JP3458290B2 - 移動壁用アルミレールの吊設構造及びブラケット - Google Patents

移動壁用アルミレールの吊設構造及びブラケット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動壁の吊車が内装され
て走行するアルミ製天井レールを吊設する構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来から使用されている天井レー
ルの吊設構造を表している。コンクリートにはアンカー
ボルト(イ) を埋着してアングル(ロ) を固定し、該アング
ル(ロ)から吊り子(ハ) を下方へ延ばしてその下端にはブ
ラケット(ニ)を固定している。また該ブラケット(ニ)は
左右の振れ止め(ホ) 、(ホ) にて支持されている。そして
天井レール(ヘ) はこのブラケット(ニ)に取着されること
になるが、ボルトによって固定される。
【0003】上記天井レール(ヘ) は二層水平車輪式吊車
が内装される天井レールであるが、該天井レール(ヘ) の
上片を両側に張り出した固定片(ト) 、(ト) を有し、この
固定片(ト) 、(ト) を上記ブラケット(ニ)に固定した構造
である。このように天井レール(ヘ) をボルト締めする作
業は面倒であるとともに、固定片(ト) が天井レール(ヘ)
の上片に形成されている為に、吊車から作用する荷重に
よって該天井レール(ヘ) は撓み変形する度合いが大き
い。従ってその分、上記ブラケット(ニ)、(ニ)…を数多
く配置しなくてはならない。
【0004】図8は垂直車輪を備えた吊車を内装してい
る天井レールの吊設構造を示している従来例である。こ
の吊設構造もブラケット(チ) に天井レール(ヘ) をネジ止
めした構造であって、取付け作業は決して簡単ではな
い。これらの他にも色々な吊設構造が知られているが、
その施工性を向上させようとするならば強度が低下し、
この強度低下をカバーする為に吊り子の数を増やす等の
対策を講じなくてはならない。すなわち、施工性と天井
レールの強度向上を両立させることは容易ではない。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】このように、天井レ
ールの吊設構造には上記のごとき問題がある。本発明が
解決しようとする課題はこの問題点であって、天井レー
ルを簡単に吊設することが出来、しかも天井レールの撓
みを防止して、施工性と天井レールの強度向上を両立す
ることが出来る吊設構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の天井レールの吊
設構造はアルミ製のレールを吊設する金具として概略C
型断面のブラケットを用いる。該ブラケットは天井から
吊り子等を介して吊り下げられ、吊り子下端に固定され
る。そして下方を開口した状態で取着され、天井レール
はブラケットの保持部内に挿入して支持され、両側片の
下端を内側へ屈曲して形成した支持片にて天井レールを
支持する。
【0007】支持片には天井レールの走行片が載り、ブ
ラケット上片に螺合したネジによって天井レールは下方
へ押圧されて位置決めされる。ここでブラケットの長さ
は天井レールを支持するに十分な大きさがあればよい
が、天井裏に空調ダクト等の障害物が存在する為に吊り
子を設けることが出来ない場合には、長いブラケットを
用いることもある。以下、本発明に係る実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1(a)、(b)は本発明に係る天井レー
ルを吊設する為のブラケットを示す実施例である。該ブ
ラケットはスチール製の板材を曲げ成形したものであ
り、該ブラケットは概略C型断面をした保持部1と連結
片2から成り、連結片2は保持部1の片端に形成されて
いる。保持部1は両側片3、3の下端を内側へ屈曲して
支持片4、4を有し、上方には上片5が上記側片3、3
と連続して形成されている。
【0009】上記連結片2は上片5を垂直上方へ屈曲し
たものであり、上片5と連結片2のコーナーには絞り加
工が施されて補強片6、6を形成している。又、上片5
の下面中央にはナット7が固着され、ネジが螺合するよ
うになっている。勿論、上片5の厚さが大きい場合に
は、上片5の厚みだけで十分なネジ孔を形成することが
出来る為に、このようなナット7を必要としない。
【0010】図2は上記ブラケットを用いて天井レール
を吊設した場合である。ブラケットはコンクリートに固
定したアングル8から下方へ延びる吊り子9の下端に固
定されている。該吊り子9にはブラケットに形成してい
る連結片2が溶接され、又吊り子9が揺れないように振
れ止め10が傾斜して連結片2に固定している。そして
ブラケットには天井レール11が挿通し、該天井レール
11はブラケットに形成している支持片4、4にて支持
されている。
【0011】支持片4、4間には大きな開口を有してお
り、この開口からはガイド片12、12が下方へ延び、
ガイド片12の下端には外方向へ屈曲して延びる支持片
13が形成され、天井パネル14の縁は該支持片13に
載って支えられる。又、ブラケットの保持部1に挿通し
た天井レール11の上端には隙間が残され、ブラケット
上片5に螺合したネジ15は天井レール11を押圧し、
天井レール11が位置ズレしないように、又ガタ付かな
いようにしている。
【0012】図3は天井下地を遮音構造とした場合であ
る。該天井レール11をブラケットに取着する構造は前
記図2に示している場合と同じであるが、天井レール1
1、及び吊り子9を挟んでボード下地17、17に取り
付けしたボード16、16を配置し、間にはロックウー
ル18を充填している。
【0013】図4(a)〜(c)は本発明のブラケット
を示す他の実施例である。これらブラケットの保持部1
の形状は前記図1に示した場合と同じく概略C型断面を
成している。ただし連結片2の位置が異なり、(a)の
ブラケットは保持部1の上片5の中間位置に設けられ、
別部材で形作った板材を溶接している。又(b)のブラ
ケットは保持部1を長くし上記連結片2a、2bを両サ
イドに形成している場合である。更に(c)に示すブラ
ケットは該連結片2を有していない。
【0014】図5は本発明のブラケットを用いて天井レ
ール11を吊設した具体例である。同図にはA〜Cの3
種類のブラケットが使用されており、それぞれの場所に
応じたブラケットである。ブラケットAは図4の(a)
に示しているブラケットであって、連結片2は中間に設
けられている。又ブラケットBはその長さが長く、両サ
イドに連結片2a、2bを形成したものであり、図4の
(b)に示しているブラケットである。両吊り子9、9
の間には空調ダクト19が設置されている為にこのよう
な長いブラケットを使用する。
【0015】ブラケットCは連結片2を持たない場合で
あり、図4の(c)に示しているブラケットである。こ
のブラケットCは梁が設けられている箇所に配置される
為に、上記吊り子9を用いることが出来ない訳であっ
て、図6に示すようなL型金具20、20を用いて取着
している。以上述べたように、本発明に係る天井レール
の吊設構造はブラケットを用いて支持するものであっ
て、次のような効果を得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明の天井レールの吊設構造は該天井
レールを抱きかかえることが出来る概略C型のブラケッ
トを用いている為に、取り付け施工がいたって簡単であ
る。すなわち、適当な箇所に配置したブラケット内に天
井レールを挿入するだけでよく、従来のネジ止め作業に
比べて施工性がよい。一方、ブラケットは天井レールの
走行片に支持片を当てがって抱きかかえるように保持す
る為に、天井レールの撓みは小さくなり、しかもブラケ
ット自体が天井レールの補強材として機能する為に、天
井レールの強度は大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラケットを示す実施例。
【図2】本発明のブラケットを用いた天井レールの吊設
構造。
【図3】本発明のブラケットを用いた天井レールの吊設
構造。
【図4】本発明の他のブラケットを示す実施例。
【図5】天井レールの吊設構造を示す具体例。
【図6】図5のA−A断面拡大図。
【図7】従来の天井レール吊設構造。
【図8】従来の天井レール吊設構造。
【符号の説明】
1 保持部 2 連結片 3 側片 4 支持片 5 上片 6 補強片 7 ナット 8 アングル 9 吊り子 10 振れ止め 11 天井レール 12 ガイド片 13 支持片 14 天井パネル 15 ネジ 16 ボード 17 ボード下地 18 ロックウール 19 空調ダクト 20 L型金具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動壁の吊車が移動する為の天井レール
    を吊設する構造において、長い天井レールの所定長さ
    抱きかかえるような概略C型断面をした保持部及び保持
    部の上端には連結片を有すブラケットを用い、該ブラケ
    ットは吊り子等の下端に連結片を介して固定され、保持
    部の両側片下端には内側に向けて突出した支持片によっ
    て天井レールを支え、天井レールのガイド片は両支持片
    間の開口から下方へ延び、又保持部上片に螺合したネジ
    によって天井レールを押圧したことを特徴とする移動壁
    用アルミレールの吊設構造。
  2. 【請求項2】 移動壁の吊車が移動するための天井レー
    ルを吊設するブラケットであって、該ブラケットは天井
    レールを抱きかかえるような概略C型断面をした保持部
    及び保持部の上端には連結片を有し、そして、保持部の
    両側片下端には内側に向けて突出して天井レールを支持
    する支持片を形成し、又保持部の上片には天井レールを
    押圧する為のネジを螺合するネジ孔を設けたことを特徴
    とする移動壁用アルミレールのブラケット。
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