JP2780002B2 - 天吊り型空気調和機 - Google Patents
天吊り型空気調和機Info
- Publication number
- JP2780002B2 JP2780002B2 JP5305751A JP30575193A JP2780002B2 JP 2780002 B2 JP2780002 B2 JP 2780002B2 JP 5305751 A JP5305751 A JP 5305751A JP 30575193 A JP30575193 A JP 30575193A JP 2780002 B2 JP2780002 B2 JP 2780002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- ceiling
- air conditioner
- filter
- humidifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天吊り型空気調和機に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来技術】図2は従来の天吊り型空気調和機を示す概
略斜視図である。同図に示す天吊り型空気調和機100
は、アングル材を直方体形状に枠組みして形成されたフ
レーム101を具備し、該フレーム101内に送風機1
03,加湿器105,冷温水コイル107,メインフィ
ルター109,プレフィルター111,ドレンパン11
3を内蔵せしめた後、該フレーム101の周囲に薄板か
らなる外板115を取り付けることによってその外形を
箱型にして構成されている。なお同図に示す117は点
検扉であり、また119はこの天吊り型空気調和機10
0を吊り設置するためにフレーム101に取り付けた吊
り金具である。
略斜視図である。同図に示す天吊り型空気調和機100
は、アングル材を直方体形状に枠組みして形成されたフ
レーム101を具備し、該フレーム101内に送風機1
03,加湿器105,冷温水コイル107,メインフィ
ルター109,プレフィルター111,ドレンパン11
3を内蔵せしめた後、該フレーム101の周囲に薄板か
らなる外板115を取り付けることによってその外形を
箱型にして構成されている。なお同図に示す117は点
検扉であり、また119はこの天吊り型空気調和機10
0を吊り設置するためにフレーム101に取り付けた吊
り金具である。
【0003】次に図3は従来の他の天吊り型空気調和機
を示す概略斜視図である。なお前記図2に示す天吊り型
空気調和機100と同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。図3に示すようにこの天吊り型空気調
和機200においては、図2に示すフレーム101を使
用せず、その代わりに十分な強度のある板厚を有する外
板115′によって箱型ケーシングを構成し、その内部
に送風機103などの内蔵機器を収納して構成されてい
る。
を示す概略斜視図である。なお前記図2に示す天吊り型
空気調和機100と同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。図3に示すようにこの天吊り型空気調
和機200においては、図2に示すフレーム101を使
用せず、その代わりに十分な強度のある板厚を有する外
板115′によって箱型ケーシングを構成し、その内部
に送風機103などの内蔵機器を収納して構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す天吊り型空
気調和機100の場合は、その箱型ケーシングをフレー
ム101と外板115によって形成しているので、該箱
型ケーシングの強度は十分保てるが、重量が増えてしま
う。またフレーム101自体を作成する際、その溶接個
所が多いので、該溶接作業に多くの工数を要してしま
う。
気調和機100の場合は、その箱型ケーシングをフレー
ム101と外板115によって形成しているので、該箱
型ケーシングの強度は十分保てるが、重量が増えてしま
う。またフレーム101自体を作成する際、その溶接個
所が多いので、該溶接作業に多くの工数を要してしま
う。
【0005】一方、図3に示す天吊り型空気調和機20
0の場合は、その箱型ケーシングはフレームを用いずに
外板115′(各面を構成する6枚の外板115′はそ
れぞれボルトナットで固定されている)のみによって形
成されているため、軽量で工数も低減可能である。
0の場合は、その箱型ケーシングはフレームを用いずに
外板115′(各面を構成する6枚の外板115′はそ
れぞれボルトナットで固定されている)のみによって形
成されているため、軽量で工数も低減可能である。
【0006】しかしながらこの外板115′には、メン
テナンス用の点検扉117や送風機103の送風口10
3aや図示しない配管用の貫通孔や空気取り入れ口等の
ために多くの孔を設ける必要があり、このため、この天
吊り型空気調和機200を吊り上げた時の応力集中に耐
えるためにはこの外板115′は結局ある程度の肉厚を
有する板金によって構成しなければならず、その軽量化
も中途半端なものとなっていた。
テナンス用の点検扉117や送風機103の送風口10
3aや図示しない配管用の貫通孔や空気取り入れ口等の
ために多くの孔を設ける必要があり、このため、この天
吊り型空気調和機200を吊り上げた時の応力集中に耐
えるためにはこの外板115′は結局ある程度の肉厚を
有する板金によって構成しなければならず、その軽量化
も中途半端なものとなっていた。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ケーシングの強度が十分で且つ軽量
化が十分図れ、しかもその製造工数の低減化も図れる天
吊り型空気調和機を提供することにある。
あり、その目的は、ケーシングの強度が十分で且つ軽量
化が十分図れ、しかもその製造工数の低減化も図れる天
吊り型空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、箱型に形成されたケーシング内に、送風
機,加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,プレフ
ィルター,ドレンパン等の内蔵機器を収納し、該箱型ケ
ーシングに取り付けた吊り金具によって吊り設置される
天吊り型空気調和機において、前記箱型ケーシングは、
略平面状の「ロ」字状の枠組み形状に形成され該枠組み
上に前記内蔵機器を固定するフレームと、該フレーム及
び内蔵機器の周囲を覆う薄板状の外板とによって構成さ
れ、前記送風機,加湿器,冷温水コイル,メインフィル
ター,プレフィルターはこの順番に並列に横方向に並
べ、その際該加湿器,冷温水コイル,メインフィルタ
ー,プレフィルターの下面両側辺をフレームの両側辺上
に載置して固定し、さらに該フレームのみに前記吊り金
具を取り付けることで天吊りによる強度負担をフレーム
に集中せしめた。
め本発明は、箱型に形成されたケーシング内に、送風
機,加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,プレフ
ィルター,ドレンパン等の内蔵機器を収納し、該箱型ケ
ーシングに取り付けた吊り金具によって吊り設置される
天吊り型空気調和機において、前記箱型ケーシングは、
略平面状の「ロ」字状の枠組み形状に形成され該枠組み
上に前記内蔵機器を固定するフレームと、該フレーム及
び内蔵機器の周囲を覆う薄板状の外板とによって構成さ
れ、前記送風機,加湿器,冷温水コイル,メインフィル
ター,プレフィルターはこの順番に並列に横方向に並
べ、その際該加湿器,冷温水コイル,メインフィルタ
ー,プレフィルターの下面両側辺をフレームの両側辺上
に載置して固定し、さらに該フレームのみに前記吊り金
具を取り付けることで天吊りによる強度負担をフレーム
に集中せしめた。
【0009】
【作用】天吊り型空気調和機は吊り金具によって吊り設
置されるが、このとき送風機等の内蔵機器は、いずれも
フレームに支持されており、強度負担は該フレームに集
中される。従って外板と内蔵機器の間には、強度的結び
付きは一切存在せず、該外板は単に天吊り型空気調和機
の外周を囲むだけで良い。従って該外板は薄板で構成で
き、全体としてケーシングの軽量化が図れる。
置されるが、このとき送風機等の内蔵機器は、いずれも
フレームに支持されており、強度負担は該フレームに集
中される。従って外板と内蔵機器の間には、強度的結び
付きは一切存在せず、該外板は単に天吊り型空気調和機
の外周を囲むだけで良い。従って該外板は薄板で構成で
き、全体としてケーシングの軽量化が図れる。
【0010】またフレームはケーシングの下部のみに設
置されその構造が平面状で簡単である。従ってフレーム
作成時の溶接個所が少なく、その製造工数が少ない。
置されその構造が平面状で簡単である。従ってフレーム
作成時の溶接個所が少なく、その製造工数が少ない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の1実施例にかかる天吊り
型空気調和機を示す概略斜視図である。同図に示すよう
にこの天吊り型空気調和機10は、アングル材等を長方
形の平面状の枠組み形状に溶接して構成したフレーム1
1を具備し、該フレーム11上に、直接又は間接に、送
風機13と加湿器15と冷温水コイル17とメインフィ
ルター19とプレフィルター21とドレンパン23(加
湿器15と冷温水コイル17のドレン用のもの)を取り
付けて固定し、該送風機13等の内蔵機器とフレーム1
1の周囲の6面を外板25によって箱型に覆って構成さ
れている。
細に説明する。図1は本発明の1実施例にかかる天吊り
型空気調和機を示す概略斜視図である。同図に示すよう
にこの天吊り型空気調和機10は、アングル材等を長方
形の平面状の枠組み形状に溶接して構成したフレーム1
1を具備し、該フレーム11上に、直接又は間接に、送
風機13と加湿器15と冷温水コイル17とメインフィ
ルター19とプレフィルター21とドレンパン23(加
湿器15と冷温水コイル17のドレン用のもの)を取り
付けて固定し、該送風機13等の内蔵機器とフレーム1
1の周囲の6面を外板25によって箱型に覆って構成さ
れている。
【0012】ここで27は内部を点検するための点検扉
である。またフレーム11の側辺の4か所には、外方向
に向かって吊り金具29が固定されている。
である。またフレーム11の側辺の4か所には、外方向
に向かって吊り金具29が固定されている。
【0013】そしてこの天吊り型空気調和機10は、そ
の吊り金具29によって吊り設置されるが、このとき送
風機13等の内蔵機器は、いずれもフレーム11に支持
されており、強度負担は該フレーム11に集中される。
従って外板25と内蔵機器の間には、強度的結び付きは
一切存在せず、該外板25は単に天吊り型空気調和機1
0の外周を囲むだけで良い。従って該外板25は薄板で
構成できる。
の吊り金具29によって吊り設置されるが、このとき送
風機13等の内蔵機器は、いずれもフレーム11に支持
されており、強度負担は該フレーム11に集中される。
従って外板25と内蔵機器の間には、強度的結び付きは
一切存在せず、該外板25は単に天吊り型空気調和機1
0の外周を囲むだけで良い。従って該外板25は薄板で
構成できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる天吊り型空気調和機によれば、以下のような優れた
効果を有する。 強度負担を集中するフレームは天吊り型空気調和機の
下部のみに設置し、また強度の不要な外板は薄板で構成
したので、全体としてケーシングの軽量化が図れる。
かる天吊り型空気調和機によれば、以下のような優れた
効果を有する。 強度負担を集中するフレームは天吊り型空気調和機の
下部のみに設置し、また強度の不要な外板は薄板で構成
したので、全体としてケーシングの軽量化が図れる。
【0015】フレームはケーシングの下部のみに設置
されその構造が平面状で簡単なので、フレーム作成時の
溶接個所が少なく、その製造工数の低減化が図れる。 フレームは枠組み形状に形成されるので、該フレーム
をこれと同一強度の1枚の板で形成した場合に比べてそ
の重さの割に強度を強くでき、この点からもケーシング
の軽量化が図れる。送風機,加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,
プレフィルターをこの順番に並列に横方向に並べ、その
際加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,プレフィ
ルターの下面両側辺を強度を有するフレームの両側辺上
に載置して固定したので、これら重量のある各機器を横
方向に効率良く並べてコクパクトに設置することができ
る。
されその構造が平面状で簡単なので、フレーム作成時の
溶接個所が少なく、その製造工数の低減化が図れる。 フレームは枠組み形状に形成されるので、該フレーム
をこれと同一強度の1枚の板で形成した場合に比べてそ
の重さの割に強度を強くでき、この点からもケーシング
の軽量化が図れる。送風機,加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,
プレフィルターをこの順番に並列に横方向に並べ、その
際加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,プレフィ
ルターの下面両側辺を強度を有するフレームの両側辺上
に載置して固定したので、これら重量のある各機器を横
方向に効率良く並べてコクパクトに設置することができ
る。
【図1】本発明の1実施例にかかる天吊り型空気調和機
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図2】従来の天吊り型空気調和機を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来の他の天吊り型空気調和機を示す概略斜視
図である。
図である。
10 天吊り型空気調和機 11 フレーム 13 送風機 15 加湿器 17 冷温水コイル 19 メインフィルター 21 プレフィルター 23 ドレンパン 25 外板 27 点検扉 29 吊り金具
フロントページの続き (72)発明者 栗原 康成 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社荏原製作所内 (56)参考文献 実開 平5−40743(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 401 F24F 1/00 426
Claims (1)
- 【請求項1】 箱型に形成されたケーシング内に、送風
機,加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,プレフ
ィルター,ドレンパン等の内蔵機器を収納し、該箱型ケ
ーシングに取り付けた吊り金具によって吊り設置される
天吊り型空気調和機において、 前記箱型ケーシングは、略平面状の「ロ」字状の枠組み
形状に形成され該枠組み上に前記内蔵機器を固定するフ
レームと、該フレーム及び内蔵機器の周囲を覆う薄板状
の外板とによって構成され、前記送風機,加湿器,冷温水コイル,メインフィルタ
ー,プレフィルターはこの順番に並列に横方向に並べ、
その際該加湿器,冷温水コイル,メインフィルター,プ
レフィルターの下面両側辺をフレームの両側辺上に載置
して固定し、 さらに 該フレームのみに前記吊り金具を取り付けること
で天吊りによる強度負担をフレームに集中せしめたこと
を特徴とする天吊り型空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305751A JP2780002B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 天吊り型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305751A JP2780002B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 天吊り型空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133955A JPH07133955A (ja) | 1995-05-23 |
JP2780002B2 true JP2780002B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17948913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305751A Expired - Lifetime JP2780002B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 天吊り型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2780002B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108917079A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-11-30 | 成都明日蔚蓝科技有限公司 | 一种新风系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6410039A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-13 | Toshiba Corp | Ceiling installation type air conditioner |
JP2550159Y2 (ja) * | 1991-10-22 | 1997-10-08 | 株式会社竹中工務店 | クリーンユニット用ケーシング |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5305751A patent/JP2780002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07133955A (ja) | 1995-05-23 |
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