JP4158052B2 - 側溝用ブロック - Google Patents
側溝用ブロック Download PDFInfo
- Publication number
- JP4158052B2 JP4158052B2 JP2005315352A JP2005315352A JP4158052B2 JP 4158052 B2 JP4158052 B2 JP 4158052B2 JP 2005315352 A JP2005315352 A JP 2005315352A JP 2005315352 A JP2005315352 A JP 2005315352A JP 4158052 B2 JP4158052 B2 JP 4158052B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- notch
- opening
- block
- longitudinal direction
- drainage channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
又、道路幅員がブロック本体の全幅を含んで広くなされても、ブロック本体の幅員方向端部との間に上記傾斜面を介して手前に表出する前記開口部が目立ち、路面が区分されてすっきりと広く見えず、昨今の都市景観が重要視される中、道路景観面からも未だ不十分な問題点があった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ブロック上面における排水能力に優れるとともに、道路景観を向上させ、且つ、安全性を考慮した側溝用ブロックを提供することを課題としている。
ここで、上記切欠部6とは、ブロック本体2の上面3の低部側端部3aと側壁5上端部とが連設された隅部を切欠き除去して形成されるもので、上記隅部においてその切欠き前の状態から切欠き除去した部分に相当する空間部(空間部に臨む切欠面を含む)をいう(以下、同旨)。
又、上面の切欠部の全体又は一部に連続する孔状の開口部が排水路側に向けて斜降状をなして排水路と連通されているため、ブロック本体の上面に沿ってその低部側端部に片寄って流下集積せる表面水を、切欠部内を経由させ排水路に向けて速やかに導くことができ、更に、切欠部がブロック本体の上面の低部側端部と側壁との連設隅部に設けられていることから、上記表面水が上面から切欠部内へ落下、流入する際、表面水が切欠部とほぼ直交することでその際に生じる抵抗並びに損失を少なくして表面水を切欠部内に速やかに流下、流入させることができ、排水効率を高めることができる。
図1は本発明の側溝用ブロックに係る一基本形態を示し、1は側溝用ブロックであって、横長状でコンクリート製等のブロック本体2の内部に長手方向にわたって断面円形状の排水路4が貫設され、ブロック本体2の上面3が長手方向と直交する幅方向に向けた傾斜面となされ、該傾斜面をなす上面3の低部側端部3aとブロック本体2の側壁5との連設隅部に、長手方向に沿う切欠部6が断続して2箇所に設けられ、図1(ニ)及び図2(イ)に示すように、該切欠部6の一部(長手方向の略中央部)に連続する孔状の開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなして排水路4の底部から所定高さh以上の位置、例えばこの場合には底部から頂部までの全体の約8割の高さ以上の位置で排水路4と連通されてなる。
尚、本発明の側溝用ブロックは、上記基本形態の側溝用ブロック1の上面3に切欠部6と略並列状に長手方向に沿う流入孔13が開口部7に連通して設けられる(図4(ホ)、図5及び図6参照)が、これについては後述することとし、先にその基本形態のものについて説明する。
又、切欠部6は、図2(イ)乃至(ニ)に示すように、ブロック本体2の上面3側で細長く開口するとともに側壁5側でも開口するべく上記隅部が切欠かれて形成され、開口部7は切欠部6の長手方向に沿う断面扁平な孔状となされて切欠部6に連通されている。
又、図2(イ)及び(ロ)に示すように、切欠部6はその長手方向両端部の底部が、切欠部6の長手方向略中央部に連続する開口部7に向かって下降する傾斜面6aとなされ、切欠部6の長手方向両端部内に流入した表面水を速やかに開口部7に導水可能となされている。
又、切欠部6はブロック本体2の側壁5に開口したままでもよいが、切欠部6の周辺部の側壁5が板状体8を取付けるべく凹まされ、図1(ホ)に示すように、側壁5に開口する切欠部6が、側壁5に添着された板状体8によって閉塞されていてもよく、この場合には施工が容易となって好ましい。
尚、上記開口部7は切欠部6の長手方向の中央部以外に長手方向端部等、切欠部6の長手方向の一部に連続されてもよい。
尚又、ブロック本体2は、施工時に排水路4を連通すべくその長手方向の端面同士が止水パッキン等を介して当接され、ボルト、ナット等により連結可能となされている。
その結果上面3に開口する切欠部6が車道幅員方向の側帯最端部で境界ブロック10のすぐ傍に位置される。
この時、切欠部6の長手方向両端部内に流入した表面水がその底部傾斜面6aに沿って速やかに開口部7内に導かれて排水効率がよく、通常、上面3は道路縦断勾配に沿いその長手方向に傾斜して施工されるので切欠部6の長手方向両端部(導水溝をなす)の導水効果が顕著となる。
又、切欠部6に連続する開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなして排水路4と連通されているため、傾斜面をなす上面3に沿ってその低部側端部3a方向に片寄って流下集積せる表面水を切欠部6から取り込んで排水路4に向けて速やかに排水できる。
更に又、上記開口部7は排水路4の底部から所定高さh以上の位置で排水路4と連通されているため、排水路4内における許容水深を上記所定高さh以下に設定することで、排水路4内の流水を排水路4に開口する開口部7の斜降側末端と接触させずに流下損失、抵抗が伴うことなく排出でき、排水路4内での排水性を損なうことなくスムーズな排水を可能になすとともに、排水路4内の流水が開口部7を逆流して上面3側に噴出することを防止できる。
この側溝用ブロック1では、図1に示すブロック本体2の上面3の低部側端部3aとブロック本体2の側壁5との連設隅部に長手方向に沿って断続する切欠部6に、図4(イ)及び(ハ)に示すように該切欠部6の全体(長手方向の全体)に連続する孔状の開口部7が排水路4側に向けて斜降状をなし、図1(ニ)に示すと同様に開口部7が排水路4の底部から所定高さh以上の位置で排水路4と連通されている。
尚、本発明の側溝用ブロックは、上記基本形態の側溝用ブロック1に関しても後述の如くその上面3に切欠部6と略並列状に長手方向に沿う流入孔13が開口部7に連通して設けられるものである。
その結果、上面3に開口する切欠部6が車道幅員方向の側帯最端部で境界ブロック10のすぐ傍に位置される。
又、図4(ホ)は、図4(イ)及び(ハ)に示すものに上記のように流入孔13が設けられたものである。
上記流入孔13の形態は、ブロック本体2の長手方向に沿う適宜長さの細長状であればよく、例えば図6(イ)左半部に示す如く切欠部6の長手方向長さと略同長となされたり、図5(イ)に示す如く開口部7の長手方向長さより短い長さとなされたり、図6(イ)右半部に示す如く切欠部6の長手方向長さより短い2種類の長さとなされる等適宜長さであればよい。又、図5(イ)及び図6(イ)左半部に示す如く切欠部6と略並列状に1個設けられたり、図6(イ)右半部に示す如く2個設けられる等、適宜数設けられればよいし、略垂直状或いは傾斜状をなし、排水路4側に向けて斜降状をなす開口部7に連通されればよい。
即ち、ブロック本体2は上記形状のものに限定されず、排水路4を内在する横長の筒状体等、適宜形状で適宜長さを有し、少なくともその上面3が長手方向と直交する幅方向に向けた傾斜面に形成されていればよく、その傾斜面も上記以外に幅方向の一端から他端近傍(切欠部6の上面3に開口した開口端部)までが一様な傾斜面となされてもよい。
上記ブロック本体2の内部の排水路4の断面形状も、上記実施形態の如き円形状に限定されず、方形状、卵形状、縦長だ円形状、縦長円形状の他、欠円形状、多角形状等、適宜形状となされてもよい。
又、切欠部6は開放状態のままでもよいし、前記した図1(ホ)や、図6(イ)乃至(ニ)に示す如く側壁5に添着された板状体8によってその側壁5側が閉塞されたり、或いは図5(イ)及び(ロ)に示すように、側壁5及び上面3に添着された略逆L状でその上片に集水孔19a,19b,19cを設けた曲折板体9によって閉塞されていてもよく、この場合には切欠部6を保護して施工に際して目地材やゴミ等の切欠部6内への侵入を防止して施工が容易となる利点がある。
又、上記曲折板体9の集水孔は、図5(イ)では3種類例示され、中央部の曲折板体9では幅方向中央部に横長円状の大きな集水孔19aとして長手方向に列設されるべくなされ、左側の曲折板体9では上記より小形の横長の長方形状の集水孔19bとして2列状に長手方向に列設され、右側の曲折板体9では上記より更に小形の縦長の長方形状の集水孔19cとして1列状に長手方向に列設されているが、かかる集水孔の形状、個数、配列も上記のものに限定されず、円形、だ円形、多角形等適宜形状で適宜数のものが配列されればよい。
尚又、上記板状体8を有する図6(イ)乃至(ニ)の場合、図6(イ)左半部、(ニ)における外郭の二重線は縁部の面取り20を表わすもので(図2(イ)の外郭二重線も同様)、図6(イ)右半部の縁部には面取りが施されていない場合を例示する。
又、開口部7は、排水路4の底部から少なくとも所定高さh以上の位置で排水路4と連通されるのが好ましく、排水路4内が所定の水深(所定高さh以下)まで確保可能でその排水性を損なわなければよいとともに、上記所定高さhも排水路4の大きさや必要な排水量等によって適宜決められればよい。
2 ブロック本体
3 上面
3a 低部側端部
3b 高部側端部
4 排水路
5 側壁
6 切欠部
6a 傾斜面
7 開口部
8 板状体
9 曲折板体
10 境界ブロック
11,11′ 目地材
12 空隙
13 流入孔
19a,19b,19c 集水孔
h 所定高さ
Claims (1)
- 内部に長手方向に沿う排水路(4)を有するブロック本体(2)の長手方向と直交して幅方向に向けた傾斜面をなす上面(3)の低部側端部(3a)とブロック本体(2)の側壁(5)との連設隅部に、長手方向に沿う切欠部(6)が断続又は連続して設けられ、該切欠部(6)の全体又は一部に連続する孔状の開口部(7)が排水路(4)側に向けて斜降状をなして排水路(4)と連通され、上記上面(3)に切欠部(6)と略並列状に長手方向に沿う流入孔(13)が少なくとも1個設けられ、該流入孔(13)が開口部(7)に連通されてなる側溝用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005315352A JP4158052B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 側溝用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005315352A JP4158052B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 側溝用ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007092503A JP2007092503A (ja) | 2007-04-12 |
JP4158052B2 true JP4158052B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=37978528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005315352A Expired - Fee Related JP4158052B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 側溝用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4158052B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5526210B2 (ja) * | 2012-10-17 | 2014-06-18 | リウコン株式会社 | 側溝ブロックの流水構造 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005315352A patent/JP4158052B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007092503A (ja) | 2007-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014066057A (ja) | 舗装道路用側溝 | |
US7556450B2 (en) | Water collecting structure and drainage structure using the same | |
JP5320092B2 (ja) | 道路設備 | |
JP4158052B2 (ja) | 側溝用ブロック | |
KR20090000259U (ko) | 경사형 빗물받이 뚜껑 | |
KR100623426B1 (ko) | 이물질 유입방지용 부재가 설치된 도로 배수로 | |
KR101341349B1 (ko) | 스틸 그레이팅 | |
KR101030522B1 (ko) | V자 홈을 가지는 그레이팅 | |
JP2004124690A (ja) | 集水用グレーチングとこれを用いた排水構造 | |
KR200322645Y1 (ko) | 압연 강재 그레이팅 | |
JP2004244911A (ja) | 透水舗装の排水構造及び縁石ブロック | |
JP3211212U (ja) | 側溝用ブロック | |
JP5713566B2 (ja) | 側溝および隣接する道路の再形成工法 | |
JP2007107232A (ja) | 側溝ブロック | |
JP3753715B2 (ja) | 鋼製縁石兼排水溝ユニット | |
JP3000258B2 (ja) | 境界側溝ブロック群による歩車道境界施工法 | |
JP3861082B2 (ja) | 鋼製縁石兼排水溝ユニット | |
KR102582396B1 (ko) | 민간영역의 배수구 그레이팅용 안전커버 | |
JP5476233B2 (ja) | 蓋装置 | |
KR102442631B1 (ko) | 도시 열섬화 방지 및 비점 오염물 제거를 위한 블록고정 프레임 | |
JP6857943B2 (ja) | 側溝ブロック | |
KR200447385Y1 (ko) | 복공판 | |
JP3861205B2 (ja) | 歩車道境界用水路構成ブロック | |
JP3761186B2 (ja) | 水路用ブロック | |
JP2001026974A (ja) | 路面の排水構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080321 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080610 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140725 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |