JP3101485B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3101485B2
JP3101485B2 JP06054721A JP5472194A JP3101485B2 JP 3101485 B2 JP3101485 B2 JP 3101485B2 JP 06054721 A JP06054721 A JP 06054721A JP 5472194 A JP5472194 A JP 5472194A JP 3101485 B2 JP3101485 B2 JP 3101485B2
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正純 牧野
和広 日向野
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体を天井から垂下さ
れた複数本のボルトにより吊下げる天井吊り下げ型の空
気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の天井吊り下げ型の空気調和装置
の一つとして、実公平3ー3869号公報及び実公平1
ー25222号公報が公知である。
【0003】これらの公報に開示された空気調和装置に
あって、本体内には熱交換器、送風機、電装箱等が収納
されており、本体の側壁には冷媒管やリード線等を導入
するために、その側壁に複数の開口が形成されている。
【0004】また、本体の開口周囲には補強のためにフ
レームが一体に設けられており、このフレームには吹き
出し口を規定するとともにドレンパンを押さえるための
支持板が係合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の空気調
和装置の本体52にあっては、図5及び図6に示すよう
に、その側壁54にパネル等を取り付けるための多数の
開口50、51が形成されているが、これらの開口はフ
レーム53も含めて形成されているから、フレーム53
の縁を完全に切断するものである。
【0006】また、支持板の位置決めと固定のためにフ
レーム53には、切り欠き55が形成されており、この
切り欠き55も完全にフレーム53の縁を切断してい
る。
【0007】このように、フレーム53を完全に切断し
てしまうと、その強度が著しく弱くなるという問題点が
ある。
【0008】また、かかるフレームの強度を保持するた
め、切断された切り欠き部分に補強フレームを取り付け
る構成も考えられるが、構成が複雑になるとともに部品
点数及び作業工程が増えるという問題点がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、簡易な構成で本
体のフレーム強度を高めることができる空気調和装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、天井から垂下された複数本のボルトによ
り吊下げる天井吊り下げ型の空気調和装置の本体には、
その開口周囲に補強用のフレームが一体に設けられてお
り、前記フレームには熱交換した空気を吹出す吹出し口
を規定するように長手方向に配置された支持板が係合さ
れている空気調和装置において、前記フレームには、前
記支持板が係合する係合溝のみが形成されており、この
フレームの縁は連続した一体であることを特徴とするも
のである。
【0011】
【0012】ここで、本明細書において、「溝」とは、
フレームの縁を完全に切断しない状態で切り欠いた状態
をいうものとする。
【0013】
【0014】
【作用】本発明によれば、空気調和装置の本体に設けら
れた補強用フレームは、その縁が切断されることなく連
続した一体であるから、そのままで本体の強度を損なう
ことがない。従って、簡易な構成で本体のフレーム強度
を高めることができる。
【0015】また、支持板が係合する溝(以下「係合
溝」という)は、フレームの縁を完全に切断するもので
ないから、フレームの強度を高めることができる。従っ
て、補強部材を設けることなく支持板を確実に支持する
ことができる。
【0016】更に、本体にリード線用の開口が形成され
ていても、かかる開口によりフレームの縁が切断されて
いないから、そのままで本体の強度を損なうことがな
い。従って、簡易な構成で本体のフレーム強度を高める
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0018】図1及び図2示すように、空気調和装置1
は、天井空間に吊り下げ固定される天井埋め込型の空気
調和装置であり、その化粧板2の中央に吸込口3、その
両側に一対の吹出口4a、4bが開口され、吸入口3か
ら吸入された空気を熱交換後、前記吹出口4a、4bか
ら吹き出すものである。
【0019】化粧板2は、取り外し自在に設けられてお
り、この化粧板2を取り外すと、本体6内が露出され
る。
【0020】本体6内には、送風機5、熱交換器7a、
7b及び運転を制御する電装箱9が収納されている。ま
た、化粧板2の吹出口4a、4bに対応する位置には、
本体6の長手の方向に沿って一対の吹出通路11a、1
1bが形成されており、これらの吹出通路11a、11
bは長手方向に配置された支持板13a、13bと本体
6の長手側壁6a、6bとにより規定されている。尚、
支持板13a、13bと長手側壁6a、6bとの間は、
それぞれ補強部材15により補強されている。
【0021】本体6の短手側壁6c、6dには、吊り金
具8a、10a(短手側壁6d側の吊り金具は省略)が
合計4個設けられており、それぞれが天井から垂下され
たボルト12に固定されている。
【0022】この本体6には、その開口周囲にフレーム
35が形成されている。このフレーム35は、図4に示
すように、本体側壁6a、6b、6c、6dとの断面が
L字形状となるように、本体側壁の開口端部を略直角に
なるように外側に折り曲げて形成している。
【0023】また、本体6には、その短手側の側壁に、
冷媒配管21a、21B(図1参照)用の口31及びリ
ード線26(図1参照)用の開口33a、33bが形成
されているが、これらのリード線26用の開口33a、
33bは、フレーム35までは到達していない。
【0024】このフレーム35には、支持板13a、1
3bの端部36が係合する一対の係合溝37が形成され
ている。この係合溝37は、本体6の側壁6cとフレー
ム35とにおいてL字形状を形成しており、フレーム3
5の縁60の一部のみを切断し、ほかの部分の縁61は
完全に切断することなく形成されている。即ち、フレー
ム35の縁は連続した一体である。
【0025】一方、支持板13a、13bは、本体の側
壁6a、6bとともに熱交換後の空気を吹出す吹出し通
路11a、11bを規定するが、同時にドレンパンを押
さえるものである。
【0026】この支持板13a、13bは、図4に示す
ように、その延出方向に亙って略L字形状に形成された
アングル38が形成されている。このアングル38の端
部36が、係合溝37に係合してフレーム35に保持さ
れるとともに、フレーム35の係合溝37に係合させる
だけで容易に位置決めすることができる。
【0027】本体内に配置された送風機5としては、本
体6の中央に設けられ、モータ17の回転軸の両側にフ
ァン19a、19bが取り付けられたツインタイプのも
のが用いられている。
【0028】熱交換器7a、7bは、それぞれ、吹出通
路11a、11bに沿ってその長手方向に配置されてお
り、送風機5により送風された風を通過させて熱交換す
る。この熱交換器7a、7bには、ここに冷媒を導入す
る冷媒導入出管21a、21bが接続されており、室外
器(図示せず)から冷媒が導入されるようになってい
る。
【0029】電装箱9は、本体6の短手方向の側壁6c
側において回動自在に設けられている。電装箱9を回動
自在な構成とすることにより、電装箱のメンテナンス時
における作業姿勢が楽になり作業性がよい。尚、この電
装箱から前述のリード線26が延出していることは言う
までもない。
【0030】次に、本実施例の作用について説明する。
【0031】空気調和装置1の運転時には、図2の実線
矢印で示すように、送風機5の駆動により、化粧板2の
中央にある吸込口3から吸い込まれた空気は、熱交換器
7a、7bを通過して、本体5の長手方向の両側の吹出
通路11a、11bを通って、化粧板2の吹出口4a、
4bから熱交換後の空気を吹出す。
【0032】空気調和装置1の製造時には、本体6に支
持板13a、13bを組み付けるが、この時には、フレ
ーム35に形成された係合溝37にアングル38の端部
を挿入して位置決めをおこない、その後アングル38を
ビスで止める。
【0033】この場合、係合溝37はこれを完全に切断
するものでないから、簡易な構成でありながらフレーム
の強度が高く、従来のようにフレーム35を補強する部
材を必要としない。従って、簡易な構成で本体のフレー
ム35強度を高めることができる。
【0034】また、リード線26用の開口33a、33
bもフレーム35を切断するものでないから、同様に、
簡易な構成でありながらフレーム強度を高めることがで
きる。
【0035】更に、このようにフレーム強度を高めるこ
とによって、本体6及びフレーム35の厚みを薄くする
ことができ、位置決めが容易であり且つ重量の軽減を図
ることができる。
【0036】本発明は上述した実施例に限定されるもの
でなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
【0037】例えば、フレーム35は本体6の側壁を折
り曲げて一体に形成するものであったが、これに限ら
ず、別体のアングル材を取り付けた構成であっても同様
な効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の空気調和装置によれば、本体に
補強用のフレームが一体に設けられており、このフレー
ムの縁は連続した一体であるから、そのまま使用しても
フレーム強度を損なうことがない。従って、簡易な構成
で本体のフレーム強度を高めることができる。
【0039】また、支持板の位置決めが確実にでき、更
に本体の厚みを薄くできるので、軽量化を図ることがで
きる。
【0040】また、本発明によれば支持板が係合する係
合溝は、フレームの縁を完全に切断するものでないか
ら、フレームの強度を高めることができる。従って、格
別に補強部材を設けることなく支持板を確実に支持する
ことができる。
【0041】更に、本発明によれば、本体にリード線用
の開口が形成されていても、かかる開口によりフレーム
が切断されていないから、そのままで本体の強度を損な
うことがない。従って、簡易な構成で本体のフレーム強
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による空気調和装置の構成を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す空気調和装置の断面図である。
【図3】図1に示す空気調和装置の本体を抜き出して示
す斜視図である。
【図4】本体のフレームと支持板とを抜き出して示す分
解斜視図である。
【図5】従来の空気調和装置の本体を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示す空気調和装置のフレームを抜き出し
て示す斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 6 本体 13a、13b 支持板 35 フレーム 37 係合溝 33a、33b リード線用の開口
フロントページの続き (72)発明者 牧野 正純 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 日向野 和広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 雨宮 雄二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 望月 高志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−60122(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井から垂下された複数本のボルトによ
    り吊下げる天井吊り下げ型の空気調和装置の本体には、
    その開口周囲に補強用のフレームが一体に設けられてお
    り、前記フレームには熱交換した空気を吹出す吹出し口
    を規定するように長手方向に配置された支持板が係合さ
    れている空気調和装置において、前記フレームには、前記支持板が係合する係合溝のみが
    形成されており、この フレームの縁は連続した一体であ
    ることを特徴とする空気調和装置。
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JP3863695B2 (ja) * 2000-02-21 2006-12-27 三洋電機株式会社 天井埋込型空気調和装置
KR100392401B1 (ko) * 2000-11-27 2003-07-22 삼성전자주식회사 공기조화기의 실내기 전방커버
CN108917079A (zh) * 2018-09-20 2018-11-30 成都明日蔚蓝科技有限公司 一种新风系统

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