JPH0213857Y2 - - Google Patents

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JPH0213857Y2
JPH0213857Y2 JP1986100027U JP10002786U JPH0213857Y2 JP H0213857 Y2 JPH0213857 Y2 JP H0213857Y2 JP 1986100027 U JP1986100027 U JP 1986100027U JP 10002786 U JP10002786 U JP 10002786U JP H0213857 Y2 JPH0213857 Y2 JP H0213857Y2
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JP
Japan
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air conditioner
housing
indoor unit
utility
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JP1986100027U
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JPS637712U (ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は空気調和機の室内ユニツトに関し、
さらに詳しく言えば、幅が1mを超えるような大
形の壁掛式室内ユニツトにおける送風機部分の取
付構造に関するものである。
[考案の技術的背景] 一般に、壁掛式の室内ユニツトは、天板とその
左右に配置される1対の側板およびそれらの背面
をカバーする背板とを含むハウジングを有し、こ
のハウジング内に通風路を残すようにして熱交換
器を収容したのち、その底部に送風機を有するボ
トムを取付けるようにしている。しかしながら、
幅が1mを超えるような大形ユニツトになると、
その送風機部分がかなり重く保守点検等を行う場
合、1人で着脱することは困難である。したがつ
て、従来においては2人の作業員を必要とし、1
人がボトムを支えもう1人が固定用ネジの取付け
取外しを行うようにしている。また、ネジ止めす
るにしてもその穴合せが難かしく、作業がなかな
か捗らないという欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上記した従来の事情に鑑みなされた
もので、その目的は、大形の室内ユニツトにおい
てもその送風機のボトムを1人で着脱し得るよう
にした空気調和機の室内ユニツトを提供すること
にある。
[実施例] 以下、この考案を添付図面に示されている実施
例を参照しながら詳細に説明する。
第1図は外装の化粧パネルを取外した状態にお
けるこの室内ユニツトの一部切欠斜視図であり、
第2図には同室内ユニツトのこの考案に関連する
部分のみを示した断面図が示されている。これに
よると、この室内ユニツトは、天板2と、この天
板2の左右両側に垂下された1対の側板3,4お
よびそれら背面に取付けられた背板5とを含み内
部にこれらの各板によつて囲まれた通風路を有す
るハウジング1を備えている。このハウジング1
の前面開口部には熱交換器6が図示しない取付金
具を介して取付けられる。ハウジング1の底部に
は、送風機を構成する例えばクロスフローフアン
7およびその電動機8を有するボトム9がネジ止
めされる。なおこの実施例によると、ボトム9に
は熱交換器6の露受皿10と、クロスフローフア
ン7の排気側に配置される風向切替板11とが設
けられている。
ボトム9は左側板3と右側板4とに対応する2
つの取付台座9a,9bを有し、その各々にはネ
ジ挿通孔12が穿設されている。これに対して、
左側板3と右側板4の下部には、取付台座9a,
9bと対向するようにほぼ直角に折曲げられたフ
ランジ3a,4aがそれぞれ形成されており、そ
の各々には上記のネジ挿通孔12と合致するナツ
ト13が例えば溶接等により固設されている。し
たがつて、各取付台座9a,9bを左側板3およ
び右側板4の各フランジ3a,4aに宛がい、ネ
ジ14をボトム9の下方からその挿通孔12を通
して対応するナツト13に螺合することにより、
ボトム9が各側板3,4を介してハウジング1の
底部に取付けられることになるが、この考案にお
いては、その取付け取外しを1人で行なえるよう
にするための仮掛け手段を備えている。
第3図を併せて参照すると、この仮掛け手段
は、左側板3の所定部位から切起された爪15と
一方の取付台座9a側に設けられたブラケツト1
6との組合せからなる第1の仮掛け部と、右側板
4のさらに右側に設けられた吊持部材17からな
る第2の仮掛け部とを備えている。ブラケツト1
6には爪15に対して所定の遊びをもつて嵌合す
るバカ穴的な係合孔16aが穿設されている。し
たがつて、このブラケツト16を爪15に引掛け
た状態においては、取付台座9aとフランジ3a
との間に所定の隙間が生じる。この実施例におい
て、上記吊持部材17は天板2から互いに平行と
なるように垂下された2つの吊金具17a,17
bを備えている。この吊金具17a,17bは、
第4図に示されているように、それにボトム9の
一端を仮掛けした際、第1の仮掛け部と同様に取
付台座9bとフランジ4aとの間に所定の隙間G
が生ずるような長さを有し、その各下端にはボト
ム9の底部側にまわり込むように形成されたフツ
ク18,18が設けられている。なおこの実施例
によると、吊金具17a,17bとこれと対向す
るボトム9の側壁には、ボトム9を側板3,4に
ネジ止めした際に合致するネジ挿通孔19と雌ネ
ジ穴20とが設けられており、仮掛け時以外は第
1図の如く吊金具17a,17bをネジ21にて
ボトム9に固定し得るようにしている。
上記した構成において、例えば保守点検作業終
了後、ボトム9を既に壁に掛けられているハウジ
ング1の底部に取付けるには、まず、ブラケツト
16を爪15に引掛けるとともに、ボトム9の一
端を吊金具17a,17bのフツク18,18に
引掛けて、ボトム9を仮掛け状態にセツトする。
このような作業はボトム9が大きくかつ重い場合
であつても、その一端を引掛けたのち他端を引掛
ければよいのであるから1人で行うことができ
る。そして、ネジ14をボトム9の下側からナツ
ト13に螺合するのであるが、その場合、各取付
台座9a,9bとフランジ3a,4bには所定の
隙間があるため、その位置関係の調整および確認
が容易であり、そのネジ止め作業をより簡単に行
うことができる。そして、最後に役目を終えて各
吊金具17a,17bをネジ21,21にてボト
ム9の側壁に固定すればよい。
他方、ボトム9を取外すには、上記とは逆にネ
ジ21を外したのち、ネジ14を外せばよい。そ
の場合、ボトム9は爪15とブラケツト16およ
び吊金具17a,17bにて仮掛け状態に保持さ
れるため、急に落下することがなく安全であると
ともに、1人の作業員にてその仮掛けを外してボ
トム9を床面上等に降すことができる。
なお、上記実施例では2個所に仮掛け部を設け
ているが、場合によつてはそのうちの1つ、好ま
しく吊金具17a,17bを設けなくても上記と
同様1人でボトムを着脱することできる。
[効 果] 上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、ハウジングとその底部に取付け
られるボトムとの間に仮掛け部を設け、ボトムを
着脱するに際して一旦その仮掛け部に係止し得る
ようにしたことにより、保守点検時等においてた
とえそのボトムが大きくかつ重い場合であつても
1人の作業員にてそのボトムを安全に着脱するこ
とができる。また、仮掛け時、ボトムの取付台座
と側板のフランジとの間に所定の隙間ができるた
め、ネジとナツトの位置調整および確認が容易で
ある等、その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は外装の化粧パネルを外した状態におけ
るこの考案の室内ユニツトの一実施例を示す一部
切欠斜視図、第2図は同室内ユニツトの要部にか
かる正面断面図、第3図は第2図に対応する分解
斜視図、第4図はボトムの一端を吊金具にて仮掛
けした状態を示す斜視図である。 図中、1はハウジング、2は天板、3,4は側
板、5は背板、6は熱交換器、7はクロスフロー
フアン、8は電動機、9はボトム、9a,9bは
取付台座、12,19はネジ挿通孔、13はナツ
ト、14,21はネジ、15は爪、16はブラケ
ツト、17a,17aは吊金具、18はフツクで
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天板と該天板の左右両側に設けられた1対の
    側板およびそれらの背面をカバーする背板とを
    含むハウジングを備え、該ハウジング内に熱交
    換器を収納するとともに、上記側板を介して該
    ハウジングの底部に送風機を有するボトムを取
    り付けてなる空気調和機の室内ユニツトにおい
    て、 上記側板の少なくとも一方に爪を形成すると
    ともに、上記ボトム側に上記爪に所定の遊びを
    もつて嵌合する係合孔を有するブラケツトを設
    け、上記ボトムを上記側板の下部にネジ止めす
    る際、上記爪とブラケツトにより上記ボトムを
    仮掛け状態にすることができるようにしたこと
    を特徴とする空気調和機の室内ユニツト。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記天
    板には、上記ボトムを仮掛けし得るように上記
    他方の側板とほぼ平行に延びる吊金具が設けら
    れていることを特徴とする空気調和機の室内ユ
    ニツト。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記各
    側板の下部にはほぼ直角に折曲げられたフラン
    ジが形成されており、該フランジとこれに対応
    する上記ボトムの所定部位には互いに合致する
    ボルト挿通孔がそれぞれ穿設されていることを
    特徴とする空気調和機の室内ユニツト。 (4) 実用新案登録請求の範囲(2)において、上記吊
    金具の下端には上記ボトムに係止されるフツク
    が設けられていることを特徴とする空気調和機
    の室内ユニツト。 (5) 実用新案登録請求の範囲(2)または(4)におい
    て、上記吊金具にはこの吊金具を上記ボトムの
    側壁部にボルト締めするためのボルト挿通孔が
    穿設されていることを特徴とする空気調和機の
    室内ユニツト。 (6) 実用新案登録請求の範囲(3)において、上記各
    フランジには、上記ボトムの下方から上記ボル
    ト挿通孔を通して挿通されるボルトを螺着する
    ためのナツトが溶接されていることを特徴とす
    る空気調和機の室内ユニツト。
JP1986100027U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0213857Y2 (ja)

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JP1986100027U JPH0213857Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS637712U JPS637712U (ja) 1988-01-19
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JP2013024444A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

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JPS637712U (ja) 1988-01-19

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