JP2003184223A - 鉄筋用結束具 - Google Patents

鉄筋用結束具

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JP2003184223A
JP2003184223A JP2001384410A JP2001384410A JP2003184223A JP 2003184223 A JP2003184223 A JP 2003184223A JP 2001384410 A JP2001384410 A JP 2001384410A JP 2001384410 A JP2001384410 A JP 2001384410A JP 2003184223 A JP2003184223 A JP 2003184223A
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JP
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rebar
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reinforcements
reinforcing
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JP2001384410A
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English (en)
Inventor
Takaaki Miyasaka
享明 宮坂
Tsutomu Uchiumi
力 内海
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Kyoto Spacer Co Ltd
Taiyo Foundation Co Ltd
Original Assignee
Kyoto Spacer Co Ltd
Taiyo Foundation Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率良く確実に結束できる鉄筋用結束具を提
供する。 【解決手段】 この発明の鉄筋用結束具1では、交差す
る両鉄筋2,3における他方の鉄筋3に、一方の鉄筋2
の一方側で係止する湾曲部1aおよび固定部材4を設け
て一方の鉄筋2の他方側で係止する両先端部1cと、両
鉄筋2,3における一方の鉄筋2に当接する中央部分1
bとにより、互いに当接し直交して交差する両鉄筋2,
3を確実に結束する。また、両先端部1cにおける略U
字状の開口側と湾曲部1aとを利用することで、他方の
鉄筋3に一端係止させることができて両鉄筋2,3の交
差部分への取付けを容易に行え、両鉄筋2,3の結束作
業を効率良く行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、鉄筋籠
における主筋とフープ筋など、互いに当接し直交して交
差する両鉄筋を結束する時に用いる鉄筋用結束具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに当接し直交して交差する両
鉄筋の結束は、金属製の結束線や番線を用いて行うのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の結束線
や番線を用いた結束では、その結束の作業効率が悪いと
共に、両鉄筋を確実に結束することが難しい等の問題点
を有する。そのため、この従来の結束では、配筋精度の
信頼性に欠けるものとなってしまう。
【0004】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は、効率良く確実に結束できる鉄筋
用結束具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の鉄筋用結束具
(互いに当接し直交して交差する両鉄筋の結束具)は、
一方の鉄筋の一方側でその一方の鉄筋への当接側とは反
対側において他方の鉄筋に係止する湾曲部と、この湾曲
部から連続し他方の鉄筋への当接側とは反対側において
一方の鉄筋に当接する中央部分と、この中央部分から連
続し一方の鉄筋の他方側で他方の鉄筋における一方の鉄
筋への当接側とは反対側に突出する両先端部とから略U
字状に形成している。
【0006】そして、前記略U字状の開口側である両先
端部は、その両先端部の間に架け渡して設けた固定部材
によって、一方の鉄筋の他方側でその一方の鉄筋への当
接側と反対側において他方の鉄筋に係止できるように構
成している。
【0007】このようなこの発明の鉄筋用結束具によれ
ば、交差する両鉄筋における他方の鉄筋に、一方の鉄筋
の一方側で係止する湾曲部および固定部材を設けて一方
の鉄筋の他方側で係止する両先端部と、交差する両鉄筋
における一方の鉄筋に当接する中央部分とにより、互い
に当接し直交して交差する両鉄筋を確実に結束できるよ
うにしている。
【0008】また、両先端部における略U字状の開口側
と湾曲部とを利用することによって、他方の鉄筋に一端
係止させることができて両鉄筋の交差部分への取付けを
容易に行えることから、両鉄筋の結束作業を効率良く行
えるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の鉄筋用結束具を
図示する一実施形態によって説明する。
【0010】互いに当接し直交して交差する両鉄筋2,
3の鉄筋用結束具1(図1参照)は、一方の鉄筋2の一
方側でその一方の鉄筋2への当接側とは反対側において
他方の鉄筋3に係止する湾曲部1aと、この湾曲部1a
から連続し他方の鉄筋3への当接側とは反対側において
一方の鉄筋2に当接する中央部分1bと、この中央部分
1bから連続し一方の鉄筋2の他方側で他方の鉄筋3に
おける一方の鉄筋2への当接側とは反対側に突出する両
先端部1cとから略U字状に形成している。
【0011】そして、略U字状の開口側である両先端部
1cは、その両先端部1cの間に架け渡して設けた固定
部材4によって、一方の鉄筋2の他方側でその一方の鉄
筋2への当接側と反対側において他方の鉄筋3に係止で
きるように構成している。
【0012】この実施形態の固定部材4は、板体で構成
しており、両先端部1cが貫通することで、両先端部1
cの間に架け渡して設けている。また、この実施形態の
両先端部1cには、ネジ部1dを形成している。
【0013】このような構成からなる鉄筋用結束具1を
用いて、互いに当接し直交して交差する両鉄筋2,3を
結束するには、次に述べるようにして行われる。
【0014】先ず、図2に示すように、両先端部1cの
間である略U字状の開口側を利用し、両先端部1cの間
に他方の鉄筋3を入れ込むようにして、一方の鉄筋2の
一方側において湾曲部1aを他方の鉄筋3に係止させ
る。
【0015】このようにこの発明の鉄筋用結束具1は、
他方の鉄筋3に一端係止させて、両鉄筋2,3の交差部
分への取付けを容易に行うことができる。
【0016】次に、両先端部1cが貫通するようにし
て、固定部材4を両先端部1cの間に架け渡して設ける
(図2参照)。
【0017】次に、両先端部1cに形成したネジ部1d
にナット5を螺合させて、固定部材4を他方の鉄筋3に
押圧することにより、湾曲部1aと両先端部1cおよび
固定部材4との、他方の鉄筋3への係止状態を確実に保
持する。
【0018】そして、これらのことから、図1に示すよ
うに、一方の鉄筋2の両側において他方の鉄筋3に係止
した湾曲部1aおよび固定部材4と、一方の鉄筋2に当
接した中央部分1bとにより、交差部分を挟持すること
で、両鉄筋2,3を結束することになる。
【0019】このようなこの発明の鉄筋用結束具1によ
れば、交差する両鉄筋2,3における他方の鉄筋3に、
一方の鉄筋2の一方側で係止する湾曲部1aおよび固定
部材4を設けて一方の鉄筋2の他方側で係止する両先端
部1cと、交差する両鉄筋2,3における一方の鉄筋2
に当接する中央部分1bとにより、互いに当接し直交し
て交差する両鉄筋2,3を確実に結束できる。
【0020】また、両先端部1cにおける略U字状の開
口側と湾曲部1aとを利用することによって、他方の鉄
筋3に一端係止させることができて両鉄筋2,3の交差
部分への取付けを容易に行えて、両鉄筋2,3の結束作
業を効率良く行うことができる。
【0021】図3は、この発明の鉄筋用結束具1の別形
態を示すものである。ここでの両先端部1cは、フック
状に折曲されており、固定部材4に形成した係止溝4a
を通ることで固定部材4を貫通することになる。
【0022】そして、両鉄筋2,3の結束は、フック状
に折曲した両先端部1cに係止した固定部材4と、この
固定部材4に螺合して先端が他方の鉄筋3に当接してい
るボルト6とで行われている。
【0023】即ち、ボルト6を螺入して、他方の鉄筋3
と固定部材4との間隔を押し広げることにより、両鉄筋
2,3を確実に結束している。
【0024】図4は、この発明の鉄筋用結束具1の別形
態を示すものである。ここでの固定部材4は、両先端部
1cの間隔を狭めることができるようにして設けてい
る。
【0025】この実施形態での固定部材4は、締付け用
ボルト7で構成していると共に、両先端部1cに形成し
たリング部1eを貫通することで両先端部1cの間に架
け渡して設けている。
【0026】そして、両鉄筋2,3の結束は、締付け用
ボルト7にナット5を螺合させて、締付け用ボルト7の
頭部7aとナット5とで両先端部1c(両リング部1
e)を締付けることにより、両先端部1cの間隔を狭め
ることで行われる。
【0027】なお、固定部材4としては、図示した実施
形態に限らず、両先端部1cの間隔を狭めることができ
る構成のものであれば、どのような形態のものでもよ
い。
【0028】
【発明の効果】この発明の鉄筋用結束具によれば、交差
する両鉄筋における他方の鉄筋に、一方の鉄筋の一方側
で係止する湾曲部および固定部材を設けて一方の鉄筋の
他方側で係止する両先端部と、交差する両鉄筋における
一方の鉄筋に当接する中央部分とによって、互いに当接
し直交して交差する両鉄筋を確実に結束することができ
る。
【0029】また、両先端部における略U字状の開口側
と湾曲部とを利用することによって、他方の鉄筋に一端
係止させることができて両鉄筋の交差部分への取付けを
容易に行えるようになり、両鉄筋の結束作業を効率良く
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鉄筋用結束具を示す概略斜視図であ
る。
【図2】この発明の鉄筋用結束具の鉄筋交差部分への取
付け状態を示す概略斜視図である。
【図3】この発明の鉄筋用結束具の別態様を示す概略斜
視図である。
【図4】この発明の鉄筋用結束具の別態様を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
1…鉄筋用結束具、1a…湾曲部、1b…中央部分、1
c…両先端部、1d…ネジ部、1e…リング部、2…一
方の鉄筋、3…他方の鉄筋、4…固定部材、4a…係止
溝、5…ナット、6…ボルト、7…締付け用ボルト、7
a…頭部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 力 埼玉県越谷市袋山1939 Fターム(参考) 2E164 BA33 CA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに当接し直交して交差する両鉄筋の
    結束具であり、 前記一方の鉄筋の一方側でその一方の鉄筋への当接側と
    は反対側において前記他方の鉄筋に係止する湾曲部と、
    この湾曲部から連続し他方の鉄筋への当接側とは反対側
    において一方の鉄筋に当接する中央部分と、この中央部
    分から連続し一方の鉄筋の他方側で他方の鉄筋における
    一方の鉄筋への当接側とは反対側に突出する両先端部と
    から略U字状に形成しており、 前記略U字状の開口側である両先端部は、その両先端部
    の間に架け渡して設けた固定部材によって、前記一方の
    鉄筋の他方側でその一方の鉄筋への当接側と反対側にお
    いて前記他方の鉄筋に係止できるように構成しているこ
    とを特徴とする鉄筋用結束具。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、板体で構成していると
    共に、前記両先端部が貫通することで設けていることを
    特徴とする請求項1記載の鉄筋用結束具。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記両先端部の間隔を
    狭めることができるようにして設けていることを特徴と
    する請求項1記載の鉄筋用結束具。
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