JPS6330906Y2 - - Google Patents

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JPS6330906Y2
JPS6330906Y2 JP1984186483U JP18648384U JPS6330906Y2 JP S6330906 Y2 JPS6330906 Y2 JP S6330906Y2 JP 1984186483 U JP1984186483 U JP 1984186483U JP 18648384 U JP18648384 U JP 18648384U JP S6330906 Y2 JPS6330906 Y2 JP S6330906Y2
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JP
Japan
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casing
hanging
heat exchanger
fan assembly
fan
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JP1984186483U
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JPS61101330U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は高所設置形空気調和機、詳しくは熱
交換器、フアン組立体をケーシングに内装し、該
ケーシングを複数の吊りボルトにより吊り下げる
如くした高所設置形組立調和機に関する。
(従来の技術) 従来、この種高所設置形組立調和機は、例えば
実開昭59−45425号公報に記載され、第6図に示
した如く、熱交換器やフアン組立体を内装したケ
ーシングAの側板に略L字状の吊り金具Cを設
け、該吊り金具Cに天井Tから吊下げる複数の吊
りボルトBを貫通し、ナツトN,Nの螺着により
前記ケーシングAを天井Tに吊り下げるべく構成
したものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記取付構造にあつては、熱交換器
及びフアンなどの重量物がケーシングAの側板を
介して間接的に懸架されることになるので、前記
ケーシングAにおける側板の吊り金具C取付部分
に熱交換器やフアン組立体などの全重量が集中的
にかゝるものであつた。このため、前記側板の肉
厚を厚くして前記全重量を支持するための強度を
持たせる必要があり、この結果、全体としての重
量が重くなると共にコスト高となる問題があつ
た。
しかして、本考案の目的は、熱交換器及びフア
ン組立体が重量的に重く、かつ、充分な吊下強度
をもつていることに着目し、これら重量物に吊り
金具を直接固定するようにして、ケーシングの側
板強度を特別に強化する必要性をなくし、ケーシ
ングの軽量化及びコストの低減化を図り得る如く
成す点にある。
(問題を解決するための手段) 本考案の構成は、熱交換器5、フアン組立体2
をケーシング1に内装し、該ケーシング1を複数
の吊りボルトBにより吊り下げる如くした高所設
置形組立調和機において、前記吊りボルトBに固
定する吊り金具10を、前記ケーシング1に内装
する前記熱交換器5及びフアン組立体2の少なく
とも一方に結合手段を介して結合したのである。
(作 用) 前記熱交換器5及びフアン組立体2が本来的に
もつ強度を利用して、熱交換器5及びフアン組立
体2又は、それらの少なくとも一方を吊り金具1
0に直接的に支持することにより、側板に強度負
坦を与えることを少なくし、前記側板、引いては
ケーシング1の軽量化を可能にしたのである。
実施例 以下本考案にかゝる高所設置形空気調和機を図
面の実施例によつて説明する。
第1図は天井吊下形空気調和機を示し、該図中
1は天井Tに固定した複数の吊りボルトBにより
吊り下げられる横長の箱形をなすケーシングであ
つて、該ケーシング1の前後方向中間部に仕切壁
21とフアン22とから成るフアン組立体2を設
けて、該組立体2の仕切壁21により画成される
前記ケーシング1の一側に熱交換室3を、他側に
フアン室4をそれぞれ形成している。
前記熱交換室3内には、室内側熱交換器5を配
置し、該熱交換器5の下部位置にドレン排管をも
つドレンパン(図示せず)を配設している。
また、前記フアン組立体2は、仕切壁21に、
複数のシロツコフアン22を横方向に並設し、こ
れら各フアン22の吐出口22aを前記仕切壁2
1に設けた開口を介して前記熱交換室3に臨ませ
ている。
更に前記熱交換室3の前記熱交換器5と対向す
る前壁には、空気吹出口6を形成すると共に、前
記フアン室4の下部位置を外部に開口させて吹込
口(図示せず)を形成している。
斯くして前記各フアン22の回転駆動に伴な
い、前記吸入口から被空調室の空気を前記フアン
室4内に吸込み、この空気を前記フアン22の吸
込口22bから内部に吸入し、該フアン22の内
部で加圧して、その吐出口22aから前記熱交換
室3の熱交換器5に吹出供給し、その熱交換器5
の通過時に熱交換して、空調空気を前記吹出口6
から被空調室内に吹出す如くしている。
しかして、前記の如き空気調和機において、前
記吊りボルトBに固定する吊金具10を、前記ケ
ーシング1に内装する前記熱交換器5と、フアン
組立体2の骨材となる仕切壁21とに結合手段を
介して結合したのである。
前記吊り金具10は、第1図及び第2図に示す
如く、吊りボルトBに固定する水平部11と、前
記熱交換器5及び仕切壁21とに結合する垂直部
12とから成る断面L字形を呈するもので、前記
水平部11には、前記吊りボルトBの挿通を可能
とする一対の挿通孔13を形成し、また前記垂直
部12には、その下部に前方側に向つて開放する
一対のフツク形の係止片14,14を形成してい
る。
又、熱交換器5及び仕切壁21の各両端部には
固定部51及び21aをそれぞれ一体的に設け
て、第3図及び第4図に示す如く、前記熱交換器
5及び仕切壁21を前記ケーシング1の側板1
a,1a間に、前記各固定部51及び21aを介
して添設状にビス止めなどの固定手段により固定
する一方、前記各固定部51及び21aに、前記
吊り金具10の係止片14と係合して該吊り金具
10を熱交換器5又は仕切壁21に結合する結合
ボルト7と、該結合ボルト7の螺子孔51a及び
21bとから成る結合手段を設けるのである。前
記側板1a,1aの、各螺子孔51a及び21b
との対向部分には、前記結合ボルト7の挿通を許
し、前記側板1a,1aに強度負担を与えない貫
通孔1b,1cをそれぞれ形成している。
又、第5図において1e,1fは前記ケーシン
グ1の天板1dに設けるナツトNの収容孔、即ち
吊りボルトB先端部に螺着するナツトNの収容孔
で天板1dの前部に位置する収容孔1eは、前後
方向に延びる長穴形状とし、前記後部に位置する
収容孔1fには、天板1dの後方斜面1gを含ん
だ部分に設けて、後方側が開放するスリツト形状
としている。
本考案は以上の如く構成するもので、ケーシン
グ1を天井Tに吊り下げる際には、先ず、天井T
に固定した4本の吊りボルトB…に、一対の吊り
金具10を、その水平部11に設けた挿通孔13
を介して吊りボルト用ナツトNにより相対向状に
固定する。
次に、前記各結合ボルト7を、予め熱交換器5
及び仕切壁21の螺子孔51a及び21bから緩
めてその頭部を外方に突出させ、その突出状態の
もとで、前記ケーシング1を前記吊り金具10の
ほゞ真下に位置させて持上げ、前記吊りボルトB
の前記ナツトN部分を、前記天板1dに設ける前
記収容孔1eの後方側と、他方の収容孔1fの後
方斜面1g部分とに挿入し、この挿入状態のまゝ
前記ケーシング1を前記収容孔1e,1fに沿わ
せて後方に移動させる。この移動により前記各結
合ボルト7を吊り金具10の係止片14に係合さ
せることができ、この状態で前記各結合ボルト7
を締付けることにより前記吊り金具10を熱交換
器5及び仕切壁21に結合するのである。
斯くして、前記ケーシング1の側板1a,1a
に熱交換器5やフアン組立体2の重量がかゝるこ
となく、該ケーシング1を吊りボルトBに吊り下
げることができるのである。
以上の如く前記側板1a,1aには熱交換器5
やフアン組立体2の重量がかゝることがないの
で、前記側板1a,1a引いてはケーシング1全
体を薄肉軽量な部材を用いて形成することがで
き、従つて、前記ケーシング1を軽量にできると
突出にコストダウンを図ることができるのであ
る。
尚、既述実施例では、前記吊り金具10を、熱
交換器5とフアン組立体2との両方に結合手段を
介して結合したけれども、熱交換器5又はフアン
組立体2の何れか以上のみ結合してもよい。この
場合、前記吊り金具10の前記熱交換器5又はフ
アン組立体2と結合しない部分については前記ケ
ーシング1の側板1a,1aと結合するのであ
る。
また、前記吊り金具10の係止片14と係合す
る結合ボルト7は、前記熱交換器5及び仕切壁2
1を前記ケーシング1の側板1a,1aに固定す
る固定ボルトを用いたが、固定ボルトとは別個に
結合専用のねじ体を用いてもよい。
更に、前記吊り金具10の後部側挿通孔13を
前記天板1dの後方斜面部分に位置させて形成す
れば、前記天板1dの後方側に設ける収容孔1f
を不要にできると共に、設置時の調節も楽に行な
えるので好ましい。
(考案の効果) 以上の如く、本考案は、吊りボルトBに固定す
る吊り金具10を、ケーシング1に内装する熱交
換器5及びフアン組立体2の少なくとも一方に結
合手段を介して結合したものであるから、前記熱
交換器5及びフアン組立体2自体がもつ強度を利
用して、前記ケーシング1を吊りボルトBに確実
かつ強固に支持させることができ、これにより従
来の如くケーシング1に熱交換器5やフアン組立
体2の重量がかゝることがなく、前記ケーシング
1の側板、引いてはケーシング1の全体を薄肉軽
量部材を用いて形成することができ、空気調和機
の軽量化及びコストダウンを図ることができるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る高所設置形空気調和機の
実施例を示す全体斜視図、第2図は吊り金具の側
面図、第3図は吊り金具と熱交換器との結合状態
を示す一部切欠縦断面図、第4図は吊り金具とフ
アン組立体との結合状態を示す一部切欠縦断面
図、第5図はケーシングの天板に設ける収容孔の
説明図、第6図は従来例の説明図である。 1……ケーシング、2……フアン組立体、5…
…熱交換器、10……吊り金具、B……吊りボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器5、フアン組立体2をケーシング1に
    内装し、該ケーシング1を複数の吊りボルトBに
    より吊り下げる如くした高所設置形組立調和機に
    おいて、前記吊りボルトBに固定する吊り金具1
    0を、前記ケーシング1に内装する前記熱交換器
    5及びフアン組立体2の少なくとも一方に結合手
    段を介して結合したことを特徴とする高所設置形
    空気調和機。
JP1984186483U 1984-12-08 1984-12-08 Expired JPS6330906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984186483U JPS6330906Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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JP1984186483U JPS6330906Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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Publication Number Publication Date
JPS61101330U JPS61101330U (ja) 1986-06-28
JPS6330906Y2 true JPS6330906Y2 (ja) 1988-08-18

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