JP3175941U - 屋根用除雪シート掛止具及びこれを用いた屋根用除雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、更に、屋根への着脱が容易である屋根用除雪シート掛止具及びこれを用いた屋根用除雪装置を提供する。
【解決手段】屋根用除雪シート掛止具は、棟部の長手方向に所定の間隔をおいて載置する複数の屋根用除雪シート掛止部材10からなり、前記屋根用除雪シート掛止部材10は、前記棟部を跨ぐ架設部15と該架設部15の両端に形成された1対のフック部11とからなり、該フック部11は、上方に向かって凹状に形成されて勾配屋根用除雪シート21及び/又は棟部・勾配屋根兼用除雪シート23を掛止する。
【選択図】図3

Description

本考案は屋根用除雪シート掛止具及びこれを用いた屋根用除雪装置に関し、更に詳しくは、簡易な構造で、屋根への着脱が容易な屋根用除雪シート掛止具及びこれを用いた除雪装置に関する。
積雪の多い地域では、建物の屋根に耐久量を越える雪が積もる場合がある。この様な状況の下、作業者が屋根上に登り、スコップなどの除雪具を用いて雪下ろしを行なうことが行なわれている。この雪下ろし作業は、重労働であることに加え、積雪は滑りやすいため、落下事故がおきやすい。
ここで、屋根用除雪装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この屋根用除雪装置は、勾配屋根の棟部から軒先部に至る平行な案内レールを勾配屋根に固着し、除雪シートの適所に取着した各移動駒を対応する各案内レールに、除雪シートが上下動操作可能に組み込まれている。そして、降雪期間には除雪シートを勾配屋根全体に敷設しておき、降雪期間以外の期間では、屋根上部に設けた収納部に除雪シートを収納する構造となっている。
この屋根用除雪装置によれば、降雪期には、各案内レールに沿って各移動駒を降下移動させ、屋根上の略全体に除雪シートを敷設し、除雪シート上に降り積もろうとする雪を自動的に滑落させて除去することができるため、雪下ろし作業をしないで降雪期を終えることができる。
そして、降雪期間が終わると、当該除雪シートを、各移動駒と共に各案内レールに沿って上昇移動して折り畳みながら上昇させて収納部内まで誘導し、次の降雪期まで保管することができる。
特開2008−297850号公報
しかし、特許文献1に記載の屋根用除雪装置は、勾配屋根に案内レールを固着する必要があり、除雪シートの適所に各移動駒をしなければならず、構造が複雑である。
本考案は、前記の問題を解決するものであり、簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、更に、屋根への着脱が容易である屋根用除雪シート掛止具及びこれを用いた屋根用除雪装置を提供することを目的とする。
本考案は以下の通りである。
(1)棟部と該棟部の両側に備えた一対の勾配屋根を有する建物の屋根に敷設する屋根用除雪シートを掛止するための屋根用除雪シート掛止具であって、
前記屋根用除雪シート掛止具は、前記棟部の長手方向に所定の間隔をおいて載置する複数の屋根用除雪シート掛止部材からなり、前記屋根用除雪シート掛止部材は、前記棟部を跨ぐ架設部と該架設部の両端に形成された1対のフック部とからなり、該フック部は、上方に向かって凹状に形成されて勾配屋根用除雪シート及び/又は棟部・勾配屋根兼用除雪シートを掛止することを特徴とする屋根用除雪シート掛止具。
(2)前記一対のフック部は前記架設部から延設して該架設部と一体に形成された(1)に記載の屋根用除雪シート掛止具。
(3)(1)又は(2)に記載の屋根用除雪シート掛止具と、前記屋根用除雪シートとからなる屋根用除雪装置であって、
前記屋根用除雪シートは、前記フック部に該屋根用除雪シート下面に設けた掛止部を掛止して、前記屋根に敷設される屋根用除雪装置。
(4)(1)又は(2)に記載の屋根用除雪シート掛止具と、前記屋根用除雪シートとからなる屋根用除雪装置であって、
前記屋根用除雪シートは、一対の勾配屋根に敷設する一対の勾配屋根除雪シートと、前記棟部に敷設する棟部除雪シートとからなり、
前記一対の勾配屋根除雪シートは、それぞれ前記一対のフック部に該勾配屋根除雪シートの先端部を掛止して前記一対の勾配屋根に敷設され、
前記棟部除雪シートは、前記勾配屋根除雪シートの上面に着脱自在に係着して敷設されている屋根用除雪装置。
(5)(1)又は(2)に記載の屋根用除雪シート掛止具と、前記屋根用除雪シートとからなる屋根用除雪装置であって、
前記屋根用除雪シートは、一方側の勾配屋根に敷設される前記勾配屋根除雪シートと、前記棟部及び他方側の勾配屋根に敷設される棟部・勾配屋根兼用除雪シートとからなり、
前記勾配屋根除雪シートは、一方側の前記フック部に該勾配屋根除雪シートの先端部を掛止して該一方側の勾配屋根に敷設され、且つ、
前記棟部・勾配屋根兼用除雪シートは、前記一方側の勾配屋根において、前記勾配屋根除雪シートの上面に着脱自在に係着して敷設され、前記他方側の勾配屋根において、該他方側のフック部に該棟部・勾配屋根兼用除雪シートの下面に設けた掛止部を掛止して、敷設される屋根用除雪装置。
(6)前記勾配屋根の軒先部に前記屋根用除雪シートを係止する軒先部係止用部材を備える(3)乃至(5)のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
(7)前記勾配屋根のけらば部に屋根用除雪シートを係止するけらば部係止用部材を備える(3)乃至(6)のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
(8)前記屋根用除雪シートは、勾配方向に向かって並設される複数枚からなり、それぞれが係止部材を介して着脱自在に接続されている(3)乃至(7)のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
(9)前記係止部材は、ファスナーである(8)に記載の屋根用除雪装置。
1.本考案の屋根用除雪シート掛止具は、棟部の長手方向に所定の間隔をおいて載置する複数の屋根用除雪シート掛止部材からなり、屋根用除雪シート掛止部材は、棟部を跨ぐ架設部と架設部の両端に形成された1対のフック部とからなり、フック部は、上方に向かって凹状に形成されて勾配屋根用除雪シート及び/又は棟部・勾配屋根兼用除雪シートを掛止することを特徴とするため、簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、更に、屋根への着脱が容易である。
2.一対のフック部が架設部から延設して架設部と一体に形成されている場合には、屋根用除雪シート掛止部材が更に簡易な構造となり、製作するのが容易である。
3.本考案の屋根用除雪装置は、屋根用除雪シートが、フック部に屋根用除雪シート下面に設けた掛止具を掛止して、屋根に敷設されるため、簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、屋根への着脱が容易である。
4.屋根用除雪シートは、一対の勾配屋根に敷設する一対の勾配屋根除雪シートと、棟部に敷設する棟部除雪シートとからなり、一対の勾配屋根除雪シートは、それぞれ前記一対のフック部に勾配屋根除雪シートの先端部を掛止して一対の勾配屋根に敷設され、棟部除雪シートは、勾配屋根除雪シートの上面に着脱自在に係着して敷設されている場合には、更に、簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、更に、屋根への着脱が容易である。
5.屋根用除雪シートが、一方側の勾配屋根に敷設される前記勾配屋根除雪シートと、棟部及び他方側の勾配屋根に敷設される棟部・勾配屋根兼用除雪シートとからなり、勾配屋根除雪シートが、一方側のフック部に勾配屋根除雪シートの先端部を掛止して一方側の勾配屋根に敷設され、且つ、棟部・勾配屋根兼用除雪シートが、一方側の勾配屋根において、勾配屋根除雪シートの上面に着脱自在に係着して敷設され、他方側の勾配屋根において、他方側のフック部に棟部・勾配屋根兼用除雪シートの下面に設けた掛止部を掛止して、敷設される場合にも、更に、簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、屋根への着脱が容易である。
6.屋根用除雪装置が、勾配屋根の軒先部に屋根用除雪シートを係止する軒先部係止用部材を備えている場合には、屋根用除雪シートを更に確実に屋根に取り付けることができる。
7.屋根用除雪装置が、勾配屋根のけらば部に屋根用除雪シートを係止するけらば部係止用部材を備えている場合にも、屋根用除雪シートを更に確実に屋根に取り付けることができる。
8.屋根用除雪シートが、勾配方向に向かって並設される複数枚からなり、それぞれが係止部材を介して着脱自在に接続されている場合には、広い屋根に対しても、簡易な構造で屋根に確実に取り付けることができ、更に、屋根への着脱が容易である。
9.係止部材が、ファスナーである場合には、特に屋根用除雪シート同士が簡易に着脱できる。
本考案の実施形態の屋根用除雪シート掛止具を示す斜視図である。 (a)本考案の実施形態の屋根用除雪シート掛止部材を示す斜視図である。 (b)図2(a)のA−A断面図である。 本考案の実施形態の屋根用除雪シート掛止部材に勾配屋根除雪シートと棟部除雪シートを装着する例を示す説明図である。 本考案の実施形態の屋根用除雪装置に係り、屋根用除雪シート掛止部材に屋根用除雪シートを掛止した例を示す断面図である。 本考案の実施形態の屋根用除雪装置に係り、屋根用除雪シート掛止部材に屋根用除雪シートを掛止した他の例を示す断面図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、建物の屋根に屋根用除雪装置を取り付けた例を示す斜視図である。
以下、図1〜6を参照しながら本考案を詳しく説明する。尚、本考案は、かかる図に記載された具体例に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更したものとすることができる。
[1]屋根用除雪シート掛止具
屋根用除雪シート掛止具1は、図6に示すように、棟部41の両側に備えた一対の勾配屋根42を有する建物の屋根に敷設する屋根用除雪シート20を掛止するためのものである。
ここで、屋根は棟部とその両側に勾配屋根を備えていれば特に限定はなく、瓦屋根、トタン屋根、その他の屋根に取り付けることができる。
本考案に係る屋根用除雪シート掛止具1は、図1に示すように、棟部41の長手方向に所定の間隔をおいて載置する複数の屋根用除雪シート掛止部材10からなる。
屋根用除雪シート掛止部材10は、棟部41を跨ぐ架設部15と架設部15の両端に形成された1対のフック部11とからなる。
架設部15は、棟部に沿った形状であることが好ましい。図1に示すアーチ形のほか、棟部の形状によっては、角形の形状であってもよい。材質も特に限定はないが、ステンレスであることが好ましい。ステンレスであれば耐候性に優れる。
フック部11は、架設部15の両端に形成された1対の部材からなり、上方に向かって凹状に形成されて勾配屋根用除雪シート及び/又は棟部・勾配屋根用除雪シートを掛止するためのものである。
フック部は上方に向かって凹状に形成されて、勾配屋根用除雪シート及び/又は棟部・勾配屋根用除雪シートを掛止することができれば、その形状は特に限定されず、その形状は特に限定されず、円弧状、V字状、U字状、くの字状、コの字状などであってもよい。
フック部の材質も特に限定はないが、ステンレスであることが好ましい。ステンレスであれば耐候性に優れる。
一対のフック部11は架設部15から延設して架設部15と一体に形成されていることが好ましい。こうすることで、屋根用除雪シート掛止部材10を製作するに当たっては、長尺形状の板材を長手方向の中央部を架設部の形状に折り曲げて形成し、それぞれの両端から上方に向かって凹状に曲げてフック部11を形成することができる。
[2]屋根用除雪装置
本考案の屋根用除雪装置は、図6に示すように、屋根用除雪シート掛止具1と、屋根用除雪シート20とからなる。
屋根用除雪シート20は、図5に示すように、フック部11に屋根用除雪シート下面に設けた掛止部20cを掛止して、屋根に敷設される。
屋根用除雪シート20は、材質は特に限定はないが、通常、軟質の素材であり、積雪が滑落しやすい素材であることが好ましい。
掛止部20cは、図5に示すように、屋根用除雪シート20下面に一端を接続して、棟部の長手方向に帯状に形成されている。掛止部20cと屋根用除雪シート20との接続方法は特に限定はなく、接着などの他、縫い付けてもよい。また、屋根用除雪シート20と一体に形成されていてもよい。
掛止部20cの材質も、屋根用除雪シートと同様であり、特に限定はないが、通常、軟質の素材である。
前記屋根用除雪シート20は、図5に示すように(屋根の一方側のみ図示)、屋根全体を覆う1枚の除雪シートからなることもできる。
更に、前記屋根用除雪シート20は、図4に示すように、一対の勾配屋根除雪シート21と棟部除雪シート22とからなることができる。
また、屋根用除雪シート20は、一方側に敷設される勾配屋根除雪シート21(図4)と、棟部41及び他方側の勾配屋根42に敷設される棟部・勾配屋根兼用除雪シート23(図5)とからなることができる。
[実施例1]
実施例1は、図4に示すように、一対の勾配屋根除雪シート21と棟部除雪シート22とからなる屋根用除雪シート20を屋根40への敷設した例である。
一対の勾配屋根除雪シート21(他方側不図示)は、それぞれ一対のフック部11に勾配屋根除雪シート21の先端部を掛止して両側の勾配屋根42に敷設される。勾配屋根除雪シート21をフック部11に掛止するには、勾配屋根除雪シート21の先端部に設けられたフック孔21aを掛止することにより行う。
そして、棟部除雪シート22は、図3に示すように、勾配屋根除雪シート21の上面に着脱自在に係着して敷設される。
具体的には、棟部除雪シート22に設けられた棟部係着部材22fと、勾配屋根除雪シート21に設けられた勾配屋根係着部材21fとで形成された係着部材20fにより、着脱自在に係着され、棟部41に敷設される。この係着部材20fとしては、例えば面ファスナーが好適に使用できる。
なお、図3及び図4は、屋根の一方側のみを示しているが、他方側も同一の構成である。
屋根用除雪装置は、図6に示すように、勾配屋根42の軒先部51に前記屋根用除雪シート21を係止する軒先部係止用部材51aを備えていることが好ましい。軒先部係止用部材51aは、軒下下部に設けた固定部(不図示)と紐からなり、勾配屋根除雪シート21の下端に設けた係止孔に樋51bを抱接して紐により屋根用除雪シート21を固定することができる。
例えば図6に示すように、軒先部係止用部材51aは、勾配屋根除雪シート21に設けた係止孔に紐51cを交互に通し、その紐51cをさらに別の紐51dで固定するようにすることもできる。
また、図6に示すように、勾配屋根42のけらば部52に前記屋根用除雪シート21を係止するけらば部係止用部材52aを備えていることが好ましい。けらば部係止用部材52aは、けらば部下部に設けた固定部(不図示)と紐からなり、勾配屋根除雪シート21の側端に設けた係止孔に紐により屋根用除雪シート21を固定することができる。紐による固定方法は軒先部係止用部材51aと同様である。
図5に示すように、屋根用除雪シート20が、勾配方向に向かって並設される複数枚からなり、それぞれが係止部材21eにより着脱自在に接続されていれば、長手方向に広い屋根であっても、それぞれの屋根用除雪シート20を簡易に着脱することができる。
更に、係止部材21eで接続される屋根用除雪シート20の一方に、係止部材21eを被覆する被覆片21dを備えていることが好ましい。被覆片21dにより、係止部材21e上に直接積雪されるのを防ぐことができ、係止部材21eが凍りついたり損傷したりするのを防ぐことができる。そして、この被覆片21dは、面ファスナー21gにより着脱自在に固定することが好ましい。
なお、図5は勾配屋根除雪シート21のみが係止部材eにより接続されている例を示すが、棟部除雪シート22、棟部・勾配屋根兼用除雪シート23についても同様に、係止部材により接続することができる。
この係止部材は特に限定はないが、ファスナーであれば好適に用いることができる。
[実施例2]
実施例2は、図4及び図5に示すように、一方側の勾配屋根42に敷設される勾配屋根除雪シート21と、棟部41及び他方側の勾配屋根42に敷設される棟部・勾配屋根兼用除雪シート23とからなる屋根用除雪シートを屋根へ敷設した例である。
図4に示すように、勾配屋根除雪シート21は、フック部11に掛止されて一方側の勾配屋根42に敷設される。勾配屋根除雪シート21をフック部11に掛止するには、勾配屋根除雪シート21の先端部に設けられたフック孔21aを掛止することにより行う。
そして、棟部・勾配屋根兼用除雪シート23は、図4に示すように、一方側の勾配屋根42において、勾配屋根除雪シート21の上面に着脱自在に係着して敷設される。
具体的には、棟部除雪シート22に設けられた棟部係着部材22fと、勾配屋根除雪シート21に設けられた勾配屋根係着部材21fとで形成された係着部材20fにより、着脱自在に係着され、棟部41に敷設される。この係着部材20fとしては、例えば面ファスナーが好適に使用できる。
そして更に、図5に示すように、他方側の勾配屋根42において、他方側のフック部11に棟部・勾配屋根兼用除雪シート23の下面に設けた掛止部23cを掛止して敷設される。具体的には、掛止部23cの先端に設けられたフック孔23aをフック部11に掛止することにより行なう。
なお、掛止部23cは、前述のように、屋根用除雪シート20下面に一端を接続して、棟部の長手方向に帯状に形成されている。掛止部20cと屋根用除雪シート20との接続方法は特に限定はなく、接着などの他、縫い付けてもよい。また、屋根用除雪シート20と一体に形成されていてもよい。
掛止部20cの材質も、屋根用除雪シートと同様であり、特に限定はないが、通常、軟質の素材である。
実施例1と同様、図6に示すように、勾配屋根42の軒先部51に前記屋根用除雪シート21を係止する軒先部係止用部材51aを備えていることが好ましい。
また、勾配屋根42のけらば部52に前記屋根用除雪シート21を係止するけらば部係止用部材52aを備えていることが好ましい。
更に、勾配屋根除雪シート21及び、棟部・勾配屋根兼用除雪シート23が、勾配方向に向かって並設される複数枚からなり、それぞれが係止部材により着脱自在に接続されることもできる。
これらの具体的構成、作用効果については、実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
1;屋根用除雪シート掛止具、10;屋根用除雪シート掛止部材、11;フック部、15;架設部、20;屋根用除雪シート、21;勾配屋根除雪シート、21e;係止部材(ファスナー)、22;棟部除雪シート、23;棟部・勾配屋根兼用除雪シート、23c;掛止部、40;屋根、41;棟部、42;勾配屋根、51;軒先部、51a;軒先部係止用部材、52;けらば部、52a;けらば部係止用部材

Claims (9)

  1. 棟部と該棟部の両側に備えた一対の勾配屋根を有する建物の屋根に敷設する屋根用除雪シートを掛止するための屋根用除雪シート掛止具であって、
    前記屋根用除雪シート掛止具は、前記棟部の長手方向に所定の間隔をおいて載置する複数の屋根用除雪シート掛止部材からなり、前記屋根用除雪シート掛止部材は、前記棟部を跨ぐ架設部と該架設部の両端に形成された1対のフック部とからなり、該フック部は、上方に向かって凹状に形成されて勾配屋根用除雪シート及び/又は棟部・勾配屋根兼用除雪シートを掛止することを特徴とする屋根用除雪シート掛止具。
  2. 前記一対のフック部は前記架設部から延設して該架設部と一体に形成された請求項1に記載の屋根用除雪シート掛止具。
  3. 請求項1又は2に記載の屋根用除雪シート掛止具と、前記屋根用除雪シートとからなる屋根用除雪装置であって、
    前記屋根用除雪シートは、前記フック部に該屋根用除雪シート下面に設けた掛止部を掛止して、前記屋根に敷設される屋根用除雪装置。
  4. 請求項1又は2に記載の屋根用除雪シート掛止具と、前記屋根用除雪シートとからなる屋根用除雪装置であって、
    前記屋根用除雪シートは、一対の勾配屋根に敷設する一対の勾配屋根除雪シートと、前記棟部に敷設する棟部除雪シートとからなり、
    前記一対の勾配屋根除雪シートは、それぞれ前記一対のフック部に該勾配屋根除雪シートの先端部を掛止して前記一対の勾配屋根に敷設され、
    前記棟部除雪シートは、前記勾配屋根除雪シートの上面に着脱自在に係着して敷設されている屋根用除雪装置。
  5. 請求項1又は2に記載の屋根用除雪シート掛止具と、前記屋根用除雪シートとからなる屋根用除雪装置であって、
    前記屋根用除雪シートは、一方側の勾配屋根に敷設される前記勾配屋根除雪シートと、前記棟部及び他方側の勾配屋根に敷設される棟部・勾配屋根兼用除雪シートとからなり、
    前記勾配屋根除雪シートは、一方側の前記フック部に該勾配屋根除雪シートの先端部を掛止して該一方側の勾配屋根に敷設され、且つ、
    前記棟部・勾配屋根兼用除雪シートは、前記一方側の勾配屋根において、前記勾配屋根除雪シートの上面に着脱自在に係着して敷設され、前記他方側の勾配屋根において、該他方側のフック部に該棟部・勾配屋根兼用除雪シートの下面に設けた掛止部を掛止して、敷設される屋根用除雪装置。
  6. 前記勾配屋根の軒先部に前記屋根用除雪シートを係止する軒先部係止用部材を備える請求項3乃至5のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
  7. 前記勾配屋根のけらば部に屋根用除雪シートを係止するけらば部係止用部材を備える請求項3乃至6のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
  8. 前記屋根用除雪シートは、勾配方向に向かって並設される複数枚からなり、それぞれが係止部材を介して着脱自在に接続されている請求項3乃至7のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
  9. 前記係止部材は、ファスナーである請求項8に記載の屋根用除雪装置。
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