JP2571711Y2 - 溝ぶたのくさり取付用金具 - Google Patents
溝ぶたのくさり取付用金具Info
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- JP2571711Y2 JP2571711Y2 JP9023592U JP9023592U JP2571711Y2 JP 2571711 Y2 JP2571711 Y2 JP 2571711Y2 JP 9023592 U JP9023592 U JP 9023592U JP 9023592 U JP9023592 U JP 9023592U JP 2571711 Y2 JP2571711 Y2 JP 2571711Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove lid
- hole
- bent
- main bar
- groove
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】溝ぶたの盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から溝ぶたの盗難防止のため、溝の
側壁にアンカー等で止めたくさりに溝ぶたを繋ぎ止める
方法が一般的に行われていた。
側壁にアンカー等で止めたくさりに溝ぶたを繋ぎ止める
方法が一般的に行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】溝ぶたにくさりの取付
けバーを溶接する手間がある。種々の厚さの溝ぶたに共
通して取付金具を使用することができない。溝ぶたの上
に取付金具が突出して歩行者の邪魔となる等の問題を解
消した溝ぶたくさり取付用金具を提供する。
けバーを溶接する手間がある。種々の厚さの溝ぶたに共
通して取付金具を使用することができない。溝ぶたの上
に取付金具が突出して歩行者の邪魔となる等の問題を解
消した溝ぶたくさり取付用金具を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】U字形金具の袖に設けた
切れ目のある透孔で溝ぶたのI形メインバー下端のフラ
ンジを挟持係合して金具を固定させ、これにくさりを取
付けるように構成した。
切れ目のある透孔で溝ぶたのI形メインバー下端のフラ
ンジを挟持係合して金具を固定させ、これにくさりを取
付けるように構成した。
【0005】このため、細長いU字形に折曲げる金属片
の彎曲部となる部分の上方の両脚に左右対称の両袖を設
け、前記両袖の縁の一部を凹切欠5し、金属片をU字形
に折曲げると共に脚の両袖を脚と平行に直角に折曲げて
凹切欠5が対向して生じる切れ目のある透孔に溝ぶたの
I形メインバー下端のフランジを挟持係合させ、透孔の
下方に設けたボルト孔に通したボルト7を締めつけてフ
ランジに金具を固定すると共に、これにくさり12を取
り付けるよう構成した点を特徴とする。
の彎曲部となる部分の上方の両脚に左右対称の両袖を設
け、前記両袖の縁の一部を凹切欠5し、金属片をU字形
に折曲げると共に脚の両袖を脚と平行に直角に折曲げて
凹切欠5が対向して生じる切れ目のある透孔に溝ぶたの
I形メインバー下端のフランジを挟持係合させ、透孔の
下方に設けたボルト孔に通したボルト7を締めつけてフ
ランジに金具を固定すると共に、これにくさり12を取
り付けるよう構成した点を特徴とする。
【0006】
【作用】本案金具の彎曲部を下にして上方を左右に開
き、両袖に設けた凹切欠5で、溝ぶたのI形メインバー
の下端のフランジ10を挟み、切欠の下に設けたボルト
7を締めてフランジ10に金具を挟持固定する。
き、両袖に設けた凹切欠5で、溝ぶたのI形メインバー
の下端のフランジ10を挟み、切欠の下に設けたボルト
7を締めてフランジ10に金具を挟持固定する。
【0007】溝の側壁にアンカー等で取付けたくさりの
他端を金具の彎曲部に繋ぎ止めることにより溝ぶたの盗
難が防止される。
他端を金具の彎曲部に繋ぎ止めることにより溝ぶたの盗
難が防止される。
【0008】
【実施例】図1は本案金具を取付ける溝ぶたの一例の斜
視図である。
視図である。
【0009】図示溝ぶたはメインバー9としてI形断面
の平鋼を等間隔に配列し、上端を適当に距離をおいてね
じり棒鋼のクロスバー11で連結している。メインバー
9の巾は溝ぶたの厚みによって種々あるが、本案の金具
はI形メインバーの下端のフランジ10に取りつけるも
のであるから、メインバーの巾に関係なく共通して使用
することができ、また、金具が溝ぶた上に突出しないか
ら歩行者の邪魔になることがない。
の平鋼を等間隔に配列し、上端を適当に距離をおいてね
じり棒鋼のクロスバー11で連結している。メインバー
9の巾は溝ぶたの厚みによって種々あるが、本案の金具
はI形メインバーの下端のフランジ10に取りつけるも
のであるから、メインバーの巾に関係なく共通して使用
することができ、また、金具が溝ぶた上に突出しないか
ら歩行者の邪魔になることがない。
【0010】図2はこのような溝ぶたに取付ける本考案
金具の側面図、図3は同正面図である。
金具の側面図、図3は同正面図である。
【0011】本考案の金具は細長いU字形に折曲げる金
属片1として、実施例では厚さ1.6mmの鋼板を用い
た。金属片の彎曲部2となる部分の上方の両脚3に左右
対称の両袖4を設ける。実施例では金属片の全長は17
0mmで、その中央部を半径10mmに彎曲させた後の
脚の長さは左右各75mm、巾は23mm、これの両側
に上方から巾8mm、長さ62mmの前記袖4が対称に
設けられる。
属片1として、実施例では厚さ1.6mmの鋼板を用い
た。金属片の彎曲部2となる部分の上方の両脚3に左右
対称の両袖4を設ける。実施例では金属片の全長は17
0mmで、その中央部を半径10mmに彎曲させた後の
脚の長さは左右各75mm、巾は23mm、これの両側
に上方から巾8mm、長さ62mmの前記袖4が対称に
設けられる。
【0012】脚端近くの両袖の縁の一部に、溝ぶたのメ
インバーの下端のフランジ10に係合する凹状の切欠5
を設ける。実施例では脚の上端から下方10mmの位置
から長さ14mmにわたって深さ2〜3mmの角凹切欠
を設けた。両袖4,4は左右とも脚3に平行に直角に折
曲げる。次いで金属片の長さ方向中央部を、実施例では
半径10mmに彎曲させてU字形にすると、凹切欠5は
対向して切れ目のある透孔を、実施例では角孔を生じ
る。
インバーの下端のフランジ10に係合する凹状の切欠5
を設ける。実施例では脚の上端から下方10mmの位置
から長さ14mmにわたって深さ2〜3mmの角凹切欠
を設けた。両袖4,4は左右とも脚3に平行に直角に折
曲げる。次いで金属片の長さ方向中央部を、実施例では
半径10mmに彎曲させてU字形にすると、凹切欠5は
対向して切れ目のある透孔を、実施例では角孔を生じ
る。
【0013】この金具の溝ぶたへの取付けは、先ず、金
具の両脚を開いてこの透孔の部分に溝ぶたのメインバー
9下端のフランジ10部分を嵌め込む。次いで、透孔の
下方、実施例では脚上端から34mmの位置に設けたボ
ルト孔6に通したボルト7を締めて、凹切欠5,5によ
りメインバー9のフランジを締め付け挟持固定する。
具の両脚を開いてこの透孔の部分に溝ぶたのメインバー
9下端のフランジ10部分を嵌め込む。次いで、透孔の
下方、実施例では脚上端から34mmの位置に設けたボ
ルト孔6に通したボルト7を締めて、凹切欠5,5によ
りメインバー9のフランジを締め付け挟持固定する。
【0014】図4は溝の側壁13にアンカー14等で取
付けたくさり12と本願金具1との連結状態を一部断面
で示した側面図である。
付けたくさり12と本願金具1との連結状態を一部断面
で示した側面図である。
【0015】くさり12の他端を溝ぶた8のメインバー
9に取り付けた本考案金具1の彎曲部に取付け、くさり
12と連結することにより溝ぶた8の盗難を防止するこ
とができる。
9に取り付けた本考案金具1の彎曲部に取付け、くさり
12と連結することにより溝ぶた8の盗難を防止するこ
とができる。
【0016】
【考案の効果】溝ぶたの盗難を防止するために、溝壁に
一端を取り付けたくさり12と溝ぶた8を連結するに当
たって、従来のように溝ぶたにくさり取付用バーを溶接
する必要がなく、溝ぶたのI形メインバー9に簡単にく
さり取付金具が取付け得られる。しかも取付ける位置が
メインバー下端のフランジ10であるから、メインバー
の巾、即ち溝ぶたの厚さに関係なく、共通の本案取付金
具で用が足りる。取付金具が溝ぶた8の上方に突出しな
いから歩行者の邪魔にならない。本案取付金具を溝ぶた
のメインバーに取付けるのに何らの工作を必要とせず、
挟んでボルトを締め付けるだけで極めて取り扱いが簡単
である等の効果がある。
一端を取り付けたくさり12と溝ぶた8を連結するに当
たって、従来のように溝ぶたにくさり取付用バーを溶接
する必要がなく、溝ぶたのI形メインバー9に簡単にく
さり取付金具が取付け得られる。しかも取付ける位置が
メインバー下端のフランジ10であるから、メインバー
の巾、即ち溝ぶたの厚さに関係なく、共通の本案取付金
具で用が足りる。取付金具が溝ぶた8の上方に突出しな
いから歩行者の邪魔にならない。本案取付金具を溝ぶた
のメインバーに取付けるのに何らの工作を必要とせず、
挟んでボルトを締め付けるだけで極めて取り扱いが簡単
である等の効果がある。
【図1】本考案の金具を取付ける溝ぶたの一例の斜視図
である。
である。
【図2】本考案の金具の側面図である。
【図3】本考案の金具の正面図である。
【図4】溝の側壁に取付けたくさりと本考案金具との連
結状態を示す一部断面側面図である。
結状態を示す一部断面側面図である。
1 取付金具 2 彎曲部 3 脚部 4 袖部 5 凹切欠 6 ボルト孔 7 ボルト 8 溝ぶた 9 I形メインバー 10 フランジ 11 クロスバー 12 くさり 13 溝の側壁 14 アンカー
Claims (1)
- 【請求項1】 細長いU字形に折曲げる金属片の彎曲部
2となる部分の上方の両脚に左右対称の両袖4を設け、
前記両袖の縁の一部を凹切欠5し、金属片1をU字形に
曲げると共に脚3の両袖4を脚3と平行に直角に折曲て
凹切欠5が対向して生じる切れ目のある透孔に溝ぶたの
I形メインバー9下端のフランジ10を挟持係合させ、
透孔の下方に設けたボルト孔6に通したボルト7を締め
つけて固定すると共に、金具にくさり12を取り付ける
ようにしたことを特徴とする溝ぶたのくさり取付用金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9023592U JP2571711Y2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 溝ぶたのくさり取付用金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9023592U JP2571711Y2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 溝ぶたのくさり取付用金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649588U JPH0649588U (ja) | 1994-07-08 |
JP2571711Y2 true JP2571711Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13992835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9023592U Expired - Fee Related JP2571711Y2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 溝ぶたのくさり取付用金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571711Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5700866B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2015-04-15 | 株式会社淀川製鋼所 | 側溝ユニット |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP9023592U patent/JP2571711Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649588U (ja) | 1994-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |