JP2538097Y2 - 軒樋支持金具 - Google Patents

軒樋支持金具

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JP2538097Y2
JP2538097Y2 JP1990060883U JP6088390U JP2538097Y2 JP 2538097 Y2 JP2538097 Y2 JP 2538097Y2 JP 1990060883 U JP1990060883 U JP 1990060883U JP 6088390 U JP6088390 U JP 6088390U JP 2538097 Y2 JP2538097 Y2 JP 2538097Y2
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Japan
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eaves gutter
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JP1990060883U
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良典 田中
喜久雄 坂本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軒樋支持金具に関し、詳しくは軒樋の支持
荷重を充分なものになすとともにその構成を簡素化しよ
うとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、断面略U字状の軒樋の上部開口を幅方向に渡っ
て軒樋を支持する軒樋支持金具は、例えば第22図に示す
得開昭63−93950号公報のように、支持金具本体3にお
ける軒樋の屋外側耳部を支持する屋外側部分4と鼻板の
ような固定部に取付けられる取付側部分5とは、各々別
部材にて形成され、また、取付側部分5は板状に形成さ
れるものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように屋外側部分4及び取付側部分5
とに分割されていたので、これらを連結させる構成とな
り、構成が複雑となるとともに両者を連結した状態で、
相対移動が生じない措置を講じなければならず、更に、
軒樋の支持荷重にて取付側部分5が曲げられないように
しなければならず、強度面においても問題を残すものと
なっていた。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、軒樋の支持荷重を充分な
ものになすとともにかかる構成を簡素化できる軒樋支持
金具を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の軒樋支持金具は、断面略U字状の軒樋1の上
部開口を幅方向に渡って軒樋1を支持する軒樋支持金具
であって、軒樋1の屋外部が支持される屋外側部分4及
び鼻板のような固定部6に取付けられる取付側部分5と
が一連に形成されて支持金具本体3が構成され、この支
持金具本体3が屋外側部分4の先端を含めて略全長にわ
たりその左右のリブ片3aを縦方向になす断面コ字型に形
成されて成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、軒樋1の屋外部が支持される屋外側部分
4及び鼻板のような固定部6に取付けられる取付側部分
5とが一連に形成されて支持金具本体3が構成され、こ
の支持金具本体3が屋外側部分4の先端を含めて略全長
にわたりその左右のリブ片3aを縦方向になす断面コ字型
に形成されることによって、軒樋1の屋外部を支持する
屋外側部分4と鼻板のような固定部6に取付けられる取
付側部分5とを一連に形成して支持金具本体3が構成さ
れて、従来例のように分割形態になす構成に比べてその
構成を簡素化し、かつ支持金具本体3は、屋外側部分4
の先端を含めて略全長にわたりその左右のリブ片3aを縦
方向になす断面コ字型に形成されて、各々の部分の強度
を高め、特に取付側部分5において軒樋1の支持強度を
充分に高めるようにするとともに、屋外側部分4の先端
において軒樋1の屋外側耳部2の支持強度を充分に高め
るようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
支持金具本体3は、軒樋1の屋外部を支持する屋外側
部分4と鼻板のような固定部6に取付けられる取付側部
分5とから構成され、両部分4,5が断面コ字型部材にて
一連に形成されている。つまり、屋外側部分4及び取付
側部分5が各々リブ片3aが縦方向になされて下方が開口
する断面コ字型に形成されている。
軒樋1は断面略U字型に形成され、その屋外側の側壁
9は屋内側の側壁10より高さが高く、かつ緩やかな曲が
り部11及び略直角程度に曲げられて稜線12が形成される
等して外観が高められている。そして軒樋1の屋外上端
部には、屋外側耳部2が全長に形成され、かつ屋外側耳
部2の下面側に隣接して被支持部13が形成されている。
軒樋1の屋内上端部には屋内側耳部7が全長に形成され
ている。
支持金具本体3の屋外側部分4の先端には先端支持部
14が形成され、屋外側耳部2の被支持部13に下方から係
止して、軒樋1の屋外部を吊下げ支持することができる
ようにしてある。取付側部分5に取付けられた支持片15
が略L字型に形成され、支持片15からはガイド片16が垂
下されている。このような支持片15及びガイド片16には
リブ15aが形成されて各々の強度を高めている。そして
支持片15に対向してばね板製のばね片17が支持金具本体
3に溶接等にて取付けられている。しかして軒樋1の屋
内側耳部7をガイド片16をガイドとしてばね片17を上方
に弾性変位させ、屋内側耳部7を支持片15上に載置し、
ばね片17にて抜け止め図っている。かかる場合、第7図
(b)のように、支持片15の上部係止片15bにて屋外側
耳部7に形成した突条7aの下部を支持するようにしても
よい。
取付側部分5には取付孔21が形成され、また、取付側
部分5には取付片22が両端に形成された断面ハット型の
取付具23が跨がっており、リベット28にて上記支持片15
とともにした支持金具本体3に取付けられている。取付
具23の取付孔24及び屋外側部分4の取付孔21において鼻
板のような固定部6に釘等にて取付けられるのである。
そして取付具23よりも下方の支持金具本体3部分は切り
欠かれていて、この箇所における釘打ちを容易に行える
ようにしてある。
このように、軒樋1の屋外部が支持される屋外側部分
4及び鼻板のような固定部6に取付けられる取付側部分
5とが一連に形成されて支持金具本体3が構成され、こ
の支持金具本体3が屋外側部分4の先端を含めて略全長
にわたりその左右のリブ片3aを縦方向になす断面コ字型
に形成されることで、軒樋1の屋外部を支持する屋外側
部分4と鼻板のような固定部6に取付けられる取付側部
分5とを一連に形成して支持金具本体3が構成されて、
両者を分割する構成に比べてその構成を簡素化し、そし
て、支持金具本体3は、屋外側部分4の先端を含めて略
全長にわたりその左右のリブ片3aを縦方向になす断面コ
字型に形成されて、各々の部分の強度を高め、特に取付
側部分5において軒樋1の支持強度を充分に高めるとと
もに、屋外側部分4の先端において軒樋1の屋外側耳部
2の支持強度を充分に高めるものである。
第8図乃至第14図は同上の他の実施例を示していて、
支持片15の形状を図示のように、上部に曲がり部29を形
成し、この曲がり部29における曲がりによる弾性力にて
屋外側耳部2を弾発して支持金具本体3を押し付けてよ
り強力に抜け止めを図るとともに曲げ程度を変えて軒樋
1の勾配をつけやすくできるようにしたものである。
第15図乃至第21図は同上の更に他の実施例を示してい
て、屋外側部分4と取付側部分5とが一体に断面コ字型
に形成されるとともにその取付側部分5において支持片
15が切り起こして形成され、そして支持片15の背部に補
強部材25が当接して支持片15の強度を高めていて、かか
る補強部材25の固定片27が取付具23に溶接等にて固定さ
れている。そして取付具23と取付側部分5とをリベット
28にて固定したものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、軒樋の屋外部が支持される屋
外側部分及び鼻板のような固定部に取付けられる取付側
部分とが一連に形成されて支持金具本体が構成され、こ
の支持金具本体が屋外側部分の先端を含めて略全長にわ
たりその左右のリブ片を縦方向になす断面コ字型に形成
されているから、軒樋の屋外部を支持する屋外側部分と
鼻板のような固定部に取付けられる取付側部分とを一連
に形成して支持金具本体が構成されて、両者を分割する
構成に比べてその構成を簡素化でき、かつ支持金具本体
は、屋外側部分の先端を含めて略全長にわたりその左右
のリブ片を縦方向になす断面コ字型に形成される故、各
々の部分の強度を高めることができ、特に取付側部分に
おいて軒樋の支持強度を充分に高めることができるとと
もに、屋外側部分の先端において軒樋の屋外側耳部の支
持強度を充分に高めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の平
面図、第3図は同上の底面図、第4図は同上の右側面
図、第5図は同上の左側面図、第6図は第5図のA−
A′線断面図、第7図(a)(b)は同上の使用状態の
断面図、同上の他の実施例の使用状態の断面図、第8図
乃至第14図は同上の他の実施例を示していて、第8図は
同上の正面図、第9図は同上の平面図、第10図は同上の
底面図、第11図は同上の右側面図、第12図は同上の左側
面図、第13図は第12図のB−B′線断面図、第14図は同
上の使用状態の断面図、第15図乃至第21図は同上の更に
他の実施例を示していて、第15図は同上の正面図、第16
図は同上の平面図、第17図は同上の底面図、第18図は同
上の右側面図、第19図は同上の左側面図、第20図は第19
図のC−C′線断面図、第21図は同上の使用状態の断面
図、第22図は従来例の斜視図であり、1は軒樋、3は支
持金具本体、3aはリブ片、4は屋外側部分、5は取付側
部分、6は固定部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略U字状の軒樋の上部開口を幅方向に
    渡って軒樋を支持する軒樋支持金具であって、軒樋の屋
    外部が支持される屋外側部分及び鼻板のような固定部に
    取付けられる取付側部分とが一連に形成されて支持金具
    本体が構成され、この支持金具本体が屋外側部分の先端
    を含めて略全長にわたりその左右のリブ片を縦方向にな
    す断面コ字型に形成されて成る軒樋支持金具。
JP1990060883U 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具 Expired - Lifetime JP2538097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990060883U JP2538097Y2 (ja) 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具

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JP1990060883U JP2538097Y2 (ja) 1990-06-09 1990-06-09 軒樋支持金具

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JPH0420530U JPH0420530U (ja) 1992-02-20
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2516489Y2 (ja) * 1990-05-25 1996-11-06 積水化学工業株式会社 軒 樋
JP3048028U (ja) * 1997-10-14 1998-05-06 一夫 榎 安全カミソリ

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JPH0420530U (ja) 1992-02-20

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