JP3316286B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体を天井から垂下さ
れた複数本のボルトにより吊下げる天井吊り下げ型の空
気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の天井吊り下げ型の空気調和装置
の一つとして、実公平3ー3869号公報及び実公平1
ー25222号公報が公知である。
【0003】前者の公報(実公平3ー3869号公報)
に開示されている空気調和装置にあっては、本体の四方
に吊り金具が配置され、これらの全ての吊り金具には通
し孔が形成されており、それぞれの通し孔に天井から垂
下されたボルトを上方から通してナットにて吊り金具を
ボルトに固定している。
【0004】後者の公報(実公平1ー25222号公
報)に開示されている空気調和装置にあっては、吊り金
具に溝が形成されており、吊り金具の側方からボルトが
係合される構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の空気調
和装置にあっては、吊り金具の上方からボルトの先端を
孔に通さなければならないないため、その孔通し作業が
煩わしく迅速な据付ができないという問題点がある。特
に、全ての吊り金具に孔通しするのでは、作業姿勢が十
分でない天井の吊り下げ作業においては、作業が困難で
ある。
【0006】この場合、吊り金具の全てについて、後者
のように側方に開放した溝を形成し、側方からボルトを
係合できる構成とすれば迅速な据付が可能と考えられ
る。しかし、このような溝による係合では、全ての吊り
金具について、係合しやすいと同時にボルトが外れ易く
なり、確実な固定ができないという問題点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、据付が容易であ
り且つ確実にできる空気調和装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、天井から垂下された複数本のボルトによ
り吊下げる天井吊り下げ型の空気調和装置において、前
記空気調和装置の本体には、各ボルトに連結される吊り
金具が対角線を成す位置に設けられており、一方の対角
線を成す位置に設けられた吊り金具には前記ボルトを上
から通す通し孔が形成されており、他方の対角線を成す
位置に設けられた吊り金具には前記ボルトが側方から係
合する係合溝が形成されており、前記通し孔に、その上
方からボルトの下端を通して本体を仮り止めし、本体の
重量を支えた後、前記係合溝に、その側方からボルトを
係合する構成としたことを特徴とするものである。
【0009】更に、前記吊り金具には、前記本体に固定
される固定部と前記ボルトに連結される連結部とが形成
されており、前記固定部は本体の内側に配置されて前記
本体に固定されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、空気調和装置の据付時には、
まず、通し孔が形成された吊り金具においてその通し孔
に上方からボルトを通してボルトを連結し、次に、溝が
形成された吊り金具にその側方からボルトを係合させ
て、連結する。従って、空気調和装置の据付時には通し
孔の吊り金具において確実に空気調和装置を保持しつ
つ、溝が形成された吊り金具において残りのボルトを容
易に連結できるので、据付が容易となる。また、据付け
後においても通し孔金具ではボルトが容易に外れること
がないので装置本体を確実に据付けることができる。
【0011】また、吊り金具の固定部を本体の内側に配
置して固定することによって、固定部に生じた結露は本
体内に導入され、本体から滴下するのを防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0013】図1及び図2示すように、空気調和装置1
は、天井空間に吊り下げ固定される天井埋め込型の空気
調和装置であり、その化粧板2の中央に吸込口3、その
両側に一対の吹出口4a、4bが開口され、吸入口3か
ら吸入された空気を熱交換後、前記吹出口4a、4bか
ら吹き出すものである。
【0014】化粧板2は、取り外し自在に設けられてお
り、図1及び図3に示すように、この化粧板2を取り外
すと、本体6内が露出される。
【0015】本体6内には、送風機5、熱交換器7a、
7b、及び運転を制御する電装箱9が収納されている。
また、化粧板2の吹出口4a、4bに対応する位置に
は、本体6の長手の方向に沿って一対の吹出通路11
a、11bが形成されており、これらの吹出通路11
a、11bは長手方向に配置された支持板13a、13
bと本体6の長手側壁6a、6bとにより規定されてい
る。尚、支持板13a、13bと長手側壁6a、6bと
の間は、それぞれ補強部材15により補強されている。
【0016】本体6の短手側壁6c、6dには、吊り金
具8a、8b、10a、10bが合計4個設けられてお
り、それぞれが天井から垂下されたボルト12に固定さ
れている。これらの4個の吊り金具の内2個は、通し孔
14が形成された通し孔金具8a、8bであり、残りの
2個がT字形状の溝16が形成された溝金具10a、1
0bである。これらの吊り金具の配置は、図3に示すよ
うに、通し孔金具8a、8b同士が対角線を成す位置に
配置されており、同様に、溝金具10a、10bも対角
線を成す位置に配置されている。即ち、短手側壁6cに
は通し孔金具8a及び溝金具10aが並んで配置され、
短手側壁6dには通し孔金具8b及び溝金具10bが並
んで配置されている。
【0017】このように、複数の吊り金具の内、少なく
とも一つ以上、本実施例では2つの吊り金に通し孔14
が形成されたものを用いるから、少なくともこれらの通
し孔金具8a、8bにはボルト12が確実に保持され、
これによって空気調和装置の本体6を確実に支持するこ
とができる。
【0018】しかも、全ての吊り金具が通し孔金具8
a、8bでなく、2個の吊り金具は溝金具10a、10
bであるから、据付け時におけるボルト12の連結を容
易におこなうことができる。
【0019】吊り金具8a、8b、10a、10bは、
断面がL字形状の形状を有し、本体に固定される固定部
18とボルト12に連結される連結部20とが略直角を
成してL字形状を形成している。固定部18は、本体6
の側壁6cに形成された長孔22に挿入されて本体6の
内側で側壁6cと重ねられた後、スポット溶接またはビ
ス等により側壁6cに固定されている。このように、固
定部18を本体6内に配置することにより、固定部18
に生じた結露を本体6内のドレンパン28に導くことが
できる。
【0020】尚、固定部18が重ねられる側壁6cの部
分30は、その内側が凹んで形成されており、固定部1
8を重ねても側壁6cの内側がフラットなるようにして
いる。このように内側をフラットにすることによって、
固定部18がドレンパン28の取り付け及び取り外しの
じゃまにならないようになっている。
【0021】送風機5としては、本体6の中央に設けら
れ、モータ17の回転軸の両側にファン19a、19b
が取り付けられたツインタイプのものが用いられてい
る。
【0022】熱交換器7a、7bは、それぞれ、吹出通
路11a、11bに沿ってその長手方向に配置されてお
り、送風機5により送風された風を通過させて熱交換す
る。この熱交換器7a、7bには、ここに冷媒を導入す
る冷媒導入出管21a、21bが接続されており、室外
器(図示せず)から冷媒が導入されるようになってい
る。
【0023】電装箱9は、本体6の短手方向の側壁6c
側において回動自在に設けられている。電装箱9を回動
自在な構成とすることにより、電装箱のメンテナンス時
における作業姿勢が楽になり作業性がよい。また、短手
方向の側壁6c側に電装箱9を配置することによって、
冷媒導入出管21a、21b等とともに集約的に配置さ
れることになり、作業性が向上する。
【0024】次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】空気調和装置1の運転時には、図2の実線
矢印で示すように、送風機5の駆動により、化粧板2の
中央にある吸込口3から吸い込まれた空気は、熱交換器
7a、7bを通過して、本体5の長手方向の両側の吹出
通路11a、11bを通って、化粧板2の吹出口4a、
4bから熱交換後の空気を吹出す。
【0026】空気調和装置1の据付時には、本体6を予
め天井から吊り下げられているボルト12に各吊り金具
8a、8b、10a、10bを固定する。尚、ボルト1
2は、上端が天井に固定されているが、その下端は垂下
されて自由端となっている。
【0027】具体的には、まず、一対の通し孔金具8
a、8bの通し孔14に、その上方からボルト12の下
端を通した後、ナット30及びワッシャ32により本体
6を仮り止めし、これにより、本体6の重量を支える。
【0028】その状態で、残りの一対の溝金具10a、
10bの溝16に、該金具の側方からそれぞれボルト1
2を係合する。従って、この溝16によれば、ボルト1
2を容易に溝金具10a、10bに係合させることがで
きる。次に、ナット30及びワッシャ32によりボルト
12に溝金具10a、10bを固定する。尚、溝金具に
は、図6に示すように溝付き金具34を取り付け、ボル
ト12が溝16から外れ難くなっている。
【0029】空気調和装置1の運転時においては、吊り
金具8a、8b、10a、10bの固定部18に結露が
生じても、この固定部18は本体6の内側にあるから、
そのまま結露をドレンパン28に導き、本体6から垂れ
落ちることがない。
【0030】本発明は上述した実施例に限定されるもの
でなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
【0031】例えば、通し孔14が形成された通し金具
8a、8bは2個に限らず、少なくとも一つ以上であれ
ば1個でも3個でも同様な効果を得ることができる。同
様に、溝16が形成された溝金具10a、10bは2個
に限らず、少なくとも一つ以上であれば1個でも3個で
も同様な効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の空気調和装置によれば、複数の
吊り金具の内に少なくともその一つ以上が通し孔が形成
された吊り金具であり、残りの吊り金具の少なくとも一
つ以上が溝が形成された吊り金具であるから、空気調和
装置本体の据付が容易であり且つ確実にできる。
【0033】また、吊り金具の固定部を本体の内側に配
置して固定することによって、固定部に生じた結露は本
体内に導入され、本体から滴下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による空気調和装置の構成を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す空気調和装置の断面図である。
【図3】図1に示す空調装置の平面図である。
【図4】本体の側壁部を抜き出して示す斜視図である。
【図5】吊り金具の取り付け状態を示す断面図である。
【図6】吊り金具の取り付け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 6 本体 8a、8b 通し金具(吊り金具) 10a、10b 溝金具(吊り金具) 12 ボルト 14 通し孔 16 溝 18 固定部 20 連結部
フロントページの続き (72)発明者 日向野 和広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 牧野 正純 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 縄田 幸人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 阿部 一雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−88234(JP,U) 実開 昭61−29230(JP,U) 実公 昭58−24096(JP,Y1) 実公 昭3−3869(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井から垂下された複数本のボルトによ
    り吊下げる天井吊り下げ型の空気調和装置において、 前記空気調和装置の本体には、各ボルトに連結される吊
    り金具が対角線を成す位置に設けられており、一方の対
    角線を成す位置に設けられた吊り金具には前記ボルトを
    上から通す通し孔が形成されており、他方の対角線を成
    す位置に設けられた吊り金具には前記ボルトが側方から
    係合する係合溝が形成されており、前記通し孔に、その
    上方からボルトの下端を通して本体を仮り止めし、本体
    の重量を支えた後、前記係合溝に、その側方からボルト
    を係合する構成としたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記吊り金具には、前記本体に固定され
    る固定部と前記ボルトに連結される連結部とが形成され
    ており、前記固定部は本体の内側に配置されて前記本体
    に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の空
    気調和装置。
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