JPS6116329Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116329Y2 JPS6116329Y2 JP12048779U JP12048779U JPS6116329Y2 JP S6116329 Y2 JPS6116329 Y2 JP S6116329Y2 JP 12048779 U JP12048779 U JP 12048779U JP 12048779 U JP12048779 U JP 12048779U JP S6116329 Y2 JPS6116329 Y2 JP S6116329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- hanging
- mounting hole
- vibration isolating
- rubber block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 29
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
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- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物構造体から吊下げた物体への構造
体から振動を遮断するために、特に建物構造体の
軽量天井に使用するための防振吊具に関するもの
である。
体から振動を遮断するために、特に建物構造体の
軽量天井に使用するための防振吊具に関するもの
である。
従来、一般に使用されている軽量天井の防振吊
具は、第1図に示すように、吊ボルト、防振ゴム
取付筐および野縁受ハンガーから構成され、締結
部分としては、吊ボルトと防振ゴムブロツクの下
底取付部、防振ゴム取付筐と野縁受ハンガーを連
結するボルトの両端部と、計3個所あり、防振吊
具の取付個数も多く且つ狭い天井裏における取付
施工に対し甚だしく施工性を阻害していた。
具は、第1図に示すように、吊ボルト、防振ゴム
取付筐および野縁受ハンガーから構成され、締結
部分としては、吊ボルトと防振ゴムブロツクの下
底取付部、防振ゴム取付筐と野縁受ハンガーを連
結するボルトの両端部と、計3個所あり、防振吊
具の取付個数も多く且つ狭い天井裏における取付
施工に対し甚だしく施工性を阻害していた。
考案者は、吊下金具の構造機能を考究した結果
野縁受ハンガーと防振ゴム取付筐を一体に構成で
き、防振ゴム取付についても容易確実な方法を考
案し、本願考案を完成するに至つた。
野縁受ハンガーと防振ゴム取付筐を一体に構成で
き、防振ゴム取付についても容易確実な方法を考
案し、本願考案を完成するに至つた。
本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第
2図は軽量天井用の防振吊具の側面図で、鋼板よ
り形成され、吊ボルト1は吊金具2に取付けられ
た防振ゴムブロツク3の中心を貫通し、下端をナ
ツト締めして構造体からの振動を防振ゴムで遮断
し、吊金具2に伝達しないようにしている。吊金
具2の下部はU字形に折曲して懸垂部5を形成し
野縁受6を懸垂部5内に収容し吊上げる、懸垂部
の内底面幅の野縁受の幅と等しく、野縁受とU字
形の懸垂部5がずれて動かないようにしている。
勿論、この両者を点溶接やビス止め等で固着して
も良い。吊金具の板体は野縁受部より上方外側に
屈折し、さらに内側に屈折し垂直となり、次いで
上方で内側に水平に屈折し防振ゴム取付部7を形
成している。この中間部分の屈曲は、吊ボルトの
張力が野縁受に垂直に作用するようにするための
ものである。
2図は軽量天井用の防振吊具の側面図で、鋼板よ
り形成され、吊ボルト1は吊金具2に取付けられ
た防振ゴムブロツク3の中心を貫通し、下端をナ
ツト締めして構造体からの振動を防振ゴムで遮断
し、吊金具2に伝達しないようにしている。吊金
具2の下部はU字形に折曲して懸垂部5を形成し
野縁受6を懸垂部5内に収容し吊上げる、懸垂部
の内底面幅の野縁受の幅と等しく、野縁受とU字
形の懸垂部5がずれて動かないようにしている。
勿論、この両者を点溶接やビス止め等で固着して
も良い。吊金具の板体は野縁受部より上方外側に
屈折し、さらに内側に屈折し垂直となり、次いで
上方で内側に水平に屈折し防振ゴム取付部7を形
成している。この中間部分の屈曲は、吊ボルトの
張力が野縁受に垂直に作用するようにするための
ものである。
次に、上部の水平な防振ゴム取付部7は第3図
平面図に示すように角形で、折曲稜と平行な手前
の辺と直角に、防振ゴムブロツク3の環状取付溝
8の径より小さな幅の差込溝9が切欠かれ、環状
取付溝8の径と等しい径のほぼ半円形の取付穴1
0に終つている。なお差込溝9の入口は、防振ゴ
ムが差し込み易いよう丸く角がとつてある。
平面図に示すように角形で、折曲稜と平行な手前
の辺と直角に、防振ゴムブロツク3の環状取付溝
8の径より小さな幅の差込溝9が切欠かれ、環状
取付溝8の径と等しい径のほぼ半円形の取付穴1
0に終つている。なお差込溝9の入口は、防振ゴ
ムが差し込み易いよう丸く角がとつてある。
防振ゴムブロツク3は天然ゴム等の通常の防振
用ゴムから作られ、環状取付溝8が設けられてい
る。防振ゴムブロツク3は、そのゴム弾性を利用
して差込溝9に環状取付溝8を強性的に押込み、
取付穴10に嵌着せしめる。嵌着後ゴム弾性で原
形に戻つた環状取付溝8は、特に強い横方向の力
が作用しない限り、抜けることはない。
用ゴムから作られ、環状取付溝8が設けられてい
る。防振ゴムブロツク3は、そのゴム弾性を利用
して差込溝9に環状取付溝8を強性的に押込み、
取付穴10に嵌着せしめる。嵌着後ゴム弾性で原
形に戻つた環状取付溝8は、特に強い横方向の力
が作用しない限り、抜けることはない。
本考案では、野縁受を懸垂部5に引かけ仮付け
後、吊ボルトの締付位置を野縁受を水平に吊つた
状態に調節する。
後、吊ボルトの締付位置を野縁受を水平に吊つた
状態に調節する。
本考案は上述のような構成を有するので、野縁
受との結合は引掛けるのみで良く、締結部は、防
振ゴムブロツクと吊ボルトの結合部の1個所のみ
で足りるため、非常に優れた施工性を発揮する。
また、防振ゴムの取付けもゴムの弾性を利用し容
易であり、吊ボルト、野縁受に関係位置は、吊ボ
ルトの張力が野縁中心線に作用するようになさ
れ、差込口出口方向への横力の作用は殆どなく、
かつゴム弾性により取付穴に固着しているため、
防振ゴムが取付穴から抜け出ることはない。
受との結合は引掛けるのみで良く、締結部は、防
振ゴムブロツクと吊ボルトの結合部の1個所のみ
で足りるため、非常に優れた施工性を発揮する。
また、防振ゴムの取付けもゴムの弾性を利用し容
易であり、吊ボルト、野縁受に関係位置は、吊ボ
ルトの張力が野縁中心線に作用するようになさ
れ、差込口出口方向への横力の作用は殆どなく、
かつゴム弾性により取付穴に固着しているため、
防振ゴムが取付穴から抜け出ることはない。
本考案は、取付施工に対し、施工性が優れ、構
造も簡単で、製作、取コストを低減することがで
き、天井の吊具のみならず他の配管などの防振を
必要とする吊具としても広く用いることができ
る。
造も簡単で、製作、取コストを低減することがで
き、天井の吊具のみならず他の配管などの防振を
必要とする吊具としても広く用いることができ
る。
第1図は従来の防振吊具の説明図で、第2図は
本考案の側面図、第3図は吊金具2の平面図を示
す。 1……吊ボルト、2……吊金具、3……防振ゴ
ムブロツク、4……座金、5……懸垂部、6……
野縁受、7……防振ゴム取付部、8……環状取付
溝、9……差込溝、10……取付穴、11……野
縁。
本考案の側面図、第3図は吊金具2の平面図を示
す。 1……吊ボルト、2……吊金具、3……防振ゴ
ムブロツク、4……座金、5……懸垂部、6……
野縁受、7……防振ゴム取付部、8……環状取付
溝、9……差込溝、10……取付穴、11……野
縁。
Claims (1)
- 防振ゴムブロツクを取付けた吊金具および該防
振ゴムブロツクを介して前記吊金具と連結する吊
ボルトより成り、前記吊金具は、下部をU字形に
折曲した懸垂部とし上部を水平に折曲して防振ゴ
ム取付部とし、該防振ゴム取付部に前記防振ゴム
ブロツクの環状取付溝の径に等しい大きさの防振
ゴム取付穴と該取付穴の入口部に前記環状取付溝
の径より小さい幅の差込溝を切欠き、前記取付穴
の垂直下方に前記懸垂部が来るように中間部を折
曲した板状体で、前記差込溝を通して防振ゴムブ
ロツクの環状取付溝を前記防振ゴム取付穴に嵌着
せしめるようにした防振吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12048779U JPS6116329Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12048779U JPS6116329Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639520U JPS5639520U (ja) | 1981-04-13 |
JPS6116329Y2 true JPS6116329Y2 (ja) | 1986-05-20 |
Family
ID=29352664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12048779U Expired JPS6116329Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116329Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0214570Y2 (ja) * | 1984-03-26 | 1990-04-20 | ||
JP7090296B2 (ja) * | 2020-07-01 | 2022-06-24 | 株式会社井村木工場 | 防音天井構造 |
-
1979
- 1979-09-03 JP JP12048779U patent/JPS6116329Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639520U (ja) | 1981-04-13 |
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