JPH0612455Y2 - 天井埋込型空調機の設置構造 - Google Patents

天井埋込型空調機の設置構造

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JPH0612455Y2
JPH0612455Y2 JP1988056314U JP5631488U JPH0612455Y2 JP H0612455 Y2 JPH0612455 Y2 JP H0612455Y2 JP 1988056314 U JP1988056314 U JP 1988056314U JP 5631488 U JP5631488 U JP 5631488U JP H0612455 Y2 JPH0612455 Y2 JP H0612455Y2
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air conditioner
ceiling
installation structure
angle
hanging
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旭 西中
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は天井裏内部に空調機を設置する天井埋込型空調
機の設置構造に関する。
<従来の技術> 従来の天井埋込型空調機の設置構造を第4図乃び第5図
を参照しつつ説明する。
天井埋込型空調機とは、天井板と屋根板との間のいわゆ
る天井裏に空調機を設置し、空調機の吹き出し口は天井
板に臨ませるものをいう。
このタイプの空調機10の側面にはボルト51が貫通する貫
通孔50aが開設されたアングル50が取り付けられてい
る。コンクリート等で構成された屋根板に埋め込まれた
ボルト51を前記貫通孔50aに通し、当該ボルト51を下ナ
ット55で止めて、空調機を天井裏に設置するのである。
この場合、ボルト51に上ナット52と上ワッシャ53とを挿
通し、貫通孔50aにボルト51を挿通して下ワッシャ54及
び下ナット55で固定する。なお、空調機10の水平は両ナ
ット52、55によって調節する。
第5図はその他の従来例を示している。前述の従来例と
異なるのは、空調機10の側面側に設けられたアングル56
に略U字形状の切込み56aが設けられている点である。
すなわち、上ナット52や下ナット55等を予めボルト51に
通しておき、切込み56aにボルト51を通して、空調機10
をボルト51で吊るすのである。
<考案が解決しようとする課題> 上記したような構成による設置構造による作業は、作業
者が空調機を下側から支えつつ、下ナットをボルトに止
めなければならず、その作業手順が面倒であるととも
に、作業に危険性が伴う傾向がある。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、天井裏に
空調機を設置する場合に、空調機を簡単に設置すること
ができる天井埋込型空調機の設置構造を提供することを
目的としている。
<課題を解決するための手段> 本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造は、天井裏内
部に空調機を設置する天井埋込型空調機の設置構造であ
って、空調機の側面に取り付けられるL型アングルと、
防振連結部材とボルトとでL型アングルに取り付けられ
る略L字形状の吊りアングルとを有する引掛爪と、天井
裏内部に吊り下げられ、かつ前記吊りアングルのフック
部に対応する開口が開設された吊りスパンとを具備して
おり、吊りスパンの開口にフック部を引っ掛けることで
空調機を天井裏内部に設置するように構成されている。
<作用> まず、空調機の側面側にL型アングルを取り付ける。こ
のL型アングルに吊りアングルと防振連結部材とをボル
トで連結して引掛爪を空調機に取り付ける。
設置する空調機のサイズに対応した開口を天井板40に予
め開設しておくとともに、ボルトによって2本の吊りス
パンを平行に吊り下げておく。
空調機を前記開口から天井裏内部に入れ、フック部を開
口に引っ掛けて、天井裏内部に空調機を設置する。その
後、電源や冷媒の配管等を行う。
<実施例> 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造を構
成する部品の分解斜視図、第2図は前記部品を組み合わ
せた状態の斜視図、第3図は本考案の天井埋込型空調機
の設置構造の設置状態を示す説明図である。
本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造は、天井裏内
部に空調機10を設置する天井埋込型空調機の設置構造で
あって、空調機10の側面に取り付けられるL型アングル
112と、防振連結部材とボルトとでL型アングル112に取
り付けられる略L字形状の吊りアングル111とを有する
引掛爪11と、天井裏内部に吊り下げられ、かつ前記吊り
アングル111のフック部111bに対応する開口231が開設さ
れた吊りスパン20とを具備しており、吊りスパン20の開
口231にフック部111bを引っ掛けることで空調機10を天
井裏内部に設置するように構成されている。
前記引掛爪11は略L字形状のL型アングル112と、略L
字形状の吊りアングル111と、両アングル111、112を防
振連結部材114を介して連結するボルト113とを有してい
る。L型アングル112は空調機10の両面側に図示しない
ネジ等で取付固定されるものであって、垂直部112aと、
垂直部112aの下端から直交する方向に折曲形成された水
平部112dとから構成されている。垂直部112aにはこのL
型アングル112を空調機10の側面側に取り付けるための
2つのネジ孔112cが開設され、水平部112bには防振連結
部材114が貫通する貫通孔112dが略中央に開設されてい
る。吊りアングル111は防振連結部材114を介して前記L
型アングル112と連結されるものであり、かつ空調機10
を吊りスパン20に吊り下げるものである。この吊りアン
グル111は垂直部111aと、垂直部111aの上端から略フッ
ク状に折曲形成されたフック部111bと、垂直部111aの下
端からフック部111bが折曲されたのとは逆の方向に垂直
部111aと直交する方向に折曲形成された水平部111cとを
有している。なお、水平部111cの略中央には前記ボルト
113が貫通するボルト孔111dが開設されている。防振連
結部材114は空調機10の振動を遮断するものであって、
防振性の高いゴム等で成形されている。引掛爪11は防振
連結部材114を貫通孔112dに通し、ボルト孔111dを介し
てボルト113で防振連結部材114を締めつけることで構成
されている。すなわち、防振連結部材114はボルト113が
進むに連れて第2図に示すように膨張して、L型アング
ル112と吊りアングル111とを連結するのである。
吊りスパン20は空調機10を天井裏内に設置するものであ
って、屋根板からボルト30で吊り下げられている。この
吊りスパン20はボルト30を挿通する挿通孔(図示省略)
が開設された上面21と、上面21から下側に折曲形成され
た垂直面22と、垂直面22から下側に略く字形状に折曲形
成されたくの字部23とが一体に形成された長尺物であ
る。くの字部23には前記引掛爪11のフック部111bが引っ
掛けられる開口231が開設されている。
次に、本考案に係る天井埋込型空調機の固定構造によっ
て天井埋込型空調機を設置する手順について説明する。
まず、空調機10の側面側にL型アングル112を取り付け
る。このL型アングル112に吊りアングル111と防振連結
部材114とをボルト113で連結する。すなわち、引掛爪11
は第2図に示すように組み合わせられて空調機10に取り
付けられるのである。
設置する空調機10のサイズに対応した開口41を天井板40
に予め開設しておくとともに、ボルト30によって2本の
吊りスパン20を平行に吊り下げておく。
空調機10を開口41から天井裏内部に入れ、フック部111b
を開口231に引っ掛けて、天井裏内部に空調機10を設置
する。この時、フック部111bはくの字部23によってガイ
ドされ、確実に開口231に嵌まり込む。このようにし
て、空調機10を吊るした後に、電源や冷媒の配管等の作
業を行う。
<考案の効果> 本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造は、空調機に
引掛爪を設け、天井裏内部に吊り下げられた吊りスパン
に開設された開口に前記引掛爪を引っ掛けることで、空
調機を天井裏内に設置するようになっているので、従来
のような空調機を下から支えつつボルトを締めるといっ
た危険性のある作業をしなくても、非常に簡単に空調機
を天井裏内部に設置することができる。すなわち、天井
埋込型空調機の設置作業の安全性を向上させることがで
きるととにも、簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る天井埋込型空調機の設置構造を構
成する部品の分解斜視図、第2図は前記部品を組み合わ
せた状態の斜視図、第3図は本考案の天井埋込型空調機
の設置構造の設置状態を示す説明図、第4図は従来の設
置構造の分解斜視図、第5図はその他の従来の設置構造
の分解斜視図である。 10……空調機、11……引掛爪、20……吊りスパン、231
……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井裏内部に空調機を設置する天井埋込型
    空調機の設置構造において、空調機の側面に取り付けら
    れるL型アングルと、防振連結部材とボルトとでL型ア
    ングルに取り付けられる略L字形状の吊りアングルとを
    有する引掛爪と、天井裏内部に吊り下げられ、かつ前記
    吊りアングルのフック部に対応する開口が開設された吊
    りスパンとを具備しており、吊りスパンの開口にフック
    部を引っ掛けることで空調機を天井裏内部に設置するこ
    とを特徴とする天井埋込型空調機の設置構造。
JP1988056314U 1988-04-25 1988-04-25 天井埋込型空調機の設置構造 Expired - Lifetime JPH0612455Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01160235U JPH01160235U (ja) 1989-11-07
JPH0612455Y2 true JPH0612455Y2 (ja) 1994-03-30

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