JP3956855B2 - 軒樋及び落ち葉避けの取り付け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒先に取り付けた軒樋吊り具に軒樋を吊り支持すると共に落葉避け用のネットを取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、軒先に固定した軒樋吊り具の下方に軒樋を配置し、軒樋の前耳部や後耳部を軒樋吊り具の前耳保持部や後耳保持部に嵌合して軒樋を吊り支持し、軒樋の上面開口を覆うように落ち葉避け用のネットを配置し、軒樋吊り具の前耳保持部の近傍に装着したクリップにて落ち葉避け用のネットを止めている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−38669号公報
【特許文献2】
特開2000−38814号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、落ち葉避け用のネットを取り付けるために特別にクリップを用いて取り付けなければならなく、部品点数が増える上に取り付け施工に手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、軒樋の前耳部を取り付けるための部分を兼用して落葉避け用のネットを取り付けることができる軒樋及び落葉避けの取り付け構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の軒樋及び落葉避けの取り付け構造は、軒樋1の前壁1aの上端から後方に向けて突設した連出片2に断面略半円状の前耳部3を上面が平面部4になるように設け、軒先に基部を固定した軒樋吊り具5の先端に設けた上を開口せる断面略半円状の前保持凹部6内に上記前耳部3を嵌合して収納すると共に前保持凹部6の後部の上端から前方に突設した押さえ突片7を前耳部3の平面部4に係止して前耳部3を前保持凹部6に保持し、軒樋1の上面開口を覆う落ち葉避け用のネット8の前部の網目9に上記押さえ突片7を挿入して押さえ突片7にてネット8の前部を保持したことを特徴とする。このようにすることで軒樋1の前耳部3を押さえて固定するための押さえ突片7にて落ち葉避け用のネット8を保持することができ、従来のクリップのような特別な部材を用いないでもネット8を取り付けることができて部品点数を少なくすることができると共に取り付けも容易にできる。
【0007】
また押さえ突片7をネット8の網目9に挿入するためにネット8の前部を押さえ突片7の先端と前耳部3の平面部4との間に挿通するとき押さえ突片7の先端と前耳部3の平面部4との間にネット8の線材8aの線径より広い隙間Sができるように前耳部3を弾性変形可能にしたことを特徴とすることも好ましい。この場合、前耳部3を弾性変形させることによりネット8の線材8aを押さえ突片7の先端と平面部4との間に通して押さえ突片7をネット8の網目9に挿入でき、押さえ突片7を網目9に容易に挿入できる。
【0008】
また押さえ突片7をネット8の網目9に挿入した状態でネット8の線材8aが押さえ突片7の先端手前の凹没部10に収まり、押さえ突片7の先端と前耳部3の平面部4との間の隙間Sがネット8の線材8aの線径より小さくなるようにしたことを特徴とすることも好ましい。押さえ突片7をネット8の網目9に完全に挿入した状態で押さえ突片7の先端と前耳部3の平面部4との間の隙間Sが線径より小さくなってネット8が外れないように取り付けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
軒樋1は前壁1aと後壁1bと底壁(図示せず)とで構成されており、前壁1aの上端から後方に向けて連出片2を介して前耳部3を一体に連出してあり、後壁1bの上端には断面略矩形状の後耳部12を一体設けてある。この連出片11及び前耳部3は後方に向けて連出してあるが、後方に行く程下方に下がるように傾斜させてある。前耳部3は内部が中空の断面略半円状であるが、本例の場合断面半多角形状にして略半円状に形成されている。断面略半円状の前耳部3の上面は平面部4であるが、この平面部4も後方に行く程下方に下がるように傾斜している。
【0010】
軒樋吊り具5は図3に示すように基部である後端には軒先に取り付けるための取り付け板17を一体に設けてあり、軒樋吊り具5の前端には前保持凹部6を一体に形成してあり、軒樋吊り具5の後端には略コ字状の後保持部13を一体に形成してある。前保持凹部6は上面を開口せる略半円状に形成されており、前保持凹部6の後端の上端から前方に向けて押さえ突片7を突設してある。この押さえ突片7は先端程と尖るように形成されており、押さえ突片7の先端は前保持凹部6の半円の略中心位置に位置するように突設してあり、前保持凹部6の前端の上端と押さえ突片7の先端との間には開口14を設けてある。押さえ突片7の先端の手前の下面側には上方に凹没する凹没部10を設けてある。この前保持凹部6と押さえ突片7とは後方に行くほど下に行くように傾斜している。
【0011】
落ち葉避け用のネット8は縦横の線材8aを格子状に組み合わせた形状であり、合成樹脂、金属線等で形成されており、弾力性のあるものである。このネット8は軒樋1の長手方向に長い帯板状に形成されている。
【0012】
軒樋吊り具5の取り付け板3は図1、図2に示すように軒先の鼻板15等に固着されており、この軒樋吊り具5に次のように軒樋1が取り付けられる。図1、図2で16は屋根下地、18は屋根瓦のような屋根材、19は軒先の水切り板、20は垂木である。軒樋1の前壁1aが略水平方向を向くように軒樋吊り具5を向けた状態で前耳部3は図4(a)に示すように挿入されて前耳部3の先端側の半分が前保持凹部6内に挿入され、この状態から軒樋1の前壁1aや後壁1bが鉛直方向を向くように回転操作することで図4(b)(c)(d)に示すように前耳部3が前保持凹部6に収まるように嵌合される。このとき軒樋1の後耳部12が後保持部13に嵌合して保持される。図4(d)のように前耳部3が前保持凹部6内に収まると、前耳部3の平面部4に押さえ突片7が係止し、前耳部3に上方への力がかかっても前耳部3が外れるおそれがないように軒樋1が取り付けられる。
【0013】
上記のように軒樋吊り具5に軒樋1を取り付けた状態で次のように落ち葉避け用のネット8が取り付けられる。軒樋1の上にネット8が配置され、ネット8の前端の線材8aが前耳部3の平面部4と押さえ突片7の先端との間に図5に示すように挿通されて図6に示すようにネット8の網目9に押さえ突片7が挿入されて押さえ突片7にてネット8の前端が保持される。ネット8の前端の線材8aが平面部4と押さえ突片7の先端との間に挿通されるとき、中空の前耳部3が押圧されて弾性変形させられることにより平面部4と押さえ突片7の先端との間にネット8の線材8aの線径より大きい隙間Sが形成されて線材8aをスムーズに挿通することができる。またネット8の網目9に押さえ突片7が挿通された状態で線材8aが凹没部10に収まり、押さえ突片7の先端と平面部4との間の隙間Sが線材8aの線径以下になり、ネット8の網目9が押さえ突片7から抜けてネット8が外れるのを防止できる。
【0014】
このようにネット8の前端部を押さえ突片7に取り付けた状態でネット8を図1のように丸めてネット8の後部を水切り板19に弾接させてネット8を丸めた状態を保持する。このようにネット8を装着した状態ではネット8にて落ち葉等が受けられ、軒樋1内に落ち葉等が入るおそれがない。掃除等の軒樋1のメンテナンスのときは図2のようにネット8の後部を前方に引っ張り出してネット8を広げて上方に向けて立てる。
【0015】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、軒先に基部を固定した軒樋吊り具の先端に設けた上を開口せる断面略半円状の前保持凹部内に前耳部を嵌合して収納すると共に前保持凹部の後部の上端から前方に突設した押さえ突片を前耳部の平面部に係止して前耳部を前保持凹部に保持し、軒樋の上面開口を覆う落ち葉避け用のネットの前部の網目に上記押さえ突片を挿入して押さえ突片にてネットの前部を保持したので、軒樋の前耳部を押さえて固定するための押さえ突片にて落ち葉避け用のネットを保持することができるものであって、従来のようにクリップのような特別な部材を用いないでもネットを取り付けることができて部品点数を少なくすることができると共に取り付けも容易にできるものである。
【0016】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、押さえ突片をネットの網目に挿入するためにネットの前部を押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間に挿通するとき押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間にネットの線材の線径より広い隙間ができるように前耳部を弾性変形可能にしたので、前耳部を弾性変形させることによりネットの線材を押さえ突片の先端と平面部との間に通して押さえ突片をネットの網目に挿入でき、押さえ突片を網目に容易に挿入できるものである。
【0017】
また本発明の請求項3の発明は、請求項1において、押さえ突片をネットの網目に挿入した状態でネットの線材が押さえ突片の先端手前の凹没部に収まり、押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間の隙間がネットの線材の線径より小さくなるようにしたので、押さえ突片をネットの網目に完全に挿入した状態で押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間の隙間が線径より小さくなってネットが外れないように取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の落ち葉避け用のネットを取り付けた状態の断面図である。
【図2】同上の落ち葉避け用のネットを引っ張り出した状態の断面図である。
【図3】同上の軒樋吊り具の斜視図である。
【図4】(a)(b)(c)(d)は同上の前耳部を前保持凹部に保持する状態を説明する断面図である。
【図5】同上の落ち葉避け用のネットを取り付ける途中の断面図である。
【図6】同上の落ち葉避け用のネットを取り付けた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 軒樋
1a 前壁
2 連出片
3 前耳部
4 平面部
5 軒樋吊り具
6 前保持凹部
7 押さえ突片
8 ネット
8a 線材
9 網目

Claims (3)

  1. 軒樋の前壁の上端から後方に向けて突設した連出片に断面略半円状の前耳部を上面が平面部になるように設け、軒先に基部を固定した軒樋吊り具の先端に設けた上を開口せる断面略半円状の前保持凹部内に上記前耳部を嵌合して収納すると共に前保持凹部の後部の上端から前方に突設した押さえ突片を前耳部の平面部に係止して前耳部を前保持凹部に保持し、軒樋の上面開口を覆う落ち葉避け用のネットの前部の網目に上記押さえ突片を挿入して押さえ突片にてネットの前部を保持したことを特徴とする軒樋及び落ち葉避け取り付け構造。
  2. 押さえ突片をネットの網目に挿入するためにネットの前部を押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間に挿通するとき押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間にネットの線材の線径より広い隙間ができるように前耳部を弾性変形可能にしたことを特徴とする請求項1記載の軒樋及び落ち葉避けの取り付け構造。
  3. 押さえ突片をネットの網目に挿入した状態でネットの線材が押さえ突片の先端手前の凹没部に収まり、押さえ突片の先端と前耳部の平面部との間の隙間がネットの線材の線径より小さくなるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の軒樋及び落ち葉避けの取り付け構造。
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