JP2551855Y2 - 軒樋支持金具 - Google Patents

軒樋支持金具

Info

Publication number
JP2551855Y2
JP2551855Y2 JP1990060882U JP6088290U JP2551855Y2 JP 2551855 Y2 JP2551855 Y2 JP 2551855Y2 JP 1990060882 U JP1990060882 U JP 1990060882U JP 6088290 U JP6088290 U JP 6088290U JP 2551855 Y2 JP2551855 Y2 JP 2551855Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
outdoor
side portion
mounting
outdoor side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990060882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0420535U (ja
Inventor
良典 田中
喜久雄 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1990060882U priority Critical patent/JP2551855Y2/ja
Publication of JPH0420535U publication Critical patent/JPH0420535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551855Y2 publication Critical patent/JP2551855Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軒樋支持金具に関し、詳しくは軒樋の支持
荷重を充分なものになすとともにかかる構成を有効に利
用して、分割部分のスライドを所定方向に容易に行える
ようにしようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、断面略U字状の軒樋1の上部開口を幅方向に渡
って軒樋1を支持する軒樋支持金具は、例えば第15図に
示すように、軒樋1の屋外側耳部2及び屋内側耳部7を
支持する屋外側部分4と鼻板のような固定部に取付けら
れる取付側部分5とは、各々帯板状の金属板を曲成して
形成されるものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように分割された部分4,5が各々板状
体を曲成したもので、特に取付側部分5が板状体である
場合に、軒樋1の支持荷重で取付側部分5の曲げ部分が
より大きく曲げられることがあり、軒樋1の支持が安定
しないことがあり、このため充分な厚みのあるものを使
用しなければならないものである。また、取付側部分5
に対して屋外側部分4をスライドさせて、軒樋1の支持
位置を変更するのに、そのスライド方向を確定させ難
く、支持位置の変更を安定的に行い難く、軒樋が長さ方
向に対して振れやすい等の問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、軒樋の支持荷重を充分な
ものになすとともにかかる構成を有効に利用して、支持
金具本体の分割部分のスライドを所定方向に容易に行う
ことができ、かつ軒樋の振れを抑制することができる軒
樋支持金具を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の軒樋支持金具は、断面略U字状の軒樋1の上
部開口を幅方向に渡って軒樋1を支持する軒樋支持金具
であって、支持金具本体3が軒樋1を支持する屋外側部
分4と鼻板のような固定部6に取付けられる取付側部分
5とに二分割され、各々の部分4,5がその左右のリブ片3
aを縦方向になされて各々下方が開口する断面コ字型に
形成され、取付側部分5の先端に形成される係入片20が
屋外側部分4に形成される長孔18にスライド自在に係合
されるとともに、屋外側部分5の屋内側の略水平に形成
された端部が取付側部分5の屋外側の略水平に形成され
た端部の内部に入子状にスライド自在に挿入され、該係
入片20よりも屋内側で取付側部分5を貫通して前記長孔
18に挿通されるボルト8aによって屋外側部分4と取付側
部分5とが結合されて成ることを特徴とするものであ
る。
[作用] このように、支持金具本体3が軒樋1を支持する屋外
側部分4と鼻板のような固定部6に取付けられる取付側
部分5とに二分割され、各々の部分4,5がその左右のリ
ブ片3aを縦方向になされて各々下方が開口する断面コ字
型に形成され、取付側部分5の先端に形成される係入片
20が屋外側部分4に形成される長孔18にスライド自在に
係合されるとともに、屋外側部分5の屋内側の略水平に
形成された端部が取付側部分5の屋外側の略水平に形成
された端部の内部に入子状にスライド自在に挿入され、
該係入片20よりも屋内側で取付側部分5を貫通して前記
長孔18に挿通されるボルト8aによって屋外側部分4と取
付側部分5とが結合されるので、取付側部分5を断面コ
字型に形成することで、軒樋1の支持強度がかかる取付
側部分5の強度を充分に高め、しかも屋外側部分4の強
度も高め、このように強度を高めるコ字型構成で、屋外
側部分4と取付側部分5とが、屋外側部分4と取付側部
分5とのボルト8aによる結合部分で各々スライド自在に
ガイドされて、ボルト8aによる結合部分よりも屋内側へ
離れた位置においても屋外側部分4の端部が取付側部分
5の内部に入子状にスライド自在に挿入されるから、ボ
ルト8aを中心として屋外側部分4が回動することを確実
に防止することができ、該屋外側部分4はそのスライド
方向が歪むことがなく極めてスムーズにスライドされ、
そのスライド方向を確定し軒樋1に対する支持位置の変
更を容易にかつ正確に行えるとともに、強度が強く外観
も良好におさまるようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
支持金具本体3が軒樋1を支持する屋外側部分4と鼻
板のような固定部6に取付けられる取付側部分5とに二
分割されている。そして屋外側部分4及び取付側部分5
がその左右のリブ片3aを縦方向になされて各々下方が開
口する断面コ字型に形成されている。そして、取付側部
分5に内部の屋外側部分4が入子状にスライド自在に挿
入され、そのスライド位置をボルト8a及び蝶ナット8bに
て締め付けられて結合されている。以下その構成を詳述
する。
軒樋1は断面略U字型に形成され、その屋外側の側壁
9は屋内側の側壁10より高さが高く、かつ緩やかな曲が
り部11及び略直角程度に曲げられて稜線12が形成される
等して外観が高められている。そして軒樋1の屋外側上
端部には、屋外側耳部2が全長に形成され、かつ屋外側
耳部2の下面側に隣接して被支持部13が形成されてい
る。軒樋1の屋内上端部には屋内側耳部7が全長に形成
されている。
支持金具本体3の屋外側部分4の先端には先端支持部
14が形成され、屋外側耳部2の被支持部13に下方から係
止して、軒樋1の屋外部を吊下げ支持することができる
ようにしてある。屋外側部分4の屋内側には切り起こし
にて形成された支持片15が略L字型に形成され、支持片
15からはガイド片16が垂下されている。そして支持片15
に対向してばね板製のばね片17が屋外側部分4に溶接等
にて取付けられている。しかして軒樋1の屋内側耳部7
をガイド片16をガイドとしてばね片17を上方に弾性変位
させ、屋内側耳部7を支持片15上に載置し、ばね片17に
て抜け止めを図っている。
屋外側部分4には長孔18が垂下縁19に囲繞されて形成
されている。支持金具本体3の取付側部分5の先端には
係入片20が垂下して折り曲げられ、この係入片20が長孔
18に係入することで、取付側部分5に対して屋外側部分
4をスライドさせる場合のガイド機能を奏するようにし
てある。そして係入片20よりも屋内側の通孔にボルト8a
が挿通され、ボルト8aに蝶ナット8bが螺合され、、蝶ナ
ット8bの締め付けにて、取付側部分5に対して軒樋1を
支持した屋外側部分4のスライド位置を固定し、軒樋1
の軒先からの出の調整を行うことができるようにしてあ
る。
取付側部分5には取付孔21が形成され、また、取付側
部分5には取付片22が両端に形成された断面ハット型の
取付具23が跨がっており、取付具23の取付孔24及び屋外
側部分4の取付孔21において鼻板のような固定部6に釘
等にて取付けられるのである。
このように、支持金具本体3が軒樋1を支持する屋外
側部分4と鼻板のような固定部6に取付けられる取付側
部分5とに二分割され、各々の部分4,5がその左右のリ
ブ片3aを縦方向になす断面コ字型に形成されるとともに
入子状にスライド自在に結合されることで、取付側部分
5は断面コ字型に形成されていて、軒樋1の支持強度が
かかる取付側部分5の強度を充分に高めるのである。し
かも屋外側部分4の強度も高めるのである。このように
強度を高めるコ字型構成で、その屋外側部分4と取付側
部分5とを入子状にスライド自在に結合して、そのスラ
イド方向を確定し、軒樋1に対する支持位置の変更を容
易にかつ正確に行えるのである。
第8図乃至第14図は同上の他の実施例を示していて、
支持片15の屋内側面にL字型の補強部材25がかしめ手段
等にて取付けられ、補強部材25の上片26が屋外側部分4
の下面にスライド自在に当接されて、折り起こしにて形
成された支持片15の強度を高めるようにしたものであ
る。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、支持金具本体が軒樋を支持す
る屋外側部分と鼻板のような固定部に取付けられる取付
側部分とに二分割され、各々の部分がその左右のリブ片
を縦方向になされて各々下方が開口する断面コ字型に形
成され、取付側部分の先端に形成される係入片が屋外側
部分に形成される長孔にスライド自在に係合されるとと
もに、屋外側部分の屋内側の略水平に形成された端部が
取付側部分の屋外側の略水平に形成された端部の内部に
入子状にスライド自在に挿入され、該係入片よりも屋内
側で取付側部分を貫通して前記長孔に挿通されるボルト
によって屋外側部分と取付側部分とが結合されるので、
取付側部分を断面コ字型に形成することで、軒樋の支持
強度がかかる取付側部分の強度を充分に高め、しかも屋
外側部分の強度も高め、このように強度を高めるコ字型
構成で、屋外側部分と取付側部分とが、屋外側部分と取
付側部分とのボルトによる結合部分で各々スライド自在
にガイドされて、ボルトによる結合部分よりも屋内側へ
離れた位置においても屋外側部分の端部が取付側部分の
内部に入子状にスライド自在に挿入されるから、ボルト
を中心として屋外側部分が回動することを確実に防止す
ることができ、該屋外側部分はそのスライド方向が歪む
ことがなく極めてスムーズにスライドされ、そのスライ
ド方向を確定し軒樋に対する支持位置の変更を容易にか
つ正確に行えるとともに、強度が強く外観も良好におさ
まるようにすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の平
面図、第3図は同上の底面図、第4図は同上の左側面
図、第5図は同上の右側面図、第6図は第5図のA−
A′線断面図、第7図は同上の使用状態の断面図、第8
図乃至第14図は同上の他の実施例を示していて、第8図
は同上の正面図、第9図は同上の平面図、第10図は同上
の底面図、第11図は同上の右側面図、第12図は同上の背
面図、第13図は第12図のB−B′線断面図、第14図は同
上の使用状態の断面図、第15図は従来例の斜視図であ
り、1は軒樋、2は屋外側耳部、3は支持金具本体、3a
はリブ片、4は屋外側部分、5は取付側部分、6は固定
部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略U字状の軒樋の上部開口を幅方向に
    渡って軒樋を支持する軒樋支持金具であって、支持金具
    本体が軒樋を支持する屋外側部分と鼻板のような固定部
    に取付けられる取付側部分とに二分割され、各々の部分
    がその左右のリブ片を縦方向になされて各々下方が開口
    する断面コ字型に形成され、取付側部分の先端に形成さ
    れる係入片が屋外側部分に形成される長孔にスライド自
    在に係合されるとともに、屋外側部分の屋内側の略水平
    に形成された端部が取付側部分の屋外側の略水平に形成
    された端部の内部に入子状にスライド自在に挿入され、
    該係入片よりも屋内側で取付側部分を貫通して前記長孔
    に挿通されるボルトによって屋外側部分と取付側部分と
    が結合されて成る軒樋支持金具。
JP1990060882U 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具 Expired - Lifetime JP2551855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990060882U JP2551855Y2 (ja) 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990060882U JP2551855Y2 (ja) 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0420535U JPH0420535U (ja) 1992-02-20
JP2551855Y2 true JP2551855Y2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=31588639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990060882U Expired - Lifetime JP2551855Y2 (ja) 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551855Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597865Y2 (ja) * 1992-06-19 1999-07-19 三菱樹脂株式会社 軒樋吊り金具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546578Y2 (ja) * 1988-09-02 1993-12-07
JPH02105428U (ja) * 1988-10-26 1990-08-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0420535U (ja) 1992-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3473266A (en) Integrated header
JP2551855Y2 (ja) 軒樋支持金具
JP2538098Y2 (ja) 軒樋支持金具
JP3098472B2 (ja) ルームエアコン室外機据付金具における杆体連結機構
JP2553708Y2 (ja) 樋吊り金具
US20020194703A1 (en) Adjustable hinge
JPH0419146Y2 (ja)
JP3730717B2 (ja) 軒樋支持具用固定具
JPS5941469Y2 (ja) レンジフ−ドの取付構造
JP2538097Y2 (ja) 軒樋支持金具
JP3657182B2 (ja) 出窓
JP2553051Y2 (ja) 軒樋吊り金具
JP2553710Y2 (ja) 樋吊り金具
JPH0354600Y2 (ja)
JPS6254946B2 (ja)
JPH0552055U (ja) 軒樋の取付構造
JPH0732728Y2 (ja) 軒先取付け具
JPH0314488Y2 (ja)
JP3401882B2 (ja) 化粧軒樋の取付け構造
JPH0744221U (ja) 軒樋受金具
JPS6140010Y2 (ja)
JP2565505Y2 (ja) 化粧カバー付き軒樋の取付構造
JPH0542172Y2 (ja)
JPH06288031A (ja)
JPH0571319U (ja) 軒樋受金具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term