JPS6237871Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6237871Y2
JPS6237871Y2 JP50282U JP50282U JPS6237871Y2 JP S6237871 Y2 JPS6237871 Y2 JP S6237871Y2 JP 50282 U JP50282 U JP 50282U JP 50282 U JP50282 U JP 50282U JP S6237871 Y2 JPS6237871 Y2 JP S6237871Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter
leaf spring
holding
rain gutter
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58104232U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP50282U priority Critical patent/JPS58104232U/ja
Publication of JPS58104232U publication Critical patent/JPS58104232U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6237871Y2 publication Critical patent/JPS6237871Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は雨樋取付具に関するものである。
本願共同出願人らは、特公昭54−8886号公報に
記載のとおり端部に樋耳抱持部を形成した上方支
持杆に剛直部と板ばね部とからなる樋用係止体を
係着する構造の雨樋取付具を提案しており、これ
により雨樋の装置が一動作で可能となり、しかも
雨樋を強固に保持できる等の利点を有する。
本考案はこれを更に改良したものであつて、そ
の要旨とするところは、水平板1の両端下部に水
平方向内側に向かつて互いに対向するように開口
している樋耳抱持部2が屈曲形成され、その水平
板1の両端近傍位置に溝形の切込みが設けられ、
その切込み部分により囲まれた部分が、水平板中
間側よりも水平板端部側に漸次低くなるように傾
斜状態で折り曲げられて、板ばね載置部3が形成
されると共に、その板ばね載置部3の先端部が樋
耳抱持部2の開口部に対向するように配置され
て、雨樋保持体Aが構成され、その雨樋保持体A
における板ばね載置部3の上面に雨樋の内壁を押
える板ばね樋押え体Bが重合されて固定され、そ
の板ばね樋押え体Bの端部が前記雨樋保持体Aに
おける樋耳抱持部2の開口部近傍に配置されてい
ることを特徴とする雨樋取付具にある。
以下図面により本考案の一実施例を詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図a,b,cはそれぞれ第1図の部分組立正
面図、水平杆よりなる雨樋保持体の断面正面図及
び板ばね樋押え体の説明図である。
第1図において、Aは吊りボルト及びナツトを
用いて屋根に懸架するための雨樋取付具を構成す
る雨樋保持体、Bは板ばね樋押え体である。1は
雨樋の形状、大きさに適合する長さ及び幅を有す
る水平杆、2は水平杆1の端部にこれを下方およ
び内方に屈曲して形成した樋耳抱持部、この樋耳
抱持部2は内方に屈曲した樋耳係止面2aを有し
ていて、その樋耳係止面2aの端縁にはそれを下
方に折曲して、嵌着する雨樋のための垂下板2b
が設けてある。この垂下板2bにより、樋耳が案
内されて樋耳係止面2a上に乗り摺動して樋耳抱
持部2内に円滑に嵌入され好適に嵌着する。
3は板ばね載置部で、水平杆1の両端近傍位置
をコ字状に対称にそれぞれ切込み、この切込み部
分を下方に傾斜状に折曲して板ばね載置部3を形
成する。この板ばね載置部3に板ばね樋押え体B
を係着するには、水平杆1の略中央と板ばね樋押
え体Bの略中央とに穿設した貫通孔4,4′にボ
ルト5を通し、板ばね載置部3とその上面に掛け
渡した板ばね樋押え体Bとを挟んで上下2個のナ
ツト6,6で締着すればよい。
なお、上記水平杆1に形成する切込みはコ字状
のものを例示したが、これに限定されず適宜形状
としてよいものである。要は切込み部分を下方に
傾斜状に折曲して板ばね載置部3を形成すること
が肝要である。
いま、本考案の雨樋取付具を使用して、例えば
軒樋を屋根に懸架するには、その屋根の頂部に予
め穿設してある吊りボルト5(第2図a参照)用
の取付孔に先ず吊りボルト5を挿通し、この雨樋
取付具を懸架しながら吊りボルト用ナツト6,6
で上下より挟んで固定する。次に軒樋を嵌着する
には従来の雨樋取付具を使用する場合とほとんど
変りない。
なお、板ばね載置部3は第2図bに示すよう
に、その先端と樋耳抱持部2の垂下板2bの内壁
面との間の間隔aは使用する樋耳の幅よりも稍大
き目の幅を付与することが肝要であり、樋耳の幅
より狭いと施工時に樋耳が嵌着しにくく、又、逆
に広過ぎると施工はしやすいが施工後に取付強度
の点で難点がある。又、水平杆1の板ばね載置部
3を形成した切込み切曲部には当然のことながら
間隙3aが形成され、この間隔3aが第2図aに
示すように板ばね樋押え体Bの挿入部となる。板
ばね載置部3の折曲部における角度αは、第2図
bでも明らかなようにその上面に係着する板ばね
樋押え体Bの先端が樋耳抱持部2の樋耳係止面2
aより上方に位置するようにする事が施工上も取
付強度上も好ましい。
第2図cに示すように板ばね樋押え体Bの折曲
角度βは前記板ばね載置部3の折曲角度αより小
さくしてある。従つて、板ばね樋押え体Bは板ば
ね載置部3の上面に密着するが、リベツト等の係
着手段を構ずるようにしてもよい。又、板ばね樋
押え体Bの折曲点からの長さLと板ばね載置部3
より延出する長さlとの関係は、樋耳の嵌入時に
は、板ばね樋押え体Bの長さLが抵抗として働
き、長さlの部分が樋耳の抜止防止作用を営み、
施工時の樋耳の樋耳抱持部2への嵌着がワンタツ
チで可能である(第2図a)。
この考案によれば、水平板1の両端下部に水平
方向内側に向かつて互いに対向するように開口し
ている樋耳抱持部2が屈曲形成され、その水平板
1の両端近傍位置に溝形の切込みが設けられ、そ
の切込み部分により囲まれた部分が、水平板中間
側よりも水平板端部側に漸次低くなるように傾斜
状態で折り曲げられて、板ばね載置部3が形成さ
れると共に、その板ばね載置部3の先端部が樋耳
抱持部2の開口部に対向するように配置されて、
雨樋保持体Aが構成され、その雨樋保持体Aにお
ける板ばね載置部3の上面に雨樋の内壁を押える
板ばね樋押え体Bが重合されて固定され、その板
ばね樋押え体Bの端部が前記雨樋保持体Aにおけ
る樋耳抱持部2の開口部近傍に配置されているの
で、雨樋取付具の高さをボルト及びナツトにより
調整する際にも、雨樋保持体に対して板ばね樋押
え体が回転することがないので作業性が格段に向
上する。又、取付具が、前記雨樋保持体Aと板ば
ね樋押え体Bの2部品で済み、従来の剛直部を水
平杆自身で代用できるので製作容易、構造簡潔
で、かつ、組立工程も簡略化され、取付強度も優
れている等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施を示す分解斜視図、第
2図a,b及びcは、それぞれ第1図の部品組立
正面図、水平杆よりなる雨樋保持体の断面正面図
及び板ばね樋押え体の説明図である。 1……水平杆、2……樋耳抱持部、3……板ば
ね載置部、2a……樋耳係止面、2b……垂下
板、3a……間隙、4,4′……貫通孔、5……
ボルト、6……ナツト、A……雨樋保持体、B…
…板ばね樋押え体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平板1の両端下部に水平方向内側に向かつて
    互いに対向するように開口している樋耳抱持部2
    が屈曲形成され、その水平板1の両端近傍位置に
    溝形の切込みが設けられ、その切込み部分により
    囲まれた部分が、水平板中間側よりも水平板端部
    側に漸次低くなるように傾斜状態で折り曲げられ
    て、板ばね載置部3が形成されると共に、その板
    ばね載置部3の先端部が樋耳抱持部2の開口部に
    対向するように配置されて、雨樋保持体Aが構成
    され、その雨樋保持体Aにおける板ばね載置部3
    の上面に雨樋の内壁を押える板ばね樋押え体Bが
    重合されて固定され、その板ばね樋押え体Bの端
    部が前記雨樋保持体Aにおける樋耳抱持部2の開
    口部近傍に配置されていることを特徴とする雨樋
    取付具。
JP50282U 1982-01-08 1982-01-08 雨樋取付具 Granted JPS58104232U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50282U JPS58104232U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 雨樋取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50282U JPS58104232U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 雨樋取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104232U JPS58104232U (ja) 1983-07-15
JPS6237871Y2 true JPS6237871Y2 (ja) 1987-09-28

Family

ID=30013573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50282U Granted JPS58104232U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 雨樋取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58104232U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58104232U (ja) 1983-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6237871Y2 (ja)
JPS6210337Y2 (ja)
JPS6113624Y2 (ja)
JPS6429424U (ja)
JPH0423124Y2 (ja)
JP2553708Y2 (ja) 樋吊り金具
JP2553710Y2 (ja) 樋吊り金具
JPH0144664Y2 (ja)
JPH0542172Y2 (ja)
JPH0331775Y2 (ja)
JP2523634Y2 (ja) 軒樋の取付構造
JP2541192Y2 (ja) 軒樋取り付け装置
JPS5835796Y2 (ja) 樋吊具
JPS585807Y2 (ja) 金網柵柱に対する胴縁取付構造
JPH0330491Y2 (ja)
JP2538097Y2 (ja) 軒樋支持金具
JP2553051Y2 (ja) 軒樋吊り金具
JPH0142579Y2 (ja)
JP2540698Y2 (ja) 軒樋の取付構造
JP2595997Y2 (ja) 軒樋の取付具
JP2541202Y2 (ja) 軒樋支持装置
JPS631696Y2 (ja)
JP2548028Y2 (ja) 軒樋支持具
JPH0438015Y2 (ja)
JP2549573Y2 (ja) 軒樋装置