JP4057435B2 - 軒樋カバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒樋の開口部を被覆し、落ち葉や雪等が軒樋内に侵入するのを防止する軒樋カバーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の軒樋カバーとしては、水通孔を有する軒樋カバーの両端を軒樋の両耳部に係合させる構造(例えば、特許文献1、2参照)や、家屋の壁面等に一端を釘等で固定する構造(例えば、特許文献3参照)がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−8661号公報
【特許文献2】
特開平10−37411号公報
【特許文献3】
特開平9−170311号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年の軒樋の支持構造は、軒樋吊具が軒樋の開口部の内側に跨り、軒樋吊具が外部から見えないようにしてある。このため、軒樋カバーの両端を軒樋の両耳部に係合させる構造では、軒樋吊具があるため取り付けることができないという問題があった。また、家屋の壁面等に一端を釘等で固定する構造では、一端で支持しているので、雪等の重みのあるものが降り積もった場合、外れてしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、軒樋の開口部に容易に取り付けることができ、外れにくく、かつ強度を高めた軒樋カバーを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、軒樋吊具で支持された軒樋の開口部を水通孔が穿設された被覆面部で被覆する軒樋カバーにおいて、前記被覆面部の屋内側部分を立ち上がり傾斜面としてその端部を上側に折り返して屋内側係止部を形成するとともに被覆面部の屋外側部分を下向き折曲面としてその端部を下内側に折り返して屋外側係止部を形成し、軒先水切りの先端を屋内側へ折返して設けられた屋内側係合部に前記屋内側係止部を係合するとともに前記立ち上がり傾斜面を軒樋吊具の上面に載せて被覆面部の屋内側部分を軒先水切りの先端と軒樋吊具で挟持させ、軒樋吊具の先端に設けられた屋外側上方に開放した略コ字状断面形状に設けられた屋外側耳部係合部に前記屋外側係止部を係合させて、被覆面部の屋外側部分を屋外側耳部係合部に係合した軒樋耳部と軒樋吊具で挟持させて軒樋の開口部上に取り付けられる構成を有することを特徴とする。
このようにすることにより、屋内側係止部を屋内側係合部に、屋外側係止部を屋外側係合部に簡便に係合すれば、容易に軒樋の開口部を被覆することができ、両端部を係合させているので外れにくく強度の軒樋カバーとなる。
【0007】
上記、屋内側係止部は立ち上がり傾斜面の先端部に設け、屋外側係止部は下向き折曲面の先端部に設け、さらには両係止部を折返し端部として形成し、被覆面部の中間部は上方膨出面として形成するのが好ましい。
これにより上記機能を一層高めることができ、被覆面部の中間部の上方膨出面は、荷重強度を一層高め、軒樋カバー幅方向に可撓性を与えるので、係合操作性を一層高め得る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明軒樋カバーの一実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の軒樋カバーの斜視図、図2は、軒樋の開口部に固定した状態の軒樋カバーを示した概略側断面図、図3は、軒樋カバーの固定操作を示した概略側断面図である。
【0009】
本発明で使用する軒樋カバー1は、被覆面部2、水通孔3、屋内側係止部4及び屋外側係止部5を主な構成として備え、屋内側係止部4は軒先水切り6の屋内側係合部7に、屋外側係止部5は軒樋吊具8の屋外側係合部9に係合できるように形成されている。
【0010】
被覆面部2は、軒樋に沿う適宜長さを有し、幅方向中間部を逆V状乃至湾曲状に上方膨出させた膨出面2aとし、屋内側部分を立ち上がり傾斜面2bとし、屋外側部分を下向き折曲面2cとし、立ち上がり傾斜面2bの端部を上側にV状乃至U状に折返して屋内側係止部4を形成し、下向き折曲面2cの端部を下内側にV状乃至U状に折返して屋外側係止部5を形成し、膨出面2a、立ち上がり傾斜面2b、乃至下向き折曲面2cの内側面に亘って水通孔3を形成してある。
本実施例では、屋内側係止部4及び屋外側係止部5は、長手方向に沿い連続して設けているが、一定間隔で間欠的に設けるようにしてもよい。
なお膨出面2aは平面状としてもよい。
【0011】
水通孔3は、被覆面部2上に幅方向に長円形状の孔を複数穿設して形成してあるが、水通孔3の形状は上記に限定されず、丸孔、角孔などでも構わず、落ち葉や雪等が侵入しにくい形状としてあればよい。
【0012】
軒先水切り6は、長尺状の板材を軒先先端で鼻隠し11の先端面に沿うように下方に折曲し、さらにその先端を屋内側に折返して屋内側係合部7としている。屋内側係合部7は、屋内側係止部4及び鼻隠し11の屋外側先端を係止できるように形成されている。
【0013】
軒樋吊具8は、家屋の壁面等に固定する平板状の固定部8aから屋外側に伸びた杆部8bを形成し、杆部8bの屋内側及び屋外側には、軒樋12の両耳部12a、12bを係合できる屋内側耳部係合部8c及び屋外側耳部係合部8dが形成してある。
屋外側耳部係合部8dは、軒樋吊具8の先端を屋外側やや上方に開放した断面略コの字状に形成し、下片を屋外方向へ延設し、その先端を上方に折曲して上片の外側に間隙を保って位置させた構成をしており、耳部12bを係合できるだけでなく、屋外側係止部5もこの間隙から挿入して上片端部に係合でき、屋外側係合部9としての役割をも兼ねている。
【0014】
軒樋12は、板材を折曲形成した上方開口形状をしており、両側面上端の耳部12a、12bを軒樋吊具8の屋内側耳部係合部8c、屋外側耳部係合部8dに係合できるように形成し、軒樋吊具8が軒樋12の開口部12cに跨って位置するようにしてある。
軒樋吊具8及び軒樋12は、上記のように軒樋吊具8が軒樋12の開口部12cに位置し、軒樋吊具8の先端寄りに屋外側係止部5が係合できる構成としてあればよく、形状は本実施例に限定するものではない。
【0015】
以下に、軒樋カバー1の取付方法を説明する。
軒樋吊具8を所定間隔で家屋の壁面等に釘等を用いて固定し、軒樋12の屋外側の耳部12bを軒樋吊具8の屋外側耳部係合部8dに係合させ、屋外側の耳部12bを中心として回転させるようにして屋内側の耳部12aを屋内側耳部係合部8cに係合させて軒樋12を取り付ける。次に、軒先水切り6を鼻隠し11の屋外側の先端に屋内側係合部7を係合させ、屋根上に釘等を用いて固定する。
この際、軒先水切り6の屋内側係合部7が軒樋吊具8の上面との間に僅かな間隙を保つように設置するのが好ましい。
【0016】
その上で、軒樋カバー1の屋内側係止部4と立ち上がり傾斜面2b先端部を、図3の実線から点線で示すように、軒先水切り6の屋内側係合部7と軒樋吊具8の上面との間隙に押圧して差し込み、軒先水切り6の内方で屋内側係合部7に屋内側係止部4を係合させる。
次に、屋外側係止部5及び下向き折曲面2cを、軒樋吊具8の屋外側耳部係合部8dの上片の先端と軒樋12の屋外側の耳部12bの内壁面との間隙に押圧して差し込み、図2に示すように、屋外側係止部5を屋外側耳部係合部8d内で屋外側係合部9に係合させて施工することができる。
【0017】
このように、屋内側係止部4を屋内側係合部7に、屋外側係止部5を屋外側係合部9に容易に係合することができ、しかも従来の軒先構造を大きく変更することなく取り付けることができる。また、軒樋カバー1の両端を固定でき、立ち上がり傾斜面2bを軒樋吊具8の上面に載せた状態で、屋内側付近は軒先水切り6と軒樋吊具8とに挟持され、屋外側付近は軒樋耳部12bと軒樋吊具8とに挟持され、上記のように両係止部4、5が係合されているので外れにくいものである。
なお、屋内側係止部4と屋内側係合部7、屋外側係止部5と屋外側係合部9との係合構造は上記に限定するものではない。
【0018】
被覆面部2の中間部に膨出面2aを有することにより、幅方向に若干の可撓性が付与されるので、上記取り付け操作が行いやすくなるとともに、設置状態において、雪などの荷重や外部衝撃に対して、充分な強度を発揮することになる。
【0019】
【発明の効果】
被覆面部の屋内側端部に屋内側係止部を、屋外側端部に屋外側係止部を設け、それぞれを軒先水切りの先端部の屋内側係合部、軒樋吊具の先端部の屋外側係合部に係合させることにより、軒樋カバーを容易に取り付けられ、外れにくくすることができ、立ち上がり傾斜面の先端部に屋内側係止部、下向き折曲面の先端部に屋外側係止部を設け、被覆面部の中間部を上方膨出面とする構成とすることにより、さらに荷重強度を高め、係合操作性の良好な軒樋カバーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軒樋カバーの一実施例の斜視図である。
【図2】 図1の軒樋カバーを軒樋の開口部に固定した状態を示した概略側断面図である。
【図3】 図1の軒樋カバーの固定操作を示した概略側断面図である。
【符号の説明】
1 軒樋カバー
2 被覆面部
2a 膨出面
2b 立ち上がり傾斜面
2c 下向き折曲面
3 水通孔
4 屋内側係止部
5 屋外側係止部
6 軒先水切り
7 屋内側係合部
8 軒樋吊具
8a 固定部
8b 杆部
8c 屋内側耳部係合部
8d 屋外側耳部係合部
9 屋外側係合部
11 鼻隠し
12 軒樋
12a、12b 耳部
12c 開口部

Claims (2)

  1. 軒樋吊具(8)で支持された軒樋(12)の開口部(12c)を水通孔(3)が穿設された被覆面部(2)で被覆する軒樋カバーにおいて、
    前記被覆面部(2)の屋内側部分を立ち上がり傾斜面(2b)としてその端部を上側に折り返して屋内側係止部(4)を形成するとともに被覆面部(2)の屋外側部分を下向き折曲面(2c)としてその端部を下内側に折り返して屋外側係止部(5)を形成し、
    軒先水切り(6)の先端を屋内側へ折返して設けられた屋内側係合部(7)に前記屋内側係止部(4)を係合するとともに前記立ち上がり傾斜面(2b)を軒樋吊具(8)の上面に載せて被覆面部(2)の屋内側部分を軒先水切り(6)の先端と軒樋吊具(8)で挟持させ、
    軒樋吊具(8)の先端に設けられた屋外側上方に開放した略コ字状断面形状に設けられた屋外側耳部係合部(8d)に前記屋外側係止部(5)を係合させて、被覆面部(2)の屋外側部分を屋外側耳部係合部(8d)に係合した軒樋耳部(12b)と軒樋吊具(8)で挟持させて軒樋(12)の開口部(12c)上に取り付けられる構成を有することを特徴とする軒樋カバー。
  2. 立ち上がり傾斜面(2b)の先端部に屋内側係止部(4)を設け、下向き折曲面(2c)の先端部に屋外側係止部(5)を設け、被覆面部(2)の中間部を上方膨出面(2a)とした構成を有する請求項1に記載の軒樋カバー。
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