JPH033869Y2 - - Google Patents

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JPH033869Y2
JPH033869Y2 JP1985119028U JP11902885U JPH033869Y2 JP H033869 Y2 JPH033869 Y2 JP H033869Y2 JP 1985119028 U JP1985119028 U JP 1985119028U JP 11902885 U JP11902885 U JP 11902885U JP H033869 Y2 JPH033869 Y2 JP H033869Y2
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JP
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ceiling
hanging
side plate
attached
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は天井埋込形空気調和機に関するもの
である。
(従来の技術) 天井埋込形空気調和機は、天井に開口部を穿設
して、開口部内に本体ケーシングを挿入し、この
本体ケーシングを天井より上方のスラブ等に吊下
げる一方、本体ケーシングの下端部に設けた吹出
グリルを天井下側に位置させ、その周縁部で上記
開口部を覆う形式の空気調和機である。そして上
記のような吊下作業のためのスペースを確保する
という点からは上記開口部を大きくするのが好ま
しい訳であるが、そうすると吹出グリルをその分
だけ大きくしなければならないという不具合が生
じる。そのため上記のような天井埋込形空気調和
機においては、開口部をできるだけ小さくし、そ
の反面、充分な作業スペースを確保するというこ
とが重要な課題となつている。
そして上記課題を解決しようとする従来例とし
ては、例えば実開昭60−54027号公報に記載され
た装置を挙げることができる。この装置を第5図
に示すが、図のようにこの空気調和機において
は、本体ケーシング51が、相対向する二対の側
板52,52,53,53と、この隣接する側板
52,53の端面同志を接続する直角状の補助側
板54,54とによつて、概略十字状に形成され
ている。そして補助側板54,54に吊下部材5
5,55が取着されており、上記補助側板54,
54によつて形成される平面視四角形の凹陥部を
作業スペースとして利用し得るようなされてい
る。なお56,56、はスラブに固着された吊下
ボルト、57は本体ケーシング51の天板をそれ
ぞれ示している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記のような空気調和機には、次の2
つの欠点がある。まずその第1は、充分な作業ス
ペースを確保しようとすれば、補助側板54にお
ける凹陥部を大きくする必要があるが、この場合
には、本体ケーシング内の有効スペースが大幅に
減少してしまうということである。またその第2
の欠点は、補助側板54をL字状に形成すると共
に、これと他の側板52,53の端面及び天板5
7とを接続する必要があるために、本体ケーシン
グ51の構造が複雑となり、その製作に多くの手
数を要するということである。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、充分な作
業スペースとケーシング内有効スペースとを確保
し、しかもその構成が簡素で製作容易な天井埋込
形空気調和機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の天井埋込形空気調和機におい
ては、天井13に穿設された開口部14内に挿入
される横断面概略四角形の本体ケーシング1にお
いて、上下方向に延びるコーナ部を斜めに切除し
たような状態に相対向する二対の側板2,2,
3,3を配置し、相隣接する側板2,3の側端縁
間にそれぞれ補助側板4を取着し、この補助側板
4に、天井より上側に位置する壁面17から垂設
された吊下ボルト6へ取付けられる吊下部材5を
取着してある。
(作用) 天井13に穿設される開口部14は、通常は、
実施例に対応する第1図のように平面視四角形の
ものであるが、このような開口部14内に上記本
体ケーシング1を挿入した場合、各吊下部材5は
開口部14の角部に位置することになる。そして
この角部が元来、辺の部分よりもスペースのある
部分であることと、上記のように本体ケーシング
1を、そのコーナ部を切除したような形状にして
あることとにより、充分な作業スペースを確保し
得ることになる。また本体ケーシング1において
は、従来よりほとんど使用していないコーナ部の
スペースがわずかに減少するだけであるために、
従来の横断面四角形の場合と略同様の有効スペー
スを確保することが可能である。しかもL字状の
補助側板を用いるのではなくて、補助側板4は平
板状となるために、本体ケーシング1の構造は簡
素なものとなり、容易に製作することが可能であ
る。
(実施例) 次にこの考案の天井埋込形空気調和機の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図ないし第3図において、1は本体ケーシ
ングであつて、図示しないが、その内部には熱交
換器及びフアンが配置されている。この本体ケー
シング1は、相対向する二対の側板2,2,3,
3を有し、これら側板2,2,3,3の、相隣接
する側端縁同志は、所定の間隔を置いて配置され
ており、各側端縁間にプレート状の補助側板4,
4が架設、接続されている。つまり換言すれば、
横断面四角形の本体ケーシング1の上下方向に延
びるコーナ部が切除された状態に、各側板2,
2,3,3が配置され、切除部に相当する部分に
補助側板4,4が取付られているということであ
る。そして上記補助側板4,4の高さ方向の中途
部の位置に、それぞれ吊下部材5,5が取着され
ている。なお6,6はスラブ17(第3図)に固
着された吊下ボルトを示している。
上記吊下部材5は、第4図に示すように、L字
状の部材であつて、上記補助側板4から水平方向
に突出して延びると共に吊下孔8の穿設された取
付部9と、上記補助側板4に取着される垂下部1
0とより成るものであつて、上記垂下部10に、
横方向に延びる一対の長孔11,11を形成する
と共に、この長孔11,11内にボルト12,1
2等を挿入することによつて上記補助側板4に固
定されているのである。この吊下部材5の固定用
の孔を上記のような長孔11としたのは、吊下ボ
ルト6,6の設置位置が所定位置からずれている
場合に、上記吊下部材5を水平方向に移動させる
ことにより吊下孔8の位置調整を行うためであ
る。
上記空気調和機の設置に際しては、第1図ない
し第3図のように天井13に穿設した平面視四角
形の開口部14内に上記本体ケーシング1を挿入
すると共に、各吊下ボルト6,6の下端部を上記
吊下孔8,8に挿入し、該ボルト6,6の下端部
にナツト15(第4図)を螺着する訳であるが、
上記装置においてはこの作業を行うための充分な
スペースを確保し得る。それは天井13の開口部
14の角部が、辺の部分よりも元来スペースの大
きい部分であることに加え、本体ケーシング1側
においては、この角部と相対向するコーナ部を切
除したような形状にして、この位置に吊下部材
5,5を配置してあるためである。また本体ケー
シング1においては、従来よりほとんど使用して
いないコーナ部のスペースがわずかに減少するだ
けであるために、従来の横断面四角形の場合と略
同等の有効スペースを確保することが可能であ
る。しかもプレート状の補助側板4を使用するた
めに、従来例として第5図に示した構造のように
複雑なものとはならず、その構造は簡素なものと
なり、したがつて容易に本体ケーシング1の製作
を行うことが可能となる。
なお上記のようにして設置された本体ケーシン
グ1の下端部には、第3図のように、中央部に吸
込口が、その両側に吹出口がそれぞれ設けられた
グリル16が装着され、上記開口部14がこのグ
リル16によつて覆われるのである。第1図及び
第2図における破線は、上記グリル16の外周縁
部を示すものである。
(考案の効果) この考案の天井埋込形空気調和機においては、
本体ケーシングをそのコーナ部を切除したような
形状にすると共に、その部分に補助側板を取着
し、この該補助側板に吊下部材を取付けるように
してあるので、充分な作業スペースとケーシング
内有効スペースとを確保することができ、しかも
その構成が簡素なものとなるため少ない手数で製
作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の天井埋込形空気調和機の一
実施例の斜視図、第2図はその天面図、第3図は
その縦断面図、第4図は吊下部材の一例の説明
図、第5図は従来例の斜視図である。 1……本体ケーシング、2,3……側板、4…
…補助側板、5……吊下部材、6……吊下ボル
ト、13……天井、14……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井13に穿設された開口部14内に挿入され
    る横断面概略四角形の本体ケーシング1におい
    て、上下方向に延びるコーナ部を斜めに切除した
    ような状態に相対向する二対の側板2,2,3,
    3を配置し、相隣接する側板2,3の側端縁間に
    それぞれ補助側板4を取着し、この補助側板4
    に、天井13より上側に位置する壁面17から垂
    設された吊下ボルト6へ取付けられる吊下部材5
    を取着したことを特徴とする天井埋込形空気調和
    機。
JP1985119028U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH033869Y2 (ja)

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JP1985119028U JPH033869Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP1985119028U JPH033869Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JPS6229026U JPS6229026U (ja) 1987-02-21
JPH033869Y2 true JPH033869Y2 (ja) 1991-01-31

Family

ID=31006023

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JP2018197641A (ja) * 2017-05-24 2018-12-13 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室内機

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JPS6054027B2 (ja) * 1983-05-24 1985-11-28 洋司 酒井 凍結食品の製造方法

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JPS6054027U (ja) * 1983-09-20 1985-04-16 松下冷機株式会社 天井埋込型空気調和機
JPS6082128U (ja) * 1983-11-14 1985-06-07 三菱重工業株式会社 空気調和機
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JPS6229026U (ja) 1987-02-21

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