JPH0921542A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
- Publication number
- JPH0921542A JPH0921542A JP7191162A JP19116295A JPH0921542A JP H0921542 A JPH0921542 A JP H0921542A JP 7191162 A JP7191162 A JP 7191162A JP 19116295 A JP19116295 A JP 19116295A JP H0921542 A JPH0921542 A JP H0921542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- refrigerant pipe
- indoor unit
- bracket
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビネット2を貫通して外部に取り出され
て室外ユニットからの接続配管15と管継手28を介して接
続される冷媒配管20が前後方向に動くのを防止する。 【解決手段】 冷媒配管20のがキャビネット貫通部の外
方に位置する部分の外周に外側へ突出するビード部30を
形成するとともに、キャビネット2の貫通穴19のまわり
にブラケット37をネジ23によってネジ止めすることによ
ってビード部30をキャビネット2の外面とブラケット37
との間に挟持して冷媒配管20を上下、左右のみならず前
後方向に移動できないようにキャビネット2を固定す
る。
て室外ユニットからの接続配管15と管継手28を介して接
続される冷媒配管20が前後方向に動くのを防止する。 【解決手段】 冷媒配管20のがキャビネット貫通部の外
方に位置する部分の外周に外側へ突出するビード部30を
形成するとともに、キャビネット2の貫通穴19のまわり
にブラケット37をネジ23によってネジ止めすることによ
ってビード部30をキャビネット2の外面とブラケット37
との間に挟持して冷媒配管20を上下、左右のみならず前
後方向に移動できないようにキャビネット2を固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分離型空気調和機の
天井埋込形室内ユニットに好適な室内ユニットに関す
る。
天井埋込形室内ユニットに好適な室内ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の天井埋込形室
内ユニットの1例が図3ないし図5に示されている。図
2に示すように、天井1に埋め込んで設置されたキャビ
ネット2の内部には熱交換器7、ドレンパン10、モータ
5、送風機6、導風板12等が内蔵され、このキャビネッ
ト2の下部に天井パネル8が装着されている。
内ユニットの1例が図3ないし図5に示されている。図
2に示すように、天井1に埋め込んで設置されたキャビ
ネット2の内部には熱交換器7、ドレンパン10、モータ
5、送風機6、導風板12等が内蔵され、このキャビネッ
ト2の下部に天井パネル8が装着されている。
【0003】この天井パネル8の中央部には吸込口3が
形成され、この吸込口3に隣接してその外側に吹出口4
が形成されている。
形成され、この吸込口3に隣接してその外側に吹出口4
が形成されている。
【0004】この空気調和機の運転時、図示しない室外
ユニットからの冷媒が熱交換器7を循環し、モータ5に
よって送風機6が駆動される。すると、室9内の室内空
気が吸込口3から吸込グリル11、フィルタ13を通り、導
風板12に案内されて送風機6に吸入されて付勢される。
そして、熱交換器7を流過する過程で冷却又は加熱され
ることにより調和空気となって吹出口4から室9内に吹
き出される。
ユニットからの冷媒が熱交換器7を循環し、モータ5に
よって送風機6が駆動される。すると、室9内の室内空
気が吸込口3から吸込グリル11、フィルタ13を通り、導
風板12に案内されて送風機6に吸入されて付勢される。
そして、熱交換器7を流過する過程で冷却又は加熱され
ることにより調和空気となって吹出口4から室9内に吹
き出される。
【0005】図4及び図5に示すように、熱交換器7に
一端が連結された冷媒配管20には断熱材21が巻装され、
この状態でキャビネット2に穿設された穴19を貫通して
外部に取り出され、その他端には管継手28を介して室外
ユニットからの接続配管15が接続される。
一端が連結された冷媒配管20には断熱材21が巻装され、
この状態でキャビネット2に穿設された穴19を貫通して
外部に取り出され、その他端には管継手28を介して室外
ユニットからの接続配管15が接続される。
【0006】この冷媒配管20をキャビネット2の外面に
ビス23により締結された台座22上に載せ、その上から断
面U字形のクランプ26を被せてその両端脚部26A に設け
たビス穴25を貫通するビス24を台座22に螺入することに
よって冷媒配管20をキャビネット2に固定していた。
ビス23により締結された台座22上に載せ、その上から断
面U字形のクランプ26を被せてその両端脚部26A に設け
たビス穴25を貫通するビス24を台座22に螺入することに
よって冷媒配管20をキャビネット2に固定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室内ユニッ
トにおいては、冷媒配管20を上下及び左右方向には動か
ないようにキャビネット2に固定することができるが、
前後方向への動きを阻止出来ないため、冷媒配管20が前
後方向に動いてキャビネット2内の機器に干渉するとい
う不具合があった。
トにおいては、冷媒配管20を上下及び左右方向には動か
ないようにキャビネット2に固定することができるが、
前後方向への動きを阻止出来ないため、冷媒配管20が前
後方向に動いてキャビネット2内の機器に干渉するとい
う不具合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、冷媒配管のキャビネット貫通部の外方に位置す
る部分の外周に外側へ突出するビード部を形成するとと
もにこのビード部を上記キャビネットの外面との間で挟
持することによってキャビネットに固定するブラケット
を上記キャビネットの貫通穴のまわりにネジ止めしたこ
とにある。従って、冷媒配管はキャビネットに上下、左
右のみならず前後方向に移動できないように固定され
る。
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、冷媒配管のキャビネット貫通部の外方に位置す
る部分の外周に外側へ突出するビード部を形成するとと
もにこのビード部を上記キャビネットの外面との間で挟
持することによってキャビネットに固定するブラケット
を上記キャビネットの貫通穴のまわりにネジ止めしたこ
とにある。従って、冷媒配管はキャビネットに上下、左
右のみならず前後方向に移動できないように固定され
る。
【0009】他の特徴とするところは、上記冷媒配管の
まわりを上記ビード部に対応したビード部を有する断熱
材で被覆し、この断熱材を介して冷媒配管をキャビネッ
トに固定したことにある。
まわりを上記ビード部に対応したビード部を有する断熱
材で被覆し、この断熱材を介して冷媒配管をキャビネッ
トに固定したことにある。
【0010】更に他の特徴とするところは、上記ブラケ
ットを半割り構造としたことにある。
ットを半割り構造としたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態が図1に示さ
れている。冷媒配管20がキャビネット2の穴19を貫通す
る部分より若干外方に位置する部分の外周に外側へ突出
するビード部30が形成され、冷媒配管20のまわりを被覆
する断熱材21にもビード部30と対応する部分にビード部
31が形成されている。
れている。冷媒配管20がキャビネット2の穴19を貫通す
る部分より若干外方に位置する部分の外周に外側へ突出
するビード部30が形成され、冷媒配管20のまわりを被覆
する断熱材21にもビード部30と対応する部分にビード部
31が形成されている。
【0012】37はブラケットで、その中央部には外方に
膨出する膨出部34が形成され、この膨出部34の中央には
冷媒配管20及び断熱材21が通過するが、ビード部31は通
過し得ない穴35が穿設されている。そして、外縁部36に
はその上下に互いに対向するように切込み32、32が設け
られている。
膨出する膨出部34が形成され、この膨出部34の中央には
冷媒配管20及び断熱材21が通過するが、ビード部31は通
過し得ない穴35が穿設されている。そして、外縁部36に
はその上下に互いに対向するように切込み32、32が設け
られている。
【0013】しかして、ブラケット37の切込み32、32に
ビス23を貫通させてその先端を貫通穴19のまわりのキャ
ビネット2に螺入すると、膨出部34の内面にビード部31
が当接し、このビード部31は膨出部34の内面とキャビネ
ット2の外面との間に挟持されることにより冷媒配管20
は上下、左右及び前後方向に移動不能にキャビネット2
に固定される。
ビス23を貫通させてその先端を貫通穴19のまわりのキャ
ビネット2に螺入すると、膨出部34の内面にビード部31
が当接し、このビード部31は膨出部34の内面とキャビネ
ット2の外面との間に挟持されることにより冷媒配管20
は上下、左右及び前後方向に移動不能にキャビネット2
に固定される。
【0014】他の構成は図3ないし図5に示す従来のも
のと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
のと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0015】なお、図2に示すように、ブラケット37を
2つ割り構造として薄肉部38で互いに連結しておけば、
冷媒配管20及び断熱材21を容易に穴35内に貫通させるこ
とができる。
2つ割り構造として薄肉部38で互いに連結しておけば、
冷媒配管20及び断熱材21を容易に穴35内に貫通させるこ
とができる。
【0016】また、本発明は天井埋込形室内ユニットに
限らず床置形、壁掛形、天井吊下形、窓貫通形等の任意
の室内ユニットに適用しうるのは勿論である。
限らず床置形、壁掛形、天井吊下形、窓貫通形等の任意
の室内ユニットに適用しうるのは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、冷媒配管のキャビネ
ット貫通部の外方に位置する部分の外周に外側へ突出す
るビード部を形成したため、ブラケットをキャビネット
の貫通穴のまわりにネジ止めすることによってビード部
をブラケットとキャビネットの外面との間で挟持しうる
ので、冷媒配管をキャビネットに上下、左右のみならず
前後方向に移動できないように固定することができる。
この結果、冷媒配管がキャビネット内で前後に移動して
キャビネット内の機器に干渉するのを防止できる。
ット貫通部の外方に位置する部分の外周に外側へ突出す
るビード部を形成したため、ブラケットをキャビネット
の貫通穴のまわりにネジ止めすることによってビード部
をブラケットとキャビネットの外面との間で挟持しうる
ので、冷媒配管をキャビネットに上下、左右のみならず
前後方向に移動できないように固定することができる。
この結果、冷媒配管がキャビネット内で前後に移動して
キャビネット内の機器に干渉するのを防止できる。
【0018】上記冷媒配管のまわりを上記ビード部に対
応したビード部を有する断熱材で被覆し、この断熱材を
介して冷媒配管をキャビネットに固定すれば、冷媒配管
を断熱材で被覆した場合であってもこれをキャビネット
に上下、左右のみならず前後方向に移動できないように
固定することができる。
応したビード部を有する断熱材で被覆し、この断熱材を
介して冷媒配管をキャビネットに固定すれば、冷媒配管
を断熱材で被覆した場合であってもこれをキャビネット
に上下、左右のみならず前後方向に移動できないように
固定することができる。
【0019】上記ブラケットを半割り構造とすれば、ブ
ラケットに冷媒配管を容易に貫通させることができる。
ラケットに冷媒配管を容易に貫通させることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示し、(A) は部分的
縦断面図、(B) はブラケットの斜視図である。
縦断面図、(B) はブラケットの斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係わるブラケットの
正面図である。
正面図である。
【図3】従来の天井埋込型室内ユニットの縦断面図であ
る。
る。
【図4】上記室内ユニットの横断面図である。
【図5】上記室内ユニットの冷媒配管の固定機構を示
し、(A) は部分的に破断した側面図、(B) はクリップの
斜視図である。
し、(A) は部分的に破断した側面図、(B) はクリップの
斜視図である。
2 キャビネット 19 貫通穴 20 冷媒配管 30 ビード部 21 断熱材 31 ビード部 37 ブラケット 34 膨出部 35 穴 32 切込 36 外縁部
Claims (3)
- 【請求項1】 キャビネット内に設置された熱交換器に
一端が連結され、他端が上記キャビネットを貫通して外
部に取り出されて室外ユニットからの接続配管と接続さ
れる冷媒配管を上記キャビネットに固定してなる空気調
和機の室内ユニットにおいて、 上記冷媒配管のキャビネット貫通部の外方に位置する部
分の外周に外側へ突出するビード部を形成するとともに
このビード部を上記キャビネットの外面との間で挟持す
ることによってキャビネットに固定するブラケットを上
記キャビネットの貫通穴のまわりにネジ止めしたことを
特徴とする空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項2】 上記冷媒配管のまわりを上記ビード部に
対応したビード部を有する断熱材で被覆し、この断熱材
を介して上記冷媒配管を上記キャビネットに固定したこ
とを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニッ
ト。 - 【請求項3】 上記ブラケットを半割り構造としたこと
を特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191162A JPH0921542A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191162A JPH0921542A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921542A true JPH0921542A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16269938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7191162A Withdrawn JPH0921542A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0921542A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100441103B1 (ko) * | 2002-09-03 | 2004-07-19 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 연결배관 설치구조 |
JP2006275456A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
KR101498283B1 (ko) * | 2008-03-03 | 2015-03-03 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 실내기 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7191162A patent/JPH0921542A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100441103B1 (ko) * | 2002-09-03 | 2004-07-19 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 연결배관 설치구조 |
JP2006275456A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
KR101498283B1 (ko) * | 2008-03-03 | 2015-03-03 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 실내기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |