
完全となり、しかも適合凹孔3が鉄筋5のガイド
となり、適正な位置に鉄筋5を埋設できるもので
ある。
等もなくなり、鉄筋5とモルタル17との接着も
完全となり、しかも適合凹孔3が鉄筋5のガイド
となり、適正な位置に鉄筋5を埋設できるもので
ある。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1
図、第2図に本考案の先付けプレート1が示され
ている。
図、第2図に本考案の先付けプレート1が示され
ている。
すなわち、本考案の先付けプレート1も従来と
同様に水平片1a及び垂直片1bを有し、さらに
水平片1aには目地孔2が構成されている。
同様に水平片1a及び垂直片1bを有し、さらに
水平片1aには目地孔2が構成されている。
しかし、本考案では目地孔2に鉄筋5の適合
孔、図面実施例の場合には適合凹孔3を有する舌
片4が設けられる。なお、適合凹孔3にかえて、
透孔でもよいものである。
孔、図面実施例の場合には適合凹孔3を有する舌
片4が設けられる。なお、適合凹孔3にかえて、
透孔でもよいものである。
すなわち、前記従来のボツチ10cにかえて適
合凹孔3を有する舌片4を設けたものである。
合凹孔3を有する舌片4を設けたものである。
なお、本考案の先付けプレート1も従来と同様
に取付けられる。
に取付けられる。
すなわち、第2図示のごとく、鉄骨11の上面
に長尺の鋼製アングル材12の一辺12aが溶接
され、さらに該鋼製アングル材12を構成する垂
直辺12bの外側面に所定間隔をあけて本考案の
先付けプレート1が溶接されるものである。
に長尺の鋼製アングル材12の一辺12aが溶接
され、さらに該鋼製アングル材12を構成する垂
直辺12bの外側面に所定間隔をあけて本考案の
先付けプレート1が溶接されるものである。
つぎに、上記本考案の先付けプレート1を使用
した軽量コンクリートパネル15,16の装着に
ついて述べると、第2図示のごとく、従来と同様
に上記目地孔2の両側部に目地空間Sをあけて軽
量コンクリートパネル15,16が配置され、目
地空間Sの外側部を塞いで上記目地孔2からモル
タル17を注入される。
した軽量コンクリートパネル15,16の装着に
ついて述べると、第2図示のごとく、従来と同様
に上記目地孔2の両側部に目地空間Sをあけて軽
量コンクリートパネル15,16が配置され、目
地空間Sの外側部を塞いで上記目地孔2からモル
タル17を注入される。
その後中間部に目印等をつけた所定長さの鉄筋
5が目地孔2部あるいは舌片4に構成された適合
凹孔3部に直接差込まれ、その中間部が適合凹孔
3部に適合させられる。
5が目地孔2部あるいは舌片4に構成された適合
凹孔3部に直接差込まれ、その中間部が適合凹孔
3部に適合させられる。
そして、鉄筋5の中間部、すなわち、舌片4の
適合凹孔3上方部に自然沈下を阻止するためのク
リツプ等の係止具6が固着される。
適合凹孔3上方部に自然沈下を阻止するためのク
リツプ等の係止具6が固着される。
その結果、モルタル17は未だ固つていない
が、係止具6が舌片4の適合凹孔3に係止し、鉄
筋5の下降が阻止され、モルタル17中を自然沈
下することがないものである。
が、係止具6が舌片4の適合凹孔3に係止し、鉄
筋5の下降が阻止され、モルタル17中を自然沈
下することがないものである。
なお、上記係止具6としては鉄筋5に係止固定
されるものであればよくクリツプの他、弾性バン
ド、あるいは粘着テープを巻き付けてもよいもの
であり、さらにそれら係止具6は上記のごとく、
作業過程で取付ける他、鉄筋5の中間部に予め取
付けておいてもよいものである。
されるものであればよくクリツプの他、弾性バン
ド、あるいは粘着テープを巻き付けてもよいもの
であり、さらにそれら係止具6は上記のごとく、
作業過程で取付ける他、鉄筋5の中間部に予め取
付けておいてもよいものである。
本考案によれば、鉄筋の自然沈下をワンタツチ
で阻止することができ、労力の軽減と作業効率を
向上を図ることができ、経済的である効果が得ら
れるものである。
で阻止することができ、労力の軽減と作業効率を
向上を図ることができ、経済的である効果が得ら
れるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はその全体斜視図、第2図は使用状態を示す斜視
図、第3図は従来例を示す斜視図である。 1……先付けプレート、1a……水平片、1b
……垂直片、2……目地孔、3……適合凹孔、4
……舌片、5……鉄筋。
はその全体斜視図、第2図は使用状態を示す斜視
図、第3図は従来例を示す斜視図である。 1……先付けプレート、1a……水平片、1b
……垂直片、2……目地孔、3……適合凹孔、4
……舌片、5……鉄筋。
Claims (1)
- 水平片に構成された目地孔に、鉄筋の適合孔を
有する舌片を設けたことを特徴とする堅壁挿入筋
工事用先付けプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1434587U JPH0446435Y2 (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1434587U JPH0446435Y2 (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63122541U JPS63122541U (ja) | 1988-08-09 |
JPH0446435Y2 true JPH0446435Y2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=30804245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1434587U Expired JPH0446435Y2 (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446435Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-03 JP JP1434587U patent/JPH0446435Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63122541U (ja) | 1988-08-09 |
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