JPH09296940A - エアコン室外機の取付装置 - Google Patents
エアコン室外機の取付装置Info
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- JPH09296940A JPH09296940A JP10880196A JP10880196A JPH09296940A JP H09296940 A JPH09296940 A JP H09296940A JP 10880196 A JP10880196 A JP 10880196A JP 10880196 A JP10880196 A JP 10880196A JP H09296940 A JPH09296940 A JP H09296940A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】受け部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わ
せて水平になるように取り付け調整する必要なく、極め
て簡単にエアコン室外機を水平状態で受けて支持できる
ようにする。 【解決手段】壁面取付用などのエアコン室外機の取付装
置において、エアコン室外機を受ける互いに平行な一対
の受け部材４，４の上面を長さ方向に沿って緩やかに下
方に湾曲させてなり、前記互いに平行な一対の受け部材
４，４上でエアコン室外機３を水平状態で据え付けるよ
うに構成した。
せて水平になるように取り付け調整する必要なく、極め
て簡単にエアコン室外機を水平状態で受けて支持できる
ようにする。 【解決手段】壁面取付用などのエアコン室外機の取付装
置において、エアコン室外機を受ける互いに平行な一対
の受け部材４，４の上面を長さ方向に沿って緩やかに下
方に湾曲させてなり、前記互いに平行な一対の受け部材
４，４上でエアコン室外機３を水平状態で据え付けるよ
うに構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン室外機を
受けて据え付けるためのエアコン室外機の取付装置に関
するものである。
受けて据え付けるためのエアコン室外機の取付装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、エアコンの室外機を受けて室外機
を据え付けるときに使用される取付装置としては、壁面
取付用、天井吊り下げ用、平地設置用など複数種類の取
付装置が知られており、何れも金属製の帯状金具を用い
て、ボルト、ナットなどにより組み合わせ結合させ、組
み立てられている。
を据え付けるときに使用される取付装置としては、壁面
取付用、天井吊り下げ用、平地設置用など複数種類の取
付装置が知られており、何れも金属製の帯状金具を用い
て、ボルト、ナットなどにより組み合わせ結合させ、組
み立てられている。
【０００３】例えば壁面取付用の取付装置では、上下方
向に向き建物の外壁に固定される帯状金具と、この帯状
金具の下端に建物の外壁からほぼ直角に突出するように
ボルト、ナットにより固定された帯状金具とを備えてい
る。
向に向き建物の外壁に固定される帯状金具と、この帯状
金具の下端に建物の外壁からほぼ直角に突出するように
ボルト、ナットにより固定された帯状金具とを備えてい
る。
【０００４】このように、壁面取付用、天井吊り下げ
用、平地設置用など複数種類の何れの取付装置において
も複数の帯状金具を組み合わせ結合して構成され、直線
状の帯状金具からなる受け部上にエアコン室外機を載せ
て据え付け固定するようになっている。
用、平地設置用など複数種類の何れの取付装置において
も複数の帯状金具を組み合わせ結合して構成され、直線
状の帯状金具からなる受け部上にエアコン室外機を載せ
て据え付け固定するようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアコン室外機の取付装置では受け部が直線状であ
り、壁面、天井面、地面などが傾斜している場合、受け
部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせて水平にな
るように取り付け調整しなければならないという問題が
あった。
来のエアコン室外機の取付装置では受け部が直線状であ
り、壁面、天井面、地面などが傾斜している場合、受け
部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせて水平にな
るように取り付け調整しなければならないという問題が
あった。
【０００６】本発明はこのような課題を解決するもの
で、受け部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせて
水平になるように取り付け調整する必要なく、極めて簡
単にエアコン室外機を水平状態で受けて支持できるよう
にすることを目的とするものである。
で、受け部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせて
水平になるように取り付け調整する必要なく、極めて簡
単にエアコン室外機を水平状態で受けて支持できるよう
にすることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、壁面取付用、天井吊り下げ用、平地設置用
などのエアコン室外機の取付装置において、エアコン室
外機を受ける互いに平行な一対の受け部材の上面を長さ
方向に沿って緩やかに下方もしくは上方に湾曲させてな
り、前記互いに平行な一対の受け部材上でエアコン室外
機を水平状態で据え付けるように構成したことを要旨と
するものである。また本発明は、壁面取付用、天井吊り
下げ用、平地設置用などのエアコン室外機の取付装置に
おいて、エアコン室外機を受ける互いに平行な一対の受
け部材の上面をフラットにし、この受け部材上に上面が
長さ方向に沿って緩やかに下方もしくは上方に湾曲する
別の受け部材を載せ、互いに平行なこの別の受け部材上
にエアコン室外機を水平状態で据え付けるように構成し
たことを要旨とするものである。さらに本発明は、前記
別の受け部材を中間部をなくして前後に分断させてなる
ことを要旨とするものである。
に本発明は、壁面取付用、天井吊り下げ用、平地設置用
などのエアコン室外機の取付装置において、エアコン室
外機を受ける互いに平行な一対の受け部材の上面を長さ
方向に沿って緩やかに下方もしくは上方に湾曲させてな
り、前記互いに平行な一対の受け部材上でエアコン室外
機を水平状態で据え付けるように構成したことを要旨と
するものである。また本発明は、壁面取付用、天井吊り
下げ用、平地設置用などのエアコン室外機の取付装置に
おいて、エアコン室外機を受ける互いに平行な一対の受
け部材の上面をフラットにし、この受け部材上に上面が
長さ方向に沿って緩やかに下方もしくは上方に湾曲する
別の受け部材を載せ、互いに平行なこの別の受け部材上
にエアコン室外機を水平状態で据え付けるように構成し
たことを要旨とするものである。さらに本発明は、前記
別の受け部材を中間部をなくして前後に分断させてなる
ことを要旨とするものである。
【０００８】この構成により、上面が長さ方向に沿って
緩やかに下方または上方に湾曲する互いに平行な受け部
材上もしくは別の受け部材上でエアコン室外機を水平状
態で据え付けることができ、前記従来のように受け部を
壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせて水平になるよ
うに取り付け調整する必要なく、エアコン室外機の据え
付けが簡単となる。
緩やかに下方または上方に湾曲する互いに平行な受け部
材上もしくは別の受け部材上でエアコン室外機を水平状
態で据え付けることができ、前記従来のように受け部を
壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせて水平になるよ
うに取り付け調整する必要なく、エアコン室外機の据え
付けが簡単となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、図１〜図４に示す
第１の実施の形態について説明すると、１は鉄あるいは
ステンレスなどの金属板を断面コの字状に成形してなる
帯状金具を用いて作られ上下両端が建物の外壁２に支持
される外壁支持部材で、この外壁支持部材１の下端にエ
アコン室外機３を受けて支持するための受け部材４の後
端部がボルト５、ナット６により連結されている。受け
部材４も外壁支持部材１と同様に鉄あるいはステンレス
などの金属製であり、上面が長さ方向（前後方向）に沿
って緩やかに下方に湾曲し長さ方向両端近傍に長さ方向
に沿って長孔７が形成されている。
て、図面に基づいて説明する。先ず、図１〜図４に示す
第１の実施の形態について説明すると、１は鉄あるいは
ステンレスなどの金属板を断面コの字状に成形してなる
帯状金具を用いて作られ上下両端が建物の外壁２に支持
される外壁支持部材で、この外壁支持部材１の下端にエ
アコン室外機３を受けて支持するための受け部材４の後
端部がボルト５、ナット６により連結されている。受け
部材４も外壁支持部材１と同様に鉄あるいはステンレス
などの金属製であり、上面が長さ方向（前後方向）に沿
って緩やかに下方に湾曲し長さ方向両端近傍に長さ方向
に沿って長孔７が形成されている。
【００１０】さらに詳しくは、前記外壁支持部材１は上
下方向に向き、その上端近傍および下端近傍が前記外壁
２に埋設されたアンカーナット８に前方より螺入される
ボルト９により締め付け固定され、また受け部材４の後
端部は外壁支持部材１の下端に左右方向および前後方向
よりボルト５、ナット６により締め付け固定されてい
る。そして、この受け部材４上適所にエアコン室外機３
の長さ方向両端近傍下端部に前後に張り出して設けられ
貫通孔10ａを有するブラケット10を水平状態になるよう
に載せて受け部４に対し前記長孔７の位置でブラケット
10を上下からボルト11、ナット12により締結させるよう
になっている。
下方向に向き、その上端近傍および下端近傍が前記外壁
２に埋設されたアンカーナット８に前方より螺入される
ボルト９により締め付け固定され、また受け部材４の後
端部は外壁支持部材１の下端に左右方向および前後方向
よりボルト５、ナット６により締め付け固定されてい
る。そして、この受け部材４上適所にエアコン室外機３
の長さ方向両端近傍下端部に前後に張り出して設けられ
貫通孔10ａを有するブラケット10を水平状態になるよう
に載せて受け部４に対し前記長孔７の位置でブラケット
10を上下からボルト11、ナット12により締結させるよう
になっている。
【００１１】上記構成において、エアコン室外機３を前
記受け部材４に載せて据え付けるとき、エアコン室外機
３の左右両側下端部が載る位置に予め左右一対の取付装
置を位置させ、この一対の取付装置の受け部材４の上に
エアコン室外機３の左右両側下端部を載せる。このと
き、左右一対の取付装置が取り付けられる建物の外壁２
が傾斜していても、受け部材４は長さ方向に沿って緩や
かに湾曲しているので、この湾曲する受け部材４上にエ
アコン室外機３が水平状態となるようにエアコン室外機
３の長さ方向両端近傍下端部のブラケット10を載せ、そ
の後、前記受け部材４に対してブラケット10をボルト1
1、ナット12により締結させることにより、エアコン室
外機３を水平状態で据え付けることができる。
記受け部材４に載せて据え付けるとき、エアコン室外機
３の左右両側下端部が載る位置に予め左右一対の取付装
置を位置させ、この一対の取付装置の受け部材４の上に
エアコン室外機３の左右両側下端部を載せる。このと
き、左右一対の取付装置が取り付けられる建物の外壁２
が傾斜していても、受け部材４は長さ方向に沿って緩や
かに湾曲しているので、この湾曲する受け部材４上にエ
アコン室外機３が水平状態となるようにエアコン室外機
３の長さ方向両端近傍下端部のブラケット10を載せ、そ
の後、前記受け部材４に対してブラケット10をボルト1
1、ナット12により締結させることにより、エアコン室
外機３を水平状態で据え付けることができる。
【００１２】次に、図５および図６に示す第２の実施の
形態について説明する。以上述べた第１の実施の形態で
は、受け部材４は上面が長さ方向に沿って緩やかに下方
に湾曲しているが、第２の実施の形態では受け部材４の
上面を長さ方向に沿って緩やかに上方に湾曲させてい
る。他の構成は前記第１の実施の形態と同じであり、こ
の第２の実施の形態の取付装置を用いても第１の実施の
形態と同様に傾斜する外壁２に対してエアコン室外機３
を水平状態となるように据え付けることができる。な
お、傾斜していない外壁に対してもエアコン室外機３を
据え付けることができることは言うまでもない。
形態について説明する。以上述べた第１の実施の形態で
は、受け部材４は上面が長さ方向に沿って緩やかに下方
に湾曲しているが、第２の実施の形態では受け部材４の
上面を長さ方向に沿って緩やかに上方に湾曲させてい
る。他の構成は前記第１の実施の形態と同じであり、こ
の第２の実施の形態の取付装置を用いても第１の実施の
形態と同様に傾斜する外壁２に対してエアコン室外機３
を水平状態となるように据え付けることができる。な
お、傾斜していない外壁に対してもエアコン室外機３を
据え付けることができることは言うまでもない。
【００１３】次に、図７および図８に示す第３の実施の
形態について説明する。この第３の実施の形態では、左
右の取付装置の受け部材４上に受け部材４に対して直交
する方向に、即ち建物の外壁２と平行に前後に一対の棒
状の受け金具13，13を載せて固定し、この受け金具13，
13上にエアコン室外機３の長さ方向両端近傍下端に前後
に張り出して設けられたブラケット10を載せて締結する
ようにしても良い。この実施の形態に使用される受け金
具13，13はそれぞれ２本の互いに平行な棒状部を備え２
本の棒状部の長さ方向両端部同志が円弧状の繋がり部で
無端状に繋がれてなる金属棒により作られ、この各受け
金具13と取付装置の受け部材４との連結は受け部材４に
載せられた受け金具13を受け部材４上面との間で挟む固
定金具14と、この固定金具14の中央に形成されたボルト
挿通孔14ａから挿入されるボルト15と、受け部４の下側
からボルト15に螺合するナット16により行なわれる。即
ち、固定金具14により受け金具13を受け部材４上面との
間で挟んだ状態でボルト15、ナット16により締結され
る。また、前後一対の受け金具13，13とエアコン室外機
３の下端のブラケット10との連結は受け金具13の互いに
平行な２本の棒状部13ａ，13ａにまたがり２本の棒状部
13ａ，13ａを上下から挟むプレート17ａ，17ｂと、上下
のプレート17ａ，17ｂの中央に形成されたボルト挿通孔
17ａ′，17ｂ′を互いに合致させた状態で上側のボルト
挿通孔17ａ′から挿入されるボルト18と、このボルト18
が螺合し得るように下側のプレート17ｂの下面に溶接に
て固着されたナット19を備えた固定金具17により行なわ
れる。そして、この固定金具17の上側のプレート17ａの
上にエアコン室外機３のブラケット10を載せて、前記ボ
ルト18、ナット19により締結するものである。なお、固
定金具17は前記ボルト18、ナット19の締め付けを緩める
ことによりエアコン室外機３のブラケット10の位置に合
わせて予め棒状部13ａ，13ａの長さ方向に移動し、位置
が調節される。
形態について説明する。この第３の実施の形態では、左
右の取付装置の受け部材４上に受け部材４に対して直交
する方向に、即ち建物の外壁２と平行に前後に一対の棒
状の受け金具13，13を載せて固定し、この受け金具13，
13上にエアコン室外機３の長さ方向両端近傍下端に前後
に張り出して設けられたブラケット10を載せて締結する
ようにしても良い。この実施の形態に使用される受け金
具13，13はそれぞれ２本の互いに平行な棒状部を備え２
本の棒状部の長さ方向両端部同志が円弧状の繋がり部で
無端状に繋がれてなる金属棒により作られ、この各受け
金具13と取付装置の受け部材４との連結は受け部材４に
載せられた受け金具13を受け部材４上面との間で挟む固
定金具14と、この固定金具14の中央に形成されたボルト
挿通孔14ａから挿入されるボルト15と、受け部４の下側
からボルト15に螺合するナット16により行なわれる。即
ち、固定金具14により受け金具13を受け部材４上面との
間で挟んだ状態でボルト15、ナット16により締結され
る。また、前後一対の受け金具13，13とエアコン室外機
３の下端のブラケット10との連結は受け金具13の互いに
平行な２本の棒状部13ａ，13ａにまたがり２本の棒状部
13ａ，13ａを上下から挟むプレート17ａ，17ｂと、上下
のプレート17ａ，17ｂの中央に形成されたボルト挿通孔
17ａ′，17ｂ′を互いに合致させた状態で上側のボルト
挿通孔17ａ′から挿入されるボルト18と、このボルト18
が螺合し得るように下側のプレート17ｂの下面に溶接に
て固着されたナット19を備えた固定金具17により行なわ
れる。そして、この固定金具17の上側のプレート17ａの
上にエアコン室外機３のブラケット10を載せて、前記ボ
ルト18、ナット19により締結するものである。なお、固
定金具17は前記ボルト18、ナット19の締め付けを緩める
ことによりエアコン室外機３のブラケット10の位置に合
わせて予め棒状部13ａ，13ａの長さ方向に移動し、位置
が調節される。
【００１４】以上、３つの実施の形態について述べた
が、何れの実施の形態もエアコン室外機３が長さ方向が
建物の外壁２と平行になるように据え付けられている
が、図９に示す第４の実施の形態のようにエアコン室外
機３を長さ方向が建物の外壁２に直角に据え付けること
も可能である。
が、何れの実施の形態もエアコン室外機３が長さ方向が
建物の外壁２と平行になるように据え付けられている
が、図９に示す第４の実施の形態のようにエアコン室外
機３を長さ方向が建物の外壁２に直角に据え付けること
も可能である。
【００１５】また、以上述べた各実施の形態では、受け
部材４の上面が長さ方向（前後方向）に沿って緩やかに
下方に湾曲するか、上方に湾曲しているが、図10および
図11に示す第５の実施の形態のように、受け部材４の上
面をフラットにし、この上面に上面が長さ方向（前後方
向）に沿って緩やかに下方（または上方）に湾曲し長さ
方向両端近傍に長さ方向に沿って長孔20ａを備えた別の
受け部材20を載せ、この受け部材20上にエアコン室外機
３を載せ、エアコン室外機３のブラケット10を受け部材
20と一体に受け部材４に対し上下からボルト11、ナット
12により締結させるようにしても良い。なお、受け部材
20上に前記第３および第４の実施の形態のように受け金
具13を取り付け、この受け金具13上でエアコン室外機３
を受けるようにしても良い。
部材４の上面が長さ方向（前後方向）に沿って緩やかに
下方に湾曲するか、上方に湾曲しているが、図10および
図11に示す第５の実施の形態のように、受け部材４の上
面をフラットにし、この上面に上面が長さ方向（前後方
向）に沿って緩やかに下方（または上方）に湾曲し長さ
方向両端近傍に長さ方向に沿って長孔20ａを備えた別の
受け部材20を載せ、この受け部材20上にエアコン室外機
３を載せ、エアコン室外機３のブラケット10を受け部材
20と一体に受け部材４に対し上下からボルト11、ナット
12により締結させるようにしても良い。なお、受け部材
20上に前記第３および第４の実施の形態のように受け金
具13を取り付け、この受け金具13上でエアコン室外機３
を受けるようにしても良い。
【００１６】また、前記第５の実施の形態における受け
部材20を、図12に示す第６の実施の形態のように中間部
をなくして前後に分断するようにしても良い。以上はエ
アコン室外機３を建物の外壁２に取り付ける場合につい
て述べたが、建物の外壁２に対する取り付け以外に、図
13〜図15に示す第７の実施の形態のような天井吊り下げ
式や、図16〜図18に示す第８の実施の形態のような平地
設置式にあっても同様に実施することができる。
部材20を、図12に示す第６の実施の形態のように中間部
をなくして前後に分断するようにしても良い。以上はエ
アコン室外機３を建物の外壁２に取り付ける場合につい
て述べたが、建物の外壁２に対する取り付け以外に、図
13〜図15に示す第７の実施の形態のような天井吊り下げ
式や、図16〜図18に示す第８の実施の形態のような平地
設置式にあっても同様に実施することができる。
【００１７】図13〜図15に示す第７の実施の形態につい
て説明すると、この第７の実施の形態の取付装置はマン
ションなどの軒下天井面にエアコン室外機３を吊り下げ
る場合に適用され、軒下天井面21に埋設されたアンカー
ナット（図示せず）およびこのアンカーナットに螺合す
るボルト22により軒下天井面21にほぼ水平状態で取り付
けられる互いに平行な一対の水平部材23，23と、各水平
部材23の長さ方向両端近傍の長孔23ａに対しボルト24，
ナット25により上端が連結された吊り下げ部材26と、互
いに対向する吊り下げ部材26，26の下端間に位置し長さ
方向両端が互いに対向する吊り下げ部材26，26の下端に
ボルト27，ナット29により連結された受け部材28とによ
り構成され、互いに平行な一対の受け部材28，28の上面
を前記第１の実施の形態と同様に長さ方向（前後方向）
に沿って緩やかに下方に湾曲させるとともに、長さ方向
両端近傍に長さ方向に沿って長孔28ａを形成している。
そして、互いに平行な一対の受け部材28，28上でエアコ
ン室外機３を水平状態で据え付けるようになっている。
て説明すると、この第７の実施の形態の取付装置はマン
ションなどの軒下天井面にエアコン室外機３を吊り下げ
る場合に適用され、軒下天井面21に埋設されたアンカー
ナット（図示せず）およびこのアンカーナットに螺合す
るボルト22により軒下天井面21にほぼ水平状態で取り付
けられる互いに平行な一対の水平部材23，23と、各水平
部材23の長さ方向両端近傍の長孔23ａに対しボルト24，
ナット25により上端が連結された吊り下げ部材26と、互
いに対向する吊り下げ部材26，26の下端間に位置し長さ
方向両端が互いに対向する吊り下げ部材26，26の下端に
ボルト27，ナット29により連結された受け部材28とによ
り構成され、互いに平行な一対の受け部材28，28の上面
を前記第１の実施の形態と同様に長さ方向（前後方向）
に沿って緩やかに下方に湾曲させるとともに、長さ方向
両端近傍に長さ方向に沿って長孔28ａを形成している。
そして、互いに平行な一対の受け部材28，28上でエアコ
ン室外機３を水平状態で据え付けるようになっている。
【００１８】さらに、図16〜図18に示す第８の実施の形
態について説明すると、この第８の実施の形態の取付装
置はエアコン室外機３を平地に設置する場合に適用さ
れ、コーナー部の４本の脚部材30と、この脚部材30の上
端にボルト31，ナット（図示せず）により連結され上端
に平面形状矩形の枠32を形成するための水平部材33，33
および34，34と、互いに平行な一対の水平部材33，33に
載りこの水平部材33の長さ方向両端近傍の長孔33ａに長
さ方向両端がボルト35，ナット36により連結された受け
部材37とにより構成され、互いに平行な一対の受け部材
37，37の上面を前記第１の実施の形態と同様に長さ方向
（前後方向）に沿って緩やかに下方に湾曲させるととも
に、長さ方向両端近傍に長さ方向に沿って長孔38を形成
している。そして、互いに平行な一対の受け部材37，37
上でエアコン室外機３を水平状態で据え付けるようにな
っている。
態について説明すると、この第８の実施の形態の取付装
置はエアコン室外機３を平地に設置する場合に適用さ
れ、コーナー部の４本の脚部材30と、この脚部材30の上
端にボルト31，ナット（図示せず）により連結され上端
に平面形状矩形の枠32を形成するための水平部材33，33
および34，34と、互いに平行な一対の水平部材33，33に
載りこの水平部材33の長さ方向両端近傍の長孔33ａに長
さ方向両端がボルト35，ナット36により連結された受け
部材37とにより構成され、互いに平行な一対の受け部材
37，37の上面を前記第１の実施の形態と同様に長さ方向
（前後方向）に沿って緩やかに下方に湾曲させるととも
に、長さ方向両端近傍に長さ方向に沿って長孔38を形成
している。そして、互いに平行な一対の受け部材37，37
上でエアコン室外機３を水平状態で据え付けるようにな
っている。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上面が長
さ方向に沿って緩やかに下方または上方に湾曲する互い
に平行な受け部材上もしくは別の受け部材上でエアコン
室外機を水平状態で据え付けることができ、前記従来の
ように受け部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせ
て水平になるように取り付け調整する必要なく、エアコ
ン室外機の据え付けが簡単となる。
さ方向に沿って緩やかに下方または上方に湾曲する互い
に平行な受け部材上もしくは別の受け部材上でエアコン
室外機を水平状態で据え付けることができ、前記従来の
ように受け部を壁面、天井面、地面などの傾斜に合わせ
て水平になるように取り付け調整する必要なく、エアコ
ン室外機の据え付けが簡単となる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における取付装置の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図２】同使用状態を示す斜視図である。
【図３】同使用状態を示す概略側面図である。
【図４】同使用状態における要部拡大断面図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態における取付装置の
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図６】同使用状態を示す概略側面図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態における取付装置の
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図８】同使用状態における要部拡大断面図である。
【図９】本発明の第４の実施の形態における取付装置の
使用状態を示す斜視図である。
使用状態を示す斜視図である。
【図１０】本発明の第５の実施の形態における取付装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図１１】同使用状態を示す概略側面図である。
【図１２】本発明の第６の実施の形態における取付装置
の使用状態を示す概略側面図である。
の使用状態を示す概略側面図である。
【図１３】本発明の第７の実施の形態における取付装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図１４】同使用状態を示す斜視図である。
【図１５】同使用状態を示す概略側面図である。
【図１６】本発明の第８の実施の形態における取付装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図１７】同使用状態を示す斜視図である。
【図１８】同使用状態を示す概略側面図である。
１ 外壁支持部材 ２ 外壁 ３ エアコン室外機 ４ 受け部材 ５ ボルト ６ ナット ７ 長孔 ８ アンカーナット ９ ボルト １０ ブラケット １０ａ 貫通孔 １１ ボルト １２ ナット １３ 受け金具 １３ａ 棒状部 １４ 固定金具 １４ａ ボルト挿通孔 １５ ボルト １６ ナット １７ 固定金具 １８ ボルト １９ ナット ２０ 受け部材 ２０ａ 長孔 ２１ 軒下天井面 ２２ ボルト ２３ 水平部材 ２６ 吊り下げ部材 ２８ 受け部材 ２８ａ 長孔 ３０ 脚部材 ３２ 枠 ３３，３４ 水平部材 ３７ 受け部材 ３８ 長孔
Claims (3)
- 【請求項１】 壁面取付用、天井吊り下げ用、平地設置
用などのエアコン室外機の取付装置において、エアコン
室外機を受ける互いに平行な一対の受け部材の上面を長
さ方向に沿って緩やかに下方もしくは上方に湾曲させて
なり、前記互いに平行な一対の受け部材上でエアコン室
外機を水平状態で据え付けるように構成したことを特徴
とするエアコン室外機の取付装置。 - 【請求項２】 壁面取付用、天井吊り下げ用、平地設置
用などのエアコン室外機の取付装置において、エアコン
室外機を受ける互いに平行な一対の受け部材の上面をフ
ラットにし、この受け部材上に上面が長さ方向に沿って
緩やかに下方もしくは上方に湾曲する別の受け部材を載
せ、互いに平行なこの別の受け部材上にエアコン室外機
を水平状態で据え付けるように構成したことを特徴とす
るエアコン室外機の取付装置。 - 【請求項３】 別の受け部材を中間部をなくして前後に
分断させてなることを特徴とする請求項２記載のエアコ
ン室外機の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10880196A JPH09296940A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | エアコン室外機の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10880196A JPH09296940A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | エアコン室外機の取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296940A true JPH09296940A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14493833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10880196A Pending JPH09296940A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | エアコン室外機の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09296940A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100424435C (zh) * | 2006-11-17 | 2008-10-08 | 陈均显 | 空调室外机支架 |
| CN102331077A (zh) * | 2011-08-20 | 2012-01-25 | 江苏阿尔特空调实业有限责任公司 | 空调中外壳的安装结构 |
| JP2015081741A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | ニッケイ株式会社 | 天吊り金物 |
| CN105091301A (zh) * | 2015-08-27 | 2015-11-25 | 成都众孚理想科技有限公司 | 智能家居系统的智能空调冷凝器安装座 |
| CN106545989A (zh) * | 2016-10-27 | 2017-03-29 | 苏州市凯业金属制品有限公司 | 一种废水蒸发空调支架 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10880196A patent/JPH09296940A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100424435C (zh) * | 2006-11-17 | 2008-10-08 | 陈均显 | 空调室外机支架 |
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| JP2015081741A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | ニッケイ株式会社 | 天吊り金物 |
| CN105091301A (zh) * | 2015-08-27 | 2015-11-25 | 成都众孚理想科技有限公司 | 智能家居系统的智能空调冷凝器安装座 |
| CN105091301B (zh) * | 2015-08-27 | 2017-10-27 | 中山市吉成五金制品有限公司 | 智能家居系统的智能空调冷凝器安装座 |
| CN106545989A (zh) * | 2016-10-27 | 2017-03-29 | 苏州市凯业金属制品有限公司 | 一种废水蒸发空调支架 |
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