JPH0345481Y2 - - Google Patents

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JPH0345481Y2
JPH0345481Y2 JP2305685U JP2305685U JPH0345481Y2 JP H0345481 Y2 JPH0345481 Y2 JP H0345481Y2 JP 2305685 U JP2305685 U JP 2305685U JP 2305685 U JP2305685 U JP 2305685U JP H0345481 Y2 JPH0345481 Y2 JP H0345481Y2
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JP
Japan
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wire
hanging wire
locking hole
hanging
wire mesh
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JP2305685U
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JPS61140052U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はフエンス胴縁への金網張設機構に関す
るものであり、更に詳しくはフエンスの構成部材
たる胴縁の内部に嵌装される吊線に金網を強固に
固着する目的で使用される固定具付きの金網張設
機構に関するものである。
従来の技術 高速自動車道や新幹線軌道敷への部外者、例え
ば子供の侵入を防止したり、敷地の境界線を明示
したりする目的で、それらの周囲にフエンス構造
物や塀が構築されている。これらの構築物は、長
期間の使用に耐え得る物理的な強度を備えている
ことのほか、建設コストの低減ならびに施工の容
易化を図る見地から、構成部品の構造の簡易化が
強く要望されている。このような要請に答えて、
例えば実開昭53−123228号公報、実開昭53−
11153号公報、あるいは実公昭59−18034号公報に
は、フエンスもしくは塀の構築に際し、胴縁の内
部に吊線と金網もしくはエキスパンドメタルを装
着する金網固定機構が提案されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の如き金網固定機構は、そ
の全体構造が必ずしも充分に簡易化されておら
ず、このため金網の固定機能が低く、また施工性
も劣つている。従つて、フエンスの耐用年数の向
上ならびに構築作業の省力化に対して所期の効果
を発揮することができない。
本考案の主要な目的は、従来の金網固定機構に
認められた上記の如き不都合を解消し得る、構造
の簡易性と施工の容易性に優れたフエンス胴縁へ
の金網張設機構を提供することにある。
本考案の他の主要な目的は、フエンス構成部材
たる金網と吊線とを強固に結合せしめた状態で胴
縁内に配置することができる金網張設機構を提供
することにある。
問題点を解決するための手段 斯かる目的に鑑みて本考案は、金網1の上下端
を懸架する吊線2と、前記吊線2を締着する固定
具5と、前記吊線2を締着した固定具5の挿入口
3を具えた胴縁4とより成り、上記固定具5は、
中心部に半月状の吊線係止孔6を設けた部位と、
前記吊線係止孔6の穿設部位より狭巾で、外縁か
ら吊線係止孔6に伸びる吊線導入溝7を形成した
締付部位8とが連設された可撓性板材により構成
し、前記固定具は吊線導入溝7並びに吊線係止孔
6が圧潰され、吊線2が吊線係止孔6内に締着し
た状態で、上記胴縁4の固定具挿入口3に挿入、
緊締される組合せとしたことを特徴とするフエン
ス胴縁への金網張設構体を要旨とするものであ
る。
作 用 本考案に係る金網張設機構を採用することによ
つて、金網もしくはエキスパンドメタル1は、胴
縁4内への挿通に先立つて吊線2に対して相対滑
り変位を生じないように強固に固着されるから、
フエンスの組立強度が大幅に向上する。また、金
網もしくはエキスパンドメタル1の固定具5は、
例えば鋼板の打抜き加工によつて簡単に製作する
ことができ、その構造も簡単であるから、フエン
ス構築作業の省力化ならびにフエンス建設コスト
の低減に於いても従来技術を大幅に上廻る効果を
発揮することができる。
実施例 第1図は固定具5によつて吊線2に係止された
金網1を胴縁4内に挿通する状態を説明する正面
図であり、第2図は吊線2への固定具5の係止要
領を説明する斜視図である。これらの図面に於い
て固定具5は、例えば厚手の鋼板などの可撓性部
材をプレス加工することによつて成形されたプレ
ート状の金網係止具であつて、胴縁4内に挿通可
能な外形寸法を有し、中心部に吊線2を挟持する
半月状の係止孔6を穿設すると共に、外縁から該
係止孔6の外端に向かつて吊線2の導入溝7を形
成している。図示する実施態様に於いて固定具5
は、U字状をなす吊線2の係止孔6穿設部位と、
該係止孔穿設部位よりも稍幅を狭めてその上方に
位置する導入溝7開設部位とからなり、該導入溝
開設部位の側縁部は、吊線2を抱持した係止孔6
の内端面を圧潰して吊線2と固定具5とを一体構
造に締着するための圧縮荷重の作用面、つまり吊
線導入溝7の締付け部位8に形成されている。本
考案の実施に際し、吊線5の係止孔6内への導入
を容易化し、且つ、吊線2を抱持した係止孔6な
らびに吊線導入溝7の圧潰作用を強化するため、
係止孔6の直径は吊線2として機能する鋼線の直
径と略同一とし、また、吊線導入溝7の対向する
内壁面間には吊線2の挿通間隙として機能する適
当な開口幅を維持せしめることが好ましい。
本考案は上記の如く構成されているから、金網
もしくはエキスパンドメタル1は、胴縁4内への
挿通に先立つて固定具5によつて吊線2に強固に
固着される。以下、本考案機構の組立順序を説明
する。
金網1の上下に吊線として機能する鋼線2を
挿通し、金網1を適当な広さに拡開した後、金
網1と鋼線2との係止点の前後に前記吊線導入
溝7から固定具5を嵌め込む。
この状態で前記締付け部位8を締付けて吊線
導入溝7ならびに係止孔6を圧潰し、金網1を
固定具5によつて鋼線2上に強固に固着する。
以後、常法に従つて金網1にサイドバー等の
支持部材(図示省略)を取付け、胴縁4の固定
具挿入口3ならびに該胴縁の母線方向に沿つて
形成されたフランジ9,9を通して胴縁4の内
部に金網1と鋼線2を挿入してフエンスを構築
する。
考案の効果 以上の説明から理解し得る如く、本考案に係る
金網張設機構を採用することによつて、吊線に挿
通された金網もしくはエキスパンドメタルは、吊
線に対して相対滑りを生じない強固な固着状態を
取得することができる。本考案はまた、その基本
的構造が極めて簡易であるから、フエンス構築作
業の省力化ならびにフエンス建設コストの低減に
於いても従来技術を大幅に上廻る効果を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定具によつて吊線に係止された金網
を胴縁内に挿通する状態を説明する正面図であ
り、第2図は吊線への固定具の係止要領を説明す
る斜視図である。 1……金網、2……吊線、3……固定具挿入
口、4……胴縁、5……固定具、6……吊線係止
孔、7……吊線導入溝、8……締付部位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金網の上下端を懸架する吊線と、前記吊線を締
    着する固定具と、前記吊線を締着した固定具の挿
    入口を具えた胴縁とより成り、上記固定具は、中
    心部に半月状の吊線係止孔を設けた部位と、前記
    吊線係止孔の穿設部位より狭巾で、外縁から吊線
    係止孔に伸びる吊線導入溝を形成した締付部位と
    が連設された可撓性板材により構成し、前記固定
    具は吊線導入溝並びに吊線係止孔が圧潰され、吊
    線が吊線係止孔内に締着した状態で、上記胴縁の
    固定具挿入口に挿入、緊締される組合せとしたこ
    とを特徴とするフエンス胴縁への金網張設構体。
JP2305685U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0345481Y2 (ja)

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JP2305685U JPH0345481Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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JP2305685U JPH0345481Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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JPS61140052U JPS61140052U (ja) 1986-08-30
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JP2305685U Expired JPH0345481Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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JP6247606B2 (ja) * 2014-07-11 2017-12-13 Jfe建材フェンス株式会社 菱形金網用端部構造

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JPS61140052U (ja) 1986-08-30

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