JP2660811B2 - 懸吊支持金具 - Google Patents

懸吊支持金具

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JP2660811B2
JP2660811B2 JP6234443A JP23444394A JP2660811B2 JP 2660811 B2 JP2660811 B2 JP 2660811B2 JP 6234443 A JP6234443 A JP 6234443A JP 23444394 A JP23444394 A JP 23444394A JP 2660811 B2 JP2660811 B2 JP 2660811B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、型鋼等の造営材に吊
りボルト等を懸吊支持する際に用いる懸吊支持金具の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、型鋼等の造営材に吊りボルトを支
持するには、当出願人が先に提案した側面略コ字状の支
持金具(登録商標パイラック)を使用している。この支
持金具は、支持金具の開口部を造営材に装着し、支持金
具上端から締め付ける締め付けボルトで支持金具を造営
材に固定するもので、吊りボルトは、この支持金具の下
部に取り付けた連結具に吊りボルトの上端部を止着ネジ
でネジ止めするものである(実開平1-129408号等参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
連結具を設けた支持金具には、次の如き課題が残されて
いた。すなわち、連結具は、支持金具の下部と造営材と
の間に装着するものであるから、造営材に支持金具を装
着固定する前に、連結具を支持金具に装着する必要があ
る。したがって、支持金具の固定は、この連結具を支持
金具の下部に載置した状態で行われるから、支持金具の
固定作業が面倒なものになっていた。
【0004】しかも、支持金具に固定した連結具に吊り
ボルトを連結する作業は、造営材の下方から支持金具の
連結具に向けて行う作業になり、作業位置が造営材から
離れるほど、吊りボルトの連結作業が困難になってい
る。
【0005】そこでこの発明は、上述の課題を解消すべ
く創出されたもので、造営材に装着した支持金具に、後
付けで連結具を装着することができ、装着作業を簡略化
し、しかも、吊りボルトと共に連結具を支持金具に装着
することも可能な懸吊支持金具の提供を目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明の第1の手段によると、相対峙する上板2
と下板3とが側板4を介して連続形成され、上下板2,
3の間に所定の造営材Qを挟み、この造営材Qに圧着す
る止着ネジ6を上板2に設け、一方、吊りボルトPを挿
通する支持孔7を下板3に貫通し、この支持孔7に着脱
自在に装着されて吊りボルトPの端部を連結する連結具
8を設けた懸吊支持金具であって、支持孔7は、連結具
8上端の重合した一対の板体状を成す係止体9を挿入す
る切欠孔7Aを設け、連結具8は、重合した一対の係止
体9端部を拡開し、連結具8にねじ止めした吊りボルト
Pの上端が係止体9の相互間に押圧挿入され、支持孔7
の上部で係止体9が拡開係止することにある。
【0007】また、第2の手段の連結具8は、一枚の帯
状板体が屈曲され、重合した端部に側面略T字形状の係
止体9を設け、係止体9下部の板体屈曲中央部位に吊り
ボルトPをネジ止めするネジ止め体10を設けたことに
ある。
【0008】さらに、連結具8は、一枚の帯状板体が屈
曲され、重合した端部に側面略T字形状の係止体9を設
け、この係止体9の括れ部9Aを略円弧形状に設けたこ
とを課題解消のための第3の手段とする。
【0009】また、第4の手段の連結具8は、重合した
帯板両端部を正面T字状に屈曲拡開して係止体9を形成
し、一方、金具本体1の側板4から下板3まで長孔状の
支持孔7を開穿し、係止体9を挿入する挿入孔7Bを側
板4の支持孔7に連設したことにある。
【0010】
【作用】この発明の第1、第2の手段によると、金具本
体1を造営材Qに装着固定してから、金具本体1の支持
孔7に連結具8を装着する。このとき、連結具8の係止
体9は、支持孔7の切欠孔7Aを通して支持孔7に係止
し、更に、連結具8に連結した吊りボルトPの端部が重
合した一対の係止体9を拡開して連結具8を固定する。
【0011】また、第3の手段は、略円弧形状に設けた
係止体9の括れ部9Aにより、金具本体1の支持孔7に
対して連結具8を揺動自在に連結するものである。
【0012】第4の手段の連結具8は、正面T字状に屈
曲拡開された係止体9が、金具本体1の側板4に設けた
挿入孔7Bから下板3の支持孔7に誘導係止されるもの
である。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】この発明懸吊支持金具は、造営材Qに固定
する金具本体1と、この金具本体1に装着して吊りボル
トPを金具本体1に連結する連結具8とから成る。
【0015】金具本体1は、相対峙する上板2と下板3
とが側板4を介して連続形成されている。そして、上下
板2,3の間に所定の造営材Qを挟着し、この造営材Q
に圧着する止着ネジ6を上板2に設けてある(図1参
照)。
【0016】一方、連結具8は、下板3に貫通した支持
孔7に着脱自在に装着するもので、吊りボルトPを支持
孔7に挿通した状態で連結する。このとき、支持孔7は
切欠孔7Aを設け、この切欠孔7Aから連結具8上端の
重合した一対の板体状を成す係止体9を挿入する(図1
参照)。図1乃至図3に示す切欠孔7Aは、円形の支持
孔7に一箇所設けているが、図4に示す如く、支持孔7
の相対する側縁に一対設けてもよい。また、図1及び図
2に示す連結具8は、一枚の帯状板体が屈曲され、重合
した端部に側面略T字形状の係止体9を設けてある。そ
して、係止体9下部の板体屈曲中央部位に吊りボルトP
をネジ止めするネジ止め体10を設けている。このと
き、ネジ止め体10は、略水平に屈曲された板体中央部
位にナット状物を設けている。
【0017】そして、係止体9は、連結具8にねじ止め
した吊りボルトPの上端が係止体9の相互間に押圧挿入
されることで、係止体9相互が拡開し、支持孔7の上部
に係止体9が係止する。図2乃至図4に示す係止体9
は、切欠孔7Aを通した係止体9を、支持孔7上で90度
回転させてから吊りボルトPで拡開させた状態を示して
いる。
【0018】また、図5及び図6に示す連結具8は、一
枚の帯状板体が屈曲され、重合した端部に側面略T字形
状の係止体9を設け、この係止体9の括れ部9Aを略円
弧形状に設けている。これは、梁などを構成する造営材
Qが傾斜している場合でも、連結具8を金具本体1に角
度調整自在に連結するようにしたものである(図6参
照)。
【0019】更に、図7及び図8に示す連結具8は、重
合した帯板両端部を正面T字状に屈曲拡開して係止体9
を形成している。一方、金具本体1の側板4から下板3
まで長孔状の支持孔7を開穿し、係止体9を挿入する挿
入孔7Bを側板4の支持孔7に連設し、この挿入孔7B
から側板4の支持孔7を通って下板3の支持孔7に誘導
するものである。
【0020】そして、この発明懸吊支持金具を使用する
には、先ず、所定の造営材Qに金具本体1を装着し、そ
の後、金具本体1の支持孔7に連結具8を装着するもの
である。このとき、連結具8に予め吊りボルトPを連結
し、この吊りボルトPを操作して連結具8と金具本体1
とを装着することも可能である。
【0021】
【発明の効果】この発明は、上述の如く構成したことに
より、造営材に装着した支持金具に、後付けで連結具を
装着することができるようになった。
【0022】また、請求項1乃至4によると、支持孔7
に係止する係止体9は、吊りボルトPによって支持孔7
上で拡開係止するから、極めて確実な係止力を得られる
ものになった。しかも、吊りボルトPと共に連結具8を
金具本体1に装着することもできる。
【0023】更に、請求項3によると、傾斜した造営材
Qに装着した金具本体1に対して連結具8を角度調整自
在に装着できるので、あらゆる状況に対応した使用が可
能である。
【0024】このようにこの発明によると、造営材に装
着した支持金具に、後付けで連結具を装着することがで
き、装着作業を簡略化し、あらゆる状況に対応した使用
が可能で、しかも、吊りボルトと共に連結具を支持金具
に装着することも可能であるなどといった産業上有益な
種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】この発明の使用状態を示す要部断面図。
【図3】この発明の支持孔と切欠孔とを示す要部平面
図。
【図4】この発明の支持孔と他の切欠孔とを示す要部平
面図。
【図5】この発明の他の連結具を示す斜視図。
【図6】この発明の他の連結具の使用状態を示す正面
図。
【図7】この発明の他の金具本体と他の連結具とを示す
斜視図である。
【図8】この発明の他の金具本体と他の連結具との使用
状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
P 吊りボルト Q 造営材 1 金具本体 2 上板 3 下板 4 側板 5 ネジ孔 6 止着ネジ 7 支持孔 7A 切欠孔 7B 挿入孔 8 連結具 9 係止体 9A 括れ部 10 ネジ止め体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対峙する上板と下板とが側板を介して
    連続形成され、上下板の間に所定の造営材を挟み、この
    造営材に圧着する止着ネジを上板に設け、一方、吊りボ
    ルトを挿通する支持孔を下板に貫通し、この支持孔に着
    脱自在に装着されて吊りボルトの端部を連結する連結具
    を設けた懸吊支持金具であって、支持孔は、連結具上端
    の重合した一対の板体状を成す係止体を挿入する切欠孔
    を設け、連結具は、重合した一対の係止体端部を拡開
    し、連結具にねじ止めした吊りボルトの上端が係止体の
    相互間に押圧挿入され、支持孔の上部で係止体が拡開係
    止することを特徴とする懸吊支持金具。
  2. 【請求項2】 連結具は、一枚の帯状板体が屈曲され、
    重合した端部に側面略T字形状の係止体を設け、係止体
    下部の板体屈曲中央部位に吊りボルトをネジ止めするネ
    ジ止め体を設けた請求項1記載の懸吊支持金具。
  3. 【請求項3】 連結具は、一枚の帯状板体が屈曲され、
    重合した端部に側面略T字形状の係止体を設け、この係
    止体の括れ部を略円弧形状に設けた請求項1または2記
    載の懸吊支持金具。
  4. 【請求項4】 連結具は、重合した帯板両端部を正面T
    字状に屈曲拡開して係止体を形成し、一方、金具本体の
    側板から下板まで長孔状の支持孔を開穿し、係止体を挿
    入する挿入孔を側板の支持孔に連設した請求項1または
    2記載の懸吊支持金具。
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