JPH1122109A - 鉄筋結束用鉄線 - Google Patents

鉄筋結束用鉄線

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JPH1122109A
JPH1122109A JP18017997A JP18017997A JPH1122109A JP H1122109 A JPH1122109 A JP H1122109A JP 18017997 A JP18017997 A JP 18017997A JP 18017997 A JP18017997 A JP 18017997A JP H1122109 A JPH1122109 A JP H1122109A
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JP
Japan
Prior art keywords
iron wire
reinforcing bar
sections
binding
intersection
Prior art date
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Pending
Application number
JP18017997A
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English (en)
Inventor
Takeru Yamamoto
哮 山本
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Publication of JPH1122109A publication Critical patent/JPH1122109A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄筋結束工事の鉄線の脱落を防止して作
業性を向上する。 【解決手段】 U字状に折曲された鉄線17であって、
該鉄線17の立上がり部18,18を鉄筋結束具10等
にて捩じることにより、鉄筋20,20の交差部を緊締
する鉄筋結束用鉄線17に於て、該鉄線17の立上がり
部18,18の所定位置を内側へ折曲して係止部19,
19を形成する。そして、該係止部19,19が前記鉄
筋20,20の交差部に係止して該鉄線17を該交差部
に嵌合できるように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鉄筋結束用鉄線に
関するものであり、特に、交差している鉄筋を容易に結
束できるようにした鉄筋結束用鉄線に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図10に示す鉄筋結束用鉄線
は、本願出願人が平成8年12月20日付の特許出願に
係るものであるが、之等の図面に従って、先願に係る前
記鉄筋結束用鉄線を説明する。図において、1は鉄筋結
束用鉄線であり、該鉄線1はU字状に折曲されている。
而して、該鉄線1にて鉄筋2,2を結束する際には、先
ず、鉄筋2,2の交差部の下方より鉄線1の立上がり部
3,3を上方へ向けて押上げ、そして、該鉄線1の立上
がり部3,3にて夫々の鉄筋2,2を挟持して該交差部
に係止する。
【0003】そして、鉄筋結束具用治具4の下部に止着
せられている回転板5に対峙して開穿されている挿通孔
6,6に該鉄線1の立上がり部3,3を挿通し、該回転
板5を回転させることにより、前記鉄線1の立上がり部
3,3を捩じり乍ら前記鉄筋2,2の交差部を緊締す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した先願に係る鉄
筋結束用鉄線はU字状に折曲されている。そして、該鉄
筋結束用鉄線にてを鉄線の交差部を挟持し、該鉄線の立
上がり部を捩じることにより該鉄筋の交差部を結束す
る。
【0005】しかし、該鉄線にて鉄筋の交差部を挟持す
る際に、該鉄線がU字状に形成されているので、下方へ
脱落することがある。従って、鉄筋結束工事の結束作業
が煩雑となり、作業性を低下させる原因となっている。
【0006】そこで、鉄線の脱落を防止して結束作業を
簡素化し、鉄筋結束工事の作業性を向上するために解決
せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は
該課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案されたものであり、U字状に折曲され
た鉄線であって、該鉄線の立上がり部を鉄筋結束具等に
て捩じることにより、鉄筋の交差部を緊締できるように
した鉄筋結束用鉄線において、U字状の鉄線の立上がり
部の所定の位置を内側へ折曲して係止部を形成し、該係
止部が前記鉄筋の交差部に係止して該鉄線を該交差部に
嵌合できるように形成した鉄筋結束用鉄線を提供せんと
するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図10に従って詳述する。図において、10は鉄
筋結束具であり、図1に示すように、該鉄筋結束具10
には円形の回転板11の中央部に取付け軸12を固定し
ている。
【0009】該取付け軸12は斜傾して回転板11より
立設され、更に、該取付け軸12の上部を回転板11に
対して垂直に折曲してある。該取付け軸12の上部は円
柱状に形成され、該取付け軸12の上部に円筒状の把持
部13を回転自在に装着している。
【0010】従って、該把持部13を把持して手首を回
転させることにより、該取付け軸12及び前記回転板1
1を回転させることができる。また、図2乃至図4に示
すように、該回転板11には挿通孔14,14が対峙し
て開穿されており、且つ、該挿通孔14,14の下方は
拡開されている。
【0011】更に、該回転板11の側面より該挿通孔1
4,14へ向って円弧状であって、且つ、該回転板11
の上下面を開放したガイド溝15,15が設けられてい
る。又、該ガイド溝15,15の回転板11縁部の角部
16,16は面取りされている。
【0012】一方、図5は鉄線17を示す。該鉄線17
はU字状に折曲され、更に、該鉄線17の立上がり部1
8,18の中間部は所定の位置にて内側へ折曲されて係
止部19,19が形成されている。
【0013】而して、鉄筋20,20の交差部を鉄線1
7にて緊締する際には、図6及び図7に示すように、先
ず、U字状鉄線17の立上がり部18,18を上面Rし
て鉄筋20,20の交差部を包持するように該交差部の
下方から上方へ押し込み、そして、夫々の鉄筋20,2
0を該立上がり部18,18にて挟持させる。
【0014】このときは、前記鉄線17に形成した係止
部19,19が鉄筋20の上部に係止して該鉄線17の
脱落を防止する。又、該鉄線17が鉄筋20,20の交
差部を挟持しているので、該鉄筋20,20は効果的に
仮止めされる。斯くして、鉄線の緊締作業が簡素化され
る。
【0015】次に、一方の鉄線17の立上がり部18を
回転板11の一方のガイド溝15の側面に当接し乍ら、
該回転板11を回転させると他方の鉄線17の立上がり
部18も自動的にガイド溝15にその側面から入り込
み、そして、双方の立上がり部18,18が前記挿通孔
14,14に自動的に誘導されて挿入されることにな
る。
【0016】このときは、該ガイド溝15,15の角部
16,16が面取りされているので、鉄線17の立上が
り部18,18は該ガイド溝15,15の側面よりスム
ーズに入り込むことができ、依って、鉄線17の立上が
り部18,18を極めて迅速且つ容易に回転板11の挿
通孔14,14に挿入せることができるのである。
【0017】そこで、前記取付軸12に設けられている
把持部13を図1の実線と鎖線で示すように数回回転せ
しめれば、該回転板11も数回回転し、依って、前記鉄
線17の立上がり部18,18が捩じられ乍ら鉄筋2
0,20の交差部を緊締して結束させる。そして、該捩
じり作業の際には、前記鉄線17に形成した係止部1
9,19が回転板11の下降を防止して該回転板11と
鉄筋20とを一定の間隔に離間させるので、該鉄線17
の捩じり作業を確実且つ容易に成すことができる。
【0018】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該
改変せられたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】この発明は上記一実施の形態に詳述した
ように、鉄筋結束用鉄線の立上がり部に係止部を形成し
て該係止部にて確実に鉄筋の交差部に嵌合できるように
構成している。従って、従来のように鉄線が脱離するこ
とを防止すると共に、鉄線の交差部を確実に仮止めする
ことができるので、鉄筋結束工事の作業性を著しく向上
することができる等、正に著しい効果を奏する発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄筋結束具の側面図。
【図2】回転板の平面図。
【図3】回転板の裏面図。
【図4】図2の一部切欠A−A縦断面図。
【図5】鉄線の側面図。
【図6】(a)結束されるべき鉄線を鉄筋の交差部へ止
着した状態を示す一部切欠正面図。 (b)上記(a)の鉄線の立上がり部を回転板の挿通孔
に挿通した状態を示す一部切欠正面図。 (c)鉄筋結束具の回転板を開店して鉄線を捩じった状
態をしめす一部切欠正面図。
【図7】(a)(b)(c) 挿通孔に鉄線の立上がり
部を挿通する状態を示す回転板の平面図。
【図8】鉄筋の交差部に先願に係る鉄線をセットした状
態を示す一部切欠正面図。
【図9】鉄筋の交差部にセットした先願に係る鉄線の立
上がり部を鉄筋結束具の挿通孔に挿通した状態を示す一
部切欠正面図。
【図10】先願に係る鉄線を鉄筋の交差部に緊締した状
態を示す一部切欠正面図。
【符号の説明】
10 鉄筋結束具 17 鉄筋 18 立上がり部 19 係止部 20 鉄筋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状に折曲された鉄線であって、該鉄
    線の立上がり部を鉄筋結束具等にて捩じることにより、
    鉄筋の交差部を緊締できるようにした鉄筋結束用鉄線に
    おいて、U字状の鉄線の立上がり部の所定の位置を内側
    へ折曲して係止部を形成し、該係止部が前記鉄筋の交差
    部に係止して該鉄線を該交差部に嵌合できるように形成
    したことを特徴とする鉄筋結束用鉄線。
JP18017997A 1997-07-04 1997-07-04 鉄筋結束用鉄線 Pending JPH1122109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18017997A JPH1122109A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 鉄筋結束用鉄線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18017997A JPH1122109A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 鉄筋結束用鉄線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1122109A true JPH1122109A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16078776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18017997A Pending JPH1122109A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 鉄筋結束用鉄線

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JP (1) JPH1122109A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126976A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Sapuron Kenzai Kogyo Kk 鉄筋の結束装置
US9278683B2 (en) * 2011-10-24 2016-03-08 Zf Friedrichshafen Ag Method for operating a drive train and control device
CN105888260A (zh) * 2016-04-13 2016-08-24 江苏建筑职业技术学院 板式高强钢丝扭结装置
CN112962983A (zh) * 2021-02-05 2021-06-15 山东九洲建设集团有限公司 一种可循环式双丝旋拧装置

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