JP2827550B2 - 屋根先樋支持装置 - Google Patents
屋根先樋支持装置Info
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- JP2827550B2 JP2827550B2 JP5855491A JP5855491A JP2827550B2 JP 2827550 B2 JP2827550 B2 JP 2827550B2 JP 5855491 A JP5855491 A JP 5855491A JP 5855491 A JP5855491 A JP 5855491A JP 2827550 B2 JP2827550 B2 JP 2827550B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根先に固定される樋
支持具に軒樋を支持せしめてなる屋根先樋支持装置に関
するものである。
支持具に軒樋を支持せしめてなる屋根先樋支持装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示す如く、屋根先
(イ)に固定される樋支持具(ロ)に軒樋(ハ)を支持
せしめてなる屋根先樋支持装置は知られている。該屋根
先樋支持装置においては、山部(ニ)と谷部(ホ)とが
連続する折版屋根にて屋根先(イ)が形成されており、
該折版屋根の山部(ニ)から樋支持具(ロ)が垂設され
ている。該樋支持具(ロ)は、螺子杆体(ヘ)と該螺子
杆体(ヘ)の下端に固着される保持部材(ト)とでな
り、螺子杆体(ヘ)の上端部分が前記屋根先(イ)の山
部(ニ)に一対のナット(チ)にて挟着固定されること
によって、屋根先(イ)に固定されている。保持部材
(ト)の前後両端には略コ字型の耳係合部(リ)が形成
されており、該両耳係合部(リ)に軒樋(ハ)の前後両
上縁に形成される耳部(ヌ)が各々係止されることによ
って、該軒樋(ハ)は樋支持具(ロ)に吊下保持されて
いる。
(イ)に固定される樋支持具(ロ)に軒樋(ハ)を支持
せしめてなる屋根先樋支持装置は知られている。該屋根
先樋支持装置においては、山部(ニ)と谷部(ホ)とが
連続する折版屋根にて屋根先(イ)が形成されており、
該折版屋根の山部(ニ)から樋支持具(ロ)が垂設され
ている。該樋支持具(ロ)は、螺子杆体(ヘ)と該螺子
杆体(ヘ)の下端に固着される保持部材(ト)とでな
り、螺子杆体(ヘ)の上端部分が前記屋根先(イ)の山
部(ニ)に一対のナット(チ)にて挟着固定されること
によって、屋根先(イ)に固定されている。保持部材
(ト)の前後両端には略コ字型の耳係合部(リ)が形成
されており、該両耳係合部(リ)に軒樋(ハ)の前後両
上縁に形成される耳部(ヌ)が各々係止されることによ
って、該軒樋(ハ)は樋支持具(ロ)に吊下保持されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の屋根先樋支持装置においては、軒樋(ハ)の前壁部
(ル)が後壁部(オ)と同じ高さに形成されていて、屋
根先(イ)及び樋支持具(ロ)等が前方へ露出してお
り、特に、屋根先(イ)が折版屋根にて形成されている
こともあって、外観が良くないものであった。
来の屋根先樋支持装置においては、軒樋(ハ)の前壁部
(ル)が後壁部(オ)と同じ高さに形成されていて、屋
根先(イ)及び樋支持具(ロ)等が前方へ露出してお
り、特に、屋根先(イ)が折版屋根にて形成されている
こともあって、外観が良くないものであった。
【0004】それなれば、図5に示す如く、前壁部
(ル)の上端にカバ−片(ワ)を上方へ延設した軒樋
(ハ)を使用すれば良いのではと考えられる。この場
合、前記カバ−片(ワ)の上縁に耳部(ヌ)が形成さ
れ、該耳部(ヌ)は内側に折り返っていて該耳部(ヌ)
の内側に係止溝部(カ)が形成されており、該係止溝部
(カ)が保持部材(ト)の前端に立設された支持縦片
(ヨ)の上端に係止されて、該軒樋(ハ)は樋支持具
(ロ)に保持されている。又、カバ−片(ワ)は後斜上
方へと傾斜しており、該カバ−片(ワ)によって屋根先
(イ)、樋支持具(ロ)等が覆い隠されている。
(ル)の上端にカバ−片(ワ)を上方へ延設した軒樋
(ハ)を使用すれば良いのではと考えられる。この場
合、前記カバ−片(ワ)の上縁に耳部(ヌ)が形成さ
れ、該耳部(ヌ)は内側に折り返っていて該耳部(ヌ)
の内側に係止溝部(カ)が形成されており、該係止溝部
(カ)が保持部材(ト)の前端に立設された支持縦片
(ヨ)の上端に係止されて、該軒樋(ハ)は樋支持具
(ロ)に保持されている。又、カバ−片(ワ)は後斜上
方へと傾斜しており、該カバ−片(ワ)によって屋根先
(イ)、樋支持具(ロ)等が覆い隠されている。
【0005】しかしながら、該屋根先樋支持装置におい
ては、軒樋(ハ)の前壁部(ル)と後斜上方へと傾斜し
たカバ−片(ワ)とによって屋根先(イ)全体が大きく
覆い隠されて外観面では優れたものとなっているが、該
一体に高くなった軒樋(ハ)の前壁部(ル)とカバ−片
(ワ)には大きな風圧が加わり、該風圧によって軒樋の
前壁部(ル)及びカバ−片(ワ)ががたつき動き易く、
軒樋(ハ)が樋支持具(ロ)に確実に保持され難くなる
ものである。
ては、軒樋(ハ)の前壁部(ル)と後斜上方へと傾斜し
たカバ−片(ワ)とによって屋根先(イ)全体が大きく
覆い隠されて外観面では優れたものとなっているが、該
一体に高くなった軒樋(ハ)の前壁部(ル)とカバ−片
(ワ)には大きな風圧が加わり、該風圧によって軒樋の
前壁部(ル)及びカバ−片(ワ)ががたつき動き易く、
軒樋(ハ)が樋支持具(ロ)に確実に保持され難くなる
ものである。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたものであり、すなわちその課
題は、軒樋の前壁部と屋根先カバ−片とで屋根先が覆い
隠されて外観が良く、しかも、軒樋及び屋根先カバ−片
が樋支持具に確実に保持される屋根先樋支持装置を提供
することである。
解決するために発明されたものであり、すなわちその課
題は、軒樋の前壁部と屋根先カバ−片とで屋根先が覆い
隠されて外観が良く、しかも、軒樋及び屋根先カバ−片
が樋支持具に確実に保持される屋根先樋支持装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の屋根先樋支持装
置は、前壁部が後壁部よりも高い軒樋を屋根先に固定さ
れる樋支持具に支持せしめ、該軒樋の前壁部の上端付近
から後斜上方へと傾斜した屋根先カバ−片を同屋根先の
上方に配し、該屋根先カバ−片の前端及び後端を前記樋
支持具の上側に形成される保持部に各々係止して、該屋
根先カバ−片を樋支持具に支持せしめてなるものであ
り、この構成によって上記課題が解決されたものであ
る。
置は、前壁部が後壁部よりも高い軒樋を屋根先に固定さ
れる樋支持具に支持せしめ、該軒樋の前壁部の上端付近
から後斜上方へと傾斜した屋根先カバ−片を同屋根先の
上方に配し、該屋根先カバ−片の前端及び後端を前記樋
支持具の上側に形成される保持部に各々係止して、該屋
根先カバ−片を樋支持具に支持せしめてなるものであ
り、この構成によって上記課題が解決されたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明の屋根先樋支持装置においては、前壁部
が後壁部よりも高い軒樋が屋根先に設けられると共に、
該軒樋の前壁部の上端付近から後斜上方へと傾斜した屋
根先カバ−片が同屋根先の上方に配されているため、軒
樋の前壁部と屋根先カバ−片とによって屋根先全体が大
きく覆い隠されて外観良好であり、しかも、軒樋が屋根
先に固定される樋支持具に支持され、屋根先カバ−片の
前端及び後端が同樋支持具の上側に形成される保持部に
各々係止されて、該屋根先カバ−片が樋支持具に支持さ
れているため、軒樋及び屋根先カバ−片が各々別々に同
一樋支持具に確実に支持されることになって、風圧等の
外力によってがたつき動くことがないものである。
が後壁部よりも高い軒樋が屋根先に設けられると共に、
該軒樋の前壁部の上端付近から後斜上方へと傾斜した屋
根先カバ−片が同屋根先の上方に配されているため、軒
樋の前壁部と屋根先カバ−片とによって屋根先全体が大
きく覆い隠されて外観良好であり、しかも、軒樋が屋根
先に固定される樋支持具に支持され、屋根先カバ−片の
前端及び後端が同樋支持具の上側に形成される保持部に
各々係止されて、該屋根先カバ−片が樋支持具に支持さ
れているため、軒樋及び屋根先カバ−片が各々別々に同
一樋支持具に確実に支持されることになって、風圧等の
外力によってがたつき動くことがないものである。
【0009】
【実施例】図1に示す屋根先樋支持装置は、本発明の一
実施例で、前壁部1が後壁部2よりも高い軒樋3を屋根
先4に固定される樋支持具5に支持せしめ、該軒樋3の
前壁部1の上端付近から後斜上方へと傾斜した屋根先カ
バ−片6を同屋根先4の上方に配し、該屋根先カバ−片
6の前端及び後端を前記樋支持具5の上側に形成される
保持部7に各々係止して、該屋根先カバ−片6を樋支持
具5に支持せしめてなるものである。
実施例で、前壁部1が後壁部2よりも高い軒樋3を屋根
先4に固定される樋支持具5に支持せしめ、該軒樋3の
前壁部1の上端付近から後斜上方へと傾斜した屋根先カ
バ−片6を同屋根先4の上方に配し、該屋根先カバ−片
6の前端及び後端を前記樋支持具5の上側に形成される
保持部7に各々係止して、該屋根先カバ−片6を樋支持
具5に支持せしめてなるものである。
【0010】軒樋3は、合成樹脂層内に薄金属板をイン
サ−トしてなる帯板部材を折曲加工して形成されたもの
であって、後壁部2と、該後壁部2よりも高い前壁部1
と、両者を結合する底部8とでなり、前壁部1と後壁部
2の両端縁部分には中空形状の耳部9が各々一体に形成
されている。前側の耳部9は内側に折り返っていて、該
前耳部9の内側には係止溝部10が形成されている。又、
前壁部1は、曲線形状の上部11と直線形状の下部12とで
なり、両者の間には内方へ凸曲した溝型部13が形成され
ている。該溝型部13は、前壁部1のデザイン性を向上さ
せると共に、同前壁部1前面に降りかかった雨水を水切
りして、軒樋3の底部8へと伝わらないようにする機能
を有するものである。
サ−トしてなる帯板部材を折曲加工して形成されたもの
であって、後壁部2と、該後壁部2よりも高い前壁部1
と、両者を結合する底部8とでなり、前壁部1と後壁部
2の両端縁部分には中空形状の耳部9が各々一体に形成
されている。前側の耳部9は内側に折り返っていて、該
前耳部9の内側には係止溝部10が形成されている。又、
前壁部1は、曲線形状の上部11と直線形状の下部12とで
なり、両者の間には内方へ凸曲した溝型部13が形成され
ている。該溝型部13は、前壁部1のデザイン性を向上さ
せると共に、同前壁部1前面に降りかかった雨水を水切
りして、軒樋3の底部8へと伝わらないようにする機能
を有するものである。
【0011】屋根は山部14と谷部15が連続する折版屋根
であって、該折版屋根の屋根先4の山部14の上面にリベ
ット16にて補強プレ−ト17が重合固定されている。該補
強プレ−ト17と吊下片18と樋保持片19とで樋支持具5が
形成されており、該樋支持具5は前記補強プレ−ト17に
よって屋根先4に強固に固定されている。この場合、補
強プレ−ト17の前端部分には上方へ折曲した係止片部20
が形成されていて、該係止片部20に前記軒樋3の係止溝
部10が係合保持されている。同補強プレ−ト17の前端付
近には吊下片18が垂設されていて、該吊下片18の下端に
樋保持片19が固着されている。同吊下片18の上端及び下
端は折曲していて、各々補強プレ−ト17、樋保持片19に
リベット16にて結合固着されている。該樋保持片19の後
端部分には略コ字型に折曲した耳保持部21が形成されて
おり、該耳保持部21に前記軒樋3の後側の耳部9が係合
保持されている。又、同樋保持片19の前端部22には、前
記軒樋3の溝型部13の内方へ凸曲した部分が載置保持さ
れている。
であって、該折版屋根の屋根先4の山部14の上面にリベ
ット16にて補強プレ−ト17が重合固定されている。該補
強プレ−ト17と吊下片18と樋保持片19とで樋支持具5が
形成されており、該樋支持具5は前記補強プレ−ト17に
よって屋根先4に強固に固定されている。この場合、補
強プレ−ト17の前端部分には上方へ折曲した係止片部20
が形成されていて、該係止片部20に前記軒樋3の係止溝
部10が係合保持されている。同補強プレ−ト17の前端付
近には吊下片18が垂設されていて、該吊下片18の下端に
樋保持片19が固着されている。同吊下片18の上端及び下
端は折曲していて、各々補強プレ−ト17、樋保持片19に
リベット16にて結合固着されている。該樋保持片19の後
端部分には略コ字型に折曲した耳保持部21が形成されて
おり、該耳保持部21に前記軒樋3の後側の耳部9が係合
保持されている。又、同樋保持片19の前端部22には、前
記軒樋3の溝型部13の内方へ凸曲した部分が載置保持さ
れている。
【0012】屋根先カバ−片6は、上記軒樋3と同様
に、合成樹脂層内に薄金属板をインサ−トしてなる帯板
部材を折曲加工して形成されたものである。該屋根先カ
バ−片6は、上記軒樋3の前壁部1の曲線形状の上部11
と連続的な曲線形状となった傾斜片部23と、該傾斜片部
23の前端より垂設される垂直片部24とでなり、該傾斜片
部23の後端縁部分と垂直片部24の下端縁部分には中空形
状の耳部9が各々一体に形成されている。又、同屋根先
カバ−片6は、その前端の耳部9が上記樋支持具5の補
強プレ−ト17に略L字状に折曲形成された保持部7に係
止され、その後端の耳部9が同補強プレ−ト17に立設さ
れた支持片25の上端部分に略L字状に折曲形成された保
持部7に係止され、該両耳部9がいずれも係止板バネ片
26にて係合保持されることによって、同樋支持具5の上
側に支持されている。その際に、屋根先カバ−片6の前
端の耳部9と、軒樋3の前壁部1上端の耳部9との間
に、雨水流入間隙27が形成されている。又、この場合、
軒樋3の前壁部1上端の耳部9の上側の面が内下方へと
傾斜されていて、同雨水流入間隙27内へと雨水がスム−
ズに流入案内されるものである。
に、合成樹脂層内に薄金属板をインサ−トしてなる帯板
部材を折曲加工して形成されたものである。該屋根先カ
バ−片6は、上記軒樋3の前壁部1の曲線形状の上部11
と連続的な曲線形状となった傾斜片部23と、該傾斜片部
23の前端より垂設される垂直片部24とでなり、該傾斜片
部23の後端縁部分と垂直片部24の下端縁部分には中空形
状の耳部9が各々一体に形成されている。又、同屋根先
カバ−片6は、その前端の耳部9が上記樋支持具5の補
強プレ−ト17に略L字状に折曲形成された保持部7に係
止され、その後端の耳部9が同補強プレ−ト17に立設さ
れた支持片25の上端部分に略L字状に折曲形成された保
持部7に係止され、該両耳部9がいずれも係止板バネ片
26にて係合保持されることによって、同樋支持具5の上
側に支持されている。その際に、屋根先カバ−片6の前
端の耳部9と、軒樋3の前壁部1上端の耳部9との間
に、雨水流入間隙27が形成されている。又、この場合、
軒樋3の前壁部1上端の耳部9の上側の面が内下方へと
傾斜されていて、同雨水流入間隙27内へと雨水がスム−
ズに流入案内されるものである。
【0013】したがって、該実施例の屋根先樋支持装置
においては、軒樋3の前壁部1と屋根先カバ−片6とに
よって、折版屋根でなる屋根先4全体が樋支持具5と共
に大きく覆い隠されて外観良好なものである。しかも、
軒樋3が屋根先4に固定される樋支持具5の樋保持片19
及び補強プレ−ト17の前端部分の係止片部20に支持され
ると共に、屋根先カバ−片6が同樋支持具5の補強プレ
−ト17の上側に形成される両保持部7に支持されてお
り、軒樋3と屋根先カバ−片6とが各々別々に同一樋支
持具5に確実に支持されることになって、風圧等の外力
によってがたつき動くことがないものである。
においては、軒樋3の前壁部1と屋根先カバ−片6とに
よって、折版屋根でなる屋根先4全体が樋支持具5と共
に大きく覆い隠されて外観良好なものである。しかも、
軒樋3が屋根先4に固定される樋支持具5の樋保持片19
及び補強プレ−ト17の前端部分の係止片部20に支持され
ると共に、屋根先カバ−片6が同樋支持具5の補強プレ
−ト17の上側に形成される両保持部7に支持されてお
り、軒樋3と屋根先カバ−片6とが各々別々に同一樋支
持具5に確実に支持されることになって、風圧等の外力
によってがたつき動くことがないものである。
【0014】なお、本発明の屋根先樋支持装置において
は、図2に示す実施例の如きであっても良いものであ
る。すなわち、該実施例の屋根先樋支持装置において
は、軒樋3の前壁部1の上部11及び屋根先カバ−片6の
傾斜片部23が直線形状に形成されている以外は、上記実
施例と同様に形成されている。
は、図2に示す実施例の如きであっても良いものであ
る。すなわち、該実施例の屋根先樋支持装置において
は、軒樋3の前壁部1の上部11及び屋根先カバ−片6の
傾斜片部23が直線形状に形成されている以外は、上記実
施例と同様に形成されている。
【0015】又、本発明の屋根先樋支持装置において
は、図3に示す実施例の如きであっても良いものであ
る。すなわち、該実施例の屋根先樋支持装置において
は、軒樋3の前壁部1の上部11と下部12とが分割して形
成されており、両者の分割端縁部分に各々耳部9が形成
され、該両耳部9が樋支持具5の樋保持片19の前端部22
に形成される屈曲凹部28にまとめて嵌合され、同両耳部
9が吊下片18に固着される押圧板バネ片29によって外れ
ないように保持されている。又、軒樋3の前壁部1及び
屋根先カバ−片6には、模様となる溝部30が形成されて
いる。
は、図3に示す実施例の如きであっても良いものであ
る。すなわち、該実施例の屋根先樋支持装置において
は、軒樋3の前壁部1の上部11と下部12とが分割して形
成されており、両者の分割端縁部分に各々耳部9が形成
され、該両耳部9が樋支持具5の樋保持片19の前端部22
に形成される屈曲凹部28にまとめて嵌合され、同両耳部
9が吊下片18に固着される押圧板バネ片29によって外れ
ないように保持されている。又、軒樋3の前壁部1及び
屋根先カバ−片6には、模様となる溝部30が形成されて
いる。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明の屋根先樋支持装置
においては、前壁部が後壁部よりも高い軒樋が屋根先に
設けられると共に、該軒樋の前壁部の上端付近から後斜
上方へと傾斜した屋根先カバ−片が同屋根先の上方に配
されているため、軒樋の前壁部と屋根先カバ−片とによ
って屋根先全体が大きく覆い隠されて外観良好であり、
しかも、軒樋が屋根先に固定される樋支持具に支持さ
れ、屋根先カバ−片の前端及び後端が同樋支持具の上側
に形成される保持部に各々係止されて、該屋根先カバ−
片が樋支持具に支持されているため、軒樋及び屋根先カ
バ−片が風圧等の外力によってがたつき動くことがない
ものである。
においては、前壁部が後壁部よりも高い軒樋が屋根先に
設けられると共に、該軒樋の前壁部の上端付近から後斜
上方へと傾斜した屋根先カバ−片が同屋根先の上方に配
されているため、軒樋の前壁部と屋根先カバ−片とによ
って屋根先全体が大きく覆い隠されて外観良好であり、
しかも、軒樋が屋根先に固定される樋支持具に支持さ
れ、屋根先カバ−片の前端及び後端が同樋支持具の上側
に形成される保持部に各々係止されて、該屋根先カバ−
片が樋支持具に支持されているため、軒樋及び屋根先カ
バ−片が風圧等の外力によってがたつき動くことがない
ものである。
【図1】本発明の一実施例である屋根先樋支持装置を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】別の実施例である屋根先樋支持装置を示す断面
図である。
図である。
【図3】更に別の実施例である屋根先樋支持装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の従来例である屋根先樋支持装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来の改良例である屋根先樋支持装置を示す断
面図である。
面図である。
1 前壁部 2 後壁部 3 軒樋 4 屋根先 5 樋支持具 6 屋根先カバ−片 7 保持部
Claims (1)
- 【請求項1】 前壁部が後壁部よりも高い軒樋を屋根先
に固定される樋支持具に支持せしめ、該軒樋の前壁部の
上端付近から後斜上方へと傾斜した屋根先カバ−片を同
屋根先の上方に配し、該屋根先カバ−片の前端及び後端
を前記樋支持具の上側に形成される保持部に各々係止し
て、該屋根先カバ−片を樋支持具に支持せしめてなる屋
根先樋支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855491A JP2827550B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 屋根先樋支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855491A JP2827550B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 屋根先樋支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04357253A JPH04357253A (ja) | 1992-12-10 |
JP2827550B2 true JP2827550B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13087678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5855491A Expired - Fee Related JP2827550B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 屋根先樋支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827550B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4898350B2 (ja) * | 2006-08-29 | 2012-03-14 | 三菱樹脂株式会社 | 軒樋の取り付け構造 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP5855491A patent/JP2827550B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04357253A (ja) | 1992-12-10 |
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