JPH09310911A - 空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネル - Google Patents
空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネルInfo
- Publication number
- JPH09310911A JPH09310911A JP8128510A JP12851096A JPH09310911A JP H09310911 A JPH09310911 A JP H09310911A JP 8128510 A JP8128510 A JP 8128510A JP 12851096 A JP12851096 A JP 12851096A JP H09310911 A JPH09310911 A JP H09310911A
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- Japan
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- window
- indoor unit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 出窓など設置場所が制限されることなく、し
かも取付が容易な建物用の空気調和機の取付構造とこれ
に使用する壁パネルを提供することである。 【解決手段】 本発明の空気調和機の取付構造は、室内
機１と室外機２とに分離されてなる空気調和機の室内機
１と室外機２とが、それぞれ、建物の窓８の上部と下部
の外壁材５と内壁材７との間に収容され、２本の窓枠取
付用縦構造材３、３に取り付けられているものである。
かも取付が容易な建物用の空気調和機の取付構造とこれ
に使用する壁パネルを提供することである。 【解決手段】 本発明の空気調和機の取付構造は、室内
機１と室外機２とに分離されてなる空気調和機の室内機
１と室外機２とが、それぞれ、建物の窓８の上部と下部
の外壁材５と内壁材７との間に収容され、２本の窓枠取
付用縦構造材３、３に取り付けられているものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁材と内
壁材との間に取り付けられる壁埋め込み方式の空気調和
機の取付構造とこれに使用する壁パネルに関する。
壁材との間に取り付けられる壁埋め込み方式の空気調和
機の取付構造とこれに使用する壁パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、建物の外壁材と内壁材との間に取
り付けられる壁埋め込み方式の空気調和機の取付構造
は、例えば、特開平６−４２７７６号公報に記載されて
知られている。上記公報記載の空気調和機の取付構造
は、屋外に張り出す箱状体を出窓などの壁開口部に取り
付けて空調機収納部を形成し、この空調機収納部に空気
調和機を取り付けてなるものである。
り付けられる壁埋め込み方式の空気調和機の取付構造
は、例えば、特開平６−４２７７６号公報に記載されて
知られている。上記公報記載の空気調和機の取付構造
は、屋外に張り出す箱状体を出窓などの壁開口部に取り
付けて空調機収納部を形成し、この空調機収納部に空気
調和機を取り付けてなるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の空気調和機の取付構造は、箱状体の中に厚さの大き
い空気調和機が収納されたもので、出窓などの厚さが大
きい壁体にしか設置できないため、使用が制限されると
いう問題と、取付に専用の部材が必要であって、施工に
手間がかかるという問題があった。
載の空気調和機の取付構造は、箱状体の中に厚さの大き
い空気調和機が収納されたもので、出窓などの厚さが大
きい壁体にしか設置できないため、使用が制限されると
いう問題と、取付に専用の部材が必要であって、施工に
手間がかかるという問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであって、本発明の目的は、出窓な
ど設置場所が制限されることなく、しかも取付が容易な
建物用の空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネ
ルを提供することである。
ためになされたものであって、本発明の目的は、出窓な
ど設置場所が制限されることなく、しかも取付が容易な
建物用の空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネ
ルを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためになされたものであって、請求項１記載の
空気調和機の取付構造は、室内機と室外機とに分離され
てなる空気調和機の室内機、または室内機と室外機の両
方が、建物の窓の上部または下部の外壁材と内壁材との
間に収容されて取り付けられているものである。
達成するためになされたものであって、請求項１記載の
空気調和機の取付構造は、室内機と室外機とに分離され
てなる空気調和機の室内機、または室内機と室外機の両
方が、建物の窓の上部または下部の外壁材と内壁材との
間に収容されて取り付けられているものである。
【０００６】請求項２記載の空気調和機の取付構造は、
室内機、または室内機と室外機の両方が、２本の窓枠取
付用縦構造材に取り付けられていることを特徴とする請
求項１記載のものである。
室内機、または室内機と室外機の両方が、２本の窓枠取
付用縦構造材に取り付けられていることを特徴とする請
求項１記載のものである。
【０００７】請求項３記載の壁パネルは、建物の縦構造
材と横構造材に外壁材が取り付けられた壁パネルに、室
内機、または室内機と室外機の両方を取り付け可能にな
された２本の窓枠取付用縦構造材が設けられてなる請求
項２記載の空気調和機の取付構造に使用する壁パネルで
ある。
材と横構造材に外壁材が取り付けられた壁パネルに、室
内機、または室内機と室外機の両方を取り付け可能にな
された２本の窓枠取付用縦構造材が設けられてなる請求
項２記載の空気調和機の取付構造に使用する壁パネルで
ある。
【０００８】（作用）請求項１記載の空気調和機の取付
構造は、室内機と室外機とに分離されてなる空気調和機
の室内機、または室内機と室外機の両方が、建物の窓の
上部または下部の外壁材と内壁材との間に収容されて取
り付けられているものであるから、設置場所が出窓など
の厚さの大きい壁体に制限されるという従来の問題を解
消できる。
構造は、室内機と室外機とに分離されてなる空気調和機
の室内機、または室内機と室外機の両方が、建物の窓の
上部または下部の外壁材と内壁材との間に収容されて取
り付けられているものであるから、設置場所が出窓など
の厚さの大きい壁体に制限されるという従来の問題を解
消できる。
【０００９】請求項２記載の空気調和機の取付構造は、
室内機、または室内機と室外機の両方が、２本の窓枠取
付用縦構造材に取り付けられている請求項１記載のもの
であるから、取付に専用の部材を必要としない。
室内機、または室内機と室外機の両方が、２本の窓枠取
付用縦構造材に取り付けられている請求項１記載のもの
であるから、取付に専用の部材を必要としない。
【００１０】請求項３記載の壁パネルは、室内機、また
は室内機と室外機の両方が、取り付け可能になされた２
本の窓枠取付用縦構造材が設けられてなるものであるか
ら、施工に便利である。
は室内機と室外機の両方が、取り付け可能になされた２
本の窓枠取付用縦構造材が設けられてなるものであるか
ら、施工に便利である。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図１と図２は、本発明の一実
施例であって、図１は室内側から見た空気調和機の取付
構造を示す斜視図であり、図２は図１の空気調和機の取
付構造を内壁材を取り外して示した斜視図である。
を参照しながら説明する。図１と図２は、本発明の一実
施例であって、図１は室内側から見た空気調和機の取付
構造を示す斜視図であり、図２は図１の空気調和機の取
付構造を内壁材を取り外して示した斜視図である。
【００１２】図１と図２において、１は室内機、２は室
外機、３は窓枠取付用縦構造材、４は横構造材、５は外
壁材、６は窓開口部、７は内壁材、７１は化粧グリル、
８は窓である。
外機、３は窓枠取付用縦構造材、４は横構造材、５は外
壁材、６は窓開口部、７は内壁材、７１は化粧グリル、
８は窓である。
【００１３】本発明の一実施例を図１と図２を参照して
説明する。本実施例における空気調和機は、室内機１と
室外機２とに分離されたセパレート型空気調和機であ
る。この空気調和機の室内機１は、プレハブ住宅の窓８
の上部に、室外機２は窓８の下部に取り付けられてい
る。室内機１と室外機２は、いずれも外壁材５と内壁材
７との間に収容されて取り付けられている。
説明する。本実施例における空気調和機は、室内機１と
室外機２とに分離されたセパレート型空気調和機であ
る。この空気調和機の室内機１は、プレハブ住宅の窓８
の上部に、室外機２は窓８の下部に取り付けられてい
る。室内機１と室外機２は、いずれも外壁材５と内壁材
７との間に収容されて取り付けられている。
【００１４】上記室内機１と室外機２の取付構造は、図
２に示すように、２本の窓枠取付用縦構造材３、３に取
り付けられているものであって、この窓枠取付用縦構造
材３は、あらかじめ壁パネルに設けられている。この壁
パネルは建物の縦構造材（図示省略）と横構造材４とで
形成された長方形状の枠体に外壁材５が取り付けられた
ものである。上記窓枠取付用縦構造材３には、窓枠取付
用のボルト孔３１が多数形成されていて、このボルト孔
３１を利用して室内機１の取付片１３と、室外機２の取
付片２１とが縦構造材３に取り付けられるようになされ
ている。
２に示すように、２本の窓枠取付用縦構造材３、３に取
り付けられているものであって、この窓枠取付用縦構造
材３は、あらかじめ壁パネルに設けられている。この壁
パネルは建物の縦構造材（図示省略）と横構造材４とで
形成された長方形状の枠体に外壁材５が取り付けられた
ものである。上記窓枠取付用縦構造材３には、窓枠取付
用のボルト孔３１が多数形成されていて、このボルト孔
３１を利用して室内機１の取付片１３と、室外機２の取
付片２１とが縦構造材３に取り付けられるようになされ
ている。
【００１５】上記に示した空気調和機の取付方法は、室
内機１を窓開口部６の上部の窓枠取付用縦構造材３、３
の間に設置し、取付片１３と縦構造材３のボルト孔３１
にボルトを挿入して固定する。同様に、室外機２を窓開
口部６の下部の窓枠取付用縦構造材３、３の間に設置
し、取付片２１と縦構造材３のボルト孔３１にボルトを
挿入して固定する。この際、縦構造材３が取り付けられ
た壁パネルの外壁材５には開口部を設け、この開口部を
通じて室外機２に屋外の空気を吸気し、熱交換したのち
排出することができるようにする。
内機１を窓開口部６の上部の窓枠取付用縦構造材３、３
の間に設置し、取付片１３と縦構造材３のボルト孔３１
にボルトを挿入して固定する。同様に、室外機２を窓開
口部６の下部の窓枠取付用縦構造材３、３の間に設置
し、取付片２１と縦構造材３のボルト孔３１にボルトを
挿入して固定する。この際、縦構造材３が取り付けられ
た壁パネルの外壁材５には開口部を設け、この開口部を
通じて室外機２に屋外の空気を吸気し、熱交換したのち
排出することができるようにする。
【００１６】ついで、上記のようにして取り付けられた
室内機１と室外機２の間に冷媒配管や電気配線等を接続
し、これらの配管、配線等を外壁材５と後に取り付ける
内壁材７との間に収容されるようにする。最後に内壁材
７を壁パネルに設けられた木レンガ（図示省略）等の取
付部材に釘打ちして取り付け、室内機１の吸気口１１と
吹出し口１２を室内に通じせしめるため、内壁材７に化
粧グリル７１を取り付けて仕上げる。
室内機１と室外機２の間に冷媒配管や電気配線等を接続
し、これらの配管、配線等を外壁材５と後に取り付ける
内壁材７との間に収容されるようにする。最後に内壁材
７を壁パネルに設けられた木レンガ（図示省略）等の取
付部材に釘打ちして取り付け、室内機１の吸気口１１と
吹出し口１２を室内に通じせしめるため、内壁材７に化
粧グリル７１を取り付けて仕上げる。
【００１７】本実施例の空気調和機の取付構造は、室内
機１と室外機２とが、それぞれ、プレハブ建物の窓８の
上部と下部の外壁材５と内壁材７との間に収容されて取
り付けられているものであるから、設置場所が出窓など
の厚さの大きい壁体に制限されるという従来の問題を解
消できる。
機１と室外機２とが、それぞれ、プレハブ建物の窓８の
上部と下部の外壁材５と内壁材７との間に収容されて取
り付けられているものであるから、設置場所が出窓など
の厚さの大きい壁体に制限されるという従来の問題を解
消できる。
【００１８】また、本実施例の空気調和機の取付構造
は、室内機１と室外機２の両方が、２本の窓枠取付用縦
構造材３、３に取り付けられているものであるから、取
付に専用の部材を必要としない。さらにまた、窓枠取付
用のボルト孔を利用できるので、取付施工に便利であ
る。
は、室内機１と室外機２の両方が、２本の窓枠取付用縦
構造材３、３に取り付けられているものであるから、取
付に専用の部材を必要としない。さらにまた、窓枠取付
用のボルト孔を利用できるので、取付施工に便利であ
る。
【００１９】さらにまた、本実施例の壁パネルは、室内
機１と室外機２の両方を取り付け可能になされた２本の
窓枠取付用縦構造材３、３が設けられてなるものである
から、この壁パネルをプレハブ住宅に使用すると、空気
調和機の施工が容易となる。
機１と室外機２の両方を取り付け可能になされた２本の
窓枠取付用縦構造材３、３が設けられてなるものである
から、この壁パネルをプレハブ住宅に使用すると、空気
調和機の施工が容易となる。
【００２０】
【発明の効果】請求項１記載の空気調和機の取付構造
は、室内機と室外機とに分離されてなる空気調和機の室
内機、または室内機と室外機の両方が、建物の窓の上部
または下部の外壁材と内壁材との間に収容されて取り付
けられているものであるから、設置場所が出窓などの厚
さの大きい壁体に制限されるという従来の問題を解消で
きると同時に、建物の縦構造材を避けて設置でき、施工
に都合がよい。
は、室内機と室外機とに分離されてなる空気調和機の室
内機、または室内機と室外機の両方が、建物の窓の上部
または下部の外壁材と内壁材との間に収容されて取り付
けられているものであるから、設置場所が出窓などの厚
さの大きい壁体に制限されるという従来の問題を解消で
きると同時に、建物の縦構造材を避けて設置でき、施工
に都合がよい。
【００２１】また、室内機の吹出し口に通じる開口部
（化粧グリル）も窓の上部または下部に配置されるの
で、窓等の開口部がない壁面を広く利用でき、居住者が
空気調和の設置で家具等の配置場所を制限されずに済
む。
（化粧グリル）も窓の上部または下部に配置されるの
で、窓等の開口部がない壁面を広く利用でき、居住者が
空気調和の設置で家具等の配置場所を制限されずに済
む。
【００２２】さらにまた、室内機と室外機とが分離され
た空気調和機であるので、一体型の空気調和機に比べて
重量が軽減され、取付施工が容易となる。
た空気調和機であるので、一体型の空気調和機に比べて
重量が軽減され、取付施工が容易となる。
【００２３】請求項２記載の空気調和機の取付構造は、
室内機、または室内機と室外機の両方が、２本の窓枠取
付用縦構造材に取り付けられている請求項１記載のもの
であるから、取付に専用の部材を必要としない。従っ
て、部材費や施工費を低減できる。
室内機、または室内機と室外機の両方が、２本の窓枠取
付用縦構造材に取り付けられている請求項１記載のもの
であるから、取付に専用の部材を必要としない。従っ
て、部材費や施工費を低減できる。
【００２４】請求項３記載の壁パネルは、室内機、また
は室内機と室外機の両方が、取り付け可能になされた２
本の窓枠取付用縦構造材が設けられてなるものであるか
ら、空気調和機の施工に便利である。
は室内機と室外機の両方が、取り付け可能になされた２
本の窓枠取付用縦構造材が設けられてなるものであるか
ら、空気調和機の施工に便利である。
【図１】本発明の一実施例であって、室内側から見た空
気調和機の取付構造を示す斜視図である。
気調和機の取付構造を示す斜視図である。
【図２】図１の空気調和機の取付構造を内壁材を取り外
して示した斜視図である。
して示した斜視図である。
１ 室内機 ２ 室外機 ３ 窓枠取付用縦構造材 ４ 横構造材 ５ 外壁材 ６ 窓開口部 ７ 内壁材 ７１ 化粧グリル ８ 窓
Claims (3)
- 【請求項１】 室内機と室外機とに分離されてなる空気
調和機の室内機、または室内機と室外機の両方が、建物
の窓の上部または下部の外壁材と内壁材との間に収容さ
れて取り付けられていることを特徴とする空気調和機の
取付構造。 - 【請求項２】 室内機、または室内機と室外機の両方
が、２本の窓枠取付用縦構造材に取り付けられているこ
とを特徴とする請求項１記載の空気調和機の取付構造。 - 【請求項３】 建物の縦構造材と横構造材に外壁材が取
り付けられた壁パネルに、室内機、または室内機と室外
機の両方を取り付け可能になされた２本の窓枠取付用縦
構造材が設けられてなる請求項２記載の空気調和機の取
付構造に使用する壁パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128510A JPH09310911A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128510A JPH09310911A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09310911A true JPH09310911A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14986536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8128510A Pending JPH09310911A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 空気調和機の取付構造とこれに使用する壁パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09310911A (ja) |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP8128510A patent/JPH09310911A/ja active Pending
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