JP3029230U - グレーチング構造 - Google Patents

グレーチング構造

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JP3029230U
JP3029230U JP1996000476U JP47696U JP3029230U JP 3029230 U JP3029230 U JP 3029230U JP 1996000476 U JP1996000476 U JP 1996000476U JP 47696 U JP47696 U JP 47696U JP 3029230 U JP3029230 U JP 3029230U
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grating
cap
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JP1996000476U
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Inventor
芳清 池田
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Topre Corp
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Topre Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場における組み立てが容易であり、且つ簡
単な構造であるにも拘わらず耐久性に優れ、水捌けも頗
る良好なグレーチング構造を提供する。 【構成】 両端を開口とした角筒状のグレーチングユニ
ット1の多数本と、この各グレーチングユニット1の両
端開口部2に嵌着するキャップ3とからなる。キャップ
3には各グレーチングユニット1の開口部2内に嵌着す
るための嵌着舌片6を設けると共に、隣に位置するキャ
ップ3に連結して各グレーチングユニット1同士の間に
所定の間隔を保持させ得る連結用突片7を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はバスルームやプールサイドに設けられている排水溝の上部開口面を覆 う格子蓋のグレーチング構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バスルームやプールサイドに形成される排水溝の上面開口には従来よりグレー チングと称する格子蓋を被せて排水溝内に足をとられたり、物が排水溝内に落ち 込んだりするのを防ぐようにしているが、排水を妨げないようにするためグレー チングユニット(単体)を所定の小間隔を存して連続状に順次並設した構造のも のが主に用いられている。
【0003】 実公昭61−2214号公報および実公昭63−26525号公報には、その ような構造のグレーチングが開示されている。 このうち、実公昭61−2214号公報に示されたグレーチング構造は、断面 略逆U字形に形成した格子杆の多数本と、この格子杆の脚板の介入する細溝を左 右に形成した断面略W字形の継ぎ手の多数個とからなり、継ぎ手に設けられた薄 肉連接部を支点にして格子杆の開閉を可能にしたものである。
【0004】 また、実公昭63−26525号公報に示されたグレーチング構造は、脚載せ 杆の両側面長手方向に沿って連結用受け部を形成し、当該連結用受け部相互を軟 質樹脂製のジョイント材によって連結するようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記実公昭61−2214号公報に示されたグレーチング構造の場 合、格子杆の凹溝内壁面に鋸歯状の凹凸を形成すると共に、この凹溝内に嵌着す る継ぎ手の左右の側板内壁面にも鋸歯状の凸凹部を形成しなければならず、製造 コストが嵩むという不利がある。また、継ぎ手に形成される薄肉連接部が経時的 に劣化し亀裂を生じ易く、耐久性に欠けるという欠点がある。
【0006】 一方、実公昭63−26525号公報に示されたグレーチング構造によった場 合は、軟質樹脂製のジョイント材によって脚載せ杆相互が連結されるので、折り 曲げ巻き込みが自在になるという利点を有する。しかしながら、脚載せ杆相互の 間に介在するジョイント材に排水孔が形成されているとしても、オーバーフロー した水がジョイント材によって遮られ、スムーズに排水溝内に流れなくなるとい う不利があるし、長尺なジョイント材の両側長手方向に沿って形成した突条を現 場において脚載せ杆の連結用受部内に1本づつ嵌め込んでいくのは結構厄介な作 業になるという欠点がある。
【0007】 本考案は前記した従来のグレーチング構造の不利欠点を解消することを目的と するもので、角筒状をなすグレーチングユニットの両端開口部に嵌着するキャッ プに着目し、当該キャップに各グレーチングユニット同士を連結する連結手段を 設けるようにして現場における組み立てが容易であり、且つ簡単な構造であるに も拘わらず、耐久性に優れ、水捌けも頗る良好なグレーチング構造を提供するも のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は 、両端を開口とした角筒状のグレーチングユニットの多数本と、この各グレーチ ングユニットの両端開口部に嵌着するキャップとからなり、前記キャップには各 グレーチングユニットの開口部内に嵌着するための嵌着手段を設けてあると共に 、隣に位置するキャップに連結して各グレーチングユニット同士の間に所定の間 隔を保持させ得る連結手段を設けてあることを特徴とするグレーチング構造であ る。
【0009】 また、請求項2に係る考案は、両端を開口とした角筒状のグレーチングユニッ トの多数本と、この各グレーチングユニットの両端開口部に嵌着するキャップと からなり、前記キャップはグレーチングユニットの開口部を覆い得る大きさをも った内部中空の本体部と、この本体部をグレーチングユニットの開口部に嵌着す るための嵌着舌片と、隣に位置する相手方キャップの本体部内に挿着して当該相 手方キャップとの間に所定の間隔を保持しつつ連結できるようにした連結用突片 と、相手方キャップの連結用突片を受け入れるための切欠部を具えており、各グ レーチングユニットの開口部内に嵌着したキャップ同士を前記連結用突片によっ て連結し、各グレーチングユニット同士の間に所定の間隔を保持させるようにな したことを特徴とするグレーチング構造である。
【0010】 さらに、請求項3に係る考案は、両端を開口とした角筒状のグレーチングユニ ットの多数本と、この各グレーチングユニットの両端開口部に嵌着するキャップ とからなり、前記キャップはグレーチングユニットの開口部を覆い得る大きさを もった内部中空の本体部と、この本体部をグレーチングユニットの開口部に嵌着 するための嵌着舌片と、隣に位置する相手方キャップの本体部内に挿着して当該 相手方キャップとの間に所定の間隔を保持しつつ連結できるようにした連結用突 片と、相手方キャップの連結用突片を受け入れるための切欠部と、この切欠部の 両側に突設した補助スペーサーを具えており、各グレーチングユニットの開口部 内に嵌着したキャップ同士を前記連結用突片によって連結し、各グレーチングユ ニット同士の間に所定の間隔を保持させるようになしたことを特徴とするグレー チング構造である。
【0011】 本考案グレーチング構造によった場合、部品点数がグレーチングユニットとキ ャップの二点のみであり、しかもキャップ自体に各グレーチングユニット同士の 連結手段を設けてあるので、接続作業が従来構造のものより格段に容易であり、 且つ各グレーチングユニットの両端部のみにて連結を図る構造となっているので 水捌けがきわめて良好であると共に、耐久性にも優れたグレーチング構造を提供 することができるものである。
【0012】
【考案の実施の形態】 以下、本考案グレーチング構造の具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に説 明する。 図1は本考案グレーチング構造の一実施例を示す平面図、図2は図1の正面図 、図3はキャップの底面図、図4は図3のA−A線に沿った断面図、図5はキャ ップ同士の連結状態を示す説明図、図6はグレーチングユニットの開口部にキャ ップを嵌着するときの斜視図である。
【0013】 本考案に係るグレーチング構造は、両端を開口とした角筒状をなすグレーチン グユニット1の多数本と、この各グレーチングユニット1の両端開口部2,2に 嵌着するキャップ3とから構成される。
【0014】 グレーチングユニット1は硬質合成樹脂によって角筒状に製せられ、表面側と なる面には滑り止め用の小溝4が長手方向に沿っていくつか条設されている。 なお、グレーチングユニット1の長手方向長さは対象となる排水溝の幅方向長 さに応じて適宜決定される。
【0015】 次に、キャップ3には前記グレーチングユニット1の開口部2,2内に嵌着す るための嵌着手段を形成してあると共に、隣に位置する相手方キャップ3に連結 して各グレーチングユニット1同士の間に所定の間隔を保持させることのできる 連結手段を付設してある。
【0016】 図3乃至図5に示す実施例において、キャップ3はグレーチングユニット1の 開口部2を覆い得る大きさをもった内部中空の本体部5と、この本体部5をグレ ーチングユニット1の開口部2に取付けるための手段となる嵌着舌片6と、隣に 位置する相手方キャップ3の本体部5内に挿着して当該相手方キャップ3との間 に所定の間隔を保持しつつ連結できるようになした連結手段としての連結用突片 7と、相手方キャップ3の連結用突片7を受け入れるための切欠部8を具えてい る。
【0017】 図示する実施例において嵌着舌片6は、本体部5をなす側壁9,9を下方に延 設して本体部5の下面に、相対向するように2枚形成してあるが、当該嵌着舌片 6は切欠部8の形成されていない本体部5の下面にも突成するようにしてもよい ものである。
【0018】 連結用突片7は相手方キャップ3の本体部5内に収まり得る厚みを有しており 、両外側縁部には相手方キャップ3に形成してある切欠部8の側縁部10,10 が嵌まり込み得るよう凹溝11,11を刻設してある。 なお、図示する実施例では連結用突片7の中央部12を薄肉状にしてあるが、 このような薄肉状の中央部12を取り去り、2本の連結用突片7を本体部5の外 方に突出させるようにしてもよいのは勿論である。
【0019】 また、キャップ3をなす本体部5の側壁9,9の内面には、挿着された相手方 キャップ3の連結用突片7が本体部5内で横方向に遊動するのを防ぐための凸部 13,13を突成してある。その他、図中の14は本体部5に形成した前記切欠 部8の両側に突設した補助スペーサーであり、当該補助スペーサー14,14と 前記した凸部13,13とによって連結された各グレーチングユニット1は上ま たは横からの負荷に対して充分な強度を保持することができる。
【0020】 グレーチングユニット1とキャップ3の組み立てに際しては、図6に示すよう に、キャップ3の連結用突片7を相手方キャップ3の本体部5内に挿着して、切 欠部8の側縁部10,10を連結用突片7に形成してある凹溝11,11に係合 させ、キャップ同士を多数個連結する。
【0021】 次に、この連結状態となったキャップ3,3,・・・の嵌着舌片6,6・・・ を各グレーチングユニット1,1・・・の開口部2,2・・・内に嵌着セットし 、グレーチングユニット1の反対側の開口部2にも同様にしてキャップ3を嵌着 して所要長さのグレーチングを得ることができる。
【0022】 このようにグレーチングユニット1とキャップ3の組み立てはきわめて簡単で あるが、一旦セットすると連結状態のキャップ3が各グレーチングユニット1か ら抜け出ることはなく堅牢な構造のグレーチングとなるものである。
【0023】
【考案の効果】
本考案グレーチング構造は以上のような構成からなり、部品点数がグレーチン グユニットとキャップの二点のみであり、しかもグレーチングユニット同士をキ ャップを介して連結する構成となっているので、接続作業が従来構造のものより 格段に容易であり、且つ各グレーチングユニット同士の間には両端部を除いて全 く連結部材が介在しないので水捌けがきわめて良好なものとなる。 また、一旦セットすると堅牢な構造となり、耐久性に優れたグレーチング構造 を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案グレーチング構造の一実施例を示す平面
図である。
【図2】図1に示すグレーチング構造のの正面図であ
る。
【図3】キャップの一実施例を示す底面図である。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図5】キャップ同士の連結状態を示す説明図である。
【図6】グレーチングユニットの開口部にキャップを嵌
着するときの斜視図である。
【符号の説明】
1:グレーチングユニット 2:開口部 3:キャップ 4:小溝 5:本体部 6:嵌着舌片 7:連結用突片 8:切欠部 9:側壁 10:側縁部 11:凹溝 12:中央部 13:凸部 14:補助スペーサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を開口とした角筒状のグレーチング
    ユニットの多数本と、この各グレーチングユニットの両
    端開口部に嵌着するキャップとからなり、前記キャップ
    には各グレーチングユニットの開口部内に嵌着するため
    の嵌着手段を設けてあると共に、隣に位置するキャップ
    に連結して各グレーチングユニット同士の間に所定の間
    隔を保持させ得る連結手段を設けてあることを特徴とす
    るグレーチング構造。
  2. 【請求項2】 両端を開口とした角筒状のグレーチング
    ユニットの多数本と、この各グレーチングユニットの両
    端開口部に嵌着するキャップとからなり、前記キャップ
    はグレーチングユニットの開口部を覆い得る大きさをも
    った内部中空の本体部と、この本体部をグレーチングユ
    ニットの開口部に嵌着するための嵌着舌片と、隣に位置
    する相手方キャップの本体部内に挿着して当該相手方キ
    ャップとの間に所定の間隔を保持しつつ連結できるよう
    にした連結用突片と、相手方キャップの連結用突片を受
    け入れるための切欠部を具えており、各グレーチングユ
    ニットの開口部内に嵌着したキャップ同士を前記連結用
    突片によって連結し、各グレーチングユニット同士の間
    に所定の間隔を保持させるようになしたことを特徴とす
    るグレーチング構造。
  3. 【請求項3】 両端を開口とした角筒状のグレーチング
    ユニットの多数本と、この各グレーチングユニットの両
    端開口部に嵌着するキャップとからなり、前記キャップ
    はグレーチングユニットの開口部を覆い得る大きさをも
    った内部中空の本体部と、この本体部をグレーチングユ
    ニットの開口部に嵌着するための嵌着舌片と、隣に位置
    する相手方キャップの本体部内に挿着して当該相手方キ
    ャップとの間に所定の間隔を保持しつつ連結できるよう
    にした連結用突片と、相手方キャップの連結用突片を受
    け入れるための切欠部と、この切欠部の両側に突設した
    補助スペーサーを具えており、各グレーチングユニット
    の開口部内に嵌着したキャップ同士を前記連結用突片に
    よって連結し、各グレーチングユニット同士の間に所定
    の間隔を保持させるようになしたことを特徴とするグレ
    ーチング構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655350A (ja) * 1992-08-05 1994-03-01 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JP2017008589A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 ミヅシマ工業株式会社 グレーチングとその設置方法およびグレーチング用のスペーサ

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