JPS6240017Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240017Y2 JPS6240017Y2 JP4534782U JP4534782U JPS6240017Y2 JP S6240017 Y2 JPS6240017 Y2 JP S6240017Y2 JP 4534782 U JP4534782 U JP 4534782U JP 4534782 U JP4534782 U JP 4534782U JP S6240017 Y2 JPS6240017 Y2 JP S6240017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- locking
- bent
- guide hole
- locking piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は樋吊具に関する。
従来より、樋をワンタツチで装着することがで
きる樋吊具が提供されている。しかし、第3図
a,bに示すように、強風時や梯子の立て掛け等
により樋1に外力Fが加わると、樋吊具3のバネ
板5が、樋1の耳縁部2によつて押し下げられ、
バネ板5の角部5aが押し曲げられて、樋1が抜
け外れる。そこで、抜け外れを防止するためバネ
板5を強くすると、今度は装着が困難となり作業
性が低下する等の相反する問題を有している。
きる樋吊具が提供されている。しかし、第3図
a,bに示すように、強風時や梯子の立て掛け等
により樋1に外力Fが加わると、樋吊具3のバネ
板5が、樋1の耳縁部2によつて押し下げられ、
バネ板5の角部5aが押し曲げられて、樋1が抜
け外れる。そこで、抜け外れを防止するためバネ
板5を強くすると、今度は装着が困難となり作業
性が低下する等の相反する問題を有している。
本考案はこの点に鑑み、樋の装着がワンタツチ
で極めて簡単であるにも拘わらず、外力に対して
も不測に抜け外れる事のない、確実且つ強固な装
着が行なえる樋吊具を提供するものである。
で極めて簡単であるにも拘わらず、外力に対して
も不測に抜け外れる事のない、確実且つ強固な装
着が行なえる樋吊具を提供するものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は本考案の樋吊具10の一例を示す。1
1は帯状板体よりなる基板であり、基板11の長
手方向における両端部を上方に屈曲して立上り部
14,14を設け、立上り部14の上端部を外方
略水平に屈曲して天板部16,31を設け、天板
部16,31の先端部を下方に屈曲して垂下部3
5,36を設け、垂下部35,36の下端部を内
方略水平に屈曲して樋耳縁係止部12,13を形
成している。28は樋吊具10を家屋外壁部(図
外)に取りつけるための固定杆であり、固定杆2
8は両端部を下方に屈曲し、一端部の下端を更に
外方略水平に屈曲しており、該一端部を基板11
の上面中程に取着し、他端部を一方の樋耳縁係止
部13の外側方に位置して家屋外壁部に取付ける
取付部37とされている。第1図中左側に示す樋
耳縁係止部13、すなわち固定杆28の取付部3
7と反射側に位置する係止部12において、15
は樋耳縁係止部12の天板部16に設けたガイド
孔、17は樋耳縁係止部12の立ち上がり部14
の前記垂下部36の下端と略対向した位置に設け
た突き出し孔である。20は弾性を有する金属板
体からなり、中程を略直角に屈曲して水平部21
と垂直部22とを形成して係止片である。この係
止片20の水平部21及び垂直部22は、樋耳縁
係止部12の内側から垂直部22は孔15に、水
平部21は孔17に各々挿通し、突き出し孔17
に挿通した係止片20の水平部21の先端部は立
上り部14の外面14aに添接するよう下方に屈
曲して、熔着、接着或いはビス止め等して固定す
る。係止片20の垂直部22は、上記水平部21
の先端屈曲部19を基点として上下動自在かつガ
イド孔15内を挿通自在な自由端とする。25は
ガイド孔15から上方に突出した係止片の20の
垂直部22の先端部を内方略水平に屈曲して形成
した当て止め部である。
1は帯状板体よりなる基板であり、基板11の長
手方向における両端部を上方に屈曲して立上り部
14,14を設け、立上り部14の上端部を外方
略水平に屈曲して天板部16,31を設け、天板
部16,31の先端部を下方に屈曲して垂下部3
5,36を設け、垂下部35,36の下端部を内
方略水平に屈曲して樋耳縁係止部12,13を形
成している。28は樋吊具10を家屋外壁部(図
外)に取りつけるための固定杆であり、固定杆2
8は両端部を下方に屈曲し、一端部の下端を更に
外方略水平に屈曲しており、該一端部を基板11
の上面中程に取着し、他端部を一方の樋耳縁係止
部13の外側方に位置して家屋外壁部に取付ける
取付部37とされている。第1図中左側に示す樋
耳縁係止部13、すなわち固定杆28の取付部3
7と反射側に位置する係止部12において、15
は樋耳縁係止部12の天板部16に設けたガイド
孔、17は樋耳縁係止部12の立ち上がり部14
の前記垂下部36の下端と略対向した位置に設け
た突き出し孔である。20は弾性を有する金属板
体からなり、中程を略直角に屈曲して水平部21
と垂直部22とを形成して係止片である。この係
止片20の水平部21及び垂直部22は、樋耳縁
係止部12の内側から垂直部22は孔15に、水
平部21は孔17に各々挿通し、突き出し孔17
に挿通した係止片20の水平部21の先端部は立
上り部14の外面14aに添接するよう下方に屈
曲して、熔着、接着或いはビス止め等して固定す
る。係止片20の垂直部22は、上記水平部21
の先端屈曲部19を基点として上下動自在かつガ
イド孔15内を挿通自在な自由端とする。25は
ガイド孔15から上方に突出した係止片の20の
垂直部22の先端部を内方略水平に屈曲して形成
した当て止め部である。
尚、係止片20は、その角部23が樋耳縁係止
部12の垂下部36の下端12aとほぼ対向し、
且つ垂直部22の上方にガイド孔15が位置する
ように構成する。27,27は基板11を補強す
るリブである。第1図中右側に示す樋耳縁係止部
13、すなわち固定杆28の取付部37側に位置
する係止部13において、30は係止部13の天
板部31に設けたガイド孔である。32は弾性を
有する金属板体からなり、中程を略直角に屈曲し
て垂直部と水平部とを形成してなる係止片であ
る。この係止片32の水平部の先端は基板11の
底部11aにビス止め等して固定し、垂直部の上
端部ガイド孔30に挿通自在に設けた自由端とす
る。この係止片32は、その角部33が係止部1
3の垂下部36の下端13aとほぼ対向し、且つ
垂直部の上方にガイド孔30が位置するように構
成する。
部12の垂下部36の下端12aとほぼ対向し、
且つ垂直部22の上方にガイド孔15が位置する
ように構成する。27,27は基板11を補強す
るリブである。第1図中右側に示す樋耳縁係止部
13、すなわち固定杆28の取付部37側に位置
する係止部13において、30は係止部13の天
板部31に設けたガイド孔である。32は弾性を
有する金属板体からなり、中程を略直角に屈曲し
て垂直部と水平部とを形成してなる係止片であ
る。この係止片32の水平部の先端は基板11の
底部11aにビス止め等して固定し、垂直部の上
端部ガイド孔30に挿通自在に設けた自由端とす
る。この係止片32は、その角部33が係止部1
3の垂下部36の下端13aとほぼ対向し、且つ
垂直部の上方にガイド孔30が位置するように構
成する。
本考案樋吊具10の使用状態は、固定杆28を
あらかじめ破風板等にビス止め等して固定し、樋
吊具10を軒先に沿つて適当間隔おきに複数個取
り付ける。この状態で、樋1の耳部2を樋吊具1
0の両係止片20,32の角部23,33近傍に
下方から押し当て、強制的に挿入する。すなわ
ち、樋1を押し上げると両係止片20,32は、
それぞれ屈曲部19及び固定部34を基点として
上方に押し上げられ、樋1の耳部2,2は両樋耳
縁係止部12,13内に挿入される。耳部2,2
が挿入されると同時に、上方に押し上げられてい
た係止片20,32はもとの状態に復帰し、樋1
は樋吊具10に取り付けられる。従つて、梯子の
立て掛け等家屋前方より樋1に加わる外力に対し
て係止片20が下方に押し曲げられると、係止片
20の垂直部22の上端の当て止め部25がガイ
ド孔15周縁に係止し、樋の耳部2の抜け外れを
防止するものである。尚、上記説明では樋吊具1
0の両樋耳縁係止部12,13は別形状に表わし
ているが、第1図中右側に示す樋耳縁係止部13
の構造も、第1図中左側に示す樋耳縁係止部12
と同じ構造であつてもよいものである。
あらかじめ破風板等にビス止め等して固定し、樋
吊具10を軒先に沿つて適当間隔おきに複数個取
り付ける。この状態で、樋1の耳部2を樋吊具1
0の両係止片20,32の角部23,33近傍に
下方から押し当て、強制的に挿入する。すなわ
ち、樋1を押し上げると両係止片20,32は、
それぞれ屈曲部19及び固定部34を基点として
上方に押し上げられ、樋1の耳部2,2は両樋耳
縁係止部12,13内に挿入される。耳部2,2
が挿入されると同時に、上方に押し上げられてい
た係止片20,32はもとの状態に復帰し、樋1
は樋吊具10に取り付けられる。従つて、梯子の
立て掛け等家屋前方より樋1に加わる外力に対し
て係止片20が下方に押し曲げられると、係止片
20の垂直部22の上端の当て止め部25がガイ
ド孔15周縁に係止し、樋の耳部2の抜け外れを
防止するものである。尚、上記説明では樋吊具1
0の両樋耳縁係止部12,13は別形状に表わし
ているが、第1図中右側に示す樋耳縁係止部13
の構造も、第1図中左側に示す樋耳縁係止部12
と同じ構造であつてもよいものである。
上記の如くなる本考案の樋吊具によれば、係止
片の垂直部上端部に当て止め部を設けているの
で、強風時や梯子の立て掛け等家屋前方より樋に
加わる外力に対して、係止片の当て止め部がガイ
ド孔の周縁に係止し、樋の抜け外れを確実に防止
できるものである。樋の取り付けは、軒先に固定
した樋吊具に下方から樋耳部を押し当て、強制的
に挿入するというものであるから、取り付けがワ
ンタツチで極めて簡単であるにも拘わらず確実且
つ強固な取り付けが行なえる。従つて、樋の取り
付け作業が容易で、作業効率が向上する。また、
樋を取り外す場合は、係止片を上方に押し上げる
だけでよいから、樋の取り替え作業も極めて簡単
に行なえるものである。
片の垂直部上端部に当て止め部を設けているの
で、強風時や梯子の立て掛け等家屋前方より樋に
加わる外力に対して、係止片の当て止め部がガイ
ド孔の周縁に係止し、樋の抜け外れを確実に防止
できるものである。樋の取り付けは、軒先に固定
した樋吊具に下方から樋耳部を押し当て、強制的
に挿入するというものであるから、取り付けがワ
ンタツチで極めて簡単であるにも拘わらず確実且
つ強固な取り付けが行なえる。従つて、樋の取り
付け作業が容易で、作業効率が向上する。また、
樋を取り外す場合は、係止片を上方に押し上げる
だけでよいから、樋の取り替え作業も極めて簡単
に行なえるものである。
第1図は本考案の樋吊具を示す斜視図。第2図
は樋の取り付け状態の要部を示す断面図、第3図
a,bは従来の樋吊具の取り付け状態の要部を示
す断面図である。 1……樋、2……耳部、3,10……樋吊具、
11……基板、12,13……樋耳縁係止部、1
4……立ち上がり部、15,30……ガイド孔、
16,31……天板部、36,37……垂下部、
20,32……係止片、25……当て止め部、2
1……水平部、22……垂直部、27……リブ、
28……固定杆、37……取付部。
は樋の取り付け状態の要部を示す断面図、第3図
a,bは従来の樋吊具の取り付け状態の要部を示
す断面図である。 1……樋、2……耳部、3,10……樋吊具、
11……基板、12,13……樋耳縁係止部、1
4……立ち上がり部、15,30……ガイド孔、
16,31……天板部、36,37……垂下部、
20,32……係止片、25……当て止め部、2
1……水平部、22……垂直部、27……リブ、
28……固定杆、37……取付部。
Claims (1)
- 基板の両端部を各々上方に屈曲して立上り部を
設け、該立上り部の上端部を外方に屈曲して天板
部を設け、該天板部の先端部を下方に屈曲して垂
下部を設け、該垂下部の下端部を内方に屈曲して
樋耳縁係止部を形成し、該樋耳縁係止部の天板部
にガイド孔を設けると共に該樋耳縁係止部の立上
り部又は基板の上記垂下部の下端と略対向した位
置に弾性板体からなり、中程が略直角に屈曲され
て垂直部と水平部とが形成されてなる係止片の水
平部の先端部を固定し且つ係止片の垂直部の上端
部を前記ガイド孔に遊挿し、基板の中程上面に一
端部が取着され、他端部が一方の樋耳縁係止部の
外側に位置された樋固定杆が設けられてなる樋吊
具において、少なくとも固定杆の設けられ反対側
に位置する前記樋耳縁係止部のガイド孔から上方
に突出している係止片の垂直部の上端部を内方に
屈曲して当て止め部を形成してなる樋吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4534782U JPS58145930U (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 樋吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4534782U JPS58145930U (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 樋吊具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145930U JPS58145930U (ja) | 1983-10-01 |
JPS6240017Y2 true JPS6240017Y2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=30056368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4534782U Granted JPS58145930U (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 樋吊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145930U (ja) |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP4534782U patent/JPS58145930U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58145930U (ja) | 1983-10-01 |