JP3166370U - 屋根用除雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で、屋根への着脱が容易で、降雪期間以外の期間には、簡易に収納可能な除雪シートを用いた除雪装置を提供する。【解決手段】屋根用除雪装置は、建物の勾配屋根45上に敷設する第1勾配屋根除雪シート10と、第1勾配屋根除雪シート10と並列に敷設する第2勾配屋根除雪シート20とからなる勾配屋根除雪シートと、勾配屋根45の対設するけらば部65の下部それぞれに、第1勾配屋根除雪シート10及び第2勾配屋根除雪シート20を巻き取りロールにより巻き取り収納する収納部80と、巻き取りロールを回転させて勾配屋根除雪シートを巻き取るための駆動手段とを備え、第1勾配屋根除雪シート10と第2勾配屋根除雪シート20とは、ファスナーにより着脱自在に接続されている。勾配屋根45の上部に形成された棟部41に敷設する棟部用除雪シート50を更に備えた。【選択図】図1

Description

本考案は屋根用除雪装置に関し、更に詳しくは、屋根への着脱が容易で、不使用時にはけらば部の下側に収納可能な除雪シートを用いた除雪装置に関する。
積雪の多い地域では、建物の屋根に耐久量を越える雪が積もる場合がある。この様な状況の下、作業者が屋根上に登り、スコップなどの除雪具を用いて雪下ろしを行なうことが行なわれている。この雪下ろし作業は、重労働であることに加え、積雪は滑りやすいため、落下事故のおそれがある。
ここで、屋根用除雪装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この屋根用除雪装置は、勾配屋根の棟部から軒先部に至る平行な案内レールを勾配屋根に固着し、除雪シートの適所に取着した各移動駒を対応する各案内レールに、除雪シートが上下動操作可能に組み込まれている。そして、降雪期間には除雪シートを勾配屋根全体に敷設しておき、降雪期間以外の期間では、屋根上部に設けた収納部に除雪シートを収納する構造となっている。
この屋根用除雪装置によれば、降雪期には、各案内レールに沿って各移動駒を降下移動させ、屋根上の略全体に除雪シートを敷設し、除雪シート上に降り積もろうとする雪を自動的に滑落させて除去することができるため、雪下ろし作業をしないで降雪期を終えることができる。
そして、降雪期間が終わると、当該除雪シートを、各移動駒と共に各案内レールに沿って上昇移動して折り畳みながら上昇させて収納部内まで誘導し、次の降雪期まで保管することができる。
特開2008−297850号公報
しかし、特許文献1に記載の屋根用除雪装置は、勾配屋根に案内レールを固着する必要があり、除雪シートの適所に各移動駒をしなければならず、構造が複雑である。
本考案は、前記の問題を解決するものであり、簡易な構造により、屋根への着脱が容易で、降雪期間以外の期間には、簡易に収納可能な除雪シートを用いた除雪装置を提供することを目的とする。
本考案は以下の通りである。
1.勾配屋根を有する建物の該勾配屋根上に、該勾配屋根の上部から軒先部に向かって敷設する第1勾配屋根除雪シートと、該第1勾配屋根除雪シートと並列に該勾配屋根の該上部から該軒先部に向かって敷設する第2勾配屋根除雪シートと、からなる勾配屋根除雪シートと、
前記勾配屋根の対設するけらば部の下部それぞれに、前記第1勾配屋根除雪シート及び前記第2勾配屋根除雪シートを巻き取りロールにより巻き取り収納する収納部と、
前記巻き取りロールを回転させて前記勾配屋根除雪シートを巻き取るための駆動手段と、を備え、
前記第1勾配屋根除雪シートと第2勾配屋根除雪シートとは、ファスナーにより着脱自在に接続されていることを特徴とする屋根用除雪装置。
2.前記駆動手段はモータで駆動するものである1.に記載の屋根用除雪装置。
3.前記勾配屋根除雪シートの収納時において、前記けらば部の端縁部に前記勾配屋根除雪シートの一端を係止する係止手段を更に備える1.又は2.に記載の屋根用除雪装置。
4.前記勾配屋根除雪シートが、前記第1勾配屋根除雪シートと前記第2勾配屋根除雪シートの間に、更に第3勾配屋根除雪シートを備え、該第3勾配屋根除雪シートの一端側と該第1勾配屋根除雪シート、及び該第3勾配屋根除雪シートの他端側と該第2勾配屋根除雪シートとは、前記ファスナーにより着脱自在に接続されている1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
5.前記第3勾配屋根除雪シートは、前記勾配屋根の前記上部から前期軒先部に向かって敷設された複数枚からなり、該第3勾配屋根除雪シート同士が前記ファスナーにより着脱自在に接続されている4.に記載の屋根用除雪装置。
6.前記勾配屋根の上部に形成された棟部に敷設する棟部用除雪シートを更に備え、且つ、該棟部用除雪シートの両側端側各々に、前記勾配屋根除雪シートを備え、該棟部用除雪シートの該両側端側と前記勾配屋根除雪シートの上端側とは、それぞれ前記ファスナーにより着脱自在に接続されている1.乃至5.のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
7.前記棟部用除雪シートの両側端各々に、更に前記勾配屋根除雪シートと接続する前記ファスナーを被覆する被覆片を備えた6.に記載の屋根用除雪装置。
8.前記ファスナーで接続される隣接した勾配屋根除雪シート同士のうちのいずれか一方に、更に該ファスナーを被覆する被覆片を備えた請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
9.前記被覆片の先端内面は、前記勾配屋根除雪シートの上面と、前記ファスナーを跨いで面ファスナーにより固定される請求項7又は8に記載の屋根用除雪装置。
1.本考案は、勾配屋根の上部から軒先部に向かって敷設する第1勾配屋根除雪シートと、該第1勾配屋根除雪シートと並列に該勾配屋根の該上部から該軒先部に向かって敷設する第2勾配屋根除雪シートとが、ファスナーにより着脱自在に接続されているため、簡易な構造により、屋根への着脱が容易である。また、勾配屋根の対設するけらば部の下部それぞれに、前記第1勾配屋根除雪シート及び前記第2勾配屋根除雪シートを巻き取りロールにより巻き取り収納する収納部と、巻き取りロールを回転させて前記勾配屋根除雪シートを巻き取るための駆動手段とを備えているため、簡易に収納可能である。
2.前記駆動手段がモータで駆動するものである場合には、除雪シートを巻き取り、収納することが容易となる。
3.前記勾配屋根除雪シートの収納時において、前記けらば部の端縁部に前記勾配屋根除雪シートの一端を係止する係止手段を更に備える場合には、除雪シートを収納に際して、確実に固定することができると共に、敷設する際にも便利である。
4.前記第1勾配屋根除雪シートと前記第2勾配屋根除雪シートの間に、更に第3勾配屋根除雪シートを備え、該第3勾配屋根除雪シートの一端側と該第1勾配屋根除雪シート、及び該第3勾配屋根除雪シートの他端側と該第2勾配屋根除雪シートとは、前記ファスナーにより着脱自在に接続されている場合には、棟部の長手方向に長い屋根の場合に3枚の除雪シートを簡易に接続して敷設することができる。
5.前記第3勾配屋根除雪シートは、前記勾配屋根の前記上部から前記軒先部に向かって敷設された複数枚からなり、該第3勾配屋根除雪シート同士が前記ファスナーにより着脱自在に接続されている場合には、棟部の長手方向に更に長い屋根の場合であっても、4枚以上の除雪シートを簡易に接続して敷設することができる。
6.前記勾配屋根の上部に形成された棟部に敷設する棟部用除雪シートを更に備え、且つ、該棟部用除雪シートの両側端側各々に、前記勾配屋根除雪シートを備え、該棟部用除雪シートの該両側端側と前記勾配屋根除雪シートの上端側とは、それぞれ前記ファスナーにより着脱自在に接続されていれば、棟部まで含めて除雪されると共に、棟部用除雪シートを容易に着脱することができる。更に、勾配屋根除雪シートを確実に屋根に敷設固定することができる。
7.前記棟部用除雪シートの両側端各々に、更に前記勾配屋根除雪シートと接続する前記ファスナーを被覆する被覆片を備えていれば、ファスナー上に直接積雪されるのを防ぐことができ、ファスナーが凍りついたり損傷したりするのを防ぐことができる。
8.前記ファスナーで接続される隣接した勾配屋根除雪シート同士のうちのいずれか一方に、更に該ファスナーを被覆する被覆片を備えている場合にも、ファスナー上に直接積雪されるのを防ぐことができ、ファスナーが凍りついたり損傷したりするのを防ぐことができる。
9.前記被覆片の先端内面は、前記勾配屋根除雪シートの上面と、前記ファスナーを跨いで面ファスナーにより固定されるように形成されていれば、確実に被覆片でファスナーを覆うことができる。
本考案の屋根用除雪装置に係り、勾配屋根除雪シートを屋根に敷設した例を示す斜視図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、勾配屋根除雪シートを屋根に敷設した例を示す側面図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、勾配屋根除除雪シートを収納した例を示す斜視図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、勾配屋根除除雪シートを収納した例を示す部分拡大斜視図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、勾配屋根除除雪シートをモータを利用して収納する構造の例を示す説明図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、勾配屋根除除雪シートを手動で収納する構造の例を示す説明図である。 本考案の屋根用除雪装置に係り、被覆片を備えた勾配屋根除雪シートを屋根に敷設した例を示す斜視図である。 (a)は図7におけるB−B断面図、(b)は、図7におけるA−A断面図である。
以下、図1〜6を参照しながら本考案を詳しく説明する。尚、本考案は、かかる図に記載された具体例に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更したものとすることができる。
図1に示す屋根用除雪装置は本考案を具体化したものである。この屋根用除雪装置は、勾配屋根45を有する建物の該勾配屋根45上に、該勾配屋根45の上部から軒先部60に向かって敷設する第1勾配屋根除雪シート10と、該第1勾配屋根除雪シート20と並列に勾配屋根45の上部から前記軒先部60に向かって敷設する第2勾配屋根除雪シート20と、からなる勾配屋根除雪シートと、前記勾配屋根45の対設するけらば部65の下部それぞれに、前記第1勾配屋根除雪シート10及び前記第2勾配屋根除雪シート20を巻き取りロール84により巻き取り収納する収納部80と、前記巻き取りロール83を回転させて前記勾配屋根除雪シートを巻き取るための駆動手段と、を備え、前記第1勾配屋根除雪シート10と第2勾配屋根除雪シート20とは、ファスナー30により着脱自在に接続されていることを特徴とする。
[1]勾配屋根除雪シート
前記「勾配屋根除雪シート」(以下「除雪シート」ともいう。)は、勾配屋根に敷設される除雪シートであり、積雪を自重で滑落させることができる除雪シートであれば、その材質には特に限定はないが、巻き取って収納することを考慮し、軟質シートであることが好ましい。例えば、軟質の塩化ビニル素材の除雪シートを用いることができる。
前記「勾配屋根」は、建物の屋根のうちの勾配を有する屋根であり、勾配屋根であれば、本考案の除雪シートを敷設することにより、積雪をその自重で滑落させることができる。
勾配屋根除雪シートは、例えば図1に示すように、勾配屋根45の上部から軒先部60に向かって敷設する第1勾配屋根除雪シート10と、該第1勾配屋根除雪シート10と並列に該勾配屋根45の該上部から該軒先部60に向かって敷設する第2勾配屋根除雪シート20とからなることができる。
この「第1」、「第2」は説明の便宜上付したものであり、屋根の正面に向かって左右いずれを「第1」、「第2」としても差し支えない。
「敷設」は、図1に示すように、通常、屋根の略全体を除雪シートで覆うことを意味するが、屋根の一部を覆わない場合、一部のみ覆う場合も含む。
また、「勾配屋根除雪シート」というときは、複数枚の勾配屋根除雪シートからなる場合の他、1枚のみの単独の勾配屋根除雪シートの場合を含むものとする。
図示しないが、第1勾配屋根除雪シートと第2勾配屋根除雪シートの間に、更に第3勾配屋根除雪シートを備えることができる。
第3勾配屋根除雪シートの一端側と該第1勾配屋根除雪シート、及び該第3勾配屋根除雪シートの他端側と該第2勾配屋根除雪シートとは、前記ファスナーにより着脱自在に接続されている場合には、棟部の長手方向に長い屋根の場合に3枚の除雪シートを簡易に接続して敷設することができるので便利である。
更に、前記第3勾配屋根除雪シートは、前記勾配屋根の前記上部から前記軒先部に向かって敷設された複数枚からなることができ、更に長い屋根にも使用することができる。
そして、第3勾配屋根除雪シート同士が前記ファスナーにより着脱自在に接続されている場合には、棟部の長手方向に更に長い屋根の場合であっても、4枚以上の除雪シートを簡易に接続して敷設することができるため更に便利である。
[2]収納部
前記「収納部」は、勾配屋根の対設するけらば部の下部それぞれに、前記第1勾配屋根除雪シート及び前記第2勾配屋根除雪シートを巻き取りロールにより巻き取り収納する箇所である。「けらば部」とは、切妻屋根の妻側の端の部分のことである。
例えば図3に示す収納部80は、けらば部65の下部それぞれに、第1勾配屋根除雪シート10及び第2勾配屋根除雪シート20を巻き取りロールにより巻き取り収納する箇所である。更に具体的には、図4に示すように、勾配屋根のけらば部65の下部に設けた取付板81に取り付けた収納部材83内部に除雪シート10を巻き取り収納する。
ここで、勾配屋根除雪シート10、20の収納時において、けらば部65の端縁部に勾配屋根除雪シート10、20の一端を係止する係止手段を更に備えることが好ましい。
例えば図4に示すように、除雪シート10の端縁の孔10hに、軟質の紐材86を通して、係止具87に固定する係止手段を備えることができる。こうすることで、除雪シート10を勾配屋根45に敷設する際、紐材86を係止具87から取り外して引き上げることによって、容易に敷設することができる。特に、急に降雪に見舞われたとき、直ちに
敷設できるため便利である。
[3]駆動手段
前記「駆動手段」は、前記巻き取りロールを回転させて前記除雪シートを巻き取るための手段である。巻き取りロールを回転させて除雪シートを巻き取ることができれば、その手段は特に限定はなく、電動式、手動式などで行うことができる。
例えば図5に示すように、巻き取りロール82に軸着したプーリ84をベルト95でモータ90の軸93に軸着したプーリ91を連結することにより、駆動することができる。
また、図6に示すように、巻き取りロールにウオーム83を軸着し、ウオーム83を駆動棹96の先端に設けたウオームホイールによってウオームギヤを形成して、把手部96bを手で回転させる。こうすることで、除雪シートを手動で巻き取る構造とすることができる。
[4]棟部用除雪シート
前記「棟部用除雪シート」は、前記勾配屋根の上部に形成された棟部に敷設する除雪シートである。
例えば図1に示すように、棟部用除雪シート50は、勾配屋根45の上部に形成された棟部41に敷設される。
そして、棟部用除雪シートの両側端側各々に、勾配屋根除雪シート(第1勾配屋根除雪シート10及び第2勾配屋根除雪シート20)を備え、棟部用除雪シート50の両側端側と勾配屋根除雪シートとは、それぞれファスナー30により着脱自在に接続されている。
こうすることで、棟部41まで含めて除雪されると共に、棟部用除雪シート50と勾配屋根除雪シート10、20とをファスナーにより、容易に着脱することができる。更に、勾配屋根除雪シート10、20を確実に屋根に敷設固定することができる。
[5]被覆片
前記「被覆片」は、前記棟部用除雪シートの両側端各々に備えた、前記勾配屋根除雪シートと接続する前記ファスナーを被覆する部材である。
例えば、図7に示すように、被覆片51は、棟部用除雪シート50の両側端各々に、勾配屋根除雪シート10、20と接続するファスナー30を被覆する部材である。被覆片51により、ファスナー30上に直接積雪されるのを防ぐことができ、ファスナー30が凍りついたり損傷したりするのを防ぐことができる。
更に、図7、図8(b)に示すように、被覆片51の先端内面は、前記勾配屋根除雪シート10、20の上面と、前記ファスナー30を跨いで、面ファスナー51a、10a、20aにより固定されることが好ましい。こうすることで、確実に被覆片51でファスナー30を被覆することができる。
また、前記「被覆片」は、前記ファスナーで接続される隣接した勾配屋根除雪シート同士のうちのいずれか一方に備えた、該ファスナーを被覆する部材でもある。
即ち、図7に示すように、被覆片21は、ファスナー30で接続される隣接した勾配屋根除雪シート10、20同士のうちの勾配屋根除雪シート20に、ファスナー30を覆うように備えられている。
更に、図7、図8(a)に示すように、前記被覆片21の先端内面は、前記勾配屋根除雪シート10の上面と、前記ファスナー30を跨いで面ファスナー21a、10bにより固定されることが好ましい。
被覆片21及び面ファスナー21a、10bの効果については被覆片51及び面ファスナー51a、20aと同様であるため、その説明を省略する。
10;第1勾配屋根除雪シート、20;第2勾配屋根除雪シート、21、51;被覆片、10a、10b、20a、21a、51a;面ファスナー、30;ファスナー、41;棟部、45;勾配屋根、50;棟部用除雪シート、60;軒先部、65;けらば部、80;収納部、82;巻き取りロール、90;モータ

Claims (9)

  1. 勾配屋根を有する建物の該勾配屋根上に、該勾配屋根の上部から軒先部に向かって敷設する第1勾配屋根除雪シートと、該第1勾配屋根除雪シートと並列に該勾配屋根の該上部から該軒先部に向かって敷設する第2勾配屋根除雪シートと、からなる勾配屋根除雪シートと、
    前記勾配屋根の対設するけらば部の下部それぞれに、前記第1勾配屋根除雪シート及び前記第2勾配屋根除雪シートを巻き取りロールにより巻き取り収納する収納部と、
    前記巻き取りロールを回転させて前記勾配屋根除雪シートを巻き取るための駆動手段と、を備え、
    前記第1勾配屋根除雪シートと前記第2勾配屋根除雪シートとは、ファスナーにより着脱自在に接続されていることを特徴とする屋根用除雪装置。
  2. 前記駆動手段はモータで駆動するものである請求項1に記載の屋根用除雪装置。
  3. 前記勾配屋根除雪シートの収納時において、前記けらば部の端縁部に該勾配屋根除雪シートの一端を係止する係止手段を更に備える請求項1又は2に記載の屋根用除雪装置。
  4. 前記勾配屋根除雪シートが、前記第1勾配屋根除雪シートと前記第2勾配屋根除雪シートの間に、更に第3勾配屋根除雪シートを備え、該第3勾配屋根除雪シートの一端側と該第1勾配屋根除雪シート、及び該第3勾配屋根除雪シートの他端側と該第2勾配屋根除雪シートとは、前記ファスナーにより着脱自在に接続されている請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
  5. 前記第3勾配屋根除雪シートは、前記勾配屋根の前記上部から前記軒先部に向かって敷設された複数枚からなり、該第3勾配屋根除雪シート同士が前記ファスナーにより着脱自在に接続されている請求項4に記載の屋根用除雪装置。
  6. 前記勾配屋根の上部に形成された棟部に敷設する棟部用除雪シートを更に備え、且つ、該棟部用除雪シートの両側端側各々に、前記勾配屋根除雪シートを備え、該棟部用除雪シートの該両側端側と前記勾配屋根除雪シートの上端側とは、それぞれ前記ファスナーにより着脱自在に接続されている請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
  7. 前記棟部用除雪シートの両側端各々に、前記勾配屋根除雪シートと接続する前記ファスナーを被覆する被覆片を更に備えた請求項6に記載の屋根用除雪装置。
  8. 前記ファスナーで接続される隣接した勾配屋根除雪シート同士のうちのいずれか一方に、該ファスナーを被覆する被覆片を更に備えた請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の屋根用除雪装置。
  9. 前記被覆片の先端内面は、前記勾配屋根除雪シートの上面と、前記ファスナーを跨いで面ファスナーにより固定される請求項7又は8に記載の屋根用除雪装置。
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