JPH0332896Y2 - - Google Patents

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JPH0332896Y2
JPH0332896Y2 JP1986067439U JP6743986U JPH0332896Y2 JP H0332896 Y2 JPH0332896 Y2 JP H0332896Y2 JP 1986067439 U JP1986067439 U JP 1986067439U JP 6743986 U JP6743986 U JP 6743986U JP H0332896 Y2 JPH0332896 Y2 JP H0332896Y2
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air conditioner
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conditioner main
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天井裏空間内に据え付けられた空気
調和機本体と、天井板の開口を囲んで配置される
外装パネルとを連通接続する天井埋め込み型空気
調和機のパネル取付構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の構造としては、例えば、実開昭
60−14423号公報に示すものが知られている。第
11図は、上記従来例の断面図である。この図に
おいて、101は空気調和機本体であり、本体ケ
ーシング102内に送風機103と熱交換器10
4とを設けて構成され、かつ、本体ケーシング1
02が吊りボルト105,105を介して天井裏
空間内に据え付けられている。
106は、天井板107に形成された開口を囲
むように配置されたパネル(外装パネル)であ
り、このパネル106が結合ボルト108を介し
て本体ケーシング102に一体的に取付けられて
いる。外装パネル106には、吸い込みグリル1
09と吹き出し口110とが備えられ、前記吸い
込みグリル109と空気調和機本体101の吸い
込み部、ならびに、吹き出し口110と空気調和
機本体101の吹き出し部それぞれがほぼ矩形筐
状のチヤンバー111を介して連通接続されてい
る。
ところで、空気調和機本体101と天井板10
7の開口との間で水平方向における位置に許容範
囲以上のズレが生じているときとか、空気調和機
本体101の下方に野縁等の障害物があつて、そ
の障害物を避けるために、空気調和機本体101
の鉛直下方では天井板107に開口を形成できな
いといつたときに、空気調和機本体101と天井
板107の開口との間で、それらの相対位置のズ
レを吸収する必要がある。
このようなズレを吸収する場合、従来では、チ
ヤンバー111が直管状に構成されていて水平方
向のズレを吸収できないために、例えば、本体ケ
ーシング102またはそれに連接したブラケツト
に所定方向を向いた長孔を形成するとともに、中
間の連結部材を用い、その中間連結部材にも、前
述の長孔とは直交する方向の長孔を形成し、それ
らの長孔の範囲で締め付け固定位置を調整し、空
気調和機本体101が天井板107の鉛直上方箇
所に位置するように、吊ボルト105,105に
対して取付けていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合では、重量の大きい空気調和機本体101
を支持するものに長孔を設けるためには、それら
の長孔を形成する部材として強度の高いものを必
要とし、材料費が高価になる欠点があり、しか
も、重量の大きい空気調和機本体101を支持し
ながら水平方向に位置を調整して据え付けなけれ
ばならず、空気調和機本体101の据え付け作業
に手間を要する欠点があつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、空気調和機本体の据え付け位置と天
井板の開口との間での取付位置の調整を、安価に
かつ作業性良好にして行なえるようにすることを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような目的を達成するために、
天井裏空間内に据え付けられた空気調和機本体1
と、天井板4の開口5を囲んで配置される外装パ
ネル2と、前記空気調和機本体1に対して上下お
よび水平方向に位置調節自在に前記外装パネル2
を取付ける吊り下げ金具23と、前記外装パネル
2の開口16と前記空気調和機本体1とを連通接
続する伸縮可能な蛇腹状のキヤンバスダクト22
とから構成したことを特徴とする。
(作用) 上記特徴構成によれば、空気調和機本体1を、
天井のコンクリート構造体に設けられた吊ボルト
6に据え付けておき、その据え付け位置と天井板
4の開口5との間に間隔の狂いやズレがあれば、
空気調和機本体1に対する水平方向および上下方
向での位置を吊り下げ金具23によつて調整し、
天井板4の開口5に対して精度良く位置決めした
状態で外装パネル2を取付け、そして、その外装
パネル2に設けられている吸い込みグリル20や
吹き出し口に対応する開口16と空気調和機本体
1側の吸い込み部や吹き出し部とを蛇腹構成のキ
ヤンバスダクト22によつて3次元方向での位置
ズレを吸収しながら連通接続することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本考案の実施例の天井埋め込み型空
気調和機の正面図、第2図は全体側面図、第3図
は、空気調和機本体の拡大横断面図である。この
空気調和機は、空気調和機本体1と、室内空気取
り入れ専用の外装パネル2と、セパレート型の吹
き出しユニツト3から構成されている。
前記外装パネル2は、天井板4に形成された開
口5を囲むように取付けられている。
前記空気調和機本体1は、天井裏空間に配置さ
れ、天井のコンクリート構造体から垂設された4
本の吊りボルト6…に連結金具7…を介して水平
に吊り下げ支持されている。
前記空気調和機本体1は、第3図に示すよう
に、内外2重の断熱構造とした箱形の本体ケーシ
ング8内に、送風機9、図外の室外機に配管接続
される熱交換器10、暖房補助ヒータ11等を内
装するとともに、ケーシング8の右外側面に電気
制御ボツクス12を付設して構成されている。
本体ケーシング8の底板8bに矩形の開口13
が設けられ、かつ、本体ケーシング8の前側板8
aに吹き出しケース14が取付けられるととも
に、吹き出しケース14と前記吹き出しユニツト
3とがフレキシブルダクト15を介して連通接続
され、開口13から取り入れた室内空気を熱交換
器10を通過させ、その温調空気を本体ケーシン
グ8から吹出しケース14およびフレキシブルダ
クト15を介して前記吹出しユニツト3に導くよ
うになつている。
外装パネル2は、中抜きの矩形枠状に樹脂成形
されたものであつて、その上面には前記底板8b
の開口13に対応するパネル側開口16を備えた
板金製の支持板17が取付けられるとともに、外
装パネル2の後縁部に蝶番18を介して樹脂成形
品の中パネル19が上下揺動自在にかつ固定可能
に取付けられている。中パネル19には、前記支
持板17の開口16に対向させて吸い込みグリル
20が形成されている。そして、吸い込みグリル
20の内側には、2枚のフイルタ21が着脱自在
に付設されている。
本体ケーシング8の前記底板8bと外装パネル
2の支持板17との間には、伸縮可能な蛇腹状の
キヤンバスダクト22がネジ止め連結され、これ
によつて空気調和機本体1と外装パネル2との間
の空気吸い込み経路が形成されている。
次に、空気調和機本体1への前記外装パネル2
の取り付け構造について説明する。
本体ケーシング8の左右下端には外装パネル取
付け用の吊り下げ金具23,23が取付けられて
いる。
吊り下げ金具23,23それぞれは、本体ケー
シング8にそれぞれ一対のネジ24,24で固定
される一対の支持金具25,25と、この支持金
具25,25それぞれに対して上下位置調節可能
にネジ26で連結される可動金具27と、両可動
金具27,27にわたつて架設支持されるステー
28とから構成されている。
可動金具27,27それぞれの下端には、ステ
ー28の幅よりも所定量大きい幅を有する前後方
向の凹溝部27aが設けられるとともに、その凹
溝部27aの溝方向の一端側に矩形ループ部27
bが形成され、前記ステー28を前後可動金具2
7,27のループ部27b,27bにわたつて差
し込み、その位置をステー28の長手方向および
幅方向それぞれに調整できるようになつている。
ステー28は断面U字形に構成され、その両端
部には発泡ポリエチレン等からなるブロツク状の
弾性材29が嵌入貼着されていて、この弾性材2
9が前記ループ部27bに圧入されるようになつ
ている。これにより、前記弾性材29とループ部
27bとの喰い込み摩擦抵抗によつてステー28
が調節位置で固定されるようになつている。
前記可動金具27の凹溝部27aの下面には溝
長手方向およびそれに直交する幅方向それぞれに
広幅の穴30が形成され、一方、ステー28の内
面の長手方向所定の箇所にはナツト31が固着さ
れていて、このナツト31に外装パネル取付け用
のネジ32を下方よりネジ込むようになつてい
る。
以上の構成により、外装パネル2の組み付けに
際しては、先ず、ゲージ等を用いて吊り下げ金具
23を上下および水平方向それぞれに位置調節
し、ナツト31,31の位置が外装パネル2の支
持板17に形成した4個のネジ挿通孔33…,3
4に対応するようにする。
次に、左側吊り下げ金具23の前後及び右側吊
り下げ金具23の後部の3箇所に前記ネジ32を
仮止めしておく。これら3本のネジ32…それぞ
れに対応する前記ネジ挿通孔33は、ネジ32の
頭部よりも大径の大径部と頭部よりも小径の小径
部とを互いに連ねたダルマ孔に形成されていて、
ネジ32の頭部をネジ挿通孔33の大径部を通し
て挿入した後に水平方向に移動してネジ挿通孔3
3の小径部に引掛けることにより外装パネル2を
仮止めする。その後、支持板17の右側前部に単
孔として形成した、基準のネジ挿通孔34に下方
よりネジ32を挿入して右側吊り下げ金具23の
前部にネジ込み、最後に、他のネジ32…を締め
込んで外装パネル2を吊り下げ金具23に取付け
る。
なお、前記空気調和機本体1は、第10図に示
すように、エアーフイルタ付きの吸い込みユニツ
ト35と、吹き出しユニツト36とを板金製の吸
い込みダクト37および吹き出しダクト38それ
ぞれを介して接続する形態で使用することができ
る。
この使用形態においては、本体ケーシング8の
前記開口13付きの底板8bを開口の無い底板8
cに取り替えるとともに、前側板8aの吹き出し
ケース14を取り外してダクト接続用フランジ3
9を取付ける。また、本体ケーシング8の後側板
8dには、第8図及び第9図に示すように予め矩
形状にノツク穴40…が形成されるとともに、外
側の断熱材41にはノツク穴40…の形成位置を
認識させるための6個の小孔42…が形成されて
いる。この小孔42…を結ぶ線Aに沿つて断熱材
41をナイフで切り込んで断熱材41を矩形に剥
がし取ると、その内部にノツク穴40…が形成さ
れた後側板8d部分が露出され、ノツク穴40…
の間のつなぎ部分B…をニツパー等で切断した
後、ノツク穴40…に沿つてナイフを走らせて内
部の断熱材43を切断することにより本体ケーシ
ング8の後面に矩形の開口が形成されるようにな
つている。この開口に吸い込み側の接続用フラン
ジ44を取付け、この接続用フランジ44と前記
吸い込みユニツト35とを、前記吸い込みダクト
37を介して連通接続するのである。
上記実施例では、外装パネル2の、吸い込みグ
リル20に対応するパネル側開口16と空気調和
機本体1の吸い込み部とをキヤンバスダクト22
を介して連通接続しているが、例えば、外装パネ
ル2に吹き出し口を備えている場合であれば、そ
の吹き出し口と空気調和機本体1の吹き出し部と
をキヤンバスダクト22によつて連通接続するよ
うにしても良く、吸い込みグリル20に対応する
パネル側開口16や吹き出し口などをして開口と
総称する。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、重量の大きい
空気調和機本体1は、位置調整せずに所定位置に
据え付け、その空気調和機本体1を固定したまま
で、軽量の外装パネル2の取付位置を吊り下げ金
具23を介して調整できるから、重量大な空気調
和機本体1を支持しながらの位置調整をせずに済
み、外装パネル2の取付けに至るまでの空気調和
機の据え付け作業を楽にかつ容易に行なえるよう
になつた。
しかも、吊り下げ金具23や外装パネル2にお
いて、その水平方向や上下方向の位置調整のため
に長孔を設ける場合、外装パネル2が軽量である
ために、さほど強度大にせずに済み、材料費が高
価にならず経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の天井埋め込み型空
気調和機の正面図、第2図は、全体側面図、第3
図は、空気調和機本体の拡大横断面図、第4図
は、分解斜視図、第5図は、吊り下げ金具の一部
分解斜視図、第6図は、吊り下げ金具の一部切欠
側面図、第7図は、吊り下げ金具の一部切欠正面
図、第8図は、空気調和機本体を後方から見た一
部切欠斜視図、第9図は、第8図の要部の拡大斜
視図、第10図は、別の使用形態を説明する全体
側面図、第11図は従来例の断面図である。 1……空気調和機本体、2……外装パネル、4
……天井板、5……天井板の開口、16……外装
パネルの開口としてのパネル側開口、22……キ
ヤンバスダクト、23……吊り下げ金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天井裏空間内に据え付けられた空気調和機本体
    1と、 天井板4の開口5を囲んで配置される外装パネ
    ル2と、 前記空気調和機本体1に対して上下および水平
    方向に位置調節自在に前記外装パネル2を取付け
    る吊り下げ金具23と、 前記外装パネル2の開口16と前記空気調和機
    本体1とを連通接続する伸縮可能な蛇腹状のキヤ
    ンバスダクト22とから成る天井埋め込み型空気
    調和機のパネル取付構造。
JP1986067439U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0332896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986067439U JPH0332896Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JPS62179516U JPS62179516U (ja) 1987-11-14
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JP3045159B2 (ja) * 1998-02-27 2000-05-29 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内機及び該室内機の据付構造
JP7240703B2 (ja) * 2018-05-25 2023-03-16 エヌパット株式会社 架台及びそれを用いた施工方法

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