JP5700866B2 - 側溝ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、側溝を造るときにグレーチング設置箇所に用い、グレーチングの盗難を防止するための側溝ユニットに関するものである。
降雨又は降雪によって生じた路面水を排除するために道路の路肩などには側溝が設置される。
側溝は、既製のコンクリート製側溝ブロック、コンクリート製側溝蓋、金属製で格子状の側溝蓋であるグレーチングを現場へ運搬し、コンクリート製側溝ブロックをクレーンで並べ、ユニット間にモルタルを充填して造った側溝(側溝本体)に、コンクリート製側溝蓋やグレーチングを設置して完成する。
しかし、グレーチングには盗難の問題があることから、グレーチングを設置する場合、盗難対策が施される。
従来は、側溝にグレーチングをボルト固定する(例えば、特許文献1参照。)、或いは側溝とグレーチングを鎖で繋ぐ(例えば、特許文献2参照。)、といった盗難対策が施されていた。
特開2012−246985号公報 実用新案登録3142803号公報
グレーチングの盗難は、複数人で構成された窃盗団による転売目的の犯行が主流になっており、あらかじめ下見をして必要な工具類などを揃えてくる窃盗団に対し、ボルトや鎖などの盗難対策施では盗難防止効果を期待することができない。ボルトは専用レンチなどで外されて盗まれ、鎖は弛みがあることから、グレーチングを持ち上げてできた隙間からボルトクリッパーなどで切断されて盗まれる、というのが実情であった。
また、ボルトや鎖は、高価であり、コストが高くつくと共に、現場での取り付けに工数(手間と時間)が掛かる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、グレーチングの盗難に対し、高い盗難防止効果を得られる盗難対策を、低コストで簡単に施すことができる側溝ユニットを提供することを目的としている。
前記課題を解決するため請求項1に係る発明の側溝ユニットは、対向する2枚の側壁と、前記側壁の底辺相互を一体に連結する底壁と、前記側壁の上辺内側に蓋掛かりとなる段面とを備えた、断面U形をなすコンクリート製側溝ブロックであって、前記段面の下方の側壁の内面には下広がりの斜面が形成されているコンクリート製側溝ブロックと、
前記コンクリート製側溝ブロックの長手方向に間隔を設けて並設されるメインバーと、前記メインバーの上部において前記メインバーと直交して配置され、前記メインバーを連結するクロスバーと、前記メインバーの両端部をそれぞれ連結するエンドプレートとからなる金属製で格子状のグレーチング本体と、前記グレーチング本体の下面側両端部に配置され、上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定された金属製で角筒状の嵩上げ部材とを備え、前記コンクリート製側溝ブロックの前記段面に前記嵩上げ部材を介して装着され、前記グレーチング本体によって前記コンクリート製側溝ブロックの開口上面を覆うグレーチングと、
前記グレーチングの盗難防止用金具と、を有し、
前記盗難防止用金具は、平板状の金属片からなり、前記グレーチングの前記嵩上げ部材の直内側にそれぞれ配置され、上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定されており、前記嵩上げ部材の直内側を通過して下方に延びる垂直片と、前記垂直片の下端側に曲げ形成され、前記嵩上げ部材の下方において下方に向かって外側に傾斜する斜片とを備え、
前記グレーチングが、前記コンクリート製側溝ブロックから上方へ持ち上げて外すことができないように、あらかじめ、前記コンクリート製側溝ブロックの長手方向一端側からの挿入操作によって、前記コンクリート製側溝ブロックの下広がりの前記斜面の直内側に前記盗難防止用金具の前記斜片が対向して配置され、当該グレーチングの持ち上がり動作が規制されて、前記コンクリート製側溝ブロックの長手方向へのスライド移動のみが許容された状態で、前記コンクリート製側溝ブロックの前記段面に装着されている構成としたものである。
請求項1に係る発明の側溝ユニットによれば、側溝の施工時において、グレーチング設置箇所には、あらかじめ、グレーチングが装着され、しかも、その盗難防止用金具も装着されて盗難対策が施された状態(グレーチングが、あらかじめ、コンクリート製側溝ブロックの長手方向一端側からの挿入操作によって、コンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面の直内側に、グレーチングの下面側に溶接固定された盗難防止用金具の斜片が対向して配置され、当該グレーチングの持ち上がり動作が盗難防止用金具によって規制された状態で、コンクリート製側溝ブロックの段面に装着されている状態)で、コンクリート製側溝ブロックが設置されることから、現場で、グレーチングを設置したり、その盗難防止用金具を設置して盗難対策を施す必要がなく、施工性、経済性が向上する。
また、側溝の施工後において、グレーチング設置箇所では、グレーチングが、コンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面の直内側に、グレーチングの下面側に溶接固定された盗難防止用金具の斜片が対向して配置され、当該グレーチングの持ち上がり動作が盗難防止用金具によって規制された状態(盗難対策が施された状態)で、コンクリート製側溝ブロックの段面に装着されていることから、グレーチングの下面側に溶接固定された盗難防止用金具を切断したり変形させるなどして、コンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面に対する引っ掛かりをなくさない限り、グレーチングはコンクリート製側溝ブロック(側溝本体)から外すことができなくなっている。しかも、グレーチングの下面側に溶接固定された盗難防止用金具をそのように切断したり変形させることは、さまざまな工具類を駆使してくる窃盗団であっても非常に困難で、時間の掛かる作業となり、盗難を諦めさせることができる。したがって、盗難防止用金具は、グレーチングをコンクリート製側溝ブロックにインサート成形するのと同程度の盗難対策となり、高い盗難防止効果を得られる。
一方、グレーチングは、コンクリート製側溝蓋を側溝から外して作ったスペースを利用し、側溝に沿ってスライドさせ、ユニット内のコンクリート製側溝ブロックから他のコンクリート製側溝ブロックへと移動させることができ、例えば側溝内部の清掃を行う場合でも、グレーチングが清掃の邪魔になることがない。しかも、窃盗団がそのようにグレーチングを移動させたとしても、盗難防止用金具は、グレーチングと一体的に移動し、移動先におけるコンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面の直内側に盗難防止用金具の斜片が対向して配置され、グレーチングの持ち上がり動作を盗難防止用金具によって規制することから、グレーチングはコンクリート製側溝ブロックから外すことができなくなっており、高い盗難防止効果を発揮する。
そして、盗難防止用金具は、平板状の金属片からなり、従来のボルトや鎖に比べてコストが安くつくと共に、前述のとおり、現場での設置作業が不要な上に、側溝ユニットの組み立て時においても装着作業は不要で、グレーチングのコンクリート製側溝ブロックへの装着(コンクリート製側溝ブロックの長手方向一端側からの挿入操作)に伴って一括装着することができ、低コストで、簡単に盗難対策を施すことができる。
請求項2に係る発明の側溝ユニットは、請求項1に係る発明の側溝ユニットにおいて、前記盗難防止用金具が、前記垂直片と前記斜片の2片からなり、前記垂直片の外面をその外側の前記嵩上げ部材に当接させた状態で、前記垂直片の上端部がその上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定され、かつ前記垂直片の外面が前記嵩上げ部材の下面に溶接固定されている構成としたものである。
請求項2に係る発明の側溝ユニットによれば、嵩上げ部材と盗難防止用金具との強度を相互に向上することができる。
請求項3に係る発明の側溝ユニットは、請求項1に係る発明の側溝ユニットにおいて、前記盗難防止用金具が、前記垂直片と前記斜片、さらには前記垂直片の上端側に曲げ形成され、内側に向かって水平に延びる水平片の3片からなり、前記水平片の上面のみがその上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定されている構成としたものである。
請求項3に係る発明の側溝ユニットによれば、盗難防止用金具の水平片をその上部のグレーチング本体のメインバーに当接させるだけで、そのメインバーの下端面を含むグレーチング本体の下面を基準面として、盗難防止用金具の垂直片の垂直精度、ひいては斜片におけるコンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面に対する位置精度を容易に安定して確保することができ、盗難防止用金具のコンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面に対する引っ掛かり具合にバラつきのない均一な盗難防止用金具付きグレーチングの製品を作業効率よく製造することができる。
本発明によれば、グレーチングの盗難に対し、高い盗難防止効果を得られる盗難対策を、低コストで簡単に施すことができる側溝ユニットを提供することができる。
本発明の実施例1に係る側溝ユニットを示す正面図 図1に示す側溝ユニットの平面図 図1に示す側溝ユニットの側面図 図1のA部拡大図 コンクリート製側溝ブロックの斜視図 グレーチングの斜視図 盗難防止用金具の斜視図 図1に示す側溝ユニットの組み立て説明図 図1に示す側溝ユニットの斜視図 盗難防止用金具の作用説明図 盗難防止用金具の取り付け説明図 本発明の実施例2に係る側溝ユニットを示す正面図 図12のA部拡大図 他の盗難防止用金具の斜視図
図1ないし図11を参照し、本発明の実施例1に係る側溝ユニットを説明する。図1は、本発明の実施例1に係る側溝ユニットを示す正面図、図2は、図1に示す側溝ユニットの平面図、図3は、図1に示す側溝ユニットの側面図、図4は、図1のA部拡大図、図9は、図1に示す側溝ユニットの斜視図である。なお、図2は、側溝ユニットの長手方向中間部を省略して示した平面図、図3は、側溝ユニットの長手方向中間部を省略して示した側面図である。また、図3において、図面中央の破断線よりも左半分には、側溝ユニットのコンクリート製側溝ブロックを透明化した状態で側面図を示し、右半分には、側溝ユニットの中央縦断面側面図を示す。
図1ないし図4、及び図9に示すように、側溝ユニット1は、コンクリート製側溝ブロック10と、金属製で格子状の側溝蓋であるグレーチング30と、グレーチング30の盗難防止用金具40とを有して構成されている。
図5は、コンクリート製側溝ブロックの斜視図である。図1ないし図5、及び図9に示すように、コンクリート製側溝ブロック10は、対向する2枚の側壁11と、側壁11の下辺相互を繋ぐ底壁12とを一体にして形成された断面U形をなすコンクリート製側溝ブロックで、対向する2枚の側壁11と、側壁11の底辺相互を一体に連結する底壁12とを備えている。
側壁11の内面下部と底壁12の上面との角部は円弧で繋がれ、側壁11の外面下部と底壁12の底面との角部には45度の面取り部13が設けられている。側壁11の上辺から下辺に至る外面14は底壁12の底面15と直交する凹凸のない一面の垂直平面である。
側壁11の上辺内側には、コンクリート製側溝ブロック10の上面開口を閉鎖するグレーチング30を支持するための蓋掛かりとなる段面16を備えている。この段面16の下方の側壁11の内面には、溝幅を広げるような下広がりの(下方に向かって外側に傾斜する)斜面17が形成されている。
段面16は、本実施例では内側に向かって下方に傾斜する曲面に形成されている。具体的には、中凸円筒面になっている。この段面16の下端には短い幅の水平面18が形成され、次いで下方に延びる垂直面19が形成され、その下方に斜面17が形成され、側壁11下方部分の内面20へと繋がっている。この内面20は側壁11の外面14と平行な凹凸のない一面の垂直平面である。垂直面19に沿って斜面17の内側に延びる垂直面と斜面17とが作る角度θ1(図4参照)は23度である。
コンクリート製側溝ブロック10は、段面16、水平面18、垂直面19、及び斜面17によって構成された蓋掛け部21が側壁11の内側に張り出した状態で形成されている。そして、コンクリート製側溝ブロック10は、図1に示した正面視及び図2に示した平面視において、左右対称構造を有している。
以上、対向する2枚の側壁11と、側壁11の底辺相互を一体に連結する底壁12と、側壁11の上辺内側に蓋掛かりとなる段面16とを備えた、断面U形をなすコンクリート製側溝ブロックであって、段面16の下方の側壁11の内面には下広がりの斜面17が形成されているコンクリート製側溝ブロック10を説明した。
図6は、グレーチングの斜視図である。図6は、グレーチング本体を簡略、かつ透明化して示した斜視図である。このことは図8及び図9に示すグレーチングについても同じである。図1ないし図4、図6、図9に示すように、グレーチング30は、グレーチング本体31を備えている。
グレーチング本体31は、コンクリート製側溝ブロック10の長手方向に所定間隔で並列した複数のメインバー32と、各メインバー32の上部において各メインバー32の両側端部間に所定間隔で直交状に差し渡された複数のクロスバー33と、各メインバー32の両側端部に沿ってそれぞれ差し渡された2枚のエンドプレート34とによって構成されている。
本実施例において、メインバー32は、断面I形をなすステンレス製の長尺な帯板状型材を所定の長さに切断したものが用いられている。クロスバー33は、捻り加工を加えたステンレス製の長尺な角棒状型材を所定の長さに切断したものが用いられ、ツイストバーとも呼ばれている。エンドプレート34は、厚さ一定なステンレス製の長尺な帯板状型材を所定の長さに切断したものが用いられている。
クロスバー33とエンドプレート34は、それぞれ、メインバー32に電気抵抗溶接により溶着して固定することにより、メインバー32を等ピッチ間隔で連結している。
コンクリート製側溝ブロック10の段面16に装着されるグレーチング30には、装着時のグレーチング本体31の上面高さをコンクリート製側溝ブロック10の上面に合せるため、金属製で角筒状の嵩上げ部材35がグレーチング本体31の下面側両端部においてグレーチング本体31の全長に亘って配置され、上部のグレーチング本体31のメインバー32に溶接固定されている。
そして、グレーチング30は、図1ないし図4、図9に示すように、コンクリート製側溝ブロック10の段面16に嵩上げ部材35を介して装着され、グレーチング本体31によってコンクリート製側溝ブロック10の開口上面を覆うように構成されている。
以上、コンクリート製側溝ブロック10の長手方向に間隔を設けて並設されるメインバー32と、メインバー32の上部においてメインバー32と直交して配置され、メインバー32を連結するクロスバー33と、メインバー32の両端部をそれぞれ連結するエンドプレート34とからなる金属製で格子状のグレーチング本体31と、グレーチング本体31の下面側両端部に配置され、上部のグレーチング本体31のメインバー32に溶接固定された金属製で角筒状の嵩上げ部材35とを備え、コンクリート製側溝ブロック10の段面16に嵩上げ部材35を介して装着され、グレーチング本体31によってコンクリート製側溝ブロック10の開口上面を覆うグレーチング30を説明した。
図1、図4に示すように、本実施例において、コンクリート製側溝ブロック10の段面16は、内側に向かって下方に傾斜する曲面(中凸円筒面)に形成されている関係上、嵩上げ部材35におけるコンクリート製側溝ブロック10の段面16と接触する箇所には内側に向かって下方に傾斜する平面36が設けられている。
また、嵩上げ部材35は、断面L形をなす第1及び第2アングル部材37及び38を組み合わせ、溶接固定して四角筒状に組み立てられている。
具体的には、第1アングル部材37の水平片37aによって嵩上げ部材35の下側側壁が形成され、第1アングル部材37の垂直片37bによって嵩上げ部材35の外側側壁が形成されている。第1アングル部材37は、水平片37aと垂直片37bが傾斜片37cによって繋がれており、この傾斜片37cの外表面によって嵩上げ部材35の平面36が形成されている。
第2アングル部材38の水平片38aによって嵩上げ部材35のメインバー32に溶接固定される上側側壁が形成されている。第2アングル部材38は、水平片38aの外側端部から下方に向かって第1アングル部材37の垂直片37bに接近する方向に傾斜した傾斜側片38bが設けられており、この傾斜側片38bによって嵩上げ部材35の内側側壁が形成されている。
そして、第1アングル部材37の垂直片37bの上端面が第2アングル部材38の水平片38aの外側端部内面に突き合わされて溶接固定されると共に、第1アングル部材37の水平片37aの中間部内面が第2アングル部材38の傾斜側片38bの下端面に突き合わされて溶接固定されて、第2アングル部材38の水平片38aと傾斜側片38bとの角部の外表面に接触する垂直面内に第1アングル部材37の水平片37aの端面が配置されるように、嵩上げ部材35が組み立てられている。
本実施例において、コンクリート製側溝ブロック10の段面16は、内側に向かって下方に傾斜する曲面(中凸円筒面)に形成されている関係上、嵩上げ部材35には、それを内側に押す力も加わるが、傾斜側片38bによって形成された内側側壁があるため、嵩上げ部材35は、垂直片によって形成された内側側壁を有するものに比べて強度的に強いものとなっている。
図7は、盗難防止用金具の斜視図である。図1ないし図4、図6、図7に示すように、盗難防止金具40は、平板状の金属片からなり、グレーチング30の嵩上げ部材35の直内側において嵩上げ部材35の両端近傍2箇所(合計4箇所)にそれぞれ配置され、上部のグレーチング本体31のメインバー32に溶接固定されており、平板状金属片の屈曲構造により、嵩上げ部材35の直内側を通過して下方に延びる垂直片41と、この垂直片41の下端側に曲げ形成され、嵩上げ部材35の下方において下方に向かって外側に傾斜し、グレーチング30をコンクリート製側溝ブロック10に装着した時、コンクリート製側溝ブロックの下広がりの斜面17の直内側に対向して配置される斜片42とを備えている。斜片42の垂直片41に対する曲げ角度は23度である。
以上、平板状の金属片からなり、グレーチング30の嵩上げ部材35の直内側にそれぞれ配置され、上部のグレーチング本体31のメインバー32に溶接固定されており、嵩上げ部材35の直内側を通過して下方に延びる垂直片41と、垂直片41の下端側に曲げ形成され、嵩上げ部材35の下方において下方に向かって外側に傾斜する斜片42とを備えた盗難防止用金具40を説明した。
本実施例において、盗難防止用金具40は、平板状の金属片の屈曲構造で、垂直片41と斜片42の2片からなり、垂直片41の外面をその外側の嵩上げ部材35に当接させた状態で、具体的には、第2アングル部材38の水平片38aと傾斜側片38bとの角部の外表面と、第1アングル部材37の水平片37aの端面に当接させた状態で、垂直片41の上端部がその上部のグレーチング本体31のメインバー32に溶接固定され、かつ垂直片41の外面が嵩上げ部材35の下面に溶接固定されている。
このような盗難防止用金具40及び取り付け構造によって、嵩上げ部材35と盗難防止用金具40との強度を相互に向上することができる。
図8は、側溝ユニットの組み立て説明図である。側溝ユニット1は、図8に示すように、盗難防止用金具40が下面側に溶接固定されたグレーチング30をコンクリート製側溝ブロック10の長手方向一端側からコンクリート製側溝ブロック10の上部内側に挿入することにより、図1ないし図4、図9に示すように、コンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17の直内側に盗難防止用金具40の斜片42が対向して配置され、当該グレーチング30の持ち上がり動作が規制された状態で、コンクリート製側溝ブロック10の段面16に装着されて組み立てられ、図1に示した正面視及び図2に示した平面視において、左右対称構造を有している。
つまり、側溝ユニット1は、コンクリート製側溝ブロック10と、金属製で格子状の側溝蓋であるグレーチング30と、グレーチング30の盗難防止用金具40とを有し、グレーチング30が、あらかじめ、コンクリート製側溝ブロック10の長手方向一端側からの挿入操作によって、コンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17の直内側に、グレーチング30の下面側に溶接固定された盗難防止用金具40の斜片42が対向して配置され、当該グレーチング30の持ち上がり動作が盗難防止用金具40によって規制された状態(盗難対策が施された状態)で、コンクリート製側溝ブロック10の段面16に装着されている構成としたものである。
図10は、盗難防止用金具の作用説明図である。側溝ユニット1では、グレーチング30を持ち上げてコンクリート製側溝ブロック10から外そうとしても、図10に示すように、グレーチング30の下面側に溶接固定された盗難防止用金具40の斜片42がコンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17に引っかかり、グレーチング30はコンクリート製側溝ブロック10から外すことができないようになっている。
そして、側溝ユニット1によれば、側溝の施工時において、グレーチング設置箇所には、あらかじめ、グレーチング30が装着され、しかも、その盗難防止用金具40も装着されて盗難対策が施された状態(グレーチング30が、あらかじめ、コンクリート製側溝ブロック10の長手方向一端側からの挿入操作によって、コンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17の直内側に、グレーチング30の下面側に溶接固定された盗難防止用金具40の斜片42が対向して配置され、当該グレーチング30の持ち上がり動作が盗難防止用金具40によって規制された状態で、コンクリート製側溝ブロック10の段面16に装着されている状態)で、コンクリート製側溝ブロック10が設置されることから、現場で、グレーチング30を設置したり、その盗難防止用金具40を設置して盗難対策を施す必要がなく、施工性、経済性が向上する。
また、側溝の施工後において、グレーチング設置箇所では、グレーチング30が、コンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17の直内側に、グレーチング30の下面側に溶接固定された盗難防止用金具40の斜片42が対向して配置され、当該グレーチング30の持ち上がり動作が盗難防止用金具40によって規制された状態(盗難対策が施された状態)で、コンクリート製側溝ブロック10の段面16に装着されていることから、グレーチング30の下面側に溶接固定された盗難防止用金具40を切断したり変形させるなどして、コンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17に対する引っ掛かりをなくさない限り、グレーチング30はコンクリート製側溝ブロック10(側溝本体)から外すことができなくなっている。しかも、グレーチング30の下面側に溶接固定された盗難防止用金具40をそのように切断したり変形させることは、さまざまな工具類を駆使してくる窃盗団であっても非常に困難で、時間の掛かる作業となり、盗難を諦めさせることができる。したがって、盗難防止用金具40は、グレーチング30をコンクリート製側溝ブロック10にインサート成形するのと同程度の盗難対策となり、高い盗難防止効果を得られる。
一方、グレーチング30は、コンクリート製側溝蓋を側溝から外して作ったスペースを利用し、側溝に沿ってスライドさせ、ユニット1内のコンクリート製側溝ブロック10から他のコンクリート製側溝ブロック10へと移動させることができ、例えば側溝内部の清掃を行う場合でも、グレーチング30が清掃の邪魔になることがない。しかも、窃盗団がそのようにグレーチング30を移動させたとしても、盗難防止用金具40は、グレーチング30と一体的に移動し、移動先におけるコンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17の直内側に盗難防止用金具40の斜片42が対向して配置され、グレーチング30の持ち上がり動作を盗難防止用金具40によって規制することから、グレーチング30はコンクリート製側溝ブロック10から外すことができなくなっており、高い盗難防止効果を発揮する。
そして、盗難防止用金具40は、平板状の金属片からなり、従来のボルトや鎖に比べてコストが安くつくと共に、前述のとおり、現場での設置作業が不要な上に、側溝ユニット1の組み立て時においても装着作業は不要で、グレーチング30のコンクリート製側溝ブロック10への装着(コンクリート製側溝ブロック10の長手方向一端側からの挿入操作)に伴って一括装着することができ、低コストで、簡単に盗難対策を施すことができる。
したがって、側溝ユニット1は、側溝を造るときにグレーチング設置箇所に用い、グレーチング30の盗難に対し、高い盗難防止効果を得られる盗難対策を、低コストで簡単に施すことができる。
続いて、図12ないし図14を参照し、本発明の実施例2に係る側溝ユニットを説明する。図12は、本発明の実施例2に係る側溝ユニットを示す正面図、図13は、図12のA部拡大図である。実施例2の側溝ユニット2は、盗難防止用金具を他の盗難防止用金具50に変えたこと以外は、実施例1の側溝ユニット1構造と異なるところがない。
図14は、他の盗難防止用金具の斜視図である。図12ないし図14に示すように、他の盗難防止用金具50は、平板状の金属片の屈曲構造で、垂直片41と斜片42(盗難防止用金具40)、さらには垂直片41の上端側に曲げ形成され、内側に向かって水平に延びる水平片51の3片からなり、水平片51の上面のみがその上部のグレーチング本体31のメインバー32に溶接固定されている。
図11は、盗難防止用金具(実施例1)の取り付け説明図である。図11に示すように、盗難防止用金具40は、嵩上げ部材35の第2アングル部材38の水平片38aと傾斜側片38bとの角部の外表面と、第1アングル部材37の水平片37aの端面とが配置される一垂直面を基準面として、グレーチング30の下面側に溶接固定して取り付けることになるが、嵩上げ部材35が強度的に強い組み立て型であって、嵩上げ部材35の寸法誤差wに起因して垂直な基準面を安定して得にくく、盗難防止用金具40の垂直片41の垂直精度、ひいては斜片42におけるコンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17に対する位置精度を出しにくく、盗難防止用金具付きグレーチングの製品にバラつきを生じるおそれがある。
これに対し、他の盗難防止用金具50は、水平片51をその上部のグレーチング本体31のメインバー32に当接させるだけで、そのメインバー32の下端面を含むグレーチング本体31の下面を基準面として、垂直片41の垂直精度、ひいては斜片42におけるコンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17に対する位置精度を容易に安定して確保することができ、他の盗難防止用金具50のコンクリート製側溝ブロック10の下広がりの斜面17に対する引っ掛かり具合にバラつきのない均一な盗難防止用金具50付きグレーチング30の製品を作業効率よく製造することができる。
以上、本発明の実施例1、2を説明したが、本発明はそれに限定されず本発明の要旨を変更しない範囲内で種々変更実施することができる。例えば、コンクリート製側溝ブロック10の段面16は、内側に向かって下方に傾斜する曲面に形成されているが、内側に向かって下方に傾斜する平面であってもよく、また、水平な平面であってもよい。
1,2 側溝ユニット
10 コンクリート製側溝ブロック
11 側壁
12 底壁
16 段面
17 斜面
30 グレーチング
31 グレーチング本体
32 メインバー
33 クロスバー
34 エンドプレート
35 嵩上げ部材
40,50 盗難防止用金具
41 垂直片
42 斜片
51 水平片

Claims (3)

  1. 対向する2枚の側壁と、前記側壁の底辺相互を一体に連結する底壁と、前記側壁の上辺内側に蓋掛かりとなる段面とを備えた、断面U形をなすコンクリート製側溝ブロックであって、前記段面の下方の側壁の内面には下広がりの斜面が形成されているコンクリート製側溝ブロックと、
    前記コンクリート製側溝ブロックの長手方向に間隔を設けて並設されるメインバーと、前記メインバーの上部において前記メインバーと直交して配置され、前記メインバーを連結するクロスバーと、前記メインバーの両端部をそれぞれ連結するエンドプレートとからなる金属製で格子状のグレーチング本体と、前記グレーチング本体の下面側両端部に配置され、上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定された金属製で角筒状の嵩上げ部材とを備え、前記コンクリート製側溝ブロックの前記段面に前記嵩上げ部材を介して装着され、前記グレーチング本体によって前記コンクリート製側溝ブロックの開口上面を覆うグレーチングと、
    前記グレーチングの盗難防止用金具と、を有し、
    前記盗難防止用金具は、平板状の金属片からなり、前記グレーチングの前記嵩上げ部材の直内側にそれぞれ配置され、上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定されており、前記嵩上げ部材の直内側を通過して下方に延びる垂直片と、前記垂直片の下端側に曲げ形成され、前記嵩上げ部材の下方において下方に向かって外側に傾斜する斜片とを備え、
    前記グレーチングが、前記コンクリート製側溝ブロックから上方へ持ち上げて外すことができないように、あらかじめ、前記コンクリート製側溝ブロックの長手方向一端側からの挿入操作によって、前記コンクリート製側溝ブロックの前記斜面の直内側に前記盗難防止用金具の前記斜片が対向して配置され、当該グレーチングの持ち上がり動作が規制されて、前記コンクリート製側溝ブロックの長手方向へのスライド移動のみが許容された状態で、前記コンクリート製側溝ブロックの前記段面に装着されていることを特徴とする側溝ユニット。
  2. 前記盗難防止用金具が、前記垂直片と前記斜片の2片からなり、前記垂直片の外面をその外側の前記嵩上げ部材に当接させた状態で、前記垂直片の上端部がその上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定され、かつ前記垂直片の外面が前記嵩上げ部材の下面に溶接固定されていることを特徴とする請求項1に記載の側溝ユニット。
  3. 前記盗難防止用金具が、前記垂直片と前記斜片、さらには前記垂直片の上端側に曲げ形成され、内側に向かって水平に延びる水平片の3片からなり、前記垂直片の上面のみがその上部の前記グレーチング本体の前記メインバーに溶接固定されていることを特徴とする請求項1に記載の側溝ユニット。
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