JP4158052B2 - 側溝用ブロック - Google Patents

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Description

本発明は、路上の雨水等、表面水を排水するために道路の路側や中央分離帯、歩車道の境界等に沿って道路に埋設される側溝用ブロックに関するものである。
従来、この種の側溝用ブロックは、例えば内部に長手方向に沿う排水路を有するブロック本体の上面に、排水路の頂部に連通するスリット状の開口部が長手方向と直交する幅方向の略中央部に長手方向にわたって設けられ、且つ上記上面が幅方向の両端部から開口部に向かう下り勾配の傾斜面となされ、上記上面の開口部がそのまま開放されていたり、或いは開口部にグレーチングや有孔板等の通水用蓋が嵌め込まれ、路上の表面水がブロック本体上面に沿って開口部に導かれ、該開口部を介して内部の排水路に排水されるようになされている。
特開2000−355969号公報 特開2002−339444号公報
しかしながら、かかる従来の側溝用ブロックは、スリット状の開口部がブロック本体上面の幅方向略中央部に設けられているため、横断勾配が付される道路幅員方向の端部に埋設施工されると、前記開口部から幅方向外側の傾斜面の勾配が上記道路横断勾配と逆勾配になってしまい、一連方向の排水勾配によって表面水を効率よく処理するという構造要件からすると、余り好ましいものではなかった。
又、道路幅員がブロック本体の全幅を含んで広くなされても、ブロック本体の幅員方向端部との間に上記傾斜面を介して手前に表出する前記開口部が目立ち、路面が区分されてすっきりと広く見えず、昨今の都市景観が重要視される中、道路景観面からも未だ不十分な問題点があった。
又、開口部がブロック本体上面の幅方向略中央部に設けられていることから、上面開口部に蓋がある場合には、蓋が走行車両のタイヤによって踏まれやすく、その結果蓋ががたついて騒音を発したり、又、開口部から浮き上がったり、外れたり、損傷したり、或いはこれらに起因する事故が発生する危険性があるとともに、これらの防止対策を十分施しておく必要があり面倒であった。又、歩車道境界部で縁石を隣接させて側帯を構成するべく埋設施工された場合には、例えば歩行者が縁石を乗り越えて側帯(車道側)に足を踏み入れた際等、丁度着地位置付近に開口部が位置することとなって、開口部や蓋を踏んで靴の踵が引掛かったり、蓋上で滑ったり、或いは開口部や蓋につまずいたりする恐れがあり、安全性の面でも不十分な問題点があった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ブロック上面における排水能力に優れるとともに、道路景観を向上させ、且つ、安全性を考慮した側溝用ブロックを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の側溝用ブロックは、内部に長手方向に沿う排水路4を有するブロック本体2の長手方向と直交して幅方向に向けた傾斜面をなす上面3の低部側端部3aとブロック本体2の側壁5との連設隅部に、長手方向に沿う切欠部6が断続又は連続して設けられ、該切欠部6の全体又は一部に連続する孔状の開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなして排水路4と連通され、上記上面3に切欠部6と略並列状に長手方向に沿う流入孔13が少なくとも1個設けられ、該流入孔13が開口部7に連通されてなるものである。
ここで、上記切欠部6とは、ブロック本体2の上面3の低部側端部3aと側壁5上端部とが連設された隅部を切欠き除去して形成されるもので、上記隅部においてその切欠き前の状態から切欠き除去した部分に相当する空間部(空間部に臨む切欠面を含む)をいう(以下、同旨)
本発明の側溝用ブロックは、ブロック本体の幅方向に傾斜面をなす上面の低部側端部とブロック本体の側壁との連設隅部に、長手方向に沿う切欠部が設けられているため、横断勾配が付されてなる道路幅員方向の端部に埋設施工された際、ブロック本体の上面低部側端部が、上記道路横断勾配と一連方向の勾配を有する前記傾斜面に連なって道路幅員方向の最端部に位置され、これに伴い切欠部が道路幅員の最端部、即ち、道路面とブロック本体の上面が一連方向の勾配をもって連設されることで表面水が流下集積する下り斜面の終点に位置されて排水効率がよいとともに、切欠部が目立たず、道路幅がすっきり広く見え、道路景観を向上させることができ、排水性及び都市景観を重視する場所等に好適に使用できる。
又、上面の切欠部が道路幅員方向の最端部に位置されることから、切欠部が走行車両のタイヤに踏まれず、破損、損傷等することがなく、又、切欠部に蓋が嵌め込まれても、蓋が走行車両のタイヤに踏まれるようなことがなく、従来のような蓋のがたつき、浮き上がり、外れ、損傷、或いはこれらに起因する事故発生の危険性等がなく、更に、歩車道境界部で縁石を隣接させて側帯を構成するべく埋設施工された場合にも、切欠部が道路幅員方向の最端部で縁石のすぐ傍に位置されるため、歩行者が縁石を乗り越えて側帯(車道側)に足を踏み入れた際等、切欠部や蓋を跨ぎ切ってこれらを踏まず、従来のように靴が引掛かったり、滑ったり、或いはつまずく恐れがなく、人及び車両に対する安全性を向上させることができる。
又、上面の切欠部の全体又は一部に連続する孔状の開口部が排水路側に向けて斜降状をなして排水路と連通されているため、ブロック本体の上面に沿ってその低部側端部に片寄って流下集積せる表面水を、切欠部内を経由させ排水路に向けて速やかに導くことができ、更に、切欠部がブロック本体の上面の低部側端部と側壁との連設隅部に設けられていることから、上記表面水が上面から切欠部内へ落下、流入する際、表面水が切欠部とほぼ直交することでその際に生じる抵抗並びに損失を少なくして表面水を切欠部内に速やかに流下、流入させることができ、排水効率を高めることができる
、ブロック本体の上面に切欠部と略並列状に長手方向に沿う流入孔が少なくとも1個設けられ、該流入孔が開口部に連通されているため、上記した切欠部、開口部による排水効果に加え、更に流入孔によってブロック本体上面の表面水を多量、且つ速やかに開口部内へ落下、流入させることができ、排水効率をより一層向上させることができる
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の側溝用ブロックに係る基本形態を示し、1は側溝用ブロックであって、横長状でコンクリート製等のブロック本体2の内部に長手方向にわたって断面円形状の排水路4が貫設され、ブロック本体2の上面3が長手方向と直交する幅方向に向けた傾斜面となされ、該傾斜面をなす上面3の低部側端部3aとブロック本体2の側壁5との連設隅部に、長手方向に沿う切欠部6が断続して2箇所に設けられ、図1(ニ)及び図2(イ)に示すように、該切欠部6の一部(長手方向の略中央部)に連続する孔状の開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなして排水路4の底部から所定高さh以上の位置、例えばの場合には底部から頂部までの全体の約8割の高さ以上の位置で排水路4と連通されてなる。
尚、本発明の側溝用ブロックは、上記基本形態の側溝用ブロック1の上面3に切欠部6と略並列状に長手方向に沿う流入孔13が開口部7に連通して設けられる(図4(ホ)、図5及び図6参照)が、これについては後述することとし、先にその基本形態のものについて説明する。
上記傾斜面をなす上面3は、図1(ニ)に示すように、幅一方向にわたり(高部側端部3bから低部側端部3aまで)下り勾配の傾斜面となされ、切欠部6が上面3の最低部に位置され、上面3の幅方向に沿って路面の雨水等、表面水を切欠部6に導くべくなされている。
又、切欠部6は、図2(イ)乃至(ニ)に示すように、ブロック本体2の上面3側で細長く開口するとともに側壁5側でも開口するべく上記隅部が切欠かれて形成され、開口部7は切欠部6の長手方向に沿う断面扁平な孔状となされて切欠部6に連通されている。
又、図2(イ)及び(ロ)に示すように、切欠部6はその長手方向両端部の底部が、切欠部6の長手方向略中央部に連続する開口部7に向かって下降する傾斜面6aとなされ、切欠部6の長手方向両端部内に流入した表面水を速やかに開口部7に導水可能となされている。
即ち、切欠部6の一部(長手方向の略中央部)に本来の排水用開口部をなす孔状の開口部7が連通されることにより、ブロック本体2の上面3での開口長さを長く、又、開口面積を広くして表面水の集水及び排水効率を高め、又、ブロック本体の長手方向に沿う切欠部6の開口長さよりも開口部7の長さが短くなって、ブロック本体2の長手方向において排水路4と連通し、上面3を分割してその幅方向での頂板を片持梁状となす開口部7の占有割合を極力抑え、ブロック本体2、特に、上面3を構成する頂板の十分な強度維持が図られている。
又、切欠部6はブロック本体2の側壁5に開口したままでもよいが、切欠部6の周辺部の側壁5が板状体8を取付けるべく凹まされ、図1(ホ)に示すように、側壁5に開口する切欠部6が、側壁5に添着された板状体8によって閉塞されていてもよく、この場合には施工が容易となって好ましい。
尚、上記開口部7は切欠部6の長手方向の中央部以外に長手方向端部等、切欠部6の長手方向の一部に連続されてもよい。
尚又、ブロック本体2は、施工時に排水路4を連通すべくその長手方向の端面同士が止水パッキン等を介して当接され、ボルト、ナット等により連結可能となされている。
次に、上記側溝用ブロック1の施工について説明すると、図3に示すように、道路幅員方向の端部、即ち、歩道と車道の境界部にあって、図1(ニ)示すブロック本体2の傾斜面をなす上面3の高部側端部3bを車道側に、又、低部側端部3aを歩道側で境界ブロック10(縁石)の下端部に隣接して埋設する。その際、側壁5に開口する切欠部6を側壁5に添着した板状体8によって閉塞し(図1(ホ)に示す如く予め板状体8によって閉塞しておいてもよい)、次いで側壁5上部と境界ブロック10下端部開にモルタル等の目地材11を充填して隙間を閉塞することにより、切欠部6を上面3に開口する孔状となす。
その結果上面3に開口する切欠部6が車道幅員方向の側帯最端部で境界ブロック10のすぐ傍に位置される。
かかる側溝用ブロック1によれば、上面3に開口する切欠部6が車道幅員方向の側帯最端部で境界ブロック10のすぐ傍に位置されて目立たないとともに、道路の雨水等、表面水が、道路面に付される横断勾配と一連方向の勾配を有して道路面と連なってなるブロック本体2の上面3の幅方向に向けた傾斜面に沿ってその低部側に導かれて流下集水され、上面3の低部側端部3aに開口する切欠部6、開口部7を介して排水路4内に排水される。
この時、切欠部6の長手方向両端部内に流入した表面水がその底部傾斜面6aに沿って速やかに開口部7内に導かれて排水効率がよく、通常、上面3は道路縦断勾配に沿いその長手方向に傾斜して施工されるので切欠部6の長手方向両端部(導水溝をなす)の導水効果が顕著となる。
又、切欠部6に連続する開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなして排水路4と連通されているため、傾斜面をなす上面3に沿ってその低部側端部3a方向に片寄って流下集積せる表面水を切欠部6から取り込んで排水路4に向けて速やかに排水できる。
更に又、上記開口部7は排水路4の底部から所定高さh以上の位置で排水路4と連通されているため、排水路4内における許容水深を上記所定高さh以下に設定することで、排水路4内の流水を排水路4に開口する開口部7の斜降側末端と接触させずに流下損失、抵抗が伴うことなく排出でき、排水路4内での排水性を損なうことなくスムーズな排水を可能になすとともに、排水路4内の流水が開口部7を逆流して上面3側に噴出することを防止できる。
図4(イ)乃至(ニ)は本発明に係る側溝用ブロックの他の基本形態における施工状態を示し、この場合の側溝用ブロック1は、上記図1に示すものとその外郭形状等は略同様であって、切欠部6、開口部7の形状、構造が上記のものと異なるものであり、同様部分は上記の説明を援用し、異なる部分について説明する。
の側溝用ブロック1では、図1に示すブロック本体2の上面3の低部側端部3aとブロック本体2の側壁5との連設隅部に長手方向に沿って断続する切欠部6に、図4(イ)及び(ハ)に示すように該切欠部6の全体(長手方向の全体)に連続する孔状の開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなし、図1(ニ)に示すと同様に開口部7が排水路4の底部から所定高さh以上の位置で排水路4と連通されている。
尚、本発明の側溝用ブロックは、上記基本形態の側溝用ブロック1に関しても後述の如くその上面3に切欠部6と略並列状に長手方向に沿う流入孔13が開口部7に連通して設けられるものである。
この場合の側溝用ブロック1の施工については、図4(イ)乃至(ニ)に示すように、上記と同様に、歩道と車道の境界部にあって、ブロック本体2の傾斜面をなす上面3の高部側端部3bを車道側に、又、低部側端部3aを歩道側で境界ブロック10(縁石)の下端部に隣接して埋設し、側壁5上部と境界ブロック10下端部間で、切欠部6の長手方向両側部にある隙間にモルタル等の目地材11、切欠部6の下部にある隙間に同様の目地材11′を充填して各隙間を閉塞することにより、切欠部6及び切欠部6の境界ブロック10側の空隙12を含んでこれを上面3に開口する孔状となす。尚、上記隙間の閉塞に際して、切欠部6内に目地材(特に目地材11)が浸入しないように切欠部6の周辺部に障壁となる適宜の浸入防止材を設けておく。
その結果、上面3に開口する切欠部6が車道幅員方向の側帯最端部で境界ブロック10のすぐ傍に位置される
しかして、本発明の側溝用ブロック1は、図4(ホ)、図5(イ)及び(ロ)、図6(イ)乃至(ハ)に示すように、上記切欠部6及び開口部7に加え、ブロック本体2の上面3に切欠部6と略並列状に長手方向に沿う細長状の流入孔13が1個又は複数個設けられ、該流入孔13が略垂直状をなして開口部7に連通されてなるものであり、流入孔13によって排水効率を更に向上させる利点がある。特に、切欠部6の上面3における開口幅が小さい場合に有効である。
又、図4(ホ)は、図4(イ)及び(ハ)に示すものに上記のように流入孔13が設けられたものである。
上記流入孔13の形態は、ブロック本体2の長手方向に沿う適宜長さの細長状であればよく、例えば図6(イ)左半部に示す如く切欠部6の長手方向長さと略同長となされたり、図5(イ)に示す如く開口部7の長手方向長さより短い長さとなされたり、図6(イ)右半部に示す如く切欠部6の長手方向長さより短い2種類の長さとなされる等適宜長さであればよい。又、図5(イ)及び図6(イ)左半部に示す如く切欠部6と略並列状に1個設けられたり、図6(イ)右半部に示す如く2個設けられる等、適宜数設けられればよいし、略垂直状或いは傾斜状をなし、排水路4側に向けて斜降状をなす開口部7に連通されればよい。
尚、本発明の側溝用ブロック1は上記実施形態のものに限定されることなく、本発明の意図する範囲内で種々の設計変更が可能である。
即ち、ブロック本体2は上記形状のものに限定されず、排水路4を内在する横長の筒状体等、適宜形状で適宜長さを有し、少なくともその上面3が長手方向と直交する幅方向に向けた傾斜面に形成されていればよく、その傾斜面も上記以外に幅方向の一端から他端近傍(切欠部6の上面3に開口した開口端部)までが一様な傾斜面となされてもよい。
上記ブロック本体2の内部の排水路4の断面形状も、上記実施形態の如き円形状に限定されず、方形状、卵形状、縦長だ円形状、縦長円形状の他、欠円形状、多角形状等、適宜形状となされてもよい。
又、切欠部6は、ブロック本体2の上面3の低部側端部3aと側壁5との連設隅部に長手方向に沿って設けられ、側壁5に開口されるとともに上面3側に細長く開口されるのが好ましいが、側壁5が下方拡開状で上面3の低部側端部3aより外側に突出される等その形状によっては側壁5にのみ開口されてもよく、とくにその形状を限定するものではない。又、切欠部6はブロック本体2の長手方向に沿って断続(個数は適宜数でよい)して設けられるのが強度面で好ましいが、長手方向の略全長に連続的に設けられてもよい。
又、切欠部6は開放状態のままでもよいし、前記した図1(ホ)や、図6(イ)乃至(ニ)に示す如く側壁5に添着された板状体8によってその側壁5側が閉塞されたり、或いは図5(イ)及び(ロ)に示すように、側壁5及び上面3に添着された略逆L状でその上片に集水孔19a,19b,19cを設けた曲折板体9によって閉塞されていてもよく、この場合には切欠部6を保護して施工に際して目地材やゴミ等の切欠部6内への侵入を防止して施工が容易となる利点がある。
尚、図5(イ)及び(ロ)の場合は、排水性向上の面から切欠部6の上面3側の開口幅を上記実施形態のものに比し大きくしているが、その開口幅はこれに限定されない。
又、上記曲折板体9の集水孔は、図5(イ)では3種類例示され、中央部の曲折板体9では幅方向中央部に横長円状の大きな集水孔19aとして長手方向に列設されるべくなされ、左側の曲折板体9では上記より小形の横長の長方形状の集水孔19bとして2列状に長手方向に列設され、右側の曲折板体9では上記より更に小形の縦長の長方形状の集水孔19cとして1列状に長手方向に列設されているが、かかる集水孔の形状、個数、配列も上記のものに限定されず、円形、だ円形、多角形等適宜形状で適宜数のものが配列されればよい
尚又、上記板状体8を有する図6(イ)乃至(ニ)の場合、図6(イ)左半部、(ニ)における外郭の二重線は縁部の面取り20を表わすもので(図2(イ)の外郭二重線も同様)、図6(イ)右半部の縁部には面取りが施されていない場合を例示する。
一方、開口部7は、切欠部6の長手方向の全体又は一部に連続されればよく、排水路4側に向けて、その傾斜角度を限定することなく斜め真直ぐに斜降状をなして設けられる他、適宜湾曲や屈曲状等に斜降状をなして設けられてもよい。
又、開口部7は、排水路4の底部から少なくとも所定高さh以上の位置で排水路4と連通されるのが好ましく、排水路4内が所定の水深(所定高さh以下)まで確保可能でその排水性を損なわなければよいとともに、上記所定高さhも排水路4の大きさや必要な排水量等によって適宜決められればよい
本発明に係る側溝用ブロックの一基本形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は背面図、(ハ)は左側面図、(ニ)は(ロ)のA−A拡大断面図、(ホ)は切欠部を板状体で閉塞した場合の要部断面図。 (イ)は図1の側溝用ブロックの一部拡大平面図、(ロ)は(イ)のB−B一部断面図、(ハ)は(イ)のC−C断面図、(ニ)は(イ)のD−D断面図。 図1の側溝用ブロックの施工例を示す一部断面図。 本発明に係る側溝用ブロックの他の基本形態を示し、(イ)は施工状態における一部平面図、(ロ)は(イ)のJ部拡大図、(ハ)は(イ)のE−E一部断面図、(ニ)は(イ)のF−F一部断面図、(ホ)は本発明の例を示す一部断面図。 本発明の側溝用ブロックの実施の形態を示し、(イ)は一部平面図、(ロ)は(イ)のG−G一部断面図。 本発明の側溝用ブロックの他実施の形態を示し、(イ)は一部平面図、(ロ)は(イ)のH−H断面図、(ハ)は(イ)のI−I断面図、(ニ)は(イ)のK部拡大図。
符号の説明
1 側溝用ブロック
2 ブロック本体
3 上面
3a 低部側端部
3b 高部側端部
4 排水路
5 側壁
6 切欠部
6a 傾斜面
7 開口部
8 板状体
9 曲折板体
10 境界ブロック
11,11′ 目地材
12 空隙
13 流入孔
19a,19b,19c 集水孔
h 所定高さ

Claims (1)

  1. 内部に長手方向に沿う排水路(4)を有するブロック本体(2)の長手方向と直交して幅方向に向けた傾斜面をなす上面(3)の低部側端部(3a)とブロック本体(2)の側壁(5)との連設隅部に、長手方向に沿う切欠部(6)が断続又は連続して設けられ、該切欠部(6)の全体又は一部に連続する孔状の開口部(7)が排水路(4)側に向けて斜降状をなして排水路(4)と連通され、上記上面(3)に切欠部(6)と略並列状に長手方向に沿う流入孔(13)が少なくとも1個設けられ、該流入孔(13)が開口部(7)に連通されてなる側溝用ブロック。
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