JPH0234535Y2 - - Google Patents

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JPH0234535Y2
JPH0234535Y2 JP1985084727U JP8472785U JPH0234535Y2 JP H0234535 Y2 JPH0234535 Y2 JP H0234535Y2 JP 1985084727 U JP1985084727 U JP 1985084727U JP 8472785 U JP8472785 U JP 8472785U JP H0234535 Y2 JPH0234535 Y2 JP H0234535Y2
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rod member
upper wall
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は管材、吊杆部材兼用支持金具に係
り、ビル、工場その他において、電線管、ガス
管、水道管等の管材や、電設部材、空調部材、防
災部材等を吊持する吊ボルトの如き吊杆部材を所
定の形鋼、特に肉厚な形鋼に支持固定させるのに
好適なるようにした管材、吊杆部材兼用支持金具
に関するものである。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来、各種管材を建築造営材としての各種形鋼
に支持固定する場合には、例えば、実開昭53−
22333号公報に示されるように、箱型に形成する
と共に開口側中央にコ字状の鉄骨嵌合口を設け、
該嵌合口を鉄骨に嵌合し、下部よりボルトで締め
付け固定する支持金具本体と、背面部に座部を形
成したリングバンドの両先端を嘴状に係合させ、
該係合部をボルト等により締め付けるように構成
され、座部を支持金具本体の正面又は上面に取り
付ける配管抱持具と、複数条のネジ山を設けた取
付ボルトとより成り、前記配管抱持具の座部には
ボルト挿入孔を穿設し、前記支持金具本体の正面
及び上面には、前記取付ボルトの係合孔を穿設
し、該係合孔の周縁にはネジ山係合用の切欠部を
前記取付ボルトのネジ山と対応して複数個形成す
ると共に前記取付ボルトは、前記係合孔の周縁と
係合させるべく、そのピツチを定めた支持金具が
用いられていた。
また、実公昭58−46248号公報に示されるよう
に、本体前部上下に相対峙して突設させた一対の
挾持盤にて挾み口を形成し、この挾持盤のいがれ
か一方に締付ネジを進退自在に外方からねじ止め
すると共に、本体背部上下のいずれか一端に降設
した取付体に、吊ボルトの如き吊杆部材を垂下状
に直接挿通連結させる直接連結孔を上下方向に沿
つて穿設形成し、また、本体背部左右に相対峙し
て、かつ取付体と連設した状態で突設させた一対
の支持盤に、吊杆部材を連結支持する断面溝形に
形成された支持部材の両側壁とともに本体の左右
方向でピン材を貫挿させる間接連結孔を穿設形成
し、これら本体、挾持盤、取付体、支持盤をダイ
カストにて一体成型した支持金具も用いられてい
た。
しかしながら、実開昭53−22333号公報に示さ
れる支持金具では、支持金具自体に吊杆部材を貫
挿固定させる貫挿孔が穿設されていないことか
ら、この支持金具で各種の配管を支持することは
できるものの、吊杆部材を貫挿固定することがで
きず、吊杆部材を固定するためには別個の金具を
用意する必要があり、吊杆部材の固定作業が非常
に面倒であつた。
また、実公昭58−46248号公報に示される支持
金具では、取付体に、吊ボルトの如き吊杆部材を
垂下状に直接挿通連結させる直接連結孔を上下方
向に沿つて穿設形成しているものの、管材を支持
する管支持具を係合装着させる係合支持孔が穿設
されていないことから、この支持金具では、各種
の配管を支持することができなかつた。その結
果、各種の配管を支持するためには、別個の金具
を用意する必要があり、各種配管の固定作業が非
常に面倒であると共に、管材の支持、各種部材の
吊持それぞれのために、別個の金具を作成するの
も無駄が多く、金具の製造コストも高くなり易か
つた。
[考案の目的] そこで、この考案は叙上のような従来存した欠
点を解消すべく案出されたものであり、管材支持
用の管支持具と、吊杆部材とを纒めて装着固定で
き、特に、管支持具を介して支持される管材は複
数のそれを可能とし、また、肉厚な形鋼に対して
の支持に好適なるようにした管材、吊杆部材兼用
支持金具を提供することを目的とするものであ
る。
[考案の概要] 上述した目的を達成するため、この考案にあつ
ては、所定の形鋼を挾持すべく相対峙した上壁、
下壁相互間に、止着手段を介して、断面略溝形に
形成された支持側壁を止着固定すると共に、先端
が形鋼面に圧止される取付ネジを上壁、下壁いず
れかの外方から進退自在にねじ込み、支持側壁に
は、管材を支持する管支持具を係合装着させる複
数の係合支持孔を穿設し、上壁、下壁には、吊杆
部材を貫挿固定させる貫通孔を支持側壁がわでの
上下方向で合致した位置で開穿したことに存し、
こうすることで、複数の管材の支持、吊杆部材の
吊持を同時に可能とし、しかも、肉厚な形鋼への
装着に好適なるものとすることに成功したもので
ある。
[考案の実施例] 以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
すると次の通りである。
本考案は、第4図において示されるように、例
えば建築造営材として使用されるH形鋼、I形
鋼、山形鋼等の所定の形鋼Sを挾持すべく相対峙
した上壁1、下壁2と、この上壁1、下壁2を中
間部9にて連繋して成る金具本体を有する。ま
た、本考案は、金具本体と、上壁1、下壁2相互
間に止着手段10を介して止着固定される断面略
溝形に形成された支持側壁3を組立自在としてい
る。すなわち、断面略溝形に形成された支持側壁
3を、止着手段10を介して上壁1、下壁2相互
間に止着固定したのであり、図示のように、中間
部9及び支持側壁3の側部上下夫々に合致して穿
設した透孔に貫挿されるボルト、このボルトに締
結されるナツトから成る止着手段10によつて、
支持側壁3は止着固定される。
また、上壁1あるいは下壁2のいずれかには、
その外方から取付ネジ4が進退自在にねじ込まれ
ており、上壁1、下壁2にて挾み込む形鋼S表面
に取付ネジ4先端を圧止するよう取付ネジ4を回
動前進させることで、これに対向する下壁2ある
いは上壁1の内縁面を形鋼S面に圧接し、挾着固
定するようになつている。この際、形鋼S面に圧
接される下壁2あるいは上壁1内縁面を外方へ翼
状に折曲して、挾着安定性を向上させてある。
第1図乃至第3図は本考案についての他の実施
例を示し、上壁1、下壁2、支持側壁3を断面略
溝形にして、全体を一体形成しており、その内側
を互いに内方に向け、全体強度の堅牢性を図つて
ある。この場合、形鋼S面に圧接される下壁2あ
るいは上壁1内縁面を鋸歯状にして(第1図乃至
第3図参照)、挾着安定性を向上させてある。
そして、支持側壁3には、その背面部に、電線
管、ガス管、水道管の如き各種の管材Pを支持す
る管支持具5を係合装着させる複数の係合支持孔
6が穿設されている。この係合支持孔6は、支持
側壁3において上下方向で例えば等間隔で3個に
して設けられるも、その配列、個数はこれに限定
されず、必要に応じ、下壁2にも係合支持孔6が
穿設されることがある。また、管支持具5は、図
示の如く、管材Pを挾着する円弧状の挾持部の後
端に、係合支持孔6内縁に係合する係合部を、ま
た、挾持部の前端に、ボルト、ナツトにてねじ止
めされる締結部を夫々設けて成るものに限らず、
公知のものの装着が可能である。
更に、上壁1、下壁2には、電設部材、空調部
材、防災部材その他を吊持させる吊ボルトの如き
吊杆部材Bを貫挿固定させる貫挿孔7を支持側壁
3がわでの上下方向で合致した位置で開穿してあ
る。この貫挿孔7の開穿位置は、第3図に示すよ
うに、支持側壁3内に前記管支持具5の係合部が
係合装入されていてもこれに吊杆部材Bが衝接し
ないようにして設けられ、同時使用の際に互いに
邪魔にならないようにしてある。この貫挿孔7に
吊杆部材Bを固定するには、第3図に示すよう
に、上壁1、下壁2夫々に貫挿した吊杆部材Bに
対し上壁1、下壁2外側面夫々に圧止するナツト
8を吊杆部材Bにねじ止めすることで行なわれ
る。また、吊杆部材Bを介して吊持される各種部
材は、通常、荷重が大であることから、第3図に
示すように、取付ネジ4は形鋼S下面に対し下方
からねじ止め圧止され、上壁1あるいは下壁2内
縁面が形鋼S上面に圧接されるようにして使用さ
れる。
[考案の効果] 本考案によれば、吊杆部材Bのみを挾持すべく
上壁1、下壁2、中間部9から成る本体が形鋼S
に固定使用されている場合において、これに、別
体組合せ式の支持側壁3を止着手段10を介して
止着固定することで、所定の管材Pを支持させる
ことができ、使用の自在性を図ることが可能であ
る。
また、所定の形鋼Sに、取付ネジ4のねじ止め
挾着によつて固定されることで、支持側壁3の係
合支持孔6に係合装着される管支持具5を介して
複数の管材Pを支持できると同時に、貫挿孔7に
貫挿固定される吊杆部材Bによつて各種部材を吊
持でき、これは管材Pあるいは吊杆部材Bのいず
れか一方のみ、更に両者P,Bの同時支持でも可
能なるものであり、それゆえ、夫々を支持するた
めの金具を別個に用意し、取付ける必要がなく、
作業性の向上を図り、また、肉厚な形鋼Sへの挾
着固定が可能であり、確実な支持を図ることがで
きる。
すなわち、支持側壁3には、管材Pを支持する
管支持具5を係合装着させる複数の係合支持孔6
を穿設してあるから、複数本の管材Pを平行状態
で支持でき、また、複数の係合支持孔6の穿設は
支持側壁3を長く形成することにもなり、その結
果、上壁1、下壁2相互の間隔を大きくするか
ら、肉厚な形鋼Sに対しての挾着取付けに適した
ものとなる。
更に、上壁1、下壁2には、吊杆部材Bを貫挿
固定させる貫通孔7を支持側壁3がわでの上下方
向で合致した位置で開穿してあるから、吊杆部材
Bは上壁1、下壁2の上下方向に沿つて配置さ
れ、吊持している各種部材の荷重を十分に支持
し、その支持安定性は強固である。
以上説明したように、この考案によれば、複数
の管材、吊杆部材を肉厚な形鋼に支持固定でき、
また、両者を兼用して支持できることで無駄がな
く、作業性に優れると共に、構成簡単で安価に提
供できる等の実用上極めて有益な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は使用状態の一例における一部切
欠側面図、第3図は断面図、第4図は分解斜視図
である。 S……形鋼、P……管材、B……吊杆部材、1
……上壁、2……下壁、3……支持側壁、4……
取付ネジ、5……管支持具、6……係合支持孔、
7……貫通孔、8……ナツト、9……中間部、1
0……止着手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定の形鋼を挾持すべく相対峙した上壁、下
    壁相互間に、止着手段を介して、断面略溝形に
    形成された支持側壁を止着固定すると共に、先
    端が形鋼面に圧止される取付ネジを上壁、下壁
    いずれかの外方から進退自在にねじ込み、支持
    側壁には、管材を支持する管支持具を係合装着
    させる複数の係合支持孔を穿設し、上壁、下壁
    には、吊杆部材を貫挿固定させる貫挿孔を支持
    側壁がわでの上下方向で合致した位置で開穿し
    たことを特徴とする管材、吊杆部材兼用支持金
    具。 2 上壁、下壁、支持側壁は断面略溝形で、一体
    形成されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の管材、吊杆部材兼用支持金具。
JP1985084727U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0234535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985084727U JPH0234535Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP1985084727U JPH0234535Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JPS61200974U JPS61200974U (ja) 1986-12-16
JPH0234535Y2 true JPH0234535Y2 (ja) 1990-09-17

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JP1985084727U Expired JPH0234535Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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