JPS6113624Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113624Y2 JPS6113624Y2 JP1981095491U JP9549181U JPS6113624Y2 JP S6113624 Y2 JPS6113624 Y2 JP S6113624Y2 JP 1981095491 U JP1981095491 U JP 1981095491U JP 9549181 U JP9549181 U JP 9549181U JP S6113624 Y2 JPS6113624 Y2 JP S6113624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- folded roof
- longitudinal direction
- rain gutter
- hanging bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は折版屋根の雨樋取付装帯に関するもの
である。
である。
従来の折版屋根に対する雨樋の取付装置を図を
採つて説明すると、第１図は折版屋根と雨樋の関
係を示す一部切欠斜視図、第２図イは第１図−
線矢視断面図、第２図ロは第２図イの変形矢視
図である。即ち折版屋根１に対し雨樋４は、折版
屋根１の頂部１１に高さ調整自在に取着された吊
下げボルト２の下端に取り付けられた樋保持杆３
の両端耳部保持部３１１，３２１に弾発的耳部４
１，４２を夫々スナツプ片５，６に圧接して押し
上げると雨樋４の側壁の外方への弾発力とスナツ
プ片５，６の弾性により固定される。この従来の
実施例に於て樋保持杆３は雨樋４の開口部の寸法
に応じて適宜選択されなければならないものであ
り、また折版屋根１が傾斜している場合第２図ロ
に示すように吊下げボルト２の軸方向が折版屋根
１の頂部１１及び樋保持杆３の長手方向に対し
夫々直角に取り付けられるものである為、樋保持
杆３の長手方向が折版屋根１の傾斜角度と同一と
なり従つて雨樋４も折版屋根１と同様の傾斜した
状態に取り付けられることになりそのことが該雨
樋１の有効断面積を減少させ外観上異和感を与え
ることにもなる。
採つて説明すると、第１図は折版屋根と雨樋の関
係を示す一部切欠斜視図、第２図イは第１図−
線矢視断面図、第２図ロは第２図イの変形矢視
図である。即ち折版屋根１に対し雨樋４は、折版
屋根１の頂部１１に高さ調整自在に取着された吊
下げボルト２の下端に取り付けられた樋保持杆３
の両端耳部保持部３１１，３２１に弾発的耳部４
１，４２を夫々スナツプ片５，６に圧接して押し
上げると雨樋４の側壁の外方への弾発力とスナツ
プ片５，６の弾性により固定される。この従来の
実施例に於て樋保持杆３は雨樋４の開口部の寸法
に応じて適宜選択されなければならないものであ
り、また折版屋根１が傾斜している場合第２図ロ
に示すように吊下げボルト２の軸方向が折版屋根
１の頂部１１及び樋保持杆３の長手方向に対し
夫々直角に取り付けられるものである為、樋保持
杆３の長手方向が折版屋根１の傾斜角度と同一と
なり従つて雨樋４も折版屋根１と同様の傾斜した
状態に取り付けられることになりそのことが該雨
樋１の有効断面積を減少させ外観上異和感を与え
ることにもなる。
本考案は上記に鑑みなされたもので雨樋の開口
部寸法に応じて調整ができ且つ折版屋根の傾斜に
拘らず雨樋横断面が概ね水平を維持できるように
した折版屋根の雨樋取付装置に関するものであ
る。
部寸法に応じて調整ができ且つ折版屋根の傾斜に
拘らず雨樋横断面が概ね水平を維持できるように
した折版屋根の雨樋取付装置に関するものであ
る。
以下に本考案の好ましい実施例を図に採つて説
明すると、第３図は本考案の代表的実施例を示す
一部切欠斜視図、第４図イは第２図イに対応する
本考案実施例の断面図、第４図ロは第４図イの変
形実施例の断面図、第４図ハは第２図ロに対応す
る第４図イの変形実施例断面図、第４図ニは第４
図イの変形実施例の断面図、第５図イは本考案の
他の実施例の第４図イに対応する断面図、第５図
ロは第５図イの変形実施例の断面図である。即ち
本考案は折版屋根１の頂部１１に高さ調整自在に
取着された吊下げボルト２と、この吊下げボルト
２に吊持され両端に耳部保持部３１１，３２１を
具備せる樋保持杆３とからなる折版屋根の雨樋取
付装置に於て、上記樋保持杆３が左右別体の保持
杆３１，３２に分離され、該保持杆３１，３２は
夫々長手方向に沿つた長溝孔３１２，３２２を有
すると共に前記吊下げボルト２を該長溝孔３１
２，３２２に挿通した状態で長溝孔３１２，３２
２の軸線方向に摺動自在に上下重積関係で固定さ
れ、上記保持杆３１，３２の少なくとも一方がそ
の対応する長溝孔３１２，３２２を含んで長手方
向に沿つて曲成され、この摺動範囲内で前記一対
の耳部保持部３１１，３２１が相互にほぼ水平関
係で左右に対置し得るようにしたことを特徴とす
る折版屋根の雨樋取付装置である。第３図に示す
如く本考案実施例は保持杆３１が直状部３１３
で、また保持杆３２が連続的に屈折した屈折部３
２３，３２４，３２５で構成されている。水平な
折版屋根１に対しては第４図イに示す如く保持杆
３１の直状部３１３と保持杆３２の屈折部３２５
を上下に重積し、長溝孔３１２，３２３を挿通す
る吊下げボルト２で固定した后、雨樋４を従来実
施例と同様下方より押し上げ耳部４１，４２を耳
部保持部３１１，３２１に嵌支させる。また開口
部寸法の異る雨樋４におては第４図ロに示す如く
吊下げボルト２を長溝孔３１２，３２２に挿通さ
せた状態で保持杆３１を左右に摺動させその適当
位置で保持杆３１，３２及び吊下げボルト２を固
定する。更に傾斜した折版屋根４に対しては第４
図ハ又はニに示す如く保持杆３１の直状部３１３
と保持杆３２の屈折部３２３又は３２４とを上下
に重積し上記同様雨樋４を取付ければ雨樋４の横
断面がほぼ水平に維持される。もちろんこの場合
でも開口部寸法の異る雨樋４は該直状部３１３を
該屈折部３２３又は３２４上を左右に摺動させる
ことにより適宜調整取付けされるものである。こ
のように本考案の折版屋根の雨樋取付装置は吊下
げボルト２の長溝孔３１２，３２２での摺動範囲
内に於て開口部寸法の異る雨樋の取付けも調整自
在であるし、傾斜した折版屋根に対して雨樋の両
耳部４１，４２を相互にほぼ水平状態に取り付け
られることを可能にするものである。
明すると、第３図は本考案の代表的実施例を示す
一部切欠斜視図、第４図イは第２図イに対応する
本考案実施例の断面図、第４図ロは第４図イの変
形実施例の断面図、第４図ハは第２図ロに対応す
る第４図イの変形実施例断面図、第４図ニは第４
図イの変形実施例の断面図、第５図イは本考案の
他の実施例の第４図イに対応する断面図、第５図
ロは第５図イの変形実施例の断面図である。即ち
本考案は折版屋根１の頂部１１に高さ調整自在に
取着された吊下げボルト２と、この吊下げボルト
２に吊持され両端に耳部保持部３１１，３２１を
具備せる樋保持杆３とからなる折版屋根の雨樋取
付装置に於て、上記樋保持杆３が左右別体の保持
杆３１，３２に分離され、該保持杆３１，３２は
夫々長手方向に沿つた長溝孔３１２，３２２を有
すると共に前記吊下げボルト２を該長溝孔３１
２，３２２に挿通した状態で長溝孔３１２，３２
２の軸線方向に摺動自在に上下重積関係で固定さ
れ、上記保持杆３１，３２の少なくとも一方がそ
の対応する長溝孔３１２，３２２を含んで長手方
向に沿つて曲成され、この摺動範囲内で前記一対
の耳部保持部３１１，３２１が相互にほぼ水平関
係で左右に対置し得るようにしたことを特徴とす
る折版屋根の雨樋取付装置である。第３図に示す
如く本考案実施例は保持杆３１が直状部３１３
で、また保持杆３２が連続的に屈折した屈折部３
２３，３２４，３２５で構成されている。水平な
折版屋根１に対しては第４図イに示す如く保持杆
３１の直状部３１３と保持杆３２の屈折部３２５
を上下に重積し、長溝孔３１２，３２３を挿通す
る吊下げボルト２で固定した后、雨樋４を従来実
施例と同様下方より押し上げ耳部４１，４２を耳
部保持部３１１，３２１に嵌支させる。また開口
部寸法の異る雨樋４におては第４図ロに示す如く
吊下げボルト２を長溝孔３１２，３２２に挿通さ
せた状態で保持杆３１を左右に摺動させその適当
位置で保持杆３１，３２及び吊下げボルト２を固
定する。更に傾斜した折版屋根４に対しては第４
図ハ又はニに示す如く保持杆３１の直状部３１３
と保持杆３２の屈折部３２３又は３２４とを上下
に重積し上記同様雨樋４を取付ければ雨樋４の横
断面がほぼ水平に維持される。もちろんこの場合
でも開口部寸法の異る雨樋４は該直状部３１３を
該屈折部３２３又は３２４上を左右に摺動させる
ことにより適宜調整取付けされるものである。こ
のように本考案の折版屋根の雨樋取付装置は吊下
げボルト２の長溝孔３１２，３２２での摺動範囲
内に於て開口部寸法の異る雨樋の取付けも調整自
在であるし、傾斜した折版屋根に対して雨樋の両
耳部４１，４２を相互にほぼ水平状態に取り付け
られることを可能にするものである。
第５図イ、ロに示すものは本考案の他の実施例
に於てる雨樋の取付け状態を示す断面図である
が、保持杆３１及び３２は夫々長溝孔３１２，３
２２を含んで長手方向上向きに彎曲された同心円
弧状であることを特徴としている。ここで保持杆
３１が直状であり保持杆３２が円弧状であつても
本考案の主旨から逸脱するものではない。また彎
曲方向に下向きであつても良い。この実施例にお
いても開口部寸法の異る雨樋４に対し保持杆３１
及び３２を互いに左右に摺動させることによりそ
の調整は可能であるし、傾斜した折版屋根１に対
しては吊下げボルト２を第５図ロに示す如く左右
に摺動させ雨樋４の耳部４１，４２を相互にほぼ
水平な状態にして雨樋４を固定させることができ
る。
に於てる雨樋の取付け状態を示す断面図である
が、保持杆３１及び３２は夫々長溝孔３１２，３
２２を含んで長手方向上向きに彎曲された同心円
弧状であることを特徴としている。ここで保持杆
３１が直状であり保持杆３２が円弧状であつても
本考案の主旨から逸脱するものではない。また彎
曲方向に下向きであつても良い。この実施例にお
いても開口部寸法の異る雨樋４に対し保持杆３１
及び３２を互いに左右に摺動させることによりそ
の調整は可能であるし、傾斜した折版屋根１に対
しては吊下げボルト２を第５図ロに示す如く左右
に摺動させ雨樋４の耳部４１，４２を相互にほぼ
水平な状態にして雨樋４を固定させることができ
る。
上述の構成で成る本考案折版屋根の雨樋取付装
置は開口部寸法の異る雨樋の取付けが調整自在で
あり、且つ傾斜した折版屋根に対して雨樋をその
両耳部を互いにほぼ水平にして取り付けることが
でき、従つてその有効断面積を減退させることが
なくまた外観上異和感を与えることがない。しか
も取り付け方法は簡単である等本考案は極めて便
利な折版屋根の雨樋取付装置である。
置は開口部寸法の異る雨樋の取付けが調整自在で
あり、且つ傾斜した折版屋根に対して雨樋をその
両耳部を互いにほぼ水平にして取り付けることが
でき、従つてその有効断面積を減退させることが
なくまた外観上異和感を与えることがない。しか
も取り付け方法は簡単である等本考案は極めて便
利な折版屋根の雨樋取付装置である。
第１図は折版屋根と雨樋の関係を示す一部切欠
斜視図、第２図イは第１図−線矢視断面図、
第２図ロは第２図イの変形断面図、第３図は本考
案の代表的実施例を示す１部切欠要部斜視図、第
４図イは第２図イに対応する本考案実施例の断面
図、第４図ロは第４図イの変形実施例の断面図、
第４図ハは第２図ロに対応する第４図イの変形実
施例の断面図、第４図ニは第４図イの変形実施例
の断面図、第５図イは本考案の他の実施例の第４
図イに対応する断面図、第５図ロは第５図イの変
形実施例の断面図である。 符号の説明、１……折版屋根、２……吊下げボ
ルト、３……保持片、３１，３２……左右別体保
持杆、３１１，３２１……耳部保持部、３１２，
３２２……長溝孔、４……雨樋、５，６……スナ
ツプ片。
斜視図、第２図イは第１図−線矢視断面図、
第２図ロは第２図イの変形断面図、第３図は本考
案の代表的実施例を示す１部切欠要部斜視図、第
４図イは第２図イに対応する本考案実施例の断面
図、第４図ロは第４図イの変形実施例の断面図、
第４図ハは第２図ロに対応する第４図イの変形実
施例の断面図、第４図ニは第４図イの変形実施例
の断面図、第５図イは本考案の他の実施例の第４
図イに対応する断面図、第５図ロは第５図イの変
形実施例の断面図である。 符号の説明、１……折版屋根、２……吊下げボ
ルト、３……保持片、３１，３２……左右別体保
持杆、３１１，３２１……耳部保持部、３１２，
３２２……長溝孔、４……雨樋、５，６……スナ
ツプ片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 折版屋根１の頂部１１に高調節自在に取着さ
れた吊下げボルト２と、この吊下げボルト２に
吊持され両端に耳部保持部３１１，３２１を具
備せる樋保持杆３とからなる折版屋根の雨樋取
付装置に於て、上記保持杆３が左右別体の保持
杆３１，３２に分離され、該保持杆３１，３２
は夫々長手方向に沿つた長溝孔３１２，３２２
を有すると共に前記吊下げボルト２を該長溝孔
３２１，３２２に挿通した状態で長溝孔３１
２，３２２の軸線方向に摺動自在に上下重積関
係で固定され、上記保持杆３２，３２の少なく
とも一方がその対応する長溝孔３１２，３２２
を含んで長手方向に沿つて曲成され、この摺動
範囲内で前記一対の耳部保持部３１１，３２１
が相互にほぼ水平関係で左右に対置し得るよう
にしたことを特徴とする折版屋根の雨樋取付装
置。 ２ 上記保持杆３１が直状部３１３により、また
他方の保持杆３２がその長溝孔３２２を含んで
長手方向に沿つて下向きに屈折された屈折部３
２３，３２４，３２５により夫々構成された実
用新案登録請求の範囲第１項記載の雨樋取付装
置。 ３ 上記保持杆３１，３２のいずれか一方若しく
は両方が夫々の上記長溝孔３１２，３２２を含
んで長手方向に沿つて円弧状に彎曲されている
実用新案登録請求の範囲第１項記載の雨樋取付
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981095491U JPS6113624Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981095491U JPS6113624Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57205327U JPS57205327U (ja) | 1982-12-27 |
| JPS6113624Y2 true JPS6113624Y2 (ja) | 1986-04-26 |
Family
ID=29890395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981095491U Expired JPS6113624Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6113624Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015010319A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 株式会社オーティス | 軒樋吊り具 |
| JP2015010318A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 株式会社オーティス | 軒樋吊り具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540258U (ja) * | 1978-09-07 | 1980-03-14 |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP1981095491U patent/JPS6113624Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540258U (ja) * | 1978-09-07 | 1980-03-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57205327U (ja) | 1982-12-27 |
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