JPH0544660Y2 - - Google Patents

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JPH0544660Y2
JPH0544660Y2 JP12058987U JP12058987U JPH0544660Y2 JP H0544660 Y2 JPH0544660 Y2 JP H0544660Y2 JP 12058987 U JP12058987 U JP 12058987U JP 12058987 U JP12058987 U JP 12058987U JP H0544660 Y2 JPH0544660 Y2 JP H0544660Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、室内機と室外機を分離させた空気
調和機の室外機に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は例えば実公昭57−5465号公報に記載さ
れた従来の空気調和機の床置形室内機を示す斜視
図である。第7図において、1は室外機本体であ
り、6はこの本体1の外郭を構成する平面ほぼ矩
形の箱体、2および3は箱体6の前面にそれぞれ
設けられた空気吸込口および空気吹出口、4は箱
体6の天井パネル、5は天井パネル4上面の後部
または側部のいずれかに一面が固定され、他面が
上向きに突出した断面ほぼL字形の転倒防止金具
であり、この金具5は、運搬用金具を兼ね、壁面
固定用の穴7が設けられている。
次に、この室内機の作用について説明する。こ
の室内機は、転倒防止金具5によつて、天井パネ
ル4と室内機の設置場所の壁面とねじなどで固定
することにより、室内機本体1の重量を設置床面
が受け、その横振れを上記壁面に固定された転倒
防止金具5が支えているので、転倒する心配がな
くなる。
また、第8図は、上記床置形室内機をそのまま
室外機に適用した従来例の斜視図である。第8図
において、11は図示しない台板に取付けられた
据付足、12は空気吹出口21が設けられた前パ
ネル、13は後パネルであり、これらが上記台板
に固定され、14,15は前パネル12、後パネ
ル13に固定された左右側面パネルであり、これ
らのパネル12,13,14,15によつて室外
機本体19の箱体20の側壁がほぼ平面矩形状に
構成されている。16は箱体20の上面開口を塞
ぐ上パネルであり、上パネル16は箱体20にね
じ止めされている。18は断面L字形の転倒防止
金具であり、この金具18の水平面は上パネル1
6にねじ17で固定され、転倒防止金具18の垂
直面が建物などの壁面に押し当てられて、ボルト
などで固定されて、室外機本体19の転倒が防止
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の空気調和機の室外機は、以上のように構
成され、上パネルの上面に転倒防止金具を多数の
ねじで締付ける必要があり、転倒防止金具やねじ
が外部から見えるので、外観がよくない上に、屋
根など建物の壁面がない部分に室外機を設置する
場合には転倒防止ができないという問題点があつ
た。
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので体裁よく転倒防止金具を取付
けることができ、また組立が容易な空気調和機の
室外機を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る空気調和機の室外機は室外機本
体の前、後面上端部に転倒防止金具の倒立溝状部
を嵌合させ、全周にフランジ部がある上パネルを
上記倒立溝状部を覆つて上記本体の上端部外周に
嵌合固定し、上記フランジ部下方から上記本体の
後方または前、後両方に突出する取付部を上記転
倒防止金具の倒立溝状部の下端部と一体に形成し
たものである。
〔作用〕
この考案における室外機では、転倒防止金具の
倒立溝状部が上パネルによつて覆われ、上記転倒
防止金具の取付部のみが上パネルのフランジ部下
端から突出していることで、上記取付部が外部か
ら見えるのみになり、また転倒防止金具は倒立溝
状部が室外機本体に嵌合した状態でこの本体の少
なくとも前面上端部と上パネルで挟持されること
で、転倒防止金具を上記本体にねじ止めしないか
ねじ止め個所を少くするかのどちらかになる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第3
図について説明する。
第1図ないし第3図において、11は台板(図
示せず)に固定された左右1対の据付足、12は
前パネル、13は後パネル、14,15は左、右
側面パネルであり、これらのパネル12,13,
14,15によつて室外機本体19の箱体20の
側壁が平面矩形状に構成されている。16は箱体
20の側壁の上面開口を塞ぐ上パネルであり、各
パネル12〜16と上記台板によつて箱体20が
構成され、前パネル12には空気吹出口21が設
けられ、後パネル13と左側面パネル14には空
気吸込口(図示せず)が設けられている。また、
箱体20内に、熱交換器22や送風機(図示せ
ず)が収納された熱交換室と、熱交換室の横に配
置されて圧縮機、電気品および冷媒回路が組込ま
れた機械室とが設けられ、室外機本体19が構成
されている。
上記上パネル16には全周から下方に直角に屈
曲されたフランジ部16aが形成されている。ま
た、前パネル12、後パネル13および左、右側
面パネル14,15の上端部には、上パネル16
のフランジ部16a内に嵌まり込むように段差部
12a,13a,14a,15aが形成されてい
る。前パネル12と後パネル13の上端部には段
差部12a,13aより深くへこんだジヨツクル
溝23,24が左、右2個所に設けられている。
25は転倒防止金具であり、倒立溝状部25aの
両端に、これらの下端部から前後両外方に突出す
る取付部25bが一体に形成され、取付部25b
には穴25cがそれぞれ設けられている。左右の
転倒防止金具25が、前、後パネル12,13の
ジヨツクル溝23,24に係合し、箱体20の
前、後面上端部外側に嵌合されて、左、右方向に
位置決めされ、上パネル16は倒立溝状部25a
を覆つて箱体20の上端部に嵌合され、上パネル
16のフランジ部16aに設けられた穴16bに
ねじ26を挿通し、これらのねじ26によつて
前、後パネル12,13上端部の段差部12a,
13aに固定されている。そして、転倒防止金具
25の倒立溝状部25aが上パネル16で前、後
パネル12,13に押付けられ、また転倒防止金
具25の取付部25bが上パネル16のフランジ
部16a下方から前、後パネル12,13の前、
後外方に水平に突出されている。
次に、この実施例の室外機の据付について説明
する。前、後パネル12,13の前、後方に突出
した転倒防止金具25の取付部25bの穴25c
にワイヤロープ27の一端部を固定し、ワイヤー
ロープ27の他端部を基礎28に固定すること
で、ワイヤーロープ27で本体19を四方でトラ
ス形状に基礎28に固定している。このため、本
体19の設置部に壁面がない場合でも、その転倒
防止を行うことができる。
また、第2図に示すように、転倒防止金具25
の穴25cにワイヤロープ29を固定し、ワイヤ
ロープ29をクレーンのフツク30に掛けて、本
体19を吊下げることにより、クレーンを用いて
本体19の運搬作業を行うことができる。
そして、この実施例の室外機は、肉厚の薄い
前、後パネル12,13および上パネル16であ
つても、肉厚の厚い転倒防止金具25と一体にな
つた3重の部分に力がかかるので、パネル12,
13,16部にかかる応力が分散され、地震など
の際に本体19が変形することなく、強固な転倒
防止ができる。
なお、上記実施例では後パネル13を有するも
のについて説明したが、この考案は、第4図に示
すように、後パネルの大部分をなくし、この部分
に、熱交換器22のガード31を配設した室外機
本体19の場合には、転倒防止金具25に上パネ
ル16のフランジ部16aと当接する部分に配置
してねじ穴25dを設け、ねじ穴25dにねぞ込
まれるねじ26で上パネル16のフランジ部16
aと転倒防止金具25を固定するようにしてもよ
い。
また、この考案は、第5図に示すように、上パ
ネル16のフランジ部16aの前、後面部に外側
に突出する突出部16cをそれぞれ複数個所に設
け、これらの突出部16c内面にジヨツクル溝を
形成し、これらの溝に上記転倒防止金具の倒立溝
状部を嵌めても、第1図ないし第3図に示すもの
と同様な効果が得られる。この第5図に示す実施
例では、前、後パネルにはジヨツクル溝を設けな
い。
さらに、この考案は、第6図に示すように、転
倒防止金具25の後方の突出部25bを先端部か
ら上方に折曲げ、折曲げ部25eを建物の垂直な
壁面32にボルト33とナツト34で締付け固定
してもよい。この実施例では、転倒防止金具25
の前方の突出部はなくす方が見栄えがよい。
なお、第4図,第5図,第6図に示す各実施例
の上述した以外の構成は第1図,第3図に示すも
のと同様である。
また、一般的な室外機では、据付足によつて基
礎に強固に固定すれば、転倒防止金具が不要でる
が、据付場所によつては据付足による固定ができ
ない場合があり、このような場合には転倒防止金
具を使用するので、これらの金具を別売部品と
し、通常は室外機に添付せず、必要な場合にのみ
用いるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、室外機
本体の前、後面上端部に転倒防止金具の倒立溝状
部を嵌合させ、全周にフランジ部がある上パネル
を上記倒立溝状部を覆つて上記本体の上端部外周
に嵌合固定し、上記フランジ部下方から上記本体
の後方または前、後両方に突出する取付部を上記
転倒防止金具の倒立溝状部の下端部と一体に形成
したので、転倒防止金具は、倒立溝状部が上パネ
ルによつて覆われ、取付部が外部から見えるのみ
になつて体裁がよく、また転倒防止金具は、倒立
溝状部が上記本体に嵌合した状態で、この本体の
少くとも前面上端部と上パネルとで挟持されるた
め、転倒防止金具を本体にねじ止めする個所をな
くし、またはねじ止め個所を少くできて、組立が
容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による空気調和機
の室外機を示す据付状態の斜視図、第2図は同運
搬作業中の斜視図、第3図は同一部を分解した斜
視図、第4図はこの考案の他の実施例による室外
機を示す一部を分解した斜視図、第5図はこの考
案のさらに他の実施例による上パネルの斜視図、
第6図はこの考案の別の実施例による室外機を示
す側面図、第7図は従来例の室内機を示す斜視
図、第8図は従来例の室外機を示す斜視図であ
る。 12……前パネル、13……後パネル、14,
15……側面パネル、16……上パネル、16a
……フランジ部、19……室外機本体、20……
箱体、22……熱交換器、23,24……ジヨツ
クル溝、25……転倒防止金具、25a……倒立
溝状部、25b……取付部、27,29……ワイ
ヤロープ、28……基礎、31……熱交換器のガ
ード。なお、図中同一符号は同一または相当部分
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面開口を上パネルで塞ぎ、下端に台板を設
    けた平面ほぼ矩形の室外機本体内に、熱交換室
    および機械室を設けた空気調和機の室外機にお
    いて、上記本体の前、後面上端部に転倒防止金
    具の倒立溝状部を嵌合させ、全周にフランジ部
    がある上記上パネルを上記倒立溝状部を覆つて
    上記本体の上端部外周に嵌合固定し、上記フラ
    ンジ部下方から上記本体の後方または前、後両
    方に突出する取付部を上記転倒防止金具の倒立
    溝状部の下端部と一体に形成したことを特徴と
    する空気調和機の室外機。 (2) 室外機本体は、前、後パネルおよび左、右側
    面パネルを有する側壁で周囲を囲み、前、後パ
    ネル上端部の複数個所にジヨツクル溝をそれぞ
    れ形成し、転倒防止金具の倒立溝状部を上記ジ
    ヨツクル溝に係合させた実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の空気調和機の室外機。 (3) 上パネルは、フランジ部の前、後面部複数個
    所に外側に突出する突出部を設け、これらの突
    出部内面に転倒防止金具の倒立溝状部が係合す
    るジヨツクル溝をそれぞれ形成した実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の空気調和機の室外
    機。 (4) 室外機本体は、前パネルの上端部のみにジヨ
    ツクルを形成し、後面を熱交換器によつて形成
    し、上記ジヨツクル溝に転倒防止金具の倒立溝
    状部を係合させ、倒立溝状部を上パネルのフラ
    ンジにねじ止めした実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の空気調和機の室外機。
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