JP4357100B2 - グレーチング - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路、駐車場、広場、公園等に設置される排水用の側溝や横断溝、囲い溝などの溝開口に施蓋されるグレーチング、特に、溝形状が円形その他屈曲部分がある溝にも対応できるグレーチングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、排水用の側溝、横断溝或いは囲い溝などにはその上面開口をグレーチングで施蓋するのを普通とし、これらのグレーチングとしては、複数本のベアリングバーとクロスバーを各バー間に雨水が流れ込むに必要な間隔をおいて張架した長方形状のものが広く使用されているが、このようなグレーチングは角形であるため、その複数個を側溝や横断溝、囲い溝の溝開口に並置した場合、溝開口が直線状である場合には相隣るグレーチングが密接状態となるが、溝開口が円形その他屈曲部分がある場合には相隣るグレーチング間に楔形の隙間ができるために、相隣るグレーチングを特殊な連結部材で連結しておかないと、個々のグレーチングを容易に取り外すことができるので、悪戯されたり洪水時などに濁流で流されたりする虞があり、また、部分的にグレーチングが取り外されるとこの部分より人が溝に落ち込む虞もあるなど種々の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとするところは、溝開口が直線状であっても円形その他屈曲部分があっても特殊な連結部材を用いることなく個々のグレーチングを連結状態で長い溝開口に並置できるようにして前記したような問題点を解決するとともに、溝開口への施蓋工事の効率化とコストダウンを図ることができるグレーチングを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような課題を解決した本発明は、内部にベアリングバーとクロスバーを張架してある角形のグレーチング本体の一端面に基片部の先端を上向き片部に形成した鍵形フックを設ける一方、他端面の前記鍵形フックの対応位置に鍵形フックを挿入可能な連結孔を設けたグレーチングであって、前記した鍵形フックは、その基片部の上面長さがグレーチング本体の他端の端板材の肉厚より長く、且つ、基片部の下面から上向き片部の先端までの高さが連結孔の上下長さより大きいものであることを特徴とするグレーチングを基本構成とする。そして、このようなグレーチングにおける鍵形フックとして、グレーチング本体の端板材と略等厚の板材より裁断された鍵形部材の基片部基端をグレーチング本体の一端の端板材に透設した取付孔に挿入したうえその端部を端板材の内側面に溶接一体化したものを請求項2に係る発明とする。
【0005】
【作用】
このようなグレーチングは、その複数個を側溝や横断溝、囲い溝の溝開口に並置して使用することは従来のこの種のグレーチングと変わることはないが、各グレーチング本体にはその一端面に鍵形フックが設けられ、他端面の前記鍵形フックに対応する位置には鍵形フックを挿入可能な連結孔が設けられているので、各グレーチング本体の一端面にある鍵形フックを相隣るグレーチング本体の他端面にある連結孔に挿入すれば、特殊な連結部材を用いることなく、鍵形フックと連結孔によって個々のグレーチング本体を連結状態で長い溝開口に並置できるので、溝開口が直線状であって相隣るグレーチング本体が密接されている状態においては勿論のこと、溝開口が円形その他屈曲部分があって、相隣るグレーチング本体間に楔形の隙間ができた状態であっても、個々のグレーチング本体を持ち上げて取り外すことができ難く、これにより悪戯でグレーチング本体が取り除かれたり、洪水時などに濁流で流されたりする虞がなく、部分的にグレーチングが取り外されたことによってこの部分より人が溝に落ち込むような危険を回避できる。しかも、特殊な連結部材を用意する必要がないので、工事の効率化とコストダウンを図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図示した長方形状のグレーチングについて詳細に説明する。
1はグレーチング本体である。このグレーチング本体1は帯鋼などよりなる側板材3a、3bと同材よりなる端板材4a、4bとにより構成される長方形状の周枠材2の内部に多数のベアリングバー5とクロスバー6を張架したもので、このグレーチング本体1の基本的構成は従来のこの種グレーチングと何等変わることはない。なお、図面は構成を説明するためのものであるため、長さと幅の比が実物とは異なっているが、円形水路用の場合の1例を挙げれば、長さ998mm、幅77mm、高さ38mmの周枠材2の内部に頂溝にカラーサンドが充填されている2本のベアリングバー5と、5本のクロスバー6とを張架したものとしている。
【0007】
7はグレーチング本体1の一端面にあたる周枠材2の一方の端板材4aの外面の上側略中央位置に設けられている鍵形フックであって、図示する鍵形フック7は周枠材2の素材である鋼板材と略等厚の鋼板材より鍵形に裁断されたものであって、ベアリングバー5の延長方向に延びる基片部7aの先端に上向き片7bを続かせたものであるが、前記した基片部7aはその上面が周枠材2の端板材4aの肉厚より長い水平面とされ、また、この基片部7の先端に続く上向き片7bはその内面が上開きテーパ面とされており、また、基片部7aの下面から上向き片7bの先端までの高さは後記する連結孔8の上下長さより大きいものとしてある。8はグレーチング本体1の他端面にあたる周枠材2の他方の端板材4bの上側略中央位置の前記した鍵形フック7の対応位置に設けられている連結孔であって、図示するものは端板材4bの上側略中央位置に透設した縦長孔としている。
【0008】
そして、前記したグレーチング本体1はその複数個を用意して、側溝や横断溝、囲い溝の溝開口に嵌め込んで溝蓋を構成する際に、先ず、1個のグレーチング本体1を常法により溝開口の一端に嵌め込んだならば、次の1個をその一端面にあたる一方の端板材4aの外面の上側略中央位置に設けられている鍵形フック7の上向き片7bが、既に嵌め込まれているグレーチング本体1の他方の端板材4bの上側略中央位置に設けられている連結孔8に挿入されるようにしながら溝開口に並んで嵌め込んで順次溝蓋を構成してゆけば、特殊な連結部材を用いなくても、鍵形フック7と連結孔8との係合によって個々のグレーチング本体1、1は連結れた状態として溝開口に嵌め込み並置されるので、個々のグレーチング本体1を持ち上げても相互の連結は解かれることがなく、従って、一部のグレーチングが悪戯で取り除いたり、洪水時などに濁流で流されたりすることがない。
【0009】
特に、鍵形フック7はその基片部7aの上面長さがグレーチング本体1の端板材の肉厚より長くし、且つ、基片部7aの下面から上向き部7bの先端までの高さが連結孔8の上下長さより大きいものとしてあることによって、相隣るグレーチング本体1、1は、基片部7aの上面長さとグレーチング本体1の端板材の肉厚との差分だけ相互間隔を自在とすることができるので、溝開口が直線状であるときは両グレーチング本体1、1が密接状態となるように一方のグレーチング本体1に対して他方のグレーチング本体1を押し付けることができることは鍵形フックを有しない従来のこの種のグレーチングと何等変わることがなく、また、溝開口が円形その他屈曲部分がある場合にも、前記した基片部7aの上面長さとグレーチング本体1の端板材の肉厚との差分の範囲で一方のグレーチング本体1と他方のグレーチング本体1との間に所要の角度を取らせることができ、このようにして相隣るグレーチング本体1、1間に楔形の隙間ができても相隣るグレーチング本体1、1は前記した鍵形フック7と連結孔8との係合によって連結状態を保持して溝開口に嵌め込み並置されるので、この楔形の隙間に手を入れて個々のグレーチング本体1を持ち上げようとしても相互の連結が解かれることがなく、特殊な連結部材を用いなくても一部のグレーチングが悪戯で取り除いたり、洪水時などに濁流で流されたりすることがないので、円形その他屈曲部分がある溝開口用の溝蓋として特に有効なものとなる。
【0010】
【発明の効果】
本発明は前記説明から明らかなように、溝開口が直線状であっても円形その他屈曲部分があっても特殊な連結部材を用いることなく簡単な手数で個々のグレーチングを連結状態で長い溝開口に並置できるものであり、このため、溝開口への施蓋工事の効率化とコストダウンが可能となる。
従って、本発明は従来の問題点を解決したもので、構造が簡単で安価に提供できる利点と相俟ちた極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を用いて溝蓋として連結使用した状態の平面図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態を用いて溝蓋として連結使用した状態の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 グレーチング本体
4a 端板材
4b 端板材
5 ベアリングバー
6 クロスバー
7 鍵形フック
7a 基片部
7b 上向き片部
8 連結孔

Claims (2)

  1. 内部にベアリングバー(5) とクロスバー(6) を張架してある角形のグレーチング本体(1) の一端面に、基片部(7a)の先端を上向き片部(7b)に形成した鍵形フック(7) を設ける一方、他端面の前記鍵形フック(7) の対応位置には鍵形フック(7) を挿入可能な連結孔(8) を設けたグレーチングであって、前記した鍵形フック(7) は、その基片部(7a)の上面長さがグレーチング本体(1) の他端の端板材(4b)の肉厚より長く、且つ、基片部(7a)の下面から上向き片部(7b)の先端までの高さが連結孔(8) の上下長さより大きいものであることを特徴とするグレーチング。
  2. 鍵形フック(7) は、グレーチング本体(1) の端板材(4a)、(4b)と略等厚の板材より裁断された鍵形部材の基片部基端をクレーチング本体(1) の一端の端板材(4a)に透設した取付孔に挿入したうえその端部を端板材(4a)の内側面に溶接一体化したものである請求項1に記載のグレーチング。
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