JPS6137719Y2 - - Google Patents

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JPS6137719Y2
JPS6137719Y2 JP1981137010U JP13701081U JPS6137719Y2 JP S6137719 Y2 JPS6137719 Y2 JP S6137719Y2 JP 1981137010 U JP1981137010 U JP 1981137010U JP 13701081 U JP13701081 U JP 13701081U JP S6137719 Y2 JPS6137719 Y2 JP S6137719Y2
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JP
Japan
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tightening
girder
plate
rod
opening
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JP1981137010U
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JPS5841857U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、コンクリート用型枠、シヤタリン
グ等を構成する縦梁(ガーダ)と横梁(ガーダ)
とを組合わせる場合に使用する締付け具、とくに
一方のガーダが他方のガーダを貫いて相互のガー
ダを適宜の位置に固定する場合に、ガーダとガー
ダとの間に介在させ、ガーダ相互を押圧して固定
する締付け具に関する。
従来の技術 従来、これらの締付け具としては、くさび形の
金具や、相対向する斜面を有する二つの台形(側
面形状が上面斜面である台形)をボルトとナツト
とによつて序々に近接せしめガーダ同士を押圧し
固定する金具(ウエツジボルト)が知られてい
た。ウエツジボルトとしては例えば意匠登録第
426545号「建設用ウエツジボルト」公報記載のも
のが知られている。そして、ウエツジボルトを用
いて両ガーダを固定する場合は第5図に図示する
ようにおこなうことが知られている。
即ち、31は縦梁として使用するガーダであ
る。ガーダ31の開口部32には横梁となるガー
ダ33を挿入する。34はウエツジボルトであ
る。
ウエツジボルト34は、側面台形からなる2つ
の台形35からなる。台形35の斜面36はガー
ダ31内側方向に向け台形35同士はボルトとナ
ツトで近接及び離隔自在に固定する。台型35の
底部は、ガーダ33の外側に設置する。そこでガ
ーダ31とガーダ33とを固定する場合は台型3
5相互を序々に近接させることでガーダ内側の先
端両角部を斜面で押し上げ、両ガーダを押圧する
ことで固定する。
考案が解決しようとする問題点 しかし、くさび形の金具では、押圧力が弱く、
型枠完成後の安定性が不充分であるという問題点
があつた。また、ウエツジボルトは、台型を要す
るため、形状が比較的複雑であり、プレスで簡単
に製造出来ない等製造に手間と時間がかかり、か
つ台型の体積が大きいため運搬、取り付け、取り
外し時の操作が面倒であるという問題点があつ
た。
問題点を解決するための手段 この考案は、開口部を有するとともに開口部に
は、中央部が突設するとともに両端は折曲して係
止部を形成する縁材を縁材の中央部の突設側を開
口部中心方向に向けるとともに両係止部は開口部
に挿入する他のガーダの挿入方向上に位置付けて
固定するガーダと、ガーダの開口部に挿入する他
のガーダとを位置決め固定する建設用締付け具に
おいて、建設用締付け具は、2枚の締付け板と、
締付け棒と、締付板当接部とを有し締付け板は板
状体の一辺の両端部付近に各々切込みを設け、切
込みによつて形成される中央辺を板状体の一方の
面側に曲折して挿入側ガーダ外側との嵌合辺を形
成し、板状体の嵌合辺の対辺を被挿入側ガーダと
の当接辺とし、当接辺と嵌合辺との間の長さは、
係止部と挿入側ガーダ外側との距離よりも長く
し、かつ板状体の嵌合辺の曲折面側中央部には膨
部を設け、膨部には棒孔を設けてなるとともに、
2枚の締付け板は、膨部を外方に向けて対峙さ
せ、棒孔より径小さらなる締付棒を締付板の棒孔
に貫通し、両当接辺は各々別の係止部に係止する
とともに、両締付板外方側から締付板当接部を締
付棒に固定し、かつ両締付板当接部は可及的に近
接することを特徴とする建設用締付け具を提供す
る。
作 用 締付板の1個を膨部を外方に向け、締付板の棒
孔に締付棒を貫通する。締付板の当接辺を被挿入
側のガーダに固定する縁材の係止部に当接し、嵌
合辺を挿入側のガーダの外側に当接する。次に締
付棒に、他方の締付板を膨部を外方に向けて挿入
し、先に取付けた締付板と同様に当接辺を被挿入
側のガーダの開口部の係止部に当接し、嵌合辺を
挿入側のガーダの外側に当接する。
ついで、締付板当接部を締付板外側から当接す
るように、締付棒に固定、或いは締付棒に予め固
定してある締付板当接部に締付板外側を当接す
る。締付棒は、膨部に設けた棒孔より径小である
ため、締付板の当接辺および嵌合辺は、ある程度
自由に移動可能である。そのため、締付板当接部
の締付けにより締付板は相互に八字形を形成し、
両ガーダは押圧され固定する。しかし、締付板の
膨部が締付板当接部に当接するため、膨部を有さ
ない場合の締付板当接部と締付板との当接面に比
し、当接面は大きくなり、締付板の緩みは生じな
い。
実施例 次に、この考案を実施例図面に基づいて説明す
る。締付け具1は、2つの締付板2,2と締付棒
3とから構成される。締付板2は第1図に示すよ
うに平面略長方形の金属製板状体で形成され、一
辺を嵌合辺4、その対辺を当接辺5として形成す
る。嵌合辺4は、その両端部に嵌合辺4と略直角
に各々切込6を切設する。2つの切込み6によつ
て幅広の中央辺7と2つの端辺8が形成される。
中央辺7は、各々の端辺8に対して側面初角度約
75゜位に折曲し、側面終角度約90゜位となるよう
に中央辺7を曲面状に形成して嵌合辺4を形成す
る。この実施例では折曲した中央辺7を平面形状
は直線状であるが、一つの半円状、または二つの
半円状となるよう形成してもよい。
9は板状中央部に形成する膨部である。膨部9
は第2図に示すように板状体長手方向断面形状に
おいて、嵌合辺4寄りが比較的小半径円、嵌合辺
5寄りが比較的大半径円と成るような扁球面の部
分形状に形成する。10は棒孔であり、膨部9の
嵌合辺4寄り中央に形成し、その孔壁の方向を嵌
合辺折曲の方向と同様に板状体平面に対して角度
約75゜となるような方向に形成する。嵌合辺5は
平面形状略直線状である。3は締付棒であり、棒
孔10の直径よりやや径小に形成する。この実施
例では締付棒3はボルトによつて形成する。3
a,11は締付板当接部であり、この実施例で
は、各々ボルト頭部、ナツトからなり、ナツトか
らなる締付板当接部11は締付棒3に螺合する。
ボルトまたは棒にくさび孔を穿設し、ナツト11
の代わりにくさびを使用してもよい。12は開口
部15を有する縦梁として用いるガーダ、13は
開口部15に挿入固定される横梁として用いるガ
ーダである。14はガーダ12の開口部15に固
着される縁材であり、断面状に形成し、折曲した
端部からなる係止部16を有する。
次に作用を説明すると、締付け具1は締付板2
2個を各々膨部9を外方に向けるように相対向せ
しめ、締付棒3、締付板当接部11によつてガー
ダ12,13間に組み立てる。組み立て順を詳説
すると締付棒3を1の締付板2の棒孔10に挿通
し、締付板2の当接辺5を縁材14の係止部16
に当接し、嵌合辺4の中央辺7をガーダ13に押
接し、両端辺8によつて横梁として用いるガーダ
13を挾する。ガーダ13が丸棒状のものを使用
するときは、中央辺7が平面半円状のものを使用
する。次に締付棒3にもう1つの締付板2を膨部
9を外方向に挿入し、同様に縁材14、横梁とし
て用いるガーダ13に組立て、ナツトからなる締
付板当接部11によつて2つの締付板2を締付
け、ガーダ12,13を押圧せしめる。このとき
棒孔10より、締付棒3の方が径小であるため、
また、締付板2の当接辺5と嵌合辺4との長さ
は、ガーダ12内側とガーダ13の外側との間隔
よりも長いため2つの締付板2は第3図に示すよ
うに八字状となるが、締付棒3の頭部からなる締
付板当接部3aおよびナツトからなる締付板当接
部11が膨部9に略当接予定面全面で当接する。
従つて、膨部9を有さない場合は、締付板当接
部11,3aは予定当接面の一部でしか締付板に
当接しないのに比し締付板2への当接面が大とな
るため締付板2の緩みは生じない。
考案の効果 従つて、この考案では、体積がかさむため場所
をとり製造に手間をとる台形を使用することな
く、プレス加工の容易な板状体を使用するため簡
易な構造でありながら、締付けが確実安定して建
設用締付け具を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
この考案の実施例に係る締付板の平面図、第2図
は第1図のA−A線断面図、第3図はガーダに組
み立てた場合の側面図、第4図は使用状態の斜視
図、第5図は従来例図である。 1……締付け具、2……締付板、3……締付
棒、3a……締付板当接部、4……嵌合辺、5…
…当接辺、6……切込み、7……中央辺、8……
端辺、9……膨部、10……棒孔、11……締付
板当接部、12,13……ガーダ、14……縁
材、15……開口部、16……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口部を有するとともに開口部には、中央部
    が突設するとともに両端は折曲して係止部を形
    成する縁材を縁材の中央部の突設側を開口部中
    心方向に向けるとともに両係止部は開口部に挿
    入する他のガーダの挿入方向上に位置付けて固
    定するガーダと、ガーダの開口部に挿入する他
    のガーダとを位置決め固定する建設用締付け具
    において、建設用締付け具は、2枚の締付け板
    と、締付け棒と、締付板当接部とを有し締付け
    板は板状体の一辺の両端部付近に各々切込みを
    設け、切込みによつて形成される中央辺を板状
    体の一方の面側に曲折して挿入側ガーダ外側と
    の嵌合辺を形成し、板状体の嵌合辺の対辺を被
    挿入側ガーダとの当接辺とし、当接辺と嵌合辺
    との間の長さは、係止部と挿入側ガーダ外側と
    の距離よりも長くし、かつ板状体の嵌合辺の曲
    折面側中央部には膨部を設け、膨部には棒孔を
    設けてなるとともに、2枚の締付け板は、膨部
    を外方に向けて対峙させ、棒孔より径小からな
    る締付棒を両締付板の棒孔に貫通し、両当接辺
    は各々別の係止部に係止するとともに、両締付
    板外方側から締付板当接部を締付棒に固定し、
    かつ両締付板当接部は可及的に近接することを
    特徴とする建設用締付け具。 膨部が断面形状において嵌合辺寄りも当接辺
    寄りの方が大半径円からなる扁球面である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の建設用締付け
    具。 締付棒がボルトであり、締付板当接部がボル
    ト頭部およびナツトである実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載の建設用締付け
    具。
JP13701081U 1981-09-14 1981-09-14 建設用締付け具 Granted JPS5841857U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13701081U JPS5841857U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 建設用締付け具

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JP13701081U JPS5841857U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 建設用締付け具

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Publication Number Publication Date
JPS5841857U JPS5841857U (ja) 1983-03-19
JPS6137719Y2 true JPS6137719Y2 (ja) 1986-10-31

Family

ID=29930309

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JP13701081U Granted JPS5841857U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 建設用締付け具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483574U (ja) * 1971-02-18 1973-01-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483574U (ja) * 1971-02-18 1973-01-17

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JPS5841857U (ja) 1983-03-19

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