JP3133644U - グレーチング及び側溝 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のグレーチングに比べ、取り外すことが困難で、盗難を受けにくいグレーチングにする。
【解決手段】グレーチング本体の長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋又は側溝梁部の下側に入り込む突出片を有するグレーチングである。突出片が、隣り合う側溝蓋又は側溝梁部の下側に入り込むので、隣り合う側溝蓋を取り外さなければグレーチングを取り外すことができない。
【選択図】 図1

Description

本考案は、側溝に装着するグレーチング、及びグレーチングを装着した側溝に関する。
グレーチングは、通常金属板などを組み合わせて形成され、雨水が流入するための多数の流入孔を有し、側溝本体に適宜間隔で装着される。装着されたグレーチングとグレーチングの間には、コンクリート製の通常の側溝蓋が適宜枚数装着される。グレーチング及び側溝蓋は、側溝本体の段状に形成された蓋受部の上に載置されることで側溝本体に装着される。
従来のグレーチングは比較的軽量なうえ、上記のように、側溝本体の蓋受部に載置されるだけなので、容易に取り外すことができる。したがって、容易に盗み取ることができる。グレーチングは、ステンレスなどの金属で形成されており、金属価格が高騰した場合など、その価値が上昇し、盗難が多発する傾向がある。
本考案は、従来のグレーチングに比べ、取り外すことが困難で、盗難を受けにくいグレーチングを開発するためになされたものである。
本考案は、グレーチング本体の長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋又は側溝梁部の下側に入り込む突出片を有することを特徴とするグレーチングである。
突出片が、隣り合う側溝蓋又は側溝梁部の下側に入り込むので、隣り合う側溝蓋を取り外さなければグレーチングを取り外すことができない。グレーチング自体は軽量であるが、側溝蓋は非常に重く、さらに本考案の構造を知らない者は隣り合う側溝蓋を取り外せばグレーチングを取り外せることも気が付かないので、グレーチングの取り外しが困難となり、盗難に遭いにくい。
グレーチング本体は、従来のグレーチングと同様のものを用いればよい。したがって、本考案のグレーチングは、従来のグレーチングに突出片を取り付けて形成することができる。
突出片は、グレーチング長さ方向端面の、幅方向の両端部に形成することもでき、幅方向の中央部に形成することもできる。したがって、突出片は、長さ方向両端面において幅方向の両端部に形成される場合、同じく両端面において幅方向中央部に形成される場合、長さ方向の一方の端面において幅方向端部に形成され他方の端面において幅方向中央部に形成される場合がある。
側溝蓋のグレーチングと隣り合う部分に手掛部が形成されている場合は、突出片を幅方向端部に形成するのが好ましい。その場合、側溝蓋の隣り合う部分の底面に、突出片が入り込むための切欠部を設けるのが好ましい。
側溝蓋のグレーチングと隣り合う部分に手掛部が形成されていない場合、及び、グレーチングが梁部と隣り合う場合は、突出部を幅方向中央部に設けるのが好ましい。その場合は、側溝及び梁部の底面に切欠部を設ける必要はない。この場合の「幅方向中央部」とは、必ずしも幅方向の中心である必要はなく、側溝本体の蓋受部に干渉しないところであればよい。
また本考案は、上部に蓋受部を有するU字型側溝本体と、該本体の蓋受部に装着される側溝蓋及びグレーチングからなり、前記グレーチングが、その長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋の下側に入り込む突出片を有することを特徴とする側溝である。
これは、いわゆるU字溝の側溝本体に前記本考案のグレーチングを装着したものである。
又本考案は、上部に蓋受部を有し所定間隔を隔てて対向する2枚の側壁と、その上部を連結一体化する梁部を有する側溝本体と、該本体の蓋受部に装着される側溝蓋及びグレーチングからなり、前記グレーチングが、その長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋又は梁部の下側に入り込む突出片を有することを特徴とする側溝である。
これは、いわゆる自由勾配型側溝など、梁部を有する側溝本体に前記本考案のグレーチングを装着したものである。
本考案のグレーチング及び側溝は、グレーチングの突出片が隣り合う側溝蓋又は側溝梁部の下側に入り込むので、隣り合う側溝蓋を取り外さなければグレーチングを取り外すことができない。グレーチング自体は軽量であるが、側溝蓋は非常に重く、さらに本考案の構造を知らない者は隣り合う側溝蓋を取り外せばグレーチングを取り外せることも気が付かないので、グレーチングの取り外しが困難となり、盗難に遭いにくい。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。図1は実施例のグレーチング1の説明図、図2は実施例のグレーチング2の説明図、図3は実施例のグレーチング3の説明図である。図1〜3は、いずれも右上に平面図、左上に側面図、右下に正面図を示している。
図1のグレーチング1は、多数のI形バー4を平行に配置し、その上部を桟材5で溶接により連結し、側部をフラットバー6で溶接により連結し、全体を四辺形状に形成している。桟材5は、正方形断面の棒材をねじった形状となっている。下面の幅方向の両端部には台部7(角パイプ)を溶接により取り付け、グレーチング本体を形成している。本体の長さ方向の両端面には、突出片8を形成している。突出片8はL形の金属片で、その垂直部分を台部7の端面に溶接することで固定され、その水平部分がグレーチング本体の長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出している。
図2のグレーチング2は、本体は図1のグレーチング1と同様の構成であり、一方の長さ方向端面に、グレーチング1と同様の突出片8が形成されている。他方の長さ方向端面には、幅方向の中央部に突出片9が形成されている。突出片9はL形の金属片で、その垂直部分を、一番外側のI形バー4aの内側に溶接することで固定され、その水平部分がグレーチング本体の長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出している。
図3のグレーチング3は、本体は図1のグレーチング1と同様の構成であり、両側の長さ方向端面の幅方向中央部に、前記のグレーチング2と同様の突出片9が形成されている。
図4は断面がU字形の側溝本体10(いわゆるU字溝)にグレーチング1及びコンクリート製の側溝蓋14を装着した状態の平面図、図5は図4におけるA−A線断面図、図6は同じくB−B線断面図、図7は側溝蓋14の斜視図である。
側溝本体10は、図5に示されるように、対向する左右側壁10と、その下部を連結一体化する底板12により、断面がU字形に形成され、左右側壁11の上部には段状の蓋受部13が形成されている。蓋受部13には、グレーチング1及び側溝蓋14が装着される。グレーチング1は、通常、側溝蓋数枚(例えば5枚)を挟むように所定間隔で装着される。側溝蓋14は、一端の中央に手掛部15が形成され、下面の四隅には、図7に示すように、突出片8を収容できる切欠部16が形成されている。グレーチング1の突出片8は、図6に示すように、隣り合う側溝蓋14の下側に入り込み、切欠部16の中に収容される。したがって、グレーチング1を取り外すには、隣り合う側溝蓋14を取り外さなければならない。コンクリート製の側溝蓋14は非常に重いので、グレーチング1は容易に取り外すことができない。また、突出片8は外部から見えないので、本考案の構造を知らない者は、隣り合う側溝蓋を取り外せばグレーチングを取り外せることも気が付かない。したがって、グレーチング1はきわめて盗難に遭いにくいものである。
図8は、梁部を有する、いわゆる自由勾配型の側溝本体の例である。側溝本体17は、上部に蓋受部20を有し所定間隔を隔てて対向する2枚の側壁18の上部を梁部19で連結一体化したものである。側溝本体17を多数連続して敷設した後、底部にコンクリートを打設し、自由な勾配を有する底板を形成する。
図9は、梁部及び底板を有する側溝本体の例である。側溝本体21は、上部に蓋受部25を有し所定間隔を隔てて対向する2枚の側壁22の上部を梁部24で連結一体化し、さらに、下部を全長に亘る底板23で連結一体化している。側溝本体21は多数を連続して敷設され、その蓋受部25にグレーチング及び側溝蓋を装着して側溝が形成される。
図10は側溝本体17,21にグレーチング2及び側溝蓋14を装着した状態の平面図である。グレーチング2の梁部19,24に面する端面は、突出片9が中央部に形成されており、図12に示すように、梁部19,24の下側に入り込む。グレーチング2の側溝蓋14に面する端面は、突出片8が端部に形成されており、図6に示すように、隣り合う側溝蓋14の下側に入り込み、切欠部16の中に収容される。したがって、グレーチング2を取り外すには、隣り合う側溝蓋14を取り外さなければならない。コンクリート製の側溝蓋14は非常に重いので、グレーチング2は容易に取り外すことができない。また、突出片8、9は外部から見えないので、本考案の構造を知らない者は、隣り合う側溝蓋を取り外せばグレーチングを取り外せることも気が付かない。したがって、グレーチング2はきわめて盗難に遭いにくいものである。この実施例においては、側溝蓋14の手掛部15が形成されていない方の端部における切欠部16は不要である。
図11は側溝本体17,21にグレーチング3及び側溝蓋14を装着した状態の平面図であるが、側溝蓋14を、手掛部15の位置が図10とは逆になるように装着している。グレーチング3の梁部19,24に面する端面及び側溝蓋14に面する端面は、突出片9が中央部に形成されており、図12に示すように、梁部19,24ないしは側溝蓋14の下側に入り込む。したがって、グレーチング3を取り外すには、隣り合う側溝蓋14を取り外さなければならない。コンクリート製の側溝蓋14は非常に重いので、グレーチング3は容易に取り外すことができない。また、突出片9は外部から見えないので、本考案の構造を知らない者は、隣り合う側溝蓋を取り外せばグレーチングを取り外せることも気が付かない。したがって、グレーチング3はきわめて盗難に遭いにくいものである。この実施例においては、側溝蓋14の切欠部16は不要である。
上記実施例では、側溝蓋として、片側の端面のみに手掛部が形成されているものを示したが、両側の端面に手掛部があるものを用いることができるのはもちろんである。
実施例のグレーチング1の説明図である。 実施例のグレーチング2の説明図である。 実施例のグレーチング3の説明図である。 U字形の側溝本体10にグレーチング1及び側溝蓋14を装着した状態の平面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 図4,10におけるB−B線断面図である。 側溝蓋14の斜視図である。 側溝本体17の斜視図である。 側溝本体21の斜視図である。 側溝本体17,21にグレーチング2及び側溝蓋14を装着した状態の平面図である。 側溝本体17,21にグレーチング3及び側溝蓋14を装着した状態の平面図である。 図10,11におけるC−C線断面図である。
符号の説明
1 グレーチング
2 グレーチング
3 グレーチング
4 I形バー
5 桟材
6 フラットバー
7 台部
8 突出片
9 突出片
10 側溝本体
11 側壁
12 底板
13 蓋受部
14 側溝蓋
15 手掛部
16 切欠部
17 側溝本体
18 側壁
19 梁部
20 蓋受部
21 側溝本体
22 側壁
23 底板
24 梁部
25 蓋受部

Claims (6)

  1. グレーチング本体の長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋又は側溝梁部の下側に入り込む突出片を有することを特徴とするグレーチング。
  2. 請求項1のグレーチングにおいて、前記突出片が、前記本体の長さ方向の両端面において、幅方向の両端部に形成されているグレーチング。
  3. 請求項1のグレーチングにおいて、前記突出片が、前記本体の長さ方向の一方の端面において幅方向の両端部に形成され、他方の端面において幅方向の中央部に形成されているグレーチング。
  4. 請求項1のグレーチングにおいて、前記突出片が、前記本体の長さ方向の両端面において、幅方向の中央部に形成されているグレーチング。
  5. 上部に蓋受部を有するU字型側溝本体と、該本体の蓋受部に装着される側溝蓋及びグレーチングからなり、前記グレーチングが、その長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋の下側に入り込む突出片を有することを特徴とする側溝。
  6. 上部に蓋受部を有し所定間隔を隔てて対向する2枚の側壁と、その上部を連結一体化する梁部を有する側溝本体と、該本体の蓋受部に装着される側溝蓋及びグレーチングからなり、前記グレーチングが、その長さ方向端面の下部から長さ方向外側に向かって突出し、隣り合う側溝蓋又は梁部の下側に入り込む突出片を有することを特徴とする側溝。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013007246A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Daikure Co Ltd 溝ブロックへのグレーチングの固定方法及びグレーチング
JP2020147899A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 中国電力株式会社 グレーチング蓋設置構造
JP7123460B1 (ja) 2022-05-31 2022-08-23 丸栄コンクリート工業株式会社 排水路ユニット

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