JPS632642Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632642Y2 JPS632642Y2 JP1983158916U JP15891683U JPS632642Y2 JP S632642 Y2 JPS632642 Y2 JP S632642Y2 JP 1983158916 U JP1983158916 U JP 1983158916U JP 15891683 U JP15891683 U JP 15891683U JP S632642 Y2 JPS632642 Y2 JP S632642Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- bolt
- auxiliary plate
- coil spring
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は衝突事故により変形した自動車ボデイ
を修正するため該ボデイの一部を挾着するクラン
プに関する。
を修正するため該ボデイの一部を挾着するクラン
プに関する。
従来のクランプとしては例えば実開昭49−
95363号公報に記載の如く、一対の挾持版の上辺
縁に接する各対接面に多数の尖歯を形成し、且つ
中央部に非円形孔を穿設したうえで一方の挾持版
の該非円形孔より締付ボルトを挿通し、他方の挾
持版側でナツトにより螺締めするものが周知であ
る。しかし、これによれば使用のたびごとに締付
ボルトを緩ませて両挾持版を手で開いた後、被挾
持物を挾持片の間に介挿して締付ボルトで挾持せ
ねばならず作業が不安定できわめて困難であると
いう問題点があつた。また挾持版の先端が型状
に角ばつているため例えば自動車ボデイのドア取
付用開口の隅角部のような円弧状部ではクランプ
の当面が少なくなり、確実に挾持できないという
欠点があつた。
95363号公報に記載の如く、一対の挾持版の上辺
縁に接する各対接面に多数の尖歯を形成し、且つ
中央部に非円形孔を穿設したうえで一方の挾持版
の該非円形孔より締付ボルトを挿通し、他方の挾
持版側でナツトにより螺締めするものが周知であ
る。しかし、これによれば使用のたびごとに締付
ボルトを緩ませて両挾持版を手で開いた後、被挾
持物を挾持片の間に介挿して締付ボルトで挾持せ
ねばならず作業が不安定できわめて困難であると
いう問題点があつた。また挾持版の先端が型状
に角ばつているため例えば自動車ボデイのドア取
付用開口の隅角部のような円弧状部ではクランプ
の当面が少なくなり、確実に挾持できないという
欠点があつた。
そこで本考案は以上の問題点を解決して被挾持
物の挾持が容易で確実なクランプの提供を目的と
するものであり、挾持部を形成する基板の先端に
円弧状の丸味をもたせ隆起させると共に、同形状
の補助板を相対抗させて両板をボルトで止着し、
該基板の穿設孔周囲に形成した六角溝に前記ボル
トのボルト頭を嵌入し、基板と補助板間の該ボル
トにコイルバネを介在させ、該コイルバネにより
クランプを開かせる一方で、前記補助板上面に突
出したボルトの先端に螺合したナツトによりクラ
ンプを閉じさせるようにして構成した。
物の挾持が容易で確実なクランプの提供を目的と
するものであり、挾持部を形成する基板の先端に
円弧状の丸味をもたせ隆起させると共に、同形状
の補助板を相対抗させて両板をボルトで止着し、
該基板の穿設孔周囲に形成した六角溝に前記ボル
トのボルト頭を嵌入し、基板と補助板間の該ボル
トにコイルバネを介在させ、該コイルバネにより
クランプを開かせる一方で、前記補助板上面に突
出したボルトの先端に螺合したナツトによりクラ
ンプを閉じさせるようにして構成した。
コイルバネは基板の上面で補助板を支持するだ
けでなく、該補助板を常に上方向に付勢する。こ
のためナツトを緩めればコイルバネの復元力によ
り補助板が上昇してクランプは開く。逆にナツト
を、螺締めすれば前記コイルバネを圧縮しつつ補
助板が押し下げられクランプは閉じる。このとき
コイルバネはナツトの螺締めに対抗する付勢力を
もつためボルトの締結量が大となり、クランプの
挾持が確実となつて被挾持物を強固に保持させ
る。
けでなく、該補助板を常に上方向に付勢する。こ
のためナツトを緩めればコイルバネの復元力によ
り補助板が上昇してクランプは開く。逆にナツト
を、螺締めすれば前記コイルバネを圧縮しつつ補
助板が押し下げられクランプは閉じる。このとき
コイルバネはナツトの螺締めに対抗する付勢力を
もつためボルトの締結量が大となり、クランプの
挾持が確実となつて被挾持物を強固に保持させ
る。
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。1
は先端に円弧状の丸味をもたせた基板で、その円
弧状の先端を円弧に沿つて帯状に隆起して挾持部
2を形成する。3は同じく先端を円弧状の丸味を
もたせて基板1と同形状の挾持部2を形成した半
円盤状の補助板である。該基板1と該補助板3の
挾持部2の隆起上面には全面にわたり楔状滑り止
め4を刻設する。5は基板1と補助板3との挾持
部2が相対向するように止着するボルトで、該ボ
ルト5を挿通する両板には透孔6,6′を設けて
なる。
は先端に円弧状の丸味をもたせた基板で、その円
弧状の先端を円弧に沿つて帯状に隆起して挾持部
2を形成する。3は同じく先端を円弧状の丸味を
もたせて基板1と同形状の挾持部2を形成した半
円盤状の補助板である。該基板1と該補助板3の
挾持部2の隆起上面には全面にわたり楔状滑り止
め4を刻設する。5は基板1と補助板3との挾持
部2が相対向するように止着するボルトで、該ボ
ルト5を挿通する両板には透孔6,6′を設けて
なる。
7はボルト5及びナツト8で基板1と補助板3
とを止着するに、基板1と補助板3との間に介在
させるコイルバネである。該コイルバネ7は両板
1,3を支持しており、常にはその付勢力で補助
板3を上方に押し上げると共に、ボルト5の先端
に螺合したナツト8が該付勢力を制止している。
とを止着するに、基板1と補助板3との間に介在
させるコイルバネである。該コイルバネ7は両板
1,3を支持しており、常にはその付勢力で補助
板3を上方に押し上げると共に、ボルト5の先端
に螺合したナツト8が該付勢力を制止している。
また基板1の外面で前記透孔6の周囲には、ボ
ルト頭9が嵌入する六角溝10が形成される。
ルト頭9が嵌入する六角溝10が形成される。
尚、11は基板1の後端部に設けた係合孔で、
該係合孔11にはU字杆12と通しボルト13か
らなる引掛具14が取付けられる。15は補助板
後端に形成した突起片である。
該係合孔11にはU字杆12と通しボルト13か
らなる引掛具14が取付けられる。15は補助板
後端に形成した突起片である。
このように構成した自動車ボデイ修正用クラン
プは、まずナツト8を緩めるとコイルバネ7の復
元力により補助板3が徐々に上方に付勢され、挾
持部2,2との間に隙間が形成されてクランプが
開く。そして適度な間隔に至つたときに該隙間を
もつて自動車ボデイの所定の挾着個所17に挾持
部2を挾み込んでからナツト8を螺締めする。す
るとコイルバネ7により上方に付勢された補助板
3が逆に押し下げられ、クランプが閉じて行き挾
着個所17を強固に挾み込む。このときナツト8
の螺締め力はコイルバネ7の復元力に比例して大
きくなるため、補助板3を押し下げる力が強くな
りクランプの挾持力も大となる。またコイルバネ
7の付勢力により、ナツト8には摩擦力が加わり
ナツト8の締結には緩みが生ずることもないため
挾持後も一層確実且つ安定した挾持ができる。
プは、まずナツト8を緩めるとコイルバネ7の復
元力により補助板3が徐々に上方に付勢され、挾
持部2,2との間に隙間が形成されてクランプが
開く。そして適度な間隔に至つたときに該隙間を
もつて自動車ボデイの所定の挾着個所17に挾持
部2を挾み込んでからナツト8を螺締めする。す
るとコイルバネ7により上方に付勢された補助板
3が逆に押し下げられ、クランプが閉じて行き挾
着個所17を強固に挾み込む。このときナツト8
の螺締め力はコイルバネ7の復元力に比例して大
きくなるため、補助板3を押し下げる力が強くな
りクランプの挾持力も大となる。またコイルバネ
7の付勢力により、ナツト8には摩擦力が加わり
ナツト8の締結には緩みが生ずることもないため
挾持後も一層確実且つ安定した挾持ができる。
このとき該クランプも挾着個所17と同じく先
端に円弧状の丸味をもたせてあるため第3図のご
とく隅部でも安定固着できる。そして該クランプ
に取付けた引掛具14を介してチエーン16を結
び、該チエーン16の他端にある牽引具(図示せ
ず)で強力に引くことで変形が整形できる。なお
このクランプでは第4図のごとく自動車ボデイの
挾着個所17の先端が膨らんだ形状をなしていて
も挾持部2がこれを包み込むようにして挾持でき
る。またクランプの片面を平らにすべくボルト頭
9を基板1上に形成した六角溝10に嵌入するよ
うにしたのでボルト頭が取付の障害になることな
く効率的な作業を進めることができる。
端に円弧状の丸味をもたせてあるため第3図のご
とく隅部でも安定固着できる。そして該クランプ
に取付けた引掛具14を介してチエーン16を結
び、該チエーン16の他端にある牽引具(図示せ
ず)で強力に引くことで変形が整形できる。なお
このクランプでは第4図のごとく自動車ボデイの
挾着個所17の先端が膨らんだ形状をなしていて
も挾持部2がこれを包み込むようにして挾持でき
る。またクランプの片面を平らにすべくボルト頭
9を基板1上に形成した六角溝10に嵌入するよ
うにしたのでボルト頭が取付の障害になることな
く効率的な作業を進めることができる。
以上に述べた如く、本考案によれば補助板と基
板との間において両者を止着するボルトにコイル
バネを介在させ、ナツトにより該コイルバネを制
御することとしたため、クランプによる被挾持物
の挾持がきわめて容易且つ確実にできる。さらに
は円弧状隅部のような固定が難しい場所にも確実
に取付けられ、該クランプが外れるおそれもない
ため引張力を強化し得て自動車ボデイの修正作業
の効率を著しく高めることができるという利点を
有する。
板との間において両者を止着するボルトにコイル
バネを介在させ、ナツトにより該コイルバネを制
御することとしたため、クランプによる被挾持物
の挾持がきわめて容易且つ確実にできる。さらに
は円弧状隅部のような固定が難しい場所にも確実
に取付けられ、該クランプが外れるおそれもない
ため引張力を強化し得て自動車ボデイの修正作業
の効率を著しく高めることができるという利点を
有する。
図面は本考案に係る実施例を示したものであり
第1図は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は
使用状態図、第4図は第3図のA−A線要部断面
図、第5図は他の実施例を示すものである。 1……基板、2……挾持部、3……補助板、4
……楔状滑り止め、5……ボルト、6,6′……
透孔、7……コイルバネ、9……ボルト頭、10
……六角溝。
第1図は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は
使用状態図、第4図は第3図のA−A線要部断面
図、第5図は他の実施例を示すものである。 1……基板、2……挾持部、3……補助板、4
……楔状滑り止め、5……ボルト、6,6′……
透孔、7……コイルバネ、9……ボルト頭、10
……六角溝。
Claims (1)
- 先端を円弧状の丸味をもたせ隆起してなる挾持
部を形成した基板と、同形状の挾持部を形成して
なる補助板とが、挾持部を相対向させて該両板に
開設した穿設孔にボルトを挿通し止着され、前記
挾持部の当接面に楔状滑り止めを形成した自動車
ボデイ修正用クランプであつて、基板の穿設孔周
囲に形成した六角溝に前記ボルトのボルト頭を嵌
入し、基板と補助板間の該ボルトにコイルバネを
介在させ、該コイルバネによりクランプを開かせ
る一方で、前記補助板上面に突出したボルトの先
端に螺合したナツトによりクランプを閉じさせる
ようにしたことを特徴とする自動車ボデイ修正用
クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15891683U JPS6065406U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 自動車ボデイ修正用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15891683U JPS6065406U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 自動車ボデイ修正用クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6065406U JPS6065406U (ja) | 1985-05-09 |
JPS632642Y2 true JPS632642Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=30349970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15891683U Granted JPS6065406U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 自動車ボデイ修正用クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6065406U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2531065Y2 (ja) * | 1989-05-08 | 1997-04-02 | 隆三 山下 | 自動車車枠の懸架装置取付部分矯正用の矯正具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944683U (ja) * | 1972-07-20 | 1974-04-19 | ||
JPS4948487B2 (ja) * | 1972-05-25 | 1974-12-21 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948487U (ja) * | 1972-08-03 | 1974-04-27 | ||
JPS536784Y2 (ja) * | 1972-12-13 | 1978-02-21 |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP15891683U patent/JPS6065406U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948487B2 (ja) * | 1972-05-25 | 1974-12-21 | ||
JPS4944683U (ja) * | 1972-07-20 | 1974-04-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6065406U (ja) | 1985-05-09 |
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