JP2553051Y2 - 軒樋吊り金具 - Google Patents

軒樋吊り金具

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JP2553051Y2
JP2553051Y2 JP40218890U JP40218890U JP2553051Y2 JP 2553051 Y2 JP2553051 Y2 JP 2553051Y2 JP 40218890 U JP40218890 U JP 40218890U JP 40218890 U JP40218890 U JP 40218890U JP 2553051 Y2 JP2553051 Y2 JP 2553051Y2
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敏男 酒井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は軒樋吊り金具、特に軒の
出の長さの変化および屋根勾配に起因する取付部分の傾
斜角度の変化に同時に対応し得る軒樋吊り金具に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の軒樋吊り金具は一サイズの軒樋
に対して軒の出の長さに応じて5mm、10mm、15mm、
20mm等と支持具主体の出の長さが異なり、しかも鼻隠
し板等取付部分の傾斜角度に応じて0勾配、4寸勾配、
6寸勾配用等と固定具の傾斜角度が異なるため、これら
の組合せを各々必要とされるばかりでなく、最近にあっ
ては施主の趣好の多様化により独特な軒の出や屋根勾配
の家屋への対応に迫られているのが現状である。
【0003】かかる現状に対応するために汎用の品種に
ついては予め製造している数種の吊り金具で対応し、需
要が比較的少ない品種については、実公昭56−500
30号公報や実公昭57−7706号公報等にみられる
ように長孔を介して装着されたボルトによる締付けによ
り軒の出若しくは屋根勾配の変化に対応し得るようにな
した軒樋吊り金具が使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる軒樋
吊り金具にあっては軒の出の変化に対しては対応し得る
も屋根勾配に対しては限界があり、一方、傾斜角度に対
応し得るようになしたものにあっては軒の出の変化に対
しては限界がある等必ずしも満足し得るものとは言えな
かった。
【0005】本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考
案されたものであって、一種類の軒樋吊り金具をもって
軒の出寸法の変化および屋根勾配に起因する取付部分の
傾斜角度の変化に同時に対応し得る軒樋吊り金具を提供
せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み考案
されたものであって、水平帯金の両端部に軒耳保持部を
設けるとともに中間部の水平支持部に長手方向に沿う長
孔を穿設してなる樋吊具主体Aと、水平帯金の屋外側端
部において弧状に曲成されかつ該弧の突出方向を前記樋
吊具主体A側に向けた湾曲状帯金を設けるとともに建屋
側端部に軒先固定具を設け、且つ該湾曲状帯金に長手方
向に沿う長穴を穿設してなる支持具主体Bと、一端部に
水平片を設けるとともに他端部に上記湾曲状帯金と曲率
半径を略同じくする湾曲片を設け、水平片に上記長孔お
よび長穴に連通する挿通孔を穿設するとともに上記水平
支持部に摺動自在に嵌合する嵌合具を設け、該湾曲片に
上記湾曲状帯金に摺動自在に嵌着する嵌着具を設けてな
るアダプターCと、相対する長孔、挿通孔および長穴に
嵌挿するボルトDとからなり、樋吊具主体Aの水平支持
部上にアダプターCの水平片を当接するとともに湾曲片
上に湾曲状帯金を当接し、水平支持部に嵌合具を嵌合す
るとともに湾曲状帯金に嵌着具を嵌着し、互いに連通す
る長孔、挿通孔および長穴にボルトDを各々嵌挿して締
付け固定せしめるようになした軒樋吊り金具である。
【0007】尚、アダプターCの嵌合具および嵌着具と
しては長孔や長穴に摺動自在に嵌着し得るように水平片
および湾曲片の各々の遊端部を曲折して突片状となした
もの若しくは水平支持部や湾曲状帯金の両側部に当接し
てこれを摺動自在に保持し得るようになしたものの使用
が成形性等からして好ましい。
【0008】
【作用】本考案の軒樋吊り金具は樋吊具主体の水平支持
部と支持具主体の湾曲状帯金とが、その中間部に介され
たアダプターの水平片および湾曲片に当接され、各々に
穿設された相対する長孔、挿通孔および長穴にボルトを
嵌挿して締付け固定してなるもので、アダプターの水平
片と樋吊具主体の水平支持部とを摺動させてその固定位
置を選択することにより軒の出に対する長さ調整に対応
し、一方、アダプターの湾曲片と支持具主体の湾曲状帯
金とを摺動させてその固定位置を選択することにより軒
先の傾斜角度の変化に対応し得、またアダプターCの水
平片および湾曲片の各々に嵌合具および嵌着具を設け、
これを樋吊具主体および支持具主体に嵌着させているた
めに施工時および施工後における各部材のボルトを軸と
する回動や横ぶれが阻止される。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例について説
明する。図1及び図2は本考案の軒樋吊り金具の一実施
例を示す斜視図および同上分解斜視図、図3は同上一部
拡大断面を示すものである。図中、Aは樋吊り具主体で
あって、水平帯金の屋外側端部を立上げて軒樋の屋外側
樋耳を内吊りにより係止する鉤状の軒耳保持部1を形成
するとともに建屋側端部をコ字状に曲折して屋内側軒耳
を抱持する軒耳保持部1を形成し、双方の軒耳保持部
1、1の中間部に水平支持部2を形成するとともに該水
平支持部2に長手方向に沿う長孔3を穿設してなるもの
である。図中、Bは支持具主体であって、水平帯金4の
屋外側端部を弧状に曲成してかつ該弧の突出方向を前記
樋吊具主体A側に向けた湾曲状帯金5を形成するととも
に建屋側端部を下方に向けて曲折して軒先固定具6を形
成し、且つ湾曲状帯金5に長手方向に沿う長穴7を穿設
してなるものである。図中、Cはアダプターであって、
一端部に水平片8を設けるとともに他端部に上記湾曲状
帯金5と曲率半径を略同じくする湾曲片9を設け、水平
片8の両側部に水平支持部2の両側縁を摺動自在に保持
する嵌合具10を設けるとともに湾曲片9の遊端部に上
記長穴7に摺動自在に嵌着する嵌着具11を設け、該水
平片8に上記長孔3および長穴7に連通する通孔12お
よび長穴7に嵌挿し得るように形成されているものであ
り、これらは樋吊具主体Aの水平支持部2上にアダプタ
ーCの水平片8を当接するとともに該アダプターCの湾
曲片9上に支持具主体Bの湾曲状帯金5を当接し、相対
する長孔3、挿通孔12および長穴7に該ボルトDを嵌
挿し、これを締付けることにより固定するようになされ
ている。
【0010】
【考案の効果】以上より明らかなように、本考案の軒樋
吊り金具は樋吊具主体の水平支持部上にアダプターの水
平片を当接するとともに該アダプターの湾曲片上に湾曲
状帯金を当接し、水平支持部および湾曲状帯金に嵌合具
および嵌着具を摺動自在に嵌着するとともに互いに連通
する長孔、挿通孔および長穴にボルトを各々嵌挿して締
付け固定せしめるようになしているため、アダプターの
水平片と樋吊具主体の水平支持部とを摺動させてその固
定位置を選択することにより軒の出に対する長さ調整に
対応し、一方、アダプターの湾曲片と支持具主体の湾曲
状帯金とを摺動させてその固定位置を選択することによ
り軒先の傾斜角度の変化に対応し得ることから、一種類
の樋吊り金具にて対応することができ、また、樋吊具主
体と支持具主体とがアダプターの嵌合具および嵌着具に
て固定されているために施工時や施工後にける回動や横
ぶれがなく、これより施工が簡単で、施工後の経時変化
に伴なう軒樋の揺動も合わせ防止せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の軒樋吊り金具の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】同上軒樋吊り金具の一実施例を示す分解斜視図
である。
【図3】同上軒樋吊り金具の一部拡大断面図を示すもの
である。
【符号の説明】
A 樋吊具主体 B 支持具主体 C アダプター D ボルト 1 軒耳保持部 2 水平支持部 3 長孔 4 水平帯金 5 湾曲状帯金 6 軒先固定具 7 長穴 8 水平片 9 湾曲片 10 嵌合具 11 嵌着具 12 挿通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平帯金の両端部に軒耳保持部を設ける
    とともに中間部の水平支持部に長手方向に沿う長孔を穿
    設してなる樋吊具主体Aと、水平帯金の屋外側端部にお
    いて弧状に曲成されかつ該弧の突出方向を前記樋吊具主
    体A側に向けた湾曲状帯金を設けるとともに建屋側端部
    に軒先固定具を設け、且つ該湾曲状帯金に長手方向に沿
    う長穴を穿設してなる支持具主体Bと、一端部に水平片
    を設けるとともに他端部に上記湾曲状帯金と曲率半径を
    略同じくする湾曲片を設け、水平片に上記長孔および長
    穴に連通する挿通孔を穿設するとともに上記水平支持部
    に摺動自在に嵌合する嵌合具を設け、該湾曲片に上記湾
    曲状帯金に摺動自在に嵌着する嵌着具を設けてなるアダ
    プターCと、相対する長孔、挿通孔および長穴に嵌挿す
    るボルトDとからなり、樋吊具主体Aの水平支持部上に
    アダプターCの水平片を当接するとともに湾曲片上に湾
    曲状帯金を当接し、水平支持部に嵌合具を嵌合するとと
    もに湾曲状帯金に嵌着具を嵌着し、互いに連通する長
    孔、挿通孔および長穴にボルトDを各々嵌挿して締付け
    固定せしめるようになした軒樋吊り金具。
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