JP2571270Y2 - 浴室用乾燥機の取り付け構造 - Google Patents

浴室用乾燥機の取り付け構造

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JP2571270Y2
JP2571270Y2 JP1991059726U JP5972691U JP2571270Y2 JP 2571270 Y2 JP2571270 Y2 JP 2571270Y2 JP 1991059726 U JP1991059726 U JP 1991059726U JP 5972691 U JP5972691 U JP 5972691U JP 2571270 Y2 JP2571270 Y2 JP 2571270Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室用乾燥機の取り付
け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、浴室に乾燥機を備え付けて衣料
乾燥室として利用することが行われている。従来では、
3に示すように、躯体により形成される浴室空間31
にユニットバス30を組み込む場合、躯体天井34に乾
燥機を取り付けている。
【0003】この構造は、躯体天井34にアンカーボル
ト33を取り付けて垂下させ、このアンカーボルト33
にアジャストナット35を介して支持枠36を取り付
け、この支持枠36に乾燥機32を載置固定している。
そして、アジャストナット35によって乾燥機32の取
り付け高さを調整して、ユニットバス30の天井位置に
合わせるようにしている。
【0004】なお、図中、符号37は支持枠36底部と
ユニットバス30天井との間に介装されたゴムパッキン
である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構造においては、支持枠36を取り付けるのにアンカー
ボルト33(支持枠固定用金具)を用いている。そのた
め、このアンカーボルト33を躯体天井34に取り付け
る作業が必要であり、その分施工に手間が掛かってい
た。
【0006】さらに、施工場所によって躯体天井34に
アンカーボルト33を取り付けることが不可能なところ
があり、そのようなところでは、乾燥機32の設置がで
きなかった。
【0007】そのうえ、躯体天井34とユニットバス3
0天井との間に形成される隙間Lに一定の基準がなく、
施工場所によってまちまちの隙間Lが空く。そこで従来
の構造においては前述したように、アジャストナット3
5の操作によって乾燥機32の取り付け高さを調整して
ユニットバス30天井に合致させている。しかしなが
ら、この取り付け高さの調整は繁雑な作業を必要として
おり作業性が悪かった。
【0008】本考案は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、簡単に、しかも浴室形状に拘わること
なく取り付けることができる浴室用乾燥機の取り付け構
造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の浴室用乾燥機の
取り付け構造は、ユニットバスの天井パネル裏に支持枠
を介して乾燥機を取り付ける構造であって、前記支持枠
は、ユニットバスの対向する二つの壁パネル間に架設さ
れて上部に乾燥機が載置固定されるもので、天井パネル
の対向する二つの壁パネル間に架け渡されるL型材で構
成された一対の平行な梁部と、一対の梁部間をその長手
方向途中で連結しかつ上部において天井パネルに設けら
れる開口に対応して乾燥機が載置固定される連結部とを
備え、かつ、前記一対の梁部は、その谷側同士が互いに
向き合うように配置されるとともに、各梁部の両端に
は、前記二つの壁パネルの上端にそれぞれ係合される引
掛け部が設けられ、また、前記連結部には、少なくとも
乾燥機の吸入口および吹き出し口に対応する位置に開口
が設けられており、前記引掛け部が前記二つの壁パネル
の上端にそれぞれ係合された状態で支持されている。
【0010】
【0011】
【作用】要するに、本考案では、乾燥機を従来のように
躯体側に取り付けずに、ユニットバス側に取り付けるよ
うにしているから、従来のようなアンカーボルトなどの
支持枠固定用金具の設置作業を廃止できるようになると
ともに、乾燥機の取り付け高さをユニットバスの天井パ
ネルに対して調整するといった面倒な作業も廃止できる
ようになる。しかも、ユニットバスに対しては支持枠の
両端を支持させるだけで済むなど、施工場所の条件(主
に浴室空間を形成する躯体天井の形状)に関係なく、乾
燥機を簡単に取り付けできるようになる。また、乾燥機
を支持枠の上部に載置固定しているから、支持枠に対す
る乾燥機の取り付けも簡単に行えるようになる。
【0012】さらに、乾燥機の重量は、ユニットバスの
壁パネルで垂直方向に受けさせるようにしているから、
ユニットバスの天井パネルが撓むといった不具合が発生
する ことがない。
【0013】この他、支持枠の両端に、ユニットバスの
対向する二つの壁パネルの上端に係合させる引掛け部を
設けていれば、支持枠の取り付け姿勢が安定するなど、
作業がより行いやすくなる。
【0014】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1および図2は本考案の一実施例
あり、図1は浴室用乾燥機の取り付け構造の分解斜視
図、図2はその要部拡大断面図である。
【0015】図中、1はユニットバスであり、ユニット
バス1は躯体の浴室空間2に配置されており、四方に立
設された壁パネル3を備えている。壁パネル3は上端に
沿って補強枠4が取り付けられている。ユニットバス1
の天井パネル5はこの補強枠4上に載置され、取り付け
金具6によって壁パネル3上端に固定されている。天井
パネル5には乾燥機用の開口7が形成されている。この
開口7はユニットバス1室内側がルーバー8によって覆
われており、天井側周囲がゴムパッキン9によって囲ま
れるようになっている。
【0016】このユニットバス1の天井パネル5の裏
に、例えばユニットバス1の内部を乾燥するための乾燥
機13が支持枠10を介して取り付けられている。支持
枠10は、金属製(例えば鋼材)であり、平行配置され
た一対の梁体10a,10aとこれらを連結する連結
材10bとからなっている。梁体10aは強度を持たせ
るためL型材からなっており、対向配置された壁パネル
3,3に達する長さを有している。
【0017】また、梁体10aは両端に引掛け部11が
形成されている。引掛け部11は梁体10aの端部を側
面視下向きコ字状に加工して構成されており、支持枠1
0はこの引掛け部11を介して壁パネル3上端に取り付
けられている。具体的には、支持枠10は天井パネル5
の開口7上方に配置されており、引掛け部11を壁パネ
ル3上端部すなわち、天井パネル5および取り付け金具
6の端部に引掛けて固定されている。これによって支持
枠10は対向配置された壁パネル3,3の上端に差し渡
されて固定されている。支持枠10上にはゴムパッキン
12が取り付けられている。このゴムパッキン12は開
口7の周囲に設けられたゴムパッキン9に対向して配置
されている。
【0018】乾燥機13は内部に送風器、熱交換器等を
収納するとともに底面に吸入口および吹き出し口(いず
れも図示は省略している)を形成して構成されている。
この乾燥機13が前記開口7と対向して支持枠10上に
載置固定されている。このようにして支持枠10に取り
付けられることにより、乾燥機13の吸入口および吹き
出し口は開口7を介してユニットバス1内に臨んでい
る。
【0019】
【考案の効果】以上のように、本考案では、乾燥機を従
来のように躯体側に取り付けずに、ユニットバス側に取
り付けるようにしているから、従来のようなアンカーボ
ルトなどの支持枠固定用金具の設置作業を廃止できるよ
うになるとともに、乾燥機の取り付け高さをユニットバ
スの天井パネルに対して調整するといった面倒な作業も
廃止できるようになるなど、作業性を大幅に向上できる
ようになる。しかも、ユニットバスに対しては支持枠の
両端を支持させるだけで済むなど、施工場所の条件(主
に浴室空間を形成する躯体天井の形状)に関係なく、乾
燥機を簡単に取り付けできるようになる。また、乾燥機
を支持枠の上部に載置固定しているから、支持枠に対す
る乾燥機の取り付けも簡単に行えるようになる。特に、
支持枠の左右一対の梁部は、その谷側同士が互いに向き
合うように配置されているので、梁部の垂直側の部材が
乾燥機の位置を規制する、いわゆる当たりとなり、乾燥
機設置時の脱落防止に役立つ。
【0020】さらに、乾燥機の重量は、ユニットバスの
壁パネルで垂直方向に受けさせるようにしているから、
ユニットバスの天井パネルが撓むといった不具合が発生
しない。
【0021】この他、支持枠の両端に、ユニットバスの
対向する二つの壁パネルの上端に係 合させる引掛け部を
設けていれば、支持枠の取り付け姿勢が安定するなど、
作業がより行いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の浴室用乾燥機の取り付け構
造を示す分解斜視図である。
【図2】実施例の要部を示す拡大断面図である。
【図3】従来例の浴室用乾燥機の取り付け構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ユニットバス 2 浴室空間 3 壁パネル 10 支持枠 11 引掛け部 13 乾燥
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−142600(JP,A) 特開 昭61−5895(JP,A) 特開 昭64−17689(JP,A) 特開 平2−128798(JP,A) 実開 平2−126597(JP,U) 実開 昭60−140595(JP,U) 実開 昭62−189094(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットバスの天井パネル裏に支持枠を
    介して乾燥機を取り付ける構造であって、 前記支持枠は、ユニットバスの対向する二つの壁パネル
    間に架設されて上部に乾燥機が載置固定されるもので、
    天井パネルの対向する二つの壁パネル間に架け渡される
    L型材で構成された一対の平行な梁部と、一対の梁部間
    をその長手方向途中で連結しかつ上部において天井パネ
    ルに設けられる開口に対応して乾燥機が載置固定される
    連結部とを備え、かつ、前記一対の梁部は、その谷側同
    士が互いに向き合うように配置されるとともに、各梁部
    の両端には、前記二つの壁パネルの上端にそれぞれ係合
    される引掛け部が設けられ、また、前記連結部には、少
    なくとも乾燥機の吸入口および吹き出し口に対応する位
    置に開口が設けられており、前記引掛け部が前記二つの
    壁パネルの上端にそれぞれ係合された状態で支持されて
    いる、ことを特徴とする浴室用乾燥機の取り付け構造。
JP1991059726U 1991-07-30 1991-07-30 浴室用乾燥機の取り付け構造 Expired - Fee Related JP2571270Y2 (ja)

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JPS615895A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 東京電力株式会社 ヒ−トポンプ式衣類乾燥機
JPS6417689A (en) * 1987-07-13 1989-01-20 Mitsubishi Electric Corp Operation of drum type washing machine
JPH02128798A (ja) * 1988-11-08 1990-05-17 Meiji Natl Ind Co Ltd 浴室用乾燥装置

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