JPS5846248Y2 - 吊杆部材の連結金具 - Google Patents

吊杆部材の連結金具

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JPS5846248Y2
JPS5846248Y2 JP1979007915U JP791579U JPS5846248Y2 JP S5846248 Y2 JPS5846248 Y2 JP S5846248Y2 JP 1979007915 U JP1979007915 U JP 1979007915U JP 791579 U JP791579 U JP 791579U JP S5846248 Y2 JPS5846248 Y2 JP S5846248Y2
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JP
Japan
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hanging rod
main body
hanging
mounting body
rod member
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979007915U
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English (en)
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JPS55106706U (ja
Inventor
正明 熊倉
政夫 菅谷
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は吊杆部材の連結金具に係り、ビル、建物等の
建築構造物で各種の配線、配管工事を行なうに際し、各
種器材を吊下支持するための吊ボルトの如き吊杆部材を
形鋼その他に取付けるもので、しかも強度的に堅牢で大
きな荷重に耐え得るようにした吊杆部材の連結金具に関
するものである。
従来、配線、配管用の各種器具、部材を設置するとき、
建築構枠部材である形鋼その他から吊下支持された吊ボ
ルトの如き吊杆部材を利用して行なうに際し、これらの
形鋼その他に吊杆部材を取付けるには、適宜肉厚の鋼板
材料にて切抜き、折曲形成された吊り金具を用いていた
例えば、実公昭47−5683号公報、実公昭47−1
1429号公報、実公昭47−26539号公報、実公
昭48−8120号公報、実公昭49 15430号公
報等であり、これらはいずれも鋼板材料のプレス成形品
であるため、前記各種器材の荷重に耐え得ない場合があ
り、その強度上使用範囲が限定されていたものであった
そこでこの考案は、叙上のような従来存した欠点に鑑み
案出されたもので、本体前部上下に相対峙して突設させ
た1対の挟持盤にて挾み口を形威し、この挾持盤のいず
れか一方に締付ネジを進退自在に外方からねじ止めする
と共に、本体背部上下のいずれか一端に隆設した取付体
に、吊ボルトの如き吊杆部材を垂下状に直接挿通連結さ
せる直接連結孔を上下方向に沿って穿設形成し、また、
本体背部左右に相対峙して、かつ取付体と連設した状態
で突設させた1対の支持盤に、吊杆部材を連結支持する
断面溝形に形成された支持部材の両側壁とともに本体の
左右方向でピン材を貫挿させる間接連結孔を穿設形成し
、これら本体、挟持盤、取付体、支持盤をダイカストに
て一体成型したことにより、垂下状に支持する各種器材
による引張方向での耐荷重性に優れた吊杆部材の連結金
具の開発に成功したものである。
以下図面を参照してこの考案の実施例を説明すると次の
通りである。
図において示される符号1は金具本体であり、その前部
上下に相対峙して突設させた1対の挟持盤2A、2Bに
て挾み口3を形成し、この挾持盤2A、2Bのいずれか
一方2A(2B)に締付ネジ4を進退自在に外方からね
じ止めしである。
そして、その全体側面は前方が開口されているコ字形を
呈し、締付ネジ4は、挾み口3内に挾まれたH形鋼、L
形鋼その他の形鋼S面に鞘喰い込み状に圧入する窪み先
4Aが先端に形成されており、挾持盤2A外側からねじ
止めされている。
本体1背部上下のいずれか一端には、吊ボルトの如き吊
杆部材Bを直接に垂下状に連結する取付体5が隆設され
ており、この取付体5自体は図示の如く本体1に対し前
記一方の挟持盤2Aと対称させて設げてあり、吊杆部材
Bにて吊下される各種器材(図示せず)の荷重に充分耐
え得るような大きさ、肉厚に形式されている。
吊杆部材Bを直接に連結するには、取付体5にその上下
方向に沿って貫通されるネジ孔の如き直接連結孔6を穿
設形成してこれ6に吊杆部材Bをねじ止めするものであ
る(第1図及び第2図参照)。
また、本体1背部左右に相対峙して、取付体5と連設し
た状態で突設させたl対の支持盤12A。
12Bに、適当な支持部材8,14を介して吊杆部材B
を間接に連結させるようにしである。
すなわち、吊杆部材Bを連結支持する断面溝形に形成さ
れた支持部材8,14の両側部とともにピン材9.15
が貫挿される間接連結孔13を支持盤12A、12Bに
穿設形成したものである。
支持盤12A、12B自体は、図示の如く本体1背部に
おける前記他方の挟持盤2Bがわから後方へ、かつ取付
体5上方へ突出されているよう設けられ、換言すれば、
互いの支持盤12A 、12B相互の間及び取付体5上
方に空間が形成されているのである。
そして、間接連結孔13は、支持盤12A。12Bの適
位置、例えばその隅部位に、あるいは中央部位に設けら
れる。
第3図及び第4図に示された支持部材8は、側面略U字
形、コ字形等の溝形に折曲されており、両側壁自由端近
傍に穿設された挿通孔7と前記間接連結孔13とに挿通
させたピン材9にて前後方向へ摺動自在となるように連
結されると共に、支持部材8底壁に穿設した長孔10に
、必要に応じ断面略半円形の摺動案内部材11を介在さ
せて吊杆部材Bをねじ止めするものである。
このように、摺動案内部材11を介在させることにより
、吊杆部材Bを前後、更には左右方向で摺動調整するこ
とができ、直上、斜上方からの各種器材の吊下が可能と
なる利点がある。
第5図及び第6図に示された支持部材14は、この考案
金具を1対にして使用し、所定の形鋼Sに対向せしめて
取付配置した後、それらの間に横架状に連結される吊下
形式のそれであり、断面コ字形に形成されていス、両側
壁両端に穿設した挿通孔7と前記間接連結孔13とにピ
ン材15を貫挿することで取付げられる。
そして、吊杆部材Bは、支持部材14の略中央部に適宜
ねじ止めされるようになっており、こうすることで、特
に、大荷重の各種器材を安定的に支持する場合には好適
なものとなる。
このように、吊杆部材Bを介して吊下される各種器材の
種々の状態、状況その他によって、使用形態の選択は自
由なものとなっている。
そして、これら本体1、挟持盤2A、2B、取付体5、
支持盤12A、12Bは、一体に成型され、所定の金型
を使用して鋳込み、ダイカスト等の手段によって成型さ
れている。
次にこれが使用を説明すると、挾み口3にて所定の形鋼
Sその他に挾みセットし、締付ネジ4をねじ込みその先
端を形鋼S面に正比させることにより取付け、次いで取
付体5に吊杆部材Bを直接にあるいは支持盤12A、1
2Bに取付けた支持部材8.14を介して間接に連結さ
せるのであり、との吊杆部材Bに各種器材、例えば野縁
、配線ボックス類、ケーブルラック等を吊下すればよい
ものである。
したがって、本体1と一体成型で突設した1対の挟持盤
2A 、2Bによる挾み口3にて形鋼Sに挾み込まれ、
また本体1と一体成型で隆設された取付体5あるいは同
じく本体1と一体成型で突設された1対の支持盤12A
、12Bを介して直接にあるいは間接に吊杆部材Bを
連結させるから、各種器材の荷重その他によって歪形す
ることなくこれに充分耐えることができ、従来のプレス
成型品に比較して相当な荷重でもこれを吊下支持するこ
とができる。
また、取付体5は吊杆部材Bを直接に連結させる直接連
結孔6にてねじ止め取付けるものであるから、最も簡単
に連結できると共に、作業性も良好でその能率を大きく
向上させることが可能となり、しかも強固な連結が可能
である。
本体1背部には、隆設した取付体5、更には突設した1
対の支持盤12A、12Bがあり、取付体5の直接連結
孔6を利用して吊杆部材Bを直接連結するとしても、支
持盤12A、12Bが左右に相対峙して設けられている
ことと相俟ち、吊杆部材B上端は取付体5上方の支持盤
12A 、 12B相互間にある空間に外出され、その
貫挿に邪魔にならず、作業上便利であると共に、上端部
分を外部から保護できる利点もある。
そればかりでなく、1対の支持盤12A、12Bに間接
連結孔13が穿設形成されているから、これ13を利用
して、間接に連結されるよう、例えば第3図及び第4図
に示す如く支持部材8、ピン材9、揺動案内部材11に
て、また、第5図及び第6図に示す如くこの考案金具1
対と支持部材14とにより吊杆部材Bを強固に連結する
ことができ、現場の状況その他に応じ使用形態は任意に
選択できる利点がある。
特に、本体1背部に隆設されている取付体5に連設した
状態で本体1背部左右に1対の支持盤12A、12Bを
突設させであるから、取付体5に垂下状に直接連結され
る吊杆部材Bによる荷重の支持では支持盤12A、12
Bがこれを補強することで、また、支持盤12A、12
Bに間接連結される吊杆部材Bによる荷重の支持では取
付体5がこれを補強することで夫々しっかりと支持する
のであり、引張力向での荷重が負荷されても歪形するこ
とがなく、そのため極めて安定したものとなっている。
そればかりでなく、直接に連結する場合はそれに使用さ
れる直接連結孔6が本体1の上下方向に沿って穿設され
ているから、本体1自体にて挾み止めしたときでの形鋼
Sに対しての締付ネジ4による固定方向と合致し、垂下
状での荷重支持が一層安定し、引張荷重に対しての耐久
性に非常に優れていると共に、直接連結孔6を利用して
吊杆部材Bを直接連結することにより連結用の部材の使
用が少なくて済み作業の迅速化に寄与する利点もある。
更には、本体1、挟持盤2A、2B、取付体5、支持盤
12A 、12Bはダイカストにて一体成型されるから
、簡単に製造でき、しかも従来のようなプレス底型によ
らないから大量生産に適し、安価に提供することができ
る。
以上説明したようにこの考案によれば、ビル、建物等の
建築構造物で各種の配線、配管を行なうときの各種器材
の吊下支持に使用される吊ボルトの如き吊杆部材を、形
鋼その他に堅固に連結させることができ、しかも各部が
一体化された構造であるため大きな荷重に耐えられ、し
かもダイカスト成型により簡単に製造できる等構成簡単
安価である等の実用上極めて優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は使用状態の一部切欠正面図、第3図は他
の使用状態の正面図、第4図はその一部切欠側面図、第
5図は更に他の使用状態における一部切欠正面図、第6
図はその側面図である。 B・・・・・・吊杆部材、S・・・・・・形鋼、1・・
・・・・本体、2A、2B・・・・・・挾持盤、3・・
・・・・挾み口、4・・・・・・締付ネジ、5・・・・
・・取付体、6・・・・・・直接連結孔、7・・・・・
・挿通孔、8・・・・・・支持部材、9・・・・・・ピ
ン材、10・・・・・・長孔、11・・・・・・揺動案
内部材、12A 、12B・・・・・・支持盤、13・
・・・・・間接連結孔、14・・・・・・支持部材、1
5・・・・・・ピン材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体前部上下に相対峙して突設させた1対の挟持盤にて
    挾み口を形成し、この挟持盤のいずれか一方に締付ネジ
    を進退自在に外方からねじ止めすると共に、本体背部上
    下のいずれか一端に隆設した取付体に、吊ボルトの如き
    吊杆部材を垂下状に直接挿通連結させる直接連結孔を上
    下方向に沿って穿設形成し、また、本体背部左右に相対
    峙してかつ取付体と連設した状態で突設させた1対の支
    持盤に、吊杆部材を連結支持する断面溝形に形成された
    支持部材の両側壁とともに本体の左右方向でピン材を貫
    挿させる間接連結孔を穿設形成し、これら本体、挾持盤
    、取付体、支持盤をダイカストにて一体成型したことを
    特徴とする吊杆部材の連結金具。
JP1979007915U 1979-01-24 1979-01-24 吊杆部材の連結金具 Expired JPS5846248Y2 (ja)

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JPS55106706U JPS55106706U (ja) 1980-07-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504921U (ja) * 1973-05-18 1975-01-20

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