JP3074418U - 消雪用軒先屋根部材 - Google Patents

消雪用軒先屋根部材

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JP3074418U
JP3074418U JP2000004505U JP2000004505U JP3074418U JP 3074418 U JP3074418 U JP 3074418U JP 2000004505 U JP2000004505 U JP 2000004505U JP 2000004505 U JP2000004505 U JP 2000004505U JP 3074418 U JP3074418 U JP 3074418U
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eaves
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JP2000004505U
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English (en)
Inventor
條 敏 五 郎 三
Original Assignee
三條物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根上の積雪の滑りと、巻込みによる樋の破
損が防止される消雪用軒先屋根部材を提供する。 【解決手段】 長方形の枠体22の上面に金網26が張
設され、前記枠体22の軒先32の先端側の部分は、枠
体22に底辺24aを有し、断面が略三角形の空間を有
する形状に曲折されて支持体24が形成され、この支持
体24にも金網26が張設されると共に、枠体22の下
面全体に波板27が重合され、支持体24の略三角形の
底辺24aを除く2辺の軒先32の先端と反対側の一辺
24bは内側へく字状に屈折され、他辺24cと底辺2
4aがなす角度θは鈍角をなしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、住宅の屋根の軒先に取り付けられる軒先消雪具に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図4に示すような軒先消雪具があった。 それは、軒先消雪具1の枠体2は長方形に形成され、この枠体2には補強用の 枠体3が複数取り付けられており、前記枠体2は折り曲げられ、断面が略三角形 の山形部4が形成されるような支持体5が形成されている。
【0003】 前記枠体2の一方には金網6が張設されると共に、金網6が折り返され、また 、前記支持体5にそって金網6が張設され、山形部4が形成されている。 そして、山形部4が形成されていない側の枠体2の他方の側には、塩化ビニー ルシートからなる波形をした波板7が取り付けられている。 屋根の軒先から滑落している雪は山形部4で止まり、また軒先消雪具1全体に わたって堆積するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の軒先消雪具は金網6の傾斜面(山形部4の一辺)が平面 であるために、屋根上の雪が滑り易かった。
【0005】 また、山形部4の前記山形部4の他辺は枠体2と直角、即ち屋根面と直角にな っているため軒先面の雪が滑った場合、軒先の樋側に巻込み、樋を破損したり、 風により振動を生じ軒先を破損する恐れがあった。
【0006】 本考案は前記のような事情に鑑みてなされたものであり、屋根上の積雪の滑り と、巻込みによる樋の破損が防止される消雪用軒先屋根部材を提供するものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の消雪用軒先屋根部材は、屋根の軒先に連続して配設されるものであっ て、長方形の枠体の上面に、金網が張設され、前記枠体の軒先の先端側の部分は 、枠体に底辺を有し、断面が略三角形の空間を有する形状に曲折されて支持体が 形成され、この支持体にも金網が張設されると共に、前記枠体の下面全体に波板 が重合され、前記支持体の略三角形の底辺を除く2辺の軒先の先端と反対側の一 辺は内側へく字状に屈折され、他辺と底辺がなす角度は鈍角をなしていることを 特徴とする消雪用軒先屋根部材。
【0008】 また、前記枠体の軒先側の先端には軒先端に係止される止め金具が取り付けら れていることを特徴とする
【0009】 また、前記止め金具がコ字状になっていることを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基いて本考案の実施形態を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施形態を示す斜視図、図2は本考案の一実施形態を示す縦 断面図、図3は図1及び図2に示す消雪用軒先屋根部材を屋根に取り付けた状態 の全体斜視図である。
【0011】 消雪用軒先屋根部材20の枠体22は長方形に形成され、この枠体22は補強 材23で補強されている。 前記枠体22は折り曲げられ、図2に示すように断面が略三角形の支持体24 が形成されている。 枠体22の上面には金網26が張設されると共に、これが折り返され、前記支 持体24に沿ってこれを覆って張設されている。
【0012】 そして、支持体24が形成されていない側の枠体22の下面全体には硬質塩化 ビニール等で作られた波板27(図1)が取り付けられている。
【0013】 前記支持体24の略三角形の底辺24aを除く2辺の軒先の先端と反対側の一 辺24bは内側へく字状に屈折し、他辺24cと底辺24aとは鈍角θ(図2) をなしている。
【0014】 ここで、他辺24cと底辺24aとのなす角度θを鈍角としたのは、支持体2 4の先端を軒先より前方に突出させるためで、これにより雪が万一滑落しても樋 に当たることが防止される。
【0015】 枠体22の軒先側の先端には軒先の先端に係止されるコ字状の止め金具22a が固設されている。 この止め金具22aは、消雪用軒先屋根部材20を取り付ける際、軒先の先端 に係合するもので、これにより消雪用軒先屋根部材20は軒先にしっかり固定さ れ、風により振動したり、煽ったりすることがなく、振動、煽りにより軒先が破 損されることなく保護される。
【0016】 消雪用軒先屋根部材20は図3に示すように屋根31の軒先に取り付けて使用 すると、屋根31の軒先32から滑落してくる雪は、支持体24の一辺24bで 止まり、消雪用軒先屋根部材20全体にわたって堆積する。
【0017】 この堆積した雪は日中の太陽により融け、自重によって金網26により細かく 分割されながら、波板27上に落下して堆積層の下側を伝って軒先の樋33方向 に流れるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである。 (1)支持板の一辺がく字状に屈折しているので堆積した雪が滑落し難い。 (2)支持板の他辺が軒先の先端から突き出るので、もしも軒先の先端付近の 雪が滑落しても樋に当たらないので樋を破損することがない。 (3)軒先の先端に止め金具が係合しているので、風により振動、煽りが生ず ることなく、振動、煽りによる軒先の破損が防止されるし、振動、煽りによる騒 音の発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施態様を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施態様を示す縦断面図である。
【図3】図1及び図2に示す消雪用軒先屋根部材を屋根
に取り付けた状態の全体斜視図である。
【図4】従来の消雪用軒先部材の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
20 消雪用軒先屋根部材 22 枠体 22a 止め金具 23 補強材 24 支持体 24a 底辺 24b 一辺 24c 他辺 26 金網 27 波板 31 屋根 32 軒先 33 樋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の軒先に連続して配設されるもので
    あって、長方形の枠体の上面に金網が張設され、前記枠
    体の軒先の先端側の部分は、枠体に底辺を有し、断面が
    略三角形の空間を有する形状に曲折されて支持体が形成
    され、この支持体にも金網が張設されると共に、前記枠
    体の下面全体に波板が重合され、前記支持体の略三角形
    の底辺を除く2辺の軒先の先端と反対側の一辺は内側へ
    くの字に屈折され、他辺と底辺がなす角度は鈍角をなし
    ていることを特徴とする消雪用軒先屋根部材。
  2. 【請求項2】 前記枠体の軒先側の先端には軒先端に係
    止される止め金具が取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の消雪用軒先屋根部材。
  3. 【請求項3】 前記止め金具がコ字状になっていること
    を特徴とする請求項2に記載の消雪用軒先屋根部材。
JP2000004505U 2000-06-28 2000-06-28 消雪用軒先屋根部材 Expired - Lifetime JP3074418U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058210A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Shinpei Harada 屋根面用雪止め具及びその取付装置

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