JP2007107232A - 側溝ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して通行できる幅員を確保しつつ、道路を舗装する際の排水孔の開口の確保が容易な側溝ブロックを提供する。
【解決手段】道路に設置される側溝ブロック1において、筒状の排水路2aが形成された側溝ブロック本体2と、側溝ブロック本体2の上面側に、道路に沿って突設された突設ブロック部3とを備え、突設ブロック部3には、その上面から排水路2aに通じる排水孔4が設けられている。この側溝ブロック1を設置するときは、側溝ブロック本体2の高さと、道路の路盤15の高さとが同じとなるような溝を掘削し、この溝に側溝ブロック1を配置し、側溝ブロック本体2上面から突設ブロック3上面までの高さを厚みとした舗装層16を、路盤15の上面および側溝ブロック本体2上面に舗装する。
【選択図】図2

Description

本発明は、道路の端や、歩道と自転車道との境界や、歩道と車道との境界に設けられ、道路に降った雨水を道路に沿って排水する側溝ブロックに関する。
道路に降った雨水を道路に沿って流すために、排水路が形成された側溝ブロックがある。側溝ブロックは、歩道のない道路であれば道路の端に設けられたり、歩道を有する道路であれば歩道と車道との境界に設けられたりしている。
側溝ブロックは、略U字状の側溝ブロック本体に、蓋ブロックで覆うように設けるものが知られているが、側溝ブロック本体に配置しただけの蓋ブロックの上をベビーカーや自転車などで通行するには、非常に不安定である。従って、蓋ブロックを避けるようにすると、通行できる幅員が狭くなり通行しにくくなる。
特許文献1に記載の側溝ブロックは、排水路を形成する側溝ブロック本体と、その天壁部に車道側に沿って突設した歩車道境界ブロック部とを備え、該歩車道境界ブロック部の歩道側の基部近傍の前記天壁部に形成した歩道側の排水孔と、前記車道側の側壁部に形成した車道側の排水孔とをそれぞれ形成した暗渠型である。
このように形成された特許文献1に記載の側溝ブロックは、暗渠型とすることで、天壁部の突設された歩車道境界ブロック部を除く天壁部の面を舗装面とすることができ、その上を通行が可能となるので、通行する際に安全な幅員を確保することができる。
特開2003−160905号公報
しかし、特許文献1に記載の側溝ブロックは、排水孔が、歩車道境界ブロック部の歩道側の基部近傍の天壁部と、車道側の側壁部とに形成されているので、不透水性の舗装材を使用している道路では、排水孔の開口が舗装面によって覆われないようにする必要がある。
つまり、新しく舗装する道路で、透水性を有する舗装材を使用する場合であれば、安心して通行できる程度の幅員を確保するために、歩車道境界ブロック部の基部近傍の天壁部に形成した排水孔を覆うように形成しても、排水が妨げられることはない。しかし、不透水性の舗装材を使用するときは、排水孔の開口を舗装面に確保する必要がある。
従って、特許文献1に記載の側溝ブロックを道路へ設置するときには、舗装面にその排水孔の開口を一つ一つ確保する必要があるので、舗装作業が繁雑となる。
そこで本発明の目的は、安定して通行できる幅員を確保しつつ、道路を舗装する際の排水孔の開口の確保が容易な側溝ブロックを提供することにある。
本発明の側溝ブロックは、道路に設置される側溝ブロックにおいて、筒状の排水路が形成された側溝ブロック本体と、前記側溝ブロック本体の上面側に、前記道路に沿って突設された突設ブロック部とを備え、前記突設ブロック部には、その上面から前記排水路に通じる排水孔が設けられていることを特徴とする。
筒状の排水路が形成された側溝ブロック本体の上面側には、道路に沿って突設された突設ブロック部が設けられている。本発明の側溝ブロックを道路へ設置するときに、突設ブロック部の上面が露出するように、かつ突設ブロック部の上面と舗装層の舗装面とが同じ高さとなるようにすれば、側溝ブロック本体の上面を舗装層とすることができる。
そしてこの突設ブロック部には、その上面から排水路に通じる排水孔が設けられているので、突設ブロック部の上面と舗装面とが同じ高さとなるように道路の舗装を形成すれば、降った雨水は舗装面を流れ、突設ブロック部の上面の排水孔から排水路へと雨水を流すことができる。また、舗装作業を行うときには、側溝ブロックから突設した突設ブロック部の上面が露出するように舗装すればよいので、排水孔の開口を覆ってしまわないようにするなどの細かな注意を払う必要がない。
前記突設ブロック部は、前記側溝ブロック本体の歩道側に沿って設けられていることが望ましい。突設ブロック部が、側溝ブロック本体の歩道側に沿って設けられていることで、この突設ブロック部を、歩道と自転車道との境界に合わせれば、自転車道の幅員を広く確保することができる。
前記排水孔には、格子状または梯子状の蓋部が設けられていることが望ましい。排水孔を大きく形成するときは、枯れ葉やゴミなどの異物が排水孔に混入するおそれがある。排水孔には、格子状または梯子状の蓋部が設けられていることで、これらの異物の混入を防止することができる。また、突設ブロック部の上面と舗装面とが同じ高さとなるように舗装面が形成されていると、舗装面を通行していても突設ブロック部の上面を通行してしまうことがある。そのときに、排水孔に格子状または梯子状の蓋部が設けられているので、突設ブロック部の上面を通行しても、排水孔の開口に車輪を捕らわれたりすることが防止できる。
また、本発明の側溝ブロックの設置方法は、筒状の排水路が形成された側溝ブロック本体と、前記側溝ブロック本体の上面側に、前記道路に沿って突設された突設ブロック部とを備え、前記突設ブロック部には、その上面から前記排水路に通じる排水孔が設けられた側溝ブロックの設置方法において、前記側溝ブロック本体の高さと、道路の路盤の高さとが同じとなるような溝を掘削し、前記溝に前記側溝ブロックを配置し、前記側溝ブロック本体上面から前記突設ブロック部の上面までの高さを厚みとした舗装層を、前記路盤の上面および前記側溝ブロック本体上面に舗装することを特徴とする。
本発明の側溝ブロックの設置方法によれば、道路へ設置するときに、突設ブロック部の上面が露出するように、かつ突設ブロック部の上面と舗装層の舗装面とが同じ高さとなるよう設置することで、側溝ブロック本体の上面を舗装層面とすることができる。そして突設ブロック部の上面と舗装面とが同じ高さとなるように道路の舗装を形成しているので、降った雨水は舗装面を流れ、突設ブロック部の上面から排水路に通じる排水孔から排水路へと雨水を流すことができる。
また、舗装作業を行うときには、側溝ブロック本体から突設した突設ブロック部の上面が露出するように舗装すればよいので、排水孔の開口を覆ってしまわないようにするなどの細かな注意を払う必要がない。
本発明の側溝ブロックを、突設ブロック部の上面が露出するように、かつ突設ブロック部の上面と舗装面とが同じ高さとなるように設置することで、側溝ブロック本体の上面を舗装面とすることができるので、安定して通行するための幅員を確保することができる。また、舗装作業を行うときに排水孔の開口を確保するために、側溝ブロックから突設した突設ブロック部の上面が露出するように舗装すればよいので、排水孔の開口を覆ってしまわないように細かな注意を払う必要がない。
本発明の実施の形態に係る側溝ブロックの構成について、図1および図2に基づいて説明をする。図1は、本発明の実施の形態に係る側溝ブロックを説明する斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る側溝ブロックが道路に設置されたところを示す断面図である。
図1および図2に示すように、側溝ブロック1は、道路の端や、歩道と自転車道または車道との境界に設けられ、道路に降った雨水を道路に沿って排水するもので、コンクリートで形成されている。側溝ブロック1は、側溝ブロック本体2と、突設ブロック部3とを備えている。
側溝ブロック本体2は、例えば、幅方向の長さ500mm、長さ方向の長さ2000mm、高さは600mmで、外形が垂直断面矩形状に形成されると共に、内部に筒状の排水路2aが長さ方向に沿って垂直断面矩形状に形成されている。
突設ブロック部3は、設置される道路に沿って側溝ブロック本体2の上面に突設させて形成されている。この突設ブロック部3は、側溝ブロック本体2の上面から200mmの高さに形成されているが、設置される道路の舗装層の厚みに応じて適宜変更される。それは、道路を通行する大型車両の通行量によって舗装層の厚みは、50mmから200mmの間で調整される。従って、突設ブロック部3の高さは、その舗装層の厚みに応じて変更するのが望ましい。
突設ブロック部3は、側溝ブロック本体2の歩道側に沿って、側溝ブロック本体2の側面2bと突設ブロック部3の側面3aとが同一平面となるように設けられている。突設ブロック部3を側溝ブロック本体2の歩道側に沿って設けることで、側溝ブロック本体2の上面において、突設ブロック部3を除いた領域を舗装領域Sとしている。また、突設ブロック部3は、その幅が車道側が突設ブロック部3の上面に向かって徐々に狭くなるように傾斜面に形成されている。
この突設ブロック部3には、その上面から側溝ブロック本体2の排水路2aに通じる排水孔4が設けられている。この排水孔4は、平面視して略矩形状に形成され、突設ブロック部3を垂直方向に貫通する孔である。排水孔4の開口4aは、自転車のタイヤが嵌らない程度の幅に形成するのが望ましい。
本実施の形態では、排水孔4としてその水平断面が上下方向に同じ面積となるように形成されている。しかし、突設ブロック部3の上面の排水孔4の開口4aを広く形成することで、雨水を集める面積を大きくしたい場合には、排水孔4を突設ブロック部3の上面に向かって水平断面の面積が徐々に広がるように漏斗状に形成してもよい。また、本実施の形態の排水孔4は、排水路2aから突設ブロック部3の上面まで屈曲せずに通路が形成されている。しかし、突設ブロック部3の上面における排水孔の開口する位置を変更したい場合には、雨水に混じるゴミが排水孔内に詰まってしまわないように考慮すれば、排水孔を屈曲させたり湾曲させたりして設けてもよい。
更に、本実施の形態の排水孔4は、突設ブロック部3に2つ設けているが、側溝ブロック本体2および突設ブロック部3の長さに応じて1つでも、3つ以上としてもよい。また排水孔4を複数設ける場合には、その間隔においては側溝ブロック1の強度や美観などを考慮して適宜決定することができる。
以上のように構成される本発明の実施の形態に係る側溝ブロック1の使用状態について、図2および図3に基づいて説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る側溝ブロック1の使用状態を説明する平面図である。なお、図3においては、歩道と自転車道と車道とが設けられた道路に側溝ブロック1を設置する場合を説明する。
図2および図3に示すように、道路10には、歩道11が設けられていると共に、自転車道12と車道13とが設けられている。この道路10は、歩道11面と、自転車道12面と、車道13面とが同じ高さに形成され、自転車道12と車道13とが区画線14により区分されている。また、歩道11と自転車道12とを区分するよう側溝ブロック1が連続して設けられている。
側溝ブロック1は、側溝ブロック本体2のそれぞれの排水路2aが連通するように、側溝ブロック本体2の歩道11側の側面2bを歩道11と自転車道12との境界に合わせて自転車道12側に設置されている。
側溝ブロック1を設置するときは、歩道11と自転車道12との境界から自転車道12側に、側溝ブロック本体2の高さが路盤15の高さに一致するような深さの溝を掘削する。突設ブロック3の側面3aと側溝ブロック本体2の側面2bとがお互いに傾斜することなく同一平面を形成しており、側溝ブロック本体2の底面に対して垂直面となっているので、この溝の歩道側11の壁面を垂直面に形成することで、溝の歩道側11の壁面と側溝ブロック本体2および突設ブロック3の側面2b,3aとを隙間無くすることができる。
そして側溝ブロック1をその溝に配置した後に、舗装層16を形成する。この舗装層16は、歩道11の表面と突設ブロック部3の上面とに一致する高さとなるように形成する。舗装層16を形成する際に、歩道11の上面と突設ブロック部3の上面とが同一の高さとなるように形成することで、突設ブロック部3の上面に設けられた排水孔4の開口4aを舗装材で覆うことなく確保することができるので、舗装層16を形成する際に、不透水性の舗装材を使用していても、排水孔4の開口4aを覆わないように注意を払う必要がない。
側溝ブロック本体2の高さと路盤15の高さとを一致させることで、路盤15と側溝ブロック本体2との間で段差なく舗装層16を形成することができる。従って、側溝ブロック1を歩道11と自転車道12の境界に設置しても、路盤15上から側溝ブロック本体2の舗装領域S上まで連続して舗装層16を形成する際に、側溝ブロック1を意識することなく舗装層16を形成することができる。また、突設ブロック部3は、車道側が突設ブロック部3の上面に向かって徐々に幅が狭くなるように傾斜面に形成されているので、舗装層16の舗装面16aを垂直面に形成するより広く形成することができる。
また、側溝ブロック本体2が略矩形状に形成されているので舗装領域Sは水平面である。従って、舗装層16の舗装面16aの高さと突設ブロック部3の上面の高さを一致させると、舗装層16は、路盤15上の厚みと、側溝ブロック本体2の舗装領域S上の厚みとを同じすることができる。つまり、舗装層16を自転車道12および車道13で均一な厚さに形成することができるので、舗装層16の品質を均一とすることができる。
また、側溝ブロック1が設置される前に、歩道11側に既に境界ブロック17が設けられていても、側溝ブロック1を歩道11と自転車道12との境界に合わせて自転車道12側に設置することで、境界ブロック17を撤去して再敷設する必要がない。
また、舗装層16が側溝ブロック本体2の舗装領域Sの上面まで形成されているので、舗装領域Sの舗装面16aまで自転車道12として幅員を広く確保することが可能である。従って、自転車が自転車道12を通過するときに突設ブロック部3の上面に乗り上げることなく通過することができる。たとえ自転車が突設ブロック部3の上面に乗り上げても、舗装面16aの高さが突設ブロック部3の上面の高さと同じ高さに形成されているので段差がなく、また突設ブロック部3は側溝ブロック本体2と一体的に形成されているので、乗り上げて通過する際に突設ブロック部3が揺らいだりすることがないので、自転車が突設ブロック部3の上面を難なく通過することができる。
また、舗装面16aの高さが突設ブロック部3の上面の高さと同じ高さに形成されているので道路10上を流れる雨水を排水孔4から取り入れ、排水路2aへ排水することができる。
なお、本実施の形態では、側溝ブロック1を設置するときに、側溝ブロック本体2の高さが路盤15の高さに一致するような深さの溝を掘削して配置しているが、突設ブロック部3上面の高さと舗装面16aとの高さを同じ高さとすれば、幅員の確保はできるので、溝の深さを側溝ブロック本体2の高さと同じにする必要がない。しかし、舗装層16の厚みを側溝ブロック本体2の舗装領域S上と路盤15上とで、同じにした方がよいのであれば、溝の深さを側溝ブロック本体2の高さが路盤15の高さに一致するような深さとするのが望ましい。
このように本実施の形態に係る側溝ブロック1によれば、安定して通行できる幅員を確保しつつ、道路を舗装する際の排水孔4の開口の確保が容易である。
次に、本発明の実施の形態に係る側溝ブロック1の他の使用状態を図4に基づいて説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る側溝ブロック1の他の使用状態を説明する平面図である。
図4に示すように歩道が設けられていない道路20では、側溝ブロック1は、道路20の端に、道路20に沿って側溝ブロック本体2のそれぞれの排水路2aが連通するように連続して設けられている。道路20には歩道が設けられていないため、自転車は、区画線21によって車道22と区分される路側帯23(側溝ブロック1部分を含む)を歩行者と共に通行することになる。
このような歩道が設けられていない道路20においては、路側帯23の幅員も1m足らずなものが多い。そうなると、道路20の表面から突出するような側溝ブロックでは、自転車や歩行者が安全に通行でできる路側帯の幅員(路側帯から側溝ブロックを除いた部分)が更に狭くなってしまう。従って、道路20の表面と同じ水平面とすることができる略U字状の側溝ブロック本体を蓋ブロックで覆った従来の側溝ブロックを用いるようになる。
しかし、この蓋ブロックを有する従来の側溝ブロックでは、自転車が蓋ブロック上を通行すると不安定になることから、蓋ブロックを避けて通行しようとするので、やはり自転車が安全に通行できる路側帯の幅員が狭いものとなってしまう。
そこで、本発明の実施の形態に係る側溝ブロック1では、側溝ブロック1の上面の舗装領域も舗装面として形成することができるので、自転車が安全に通行できる舗装面(路側帯23から側溝ブロック1を除いた部分)の幅員を十分確保することができる。
また、自転車が主に通行する舗装面と突設ブロック部3の上面とが同じ高さに形成され、突設ブロック部3が側溝ブロック本体2と一体的に形成されているので、自転車が突設ブロック部3上に乗り上げたとしても、安定して通行することが可能である。
次に、本発明の他の実施の形態に係る側溝ブロックを、図5に基づいて説明する。図5は、本発明の他の実施の形態に係る側溝ブロックを説明する斜視図である。なお、図5においては図1と同じ構成のものは、同符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本発明の他の実施の形態に係る側溝ブロック25は、突設ブロック部3の上面に、開口が矩形状に形成された排水孔26が設けられている。そして、この排水孔26に開口には、梯子状の蓋部27が設けられている。
道路上を流れる雨水を多く流し込むために、排水孔26の開口を広く形成すると、雨水に混入する落ち葉やゴミなどが排水路2aに流れ込むおそれがある。そこで、排水孔26の開口に梯子状の蓋部27を設けることで、蓋部27がトラップとなって落ち葉やゴミなどが排水路2aに流れ込むことが防止できる。なお本実施の形態では、蓋部27が梯子状に形成されているが、格子状に形成されていてもよい。
このように、排水孔26の開口を広くしたときに蓋部27を設けていても、側溝ブロック本体2の舗装領域S上を舗装面とすることで、自転車やベビーカーが通行する幅員を十分確保することができるので、突設ブロック部3の上面を通行する頻度が少ない。従って、通行する幅員を確保しつつ、大量の雨水を排水する必要のある道路には、本実施の形態に係る側溝ブロック25が好適である。
本発明は、道路の端や、歩道と自転車道との境界や、歩道と車道の境界に設けられ、道路に降った雨水を道路に沿って排水する側溝ブロックに用いることができる。特に幅員の狭い道路には好適である。
本発明の実施の形態に係る側溝ブロックを説明する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る側溝ブロックが道路に設置されたところを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る側溝ブロックの使用状態を説明する平面図である。 本発明の実施の形態に係る側溝ブロックの他の使用状態を説明する平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る側溝ブロックを説明する斜視図である。
符号の説明
1 側溝ブロック
2 側溝ブロック本体
2a 排水路
2b 側面
3 突設ブロック部
3a 側面
4 排水孔
4a 開口
10 道路
11 歩道
12 自転車道
13 車道
14 区画線
15 路盤
16 舗装層
16a 舗装面
20 道路
21 区画線
22 車道
23 路側帯
25 側溝ブロック
26 排水孔
27 蓋部
S 舗装領域

Claims (4)

  1. 道路に設置される側溝ブロックにおいて、
    筒状の排水路が形成された側溝ブロック本体と、
    前記側溝ブロック本体の上面側に、前記道路に沿って突設された突設ブロック部とを備え、
    前記突設ブロック部には、その上面から前記排水路に通じる排水孔が設けられていることを特徴とする側溝ブロック。
  2. 前記突設ブロック部は、前記側溝ブロック本体の歩道側に沿って設けられていることを特徴とする請求項1記載の側溝ブロック。
  3. 前記排水孔には、格子状または梯子状の蓋部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の側溝ブロック。
  4. 筒状の排水路が形成された側溝ブロック本体と、前記側溝ブロック本体の上面側に、前記道路に沿って突設された突設ブロック部とを備え、前記突設ブロック部には、その上面から前記排水路に通じる排水孔が設けられた側溝ブロックの設置方法において、
    前記側溝ブロック本体の高さと、道路の路盤の高さとが同じとなるような溝を掘削し、
    前記溝に前記側溝ブロックを配置し、
    前記側溝ブロック本体上面から前記突設ブロック部の上面までの高さを厚みとした舗装層を、前記路盤の上面および前記側溝ブロック本体上面に舗装することを特徴とする側溝ブロックの設置方法。
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