JP2009030938A - 空調装置 - Google Patents

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Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
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Abstract

【課題】ねじ止めの際に発生するバリ等による隙間を防止し、湿気漏れや取付不良を回避できる空調装置を提供する。
【解決手段】天井板21の開口部22に取り付けられる空調装置10であって、通風口31〜33を有するとともに、その室内側端面に本体フランジ部41が設けられた装置本体30と、枠状の枠フランジ部51を有する取付枠50と、開口部22の内周縁22aに沿う接続フランジ部66を有する接続部材と、を備え、天井板21と本体フランジ部41との間に枠フランジ部51が配置されるとともに枠フランジ部51と本体フランジ部41との間に接続フランジ部66が配置され、共通の取付用ねじ102で共締めされるねじ止め部位101では、下孔43,53,67が形成されるとともに、取付用ねじ102の外周に間隙を構成する逃げ部100が形成されたことを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、壁部材に取付けられる空調装置に係り、例えば浴室の天井等の壁部材に取付けられる換気乾燥装置等に関する。
換気乾燥装置等の空調装置において、例えば浴室の天井等の壁部材に取付けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。この種の空調装置としては、天井板に形成された開口部に空調装置の本体が収容され、本体の周囲に形成された本体フランジ部がネジ止めにより開口縁に直に固定される構造や、壁部材としての天井板のさらに上方の天井部からアンカーボルトを介して本体が吊り下げられて取付けられる構造が知られている。これらの空調装置は、室内側から天井板に設けられた開口部を貫通して反室外側である天井裏に突出して設置される。装置本体の側面には天井裏に位置する空気の吸込や排気のための通風口が設けられており、この通気口に対応して各種ダクトに接続、あるいは通風口を塞ぐための接続部材が設けられる。装置本体は、取付枠を介して天井板に固定される。この取り付けにおいて、装置本体、取付枠及び接続部材それぞれ天井板の開口縁に沿うフランジ部を備え、本体フランジ部と天井板との間に、取付枠及び接続部材のフランジ部が密接して重なった状態で、天井板に取付用ねじで共締め固定される。この結果、装置本体の通風口と接続部材が連通した状態で、装置本体が天井板にねじ止め固定される。その後、さらに室内側から装置本体に化粧パネルが取り付けられ、固定される。取付枠や装置本体を天井板にねじ止めする際、ドリルネジや先端が尖ったタッピンネジ等の取付用ねじが用いられ、下孔が形成されていない天井板に、これら尖鋭な取付用ねじを呼びこみ、ねじ穴を形成しながらねじ止めが行われる。
特開平11−63619号公報
しかしながら上述した空調装置には次のような問題があった。すなわち、下孔が形成されていない天井板にねじ穴を形成しながらねじ止めする場合には、天井板が、ねじ差込方向後方に捲れ、天井板のねじ止め部のねじ穴の全周にバリが形成される。このため、天井板の室内側面と取付枠とを密接して固定することが困難となり、接合部に隙間が発生する。この隙間は、湿気漏れや装置本体の取付不良の原因となる。
そこで本発明は、ねじ止めの際に発生するバリ等による隙間を防止し、湿気漏れや取付不良を回避できる空調装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態にかかる空調装置は、室内の壁部材の開口部に取り付けられる空調装置であって、前記開口部を貫通して反室内側に突出して配置され、その反室内側の外面に空気の通風口を有するとともに、その室内側端面に前記開口部の内周縁に沿う本体フランジ部が設けられた装置本体と、前記開口部の内周縁の室内側の面に対向して配置される枠フランジ部を有する取付枠と、を備え、前記壁部材に対し、順次配置された前記本体フランジ部及び前記枠フランジ部を共締めする取付用ねじとを備え、前記枠フランジ部の前記取付用ねじが貫通するねじ止め部位において、下孔が形成されるとともに、前記取付用ねじの外周に間隙を構成する逃げ部が形成されていることを特徴とする。
本発明の一形態にかかる空調装置は、壁部材の開口部に取り付けられる空調装置であって、前記開口部の内周縁の室内側の面に対向して配置される枠状の枠フランジ部を有する取付枠と、前記通風口に接続され、前記通風口を前記開口部内に至るように配置されたダクトに連通接続する連通部と前記通風口を塞ぐ遮蔽部との少なくともいずれかを備えるとともに、前記開口部の内周縁に沿う接続フランジ部を有する接続部材と、前記開口部の反室内側に突出し、その反室内側の外面に空気の通風口を有し、前記接続フランジ部を覆うように壁部材に取り付けられる装置本体と、前記壁部材に前記枠フランジ部と前記接続フランジ部とを順に配置して、共締めする共通の取付用ねじと、を備え、前記枠フランジ部の前記取付用ねじのねじ止め部位に、下孔が形成されるとともに、前記取付用ねじの外周に間隙を構成する逃げ部が形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、ねじ止めの際に壁部材に発生するバリ等による隙間を防止し、湿気漏れや取付不良を回避することが可能となる。
[第1実施形態]
以下に本発明の一実施形態にかかる空調装置について、図1乃至図10を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して示している。各図中の矢印X、Y、Zは互いに直交する三方向を示している。
図1及び図6に示す空調装置10は、例えば乾燥、換気、涼風、暖房、停止等の処理が可能な浴室に取り付けられる浴室換気乾燥機であり、壁部材としての浴室20の天井板21に形成された開口部22に配置される装置本体30と、装置本体30を天井板21に固定するための取付枠50と、装置本体30の通風口31〜33に接続される接続部材60と、これらを室内側から覆うパネル70と、を備えて構成されている。
空調装置10は、ここでは、例えば、衣類12を吊り下げることができる物干し機構13や浴槽14が配備された浴室20の天井板21に設けられている。天井板21には、下方すなわち室内側に向かって開口し、室外側に装置本体30を収容可能な所定の空間Sを有する開口部22が形成されている。仕切壁15を挟んで浴室20の隣には、別室としての洗面室80が設けられている。
洗面室80には、換気するために洗面室80の空気を吸い込む副吸込みグリル81と、空調装置10を遠隔にて操作するためのリモコン82とが設置されている。リモコン82は、ユーザにより、乾燥、換気、涼風、暖房、常時換気、停止等の処理内容およびタイマー機能がそれぞれ入力指示される操作部と、各種情報を表示する表示部と、洗面室80内の温度を検出可能な温度センサ等を備えている。ユーザの入力指示に応じてリモコン82から出力される信号により、空調装置10の動作が制御される。
図1、2に示すように、装置本体30は、浴室20内の空気と洗面室80内の空気を換気する為の切換えダンパーやファン等の換気手段34と、浴室20内の空気を循環させるためファンからなる循環手段35と、浴室20内の空気を加熱する為のヒータからなる加熱手段36と、マイコン37を有する制御部38とを備え、これらが直方体状の装置本体30に収容されて構成されている。
装置本体30の反室内側である天井裏に位置する側面には、複数の通風口31,32が設けられている。排気口となる通風口31は、後述する連通部材61を介して、室外と連通する排気ダクト24に接続される。一方、吸気口となる通風口32は、3箇所に設けられており、その内1つが後述する連通部材62を介して、洗面室80と連通する吸込ダクト25に接続され、もうひとつの通風口31は、図示しないトイレと連通する吸込ダクトに接続される。最後の通風口31は、後述する遮蔽板63で閉塞される。3つの通風口32の内、どの通風口31を吸込ダクトに接続するかは、建物内の浴室や周囲の部屋の配置及びユーザの好みに応じて決定され、使用しない通風口32は、遮蔽板63で閉塞される。
図3乃至図5に示すように、装置本体30の下部周縁には、開口部22の内周縁22aの下面22bに沿って枠状に本体フランジ部41が形成されている。本体フランジ部41の複数箇所に設けられた共通の取付用ねじ102が挿通されるねじ止め部位101には、取付用ねじ102が挿通可能な下孔としての本体ねじ孔43がそれぞれ形成されている。なお、天井板21は、上面の石膏ボード21bに下面、すなわち浴室側に鉄板21cを張り合わせた構造となっている。
取付枠50は、板金等により開口部22の内周縁22aに沿う長方形の枠状に形成されている。取付枠50は、水平に延びて開口部22の内周縁22aの下面22cに沿う枠フランジ部51と、枠フランジ部51の開口部22内側の端部から連続して上方の天井裏方向に起立し、鉛直方向に延設された鉛直枠部52とを有し、断面L字状に形成されている。
枠フランジ部51の複数箇所の取付用ねじ102が挿通されるねじ止め部位101には、取付用ねじ102が挿通可能な下孔としての枠ねじ孔53が形成されている。
枠フランジ部51のねじ止め部位101には逃げ部100が設けられている。逃げ部100は、枠フランジ部51のうち天井板21の下面に対向する面、すなわち上面において、枠ねじ孔53の周囲が下方に凹む凹形状を成している。この形状により、ねじ止め部位101において、取付用ねじ102の外周であって取付枠50と天井板21との間に間隙Gが形成される。
図7に示すように、天井板の裏面には開口部22を避けて組まれた井形上の木枠21aが設けられる。取付枠50の鉛直枠部52の上端にはリブ部55が複数形成されている。リブ部55は、例えば鉛直枠部52の外周方向において2箇所に形成され、取付枠50が開口部22に挿入される前の状態では上方に延び、開口部22に鉛直枠部52が挿入された後に折り曲げられることにより、天井板21の上部の木枠21a上面に沿って水平に延びて木枠21aに係止され、取付枠50を天井板21に仮固定させる機能を有する。これにより作業者は、ひとまず取付枠50のみを天井板21に支持させて、次の作業に取り掛かることができるようになる。
通風口31、32に接続される接続部材60としては、排気ダクト24と排気用の通風口31とを連通する排気ダクト連通部材61と、2つの吸込ダクト25と2つの通風口32とを連通する吸込ダクト連通部材62と、1つの通風口32を塞ぐ遮蔽板63の3種類がある。
各連通部材61,62は、装置本体30の側面に沿うように鉛直方向に起立し、中央に円形の開口を有する四角形の板状部材64と、板状部材64の中央部分の開口の周縁が水平方向に延出して筒状に形成された筒部65(連通部)と、板状部材64の下縁から取付枠50下面に沿うように水平に延出形成され、取付枠50に固定される接続フランジ部66と、を夫々有して構成されている。接続フランジ部66において、後述する取付用ねじ102が挿通されるねじ止め部位101には、ねじが挿通可能な下孔としての接続ねじ孔67が複数形成されている。板状部材64と接続フランジ部66は1枚の鉄板から折り曲げ形成された一体物で構成されている。筒部65は、やはり鉄板から構成された別部材でネジ等で板状部材64に固定され、一体化されている。
遮蔽板63は、上記ダクト連通部材61,62と同様に鉄板により板状部材64と接続フランジ部66とが一体に構成されている。遮蔽板63の板状部材64(遮蔽部)は、開口部がなく、装置本体30の通風口31のうち遮蔽される通風口31の開口面に沿って鉛直方向に延びて通風口31を塞ぐ機能を有する。ダクト連通部材61,62と同様に、接続フランジ部66において、後述する取付用ねじ102が挿通されるねじ止め部位101には、ねじが挿通可能な下孔としての接続ねじ孔67が複数形成されている。
図5に示すパネル70は、開口部22を覆う所定形状に構成され、室内側から、装置本体30、ダクト連通部材61,62、遮蔽板63、及び取付枠50を覆っている。パネル70にはパネル70を装置本体30に固定するための下孔としてのパネルねじ孔71が設けられ、このパネルねじ孔71において取付用ねじ102により装置本体30に挿通固定されている。このパネルねじ孔71は、装置本体30の本体ねじ孔43よりも開口部22の外周側に配置されている。
上記のように構成された空調装置10を天井板21の開口部22に取付る場合の手順について説明する。まず、図6に示すように、天井板21の開口部22の内側に取付枠50の鉛直枠部52を挿入し、挿入後にリブ部55を水平かつ開口外周側方向に折り曲げることにより、リブ部55を天井板21の上面の木枠21aに係止させる。この結果、取付枠50が、天井板21に仮固定される。
ついで、図7に示すように、ねじ止め部位101に、接続部材60の接続フランジ部66に設けられた接続ねじ孔67と枠フランジ部51の枠ねじ孔53とが対応するように位置合わせし、接続部材60と天井板21とで枠フランジ部51を挟持するように配置する。ついで、先端が尖ったドリルねじやタッピンねじ等の取付用ねじ102により、下孔が形成されていない天井板21に、ねじを呼び込み、ねじ穴を形成しながら、共通の取付用ねじ102で、接続フランジ部66、枠フランジ部51、及び天井板21の開口部22周縁22a及び木枠21aを共締めし、図4の状態とする。
このとき、図9に示すように、天井板21のねじ孔部周辺が下側に捲れ上がり、ねじ孔部全周にバリ103が立った状態となるが、バリ113は逃げ部100の間隙Gに収まる。したがって取付後の状態において取付枠50と天井板21とが密着してねじ止めされ、バリ103による浮き上がりや隙間の発生が防止される。同様に、図8に示すように、他の接続部材60について上記と同様に共通の取付用ねじ102によるねじ止めを行う。
次に図3に示すように、装置本体30の各通風口31と各種接続部材60との位置を合わせ、装置本体30を取付枠50の内側から開口部22内に挿入する。このとき、本体フランジ部41を枠フランジ部51と密接させて、本体フランジ部41の本体ねじ孔43と枠ねじ孔53の位置を合わせる。本体フランジ部41と天井板21の下面とによって枠フランジ部51を挟持した状態で、ドリルネジやタッピンネジ等を使い下孔のない天井板21に取付用ねじ102を呼び込みながら穴を開け、本体フランジ部41、接続フランジ部66、枠フランジ部51、及び天井板21の開口部22の周縁22aを共通の取付用ねじ102で共締めする。この結果、装置本体30が天井板21の開口部22における所定位置に固定される。
このねじ止めの際にも、図5に示すように、天井板21のねじ孔周辺が下側に捲れ上がり、穴部全周にバリ103が立った状態となるが、枠フランジ部51の上面に凹形状となる逃げ部100が設けられているため、穴部全周のバリが逃げ部100内に収まるため、天井板21の開口部22の内周縁の室内側の面に取付枠50が接触して密接した状態で固定される。以上により、接続部材を介して通風口31、32とダクト24,25とが連通し、通風口33が遮蔽され、装置本体30が取付枠50を介して天井板21に固定される。
なお、接続部材60の接続フランジ部66と枠フランジ部51の部分は、装置本体30の天井取り付けにより覆われる。接続フランジ部66と枠フランジ部51を共締めした取付用ねじ102と対向する装置本体30の上面(天井面側)には、このねじ102の頭を避けて収納する空間となる凹みが設けられている。
次いで、図5に示すように、室内側すなわち下方側から装置本体30等を塞ぐようにパネル70を配置し、パネルねじ孔71にて、ねじ部材を介してパネル70を装置本体30に対してねじ止めする。
本実施形態にかかる空調装置10は以下に掲げる効果を奏する。すなわち、ねじ止め部位101に、凹部形状の逃げ部100を形成したため、この逃げ部100によって構成された間隙Gに、ねじ止めする際に発生するバリ103が、収容される。したがって、バリ103によって取付枠50と天井板21との間の隙間ができるのを防止し、取付枠50等を天井板21に密着させることができる。この結果、装置本体30を所望の取付位置に正確に取り付けることができ、隙間による取付不良や湿気漏れを回避することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態にかかる空調装置について図1乃至4、図6乃至8及び図10を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大・縮小・省略して概略的に示している。図10は、第2実施形態にかかる空調装置の取付工程におけるねじ止め部位101を拡大して示す断面図である。本実施形態において、逃げ部100の構成以外は上記第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の空調装置10においては、図10に示すように、逃げ部100は、枠フランジ部51のねじ止め部位101における壁部材側の面、すなわち上面51aが室内側に凹んだ凹部形状を成すとともに、室内側の面すなわち下面51bが室内側方向に突出した凸形状を成して構成されている。この逃げ部100によって、取付用ねじ102の周囲に所定の間隙Gが形成される。なお図10では装置本体とパネルとが取り付けられていない状態を示す。
また、接続部材60の接続フランジ部66に形成された下孔としての接続ねじ孔67は、凸形状を成す逃げ部100の下面よりも大きな径を有して構成され、逃げ部100の凸形状部分がねじ孔67内に収容されている。この他は、上記第1実施形態の空調装置10と同様に構成されている。
本実施形態では、取付枠50と接続部材60との位置合わせの際には枠フランジ部51の逃げ部100の下部の凸形状の突出部を接続フランジ部66の接続ねじ孔67内に配置するように位置合わせが行われる。この他の取付工程は上記第1実施形態の空調装置と同様であり、下穴のない天井板21にドリルねじやタッピンねじ等の取付用ねじ102によりねじ孔を形成しつつ取付用ねじ102を呼びこみながら、共締めされる。
その後、本体フランジ部41、接続フランジ部66、枠フランジ部51、及び天井板21の開口部22の周縁を取付用ねじ102で共締めする。この共締め部分においても枠フランジ部51及び接続フランジ部66のねじ止め部位は、上述の取付枠50、接続部材60及び天井板21のねじ止め部分と同一形状をしている。続いて室内側からパネルが取り付けられて据付が完了する。
本実施形態においても上述した第1実施形態にかかる空調装置と同様の効果が得られる。すなわち、逃げ部100を設けたことにより、取付用ねじ102の周囲にねじ形成によるバリ等が退避できる間隙Gが形成されているため、隙間を形成することなく、天井板21及び各フランジ部41,51、66を互いに密接させることができる。さらに、本実施形態の空調装置では接続部材60の位置合わせを容易に行うことができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態にかかる空調装置について図1乃至4、図6乃至8及び図11を参照して説明する。なお、同図において適宜構成を拡大・縮小・省略して概略的に示している。図11は、第3実施形態にかかる空調装置のねじ止め部位101を示す断面図である。本実施形態において、逃げ部100の構成以外は上記第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の空調装置においては、逃げ部100は、枠フランジ部51のねじ止め部位101における室内側の面、すなわち下面51bが室内側方向に突出した凸形状を成すとともに、接続フランジ部66の接続ねじ孔67及び本体フランジ部41の本体ねじ孔43が前記突出部分を収容する大径部分43aを有して構成されている。接続ねじ孔67は、板金のバーリング加工によって接続フランジ部66の厚さ方向両端に至って突出部分の径よりも大きく形成され、本体ねじ孔43はその室外側の一部分が突出部分の径よりも大きく構成されている。本体ねじ孔43はその室外側の一部分が室内側の一部分よりも大径となるように段差を有して構成されている。この逃げ部100によって、取付用ねじ102の周囲に所定の間隙Gが形成される。この他は、上記第1実施形態の空調装置10と同様に構成されている。
本実施形態では、取付枠50と接続部材との位置合わせの際には逃げ部100の下部の突出部分を接続ねじ孔67の大径部分に配置するように位置合わせを行い、さらに装置本体30の位置合わせの際にも本体ねじ孔43の大径部分に前記突出部分が配置されるように、位置合わせが行われる。この他の取付工程は上記第1実施形態の空調装置10と同様であり、下穴のない天井板21にドリルねじやタッピンねじ等の取付用ねじ102によりねじ孔を形成しつつ取付用ねじ102を呼び込みながら、共締めされる。
本実施形態においても上述した第1実施形態及び第2実施形態にかかる空調装置と同様の効果が得られる。まら、逃げ部100をバーリング加工によって設けることで製造が容易で、かつ、取付用ねじ102のかかり量が枠フランジ部51の板厚以上となるため、ねじ止めの際のネジ破壊トルクを改善することができる。したがって、ねじの固定力が増すので、ねじ本数を少なくすることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態にかかる空調装置について図1、図2、図12乃至図14を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大・縮小・省略して概略的に示している。本実施形態では、取付枠の支持に、天井板の上部の木枠を用いることなく、取付枠が、天井板のさらに上方の天井部分にアンカーボルトに吊下固定され、装置本体もこの取付枠及び天井板に固定されて吊り下げられるものである。天井板が強固であれば、木枠やアンカーボルトは不要である。しかしながら、一般に浴室の天井はそれほど強固に作られていない。このため、強度的に天井板だけでは装置本体を支持することができない場合がほとんどである。このため、装置本体の重量を支えるために木枠やアンカーボルトが用いられる。なお、十分な強度を有する天井板が用いられている場合には、木枠やアンカーボルトを用いることなく、天井板のみで装置本体をねじ止めにより固定支持させることも可能である。
図12乃至図14は、第4実施形態にかかる空調装置のねじ止め部位101を示している。図12乃至図14において、図3乃至図11と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、図12乃至図14は装置本体及びパネルが取り付けられる前の状態を示している。
本実施形態の空調装置10においては、装置本体30は天井板21のさらに上方の天井部分にアンカーボルト141を介して取付枠50を経由して吊下固定される。取付枠50の長方形の鉛直枠部52の四隅には、天吊金具142を取り付けるための延出片143が板金により折り曲げ形成されている。なお、取付枠50は、第1の実施形態で用いられるものと同一物で兼用されており、第1の実施形態のように天井裏の木枠に固定する場合には、この延出片143は用いられない。延出片143の天井裏側の先端近くには、達磨穴144が夫々形成されている。この達磨穴144において、取付用ねじ145により、延出片のさらに上方に延びるように、天吊金具142が取り付けられる。天吊金具142は、上方に鉛直に延びる板状の鉛直部146と鉛直部146の上端から水平方向に延びる板状の水平部147とを有するL字形状の板金部材である。この水平部147にアンカーボルト141がナット148で締められて取り付けられている。アンカーボルト141の先端部は上方に向かってのび、図示しない天井部に埋設固定される。
本実施形態の空調装置の取り付け工程においては、まず、図13に示すように、予め、アンカーボルト141に天吊金具142をナット148を用いて、取付予定位置より僅かに下方に仮固定する。ついで、取付枠50に設けられた達磨穴144に、天吊金具142に予め仮止めしてある取付用ねじ145の頭部145aを通し、取付枠50を仮固定する。
次に天吊金具142の取付用ねじ145を締めて取付枠50と完全に固定し、各々のアンカーボルト141のナット148を調整し、枠フランジ部51が天井板21の開口部22に密接するように固定する。この他は、上記第1実施形態等と同様に、図12に示すように、接続部材60の接続フランジ部66に設けられた接続ねじ孔67、と枠フランジ部51の枠ねじ孔53との位置を合わせるとともに、接続部材60及び取付枠50を天井板21と本体フランジ部41との間に挟持した状態で、ドリルネジや先端が尖ったタッピンネジ等の取付用ねじ102によって下孔が形成されていない天井板21にねじ止めする。
その後、図12に示すように、装置本体30を開口部22に押し込み、本体フランジ部41、接続フランジ部66、枠フランジ部51の順で重ね合わせられて共通の取付用ねじ102により天井板21にねじ止めされる。この場合、装置本体30、取付枠50、接続部材60の支持はアンカーボルト141によって行なわれるが、天井板21との位置決め固定は第1から第3実施形態と同様に取付用ねじ102による共締めで実施される。このねじ止め部分の構造は第1ないし第3実施形態のいずれの形態でもよい。
本実施形態においても上述した第1実施形態にかかる空調装置と同様の効果が得られる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態の複数の構成要素を適宜組み合わせて種々の発明を形成してもよい。例えば、実施形態の構成要素を適宜削除してもよく、異なる実施形態にわたる構成要素を組み合わせてもよい。
本発明の第1乃至第4実施形態にかかる空調装置を備えた浴室を示す正面図。 同空調装置の制御部の構成を示すブロック図。 本発明の第1乃至第3実施形態にかかる空調装置の取付工程を示す斜視図。 同空調装置の取付構造を概略的に示す断面図。 本発明の第1実施形態にかかる空調装置の取付構造を示す断面図。 本発明の第1乃至第3実施形態にかかる空調装置の取付工程を示す斜視図。 同空調装置の取付工程を示す斜視図。 同空調装置の取付工程を示す斜視図。 本発明の第1実施形態にかかる空調装置の取付工程を示す断面図。 本発明の第2実施形態にかかる空調装置の取付構造を示す断面図。 本発明の第3実施形態にかかる空調装置の取付構造を示す断面図。 本発明の第4実施形態にかかる空調装置の取付工程を示す斜視図。 同空調装置の取付工程を示す斜視図。 図13のA部分を拡大して示す斜視図。
符号の説明
S…空間、G…間隙、10…空調装置、20…浴室、21…天井板(壁部材)、
22…開口部、22a…内周縁、22b…下面、22c…下面、
24…排気ダクト、25…吸込ダクト、30…装置本体、31〜33…通風口、
41…本体フランジ部、43…本体ねじ孔(下孔)、43a…大径部分、
43.53…下孔、50…取付枠、51…枠フランジ部、51a…上面、51b…下面、
52…鉛直枠部、53…枠ねじ孔(下孔)、61、62…連通部材、
63…遮蔽板、64…板状部材(遮蔽部)、65…筒部(連通部)、66…接続フランジ部、67…接続ねじ孔(下孔)、70…パネル、100…逃げ部、101…ねじ止め部位、
103…バリ、141…アンカーボルト。

Claims (6)

  1. 室内の壁部材の開口部に取り付けられる空調装置であって、
    前記開口部を貫通して反室内側に突出して配置され、その反室内側の外面に空気の通風口を有するとともに、その室内側端面に前記開口部の内周縁に沿う本体フランジ部が設けられた装置本体と、
    前記開口部の内周縁の室内側の面に対向して配置される枠フランジ部を有する取付枠と、を備え、
    前記壁部材に対し、順次配置された前記本体フランジ部及び前記枠フランジ部を共締めする取付用ねじとを備え、
    前記枠フランジ部の前記取付用ねじが貫通するねじ止め部位において、下孔が形成されるとともに、前記取付用ねじの外周に間隙を構成する逃げ部が形成されていることを特徴とする空調装置。
  2. 前記通風口に接続され、前記通風口を前記開口部内に至るように配置されたダクトに連通接続する連通部と前記通風口を塞ぐ遮蔽部との少なくともいずれかを備えるとともに、前記開口部の内周縁に沿う接続フランジ部を有する接続部材を備え、
    前記接続フランジ部は、前記本体フランジ部と前記枠フランジ部との間に配置されて前記取付用ねじで共締めされることを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 壁部材の開口部に取り付けられる空調装置であって、
    前記開口部の内周縁の室内側の面に対向して配置される枠状の枠フランジ部を有する取付枠と、
    前記通風口に接続され、前記通風口を前記開口部内に至るように配置されたダクトに連通接続する連通部と前記通風口を塞ぐ遮蔽部との少なくともいずれかを備えるとともに、前記開口部の内周縁に沿う接続フランジ部を有する接続部材と、
    前記開口部の反室内側に突出し、その反室内側の外面に空気の通風口を有し、前記接続フランジ部を覆うように壁部材に取り付けられる装置本体と、
    前記壁部材に前記枠フランジ部と前記接続フランジ部とを順に配置して、共締めする共通の取付用ねじと、を備え、
    前記枠フランジ部の前記取付用ねじのねじ止め部位に、下孔が形成されるとともに、前記取付用ねじの外周に間隙を構成する逃げ部が形成されたことを特徴とする空調装置。
  4. 前記逃げ部は、前記枠フランジ部の前記壁部材側の面に設けられ、前記室内側に凹んだ凹部であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空調装置。
  5. 前記逃げ部の設けられた前記枠フランジ部の前記室内側の面に前記室内方向に突出した凸部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の空調装置。
  6. 前記壁部材は天井板であって、前記取付枠は、前記天井板上部の天井裏に配置された天井部材に、アンカーボルトを介して、吊下されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の空調装置。
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