JP3967643B2 - 建築現場用テント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天幕上に雨水が溜まりにくく、天幕下に、風雨の影響を受けにくい安定した空間を形成でき、しかも張設作業が簡単で、複数の建築現場に適用できる汎用性を備えた建築現場用テントに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、建築現場では、建物の屋根が完成するまで、雨天においては、作業を中断するか又は雨に濡れながら非効率的に作業を行っていた。また、建築施工中の建物を、降雨の度に覆うことは困難であり、降雨時には、建物や資材等を濡らしてしまうことが多かった。
特開2001−182330号公報には、建築現場の足場に取り付けられて用いられる施工・養生テントが記載されており、この施工・養生テントによれば、小型の建物の全体を覆うことができる。
しかし、この施工・養生テントは、降雨時に、天幕の頂部と側縁部との間に雨水が溜まり、天幕を固定している部分や天幕自体が破損したりする恐れがあり、また、雨水が溜まった部分では、天幕下の空間が部分的に狭くなる等の問題がある。そこで、天幕上に溜まった雨水を、天幕の裏側から手や棒で押すことにより流し出したり、天幕に排水孔を設け、排水孔から排水管等を介して流し出す等の工夫も考えられるが、前者では、そのような作業によって本来の作業が中断されることにもなるし、溜まった雨水が一度に落下し、下方での作業に支障をきたす恐れもある。また、後者では、雨水が溜まる位置と排水孔の位置とが合うように天幕の張り方に高い精度が要求されたり、天幕を端に寄せたり、再度拡げる際に配管が邪魔になる。
更に、前記公報記載のテントは、天幕の頂部と側縁部との間が強風により上下し易い構成であるため、天幕下の空間での作業が困難となる等の問題がある。
【0003】
従って、本発明の目的は、天幕上に雨水が溜まりにくく、天幕下に、風雨の影響を受けにくい安定した空間を形成でき、しかも張設作業が簡単で、複数の建築現場に適用できる汎用性を備えた建築現場用テントを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、建築現場の足場間に架設される親ワイヤーと、該親ワイヤーに、長さの異なる複数の吊り下げ手段を介して吊持される棟ワイヤーと、該棟ワイヤーの長さ方向の両側に、該棟ワイヤーに沿って張設される脇ワイヤーと、前記棟ワイヤー及び前記脇ワイヤーに支持され、マンサード型の形状に張設される天幕とを備え、前記天幕は、前記棟ワイヤーの両側それぞれにおける前記脇ワイヤーの取付部位よりも外側に、該各脇ワイヤに交差する方向に開閉自在なファスナーを複数有しており、複数の該ファスナーは、該各脇ワイヤーの長手方向に間隔を開けて設けられている建築現場用テントを提供することにより、上記の目的を達成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の建築現場用テントは、図1に示すように、建築現場の足場間に架設される親ワイヤー1と、親ワイヤー1に、長さの異なる複数の吊り下げ手段2,2・・を介して吊持される棟ワイヤー3と、棟ワイヤー3の長さ方向の両側に、棟ワイヤー3に沿って張設される左右の脇ワイヤー4,4と、棟ワイヤー3及び脇ワイヤー4,4に支持され、マンサード型の形状に張設される天幕5とを備えている。
【0006】
本実施形態の建築現場用テントは、戸建て住宅等の木造建築物の建築現場の降雨対策に特に適している。通常、建築現場の全周を囲むように組み立てられた足場を利用して張設される。
前記親ワイヤー1は、図2に示すように、建築現場を囲む足場の相対向する部位間に架設される。
前記棟ワイヤー3も、足場の相対向する部位間に架設されるが、足場に固定された両端を除く部分においては、長さの異なる複数の吊り下げ手段2,2・・によって、親ワイヤー1に吊り下げられて支持される。
【0007】
図3は、吊り下げ手段2の一例を示す図であり、この吊り下げ手段2は、一端部に親ワイヤー1を挿通するリング21を有し、他端部側に環状に形成可能なベルト部22を有する吊り下げベルトである。リング21は、図示しないが、環の一部を開閉可能である。ベルト部22は、一定範囲の寸法の環状に形成でき、その環の寸法を固定具23により固定可能である。即ち、ベルト22によって形成される環の寸法を調節することにより、親ワイヤー1と棟ワイヤー3との間の距離を決定する、その長さを調節することができるようになっている。
本発明における、長さの異なる複数の吊り下げ手段としては、図3に示す吊り下げ手段2のように、長さ調節機能を有する吊り下げ手段を、複数、その長さを異ならせて用いることが典型的である。
【0008】
前記各脇ワイヤー4も、足場の相対向する部位間に架設される。
尚、親ワイヤー1、棟ワイヤー3及び脇ワイヤー4,4としては、建築業界において従来用いられている各種のワイヤーを用いることができ、金属製のワイヤー、天然繊維及び/又は合成繊維からなるロープ等を用いることができる。
【0009】
前記天幕5は、図4(a)に示すように、平面視して長方形状であり、長手方向に延びる中央線〔図4(a)中のA−A線〕上に、前記棟ワイヤー3挿通用の挿通孔を有しており、該中央線の両側において該中央線と略平行に延びる線〔図4(a)中のB−B線及びC−C線〕上に前記脇ワイヤー4,4挿通用の挿通孔を有している。詳細には、A−A線、B−B線及びC−C線上の小円を付けた部分51には、図4(b)に示すように、第1及び第2の挿通孔53,54が形成されており、A−A線、B−B線及びC−C線上の短線を付けた部分52には、図4(b)に示すように、第1の挿通孔53のみが形成されている。
【0010】
図1に示す例では、天幕5の前記中央線上の挿通孔53に、棟ワイヤー3を挿通して、該天幕5が棟ワイヤー3に該中央線上の部位において支持されるようにすると共に、図4(a)中の両C−C線上の挿通孔53に脇ワイヤー4を挿通して、該天幕5が脇ワイヤー4に各C−C線上の部位において支持されるようにしてある。尚、図4に示す天幕5は、図中のB−B線上の挿通孔53に脇ワイヤー4を挿通して、該天幕5が脇ワイヤー4にB−B線上の部位において支持されるようにして使用することもできる。
【0011】
天幕5は、このように、棟ワイヤー3及び両脇ワイヤー4,4によって、それぞれ所定箇所を支持された状態で、マンサード型の形状に張設される。
ここで、マンサード型の形状は、図5に示すように、棟ワイヤー3及び脇ワイヤー4,4に直交する方向の断面を見た場合に、両脇ワイヤー4,4の取付部位40が、棟ワイヤー3の取付部位30よりも低い位置にあり、棟ワイヤー3の取付部位30から各脇ワイヤー4の取付部位40までの間の勾配よりも、該各脇ワイヤー4の取付部位40から天幕の側縁部5a及び5bまでの間の勾配の方が大きくなるような形状である。
【0012】
天幕5の相対向する前記側縁部5a,5bは、留め付け手段6,6・・により、足場又は建築物の躯体に留め付けられ、各脇ワイヤー4の取付部位40から天幕の側縁部5a及び5bまでの間は、鉛直方向(重力方向)に対して角度を有するように傾斜していることが通常であるが、脇ワイヤー4の取付部位40から天幕の側縁部5a及び/又は5bまでの間が、天幕5の棟ワイヤー3の方向の全長に亘る全域又はその一部において、鉛直方向(重力方向)と平行となっていても良い。
尚、天幕5は、留め付け手段6,6・・を外し、足場の相対向する部位の何れか一方の部位側に向かって押しやることができ、上方からクレーン等により資材等を吊り込むことができる。
【0013】
本実施形態における、棟ワイヤー3の取付部位30は、棟ワイヤー3挿通用の挿通孔が形成されている部位であり、脇ワイヤー4の取付部位40は、脇ワイヤー4挿通用の挿通孔が形成されている部位である。天幕における棟ワイヤーの取付部位30は、棟ワイヤー3の取付方向を天幕の長手方向とした場合に、該長手方向に直交する幅方向の中央領域(およそ幅方向の1/5を占める領域)内であることが好ましく、脇ワイヤー4,4の取付部位は、棟ワイヤー3の取付部位30から該棟ワイヤー3に平行な天幕の側縁部5a,5bまでの間の中央領域(取付部位30から両側縁部5a,5bまでの距離を5等分したときの中央3領域)内であることが好ましい。
【0014】
本実施形態の建築現場用テントによれば、図1及び図2に示すように、天幕5の棟部を形成する部分を、親ワイヤー1に直接支持させずに、親ワイヤー1に、長さの異なる複数の吊り下げ手段2を介して吊持される棟ワイヤー3により支持させるようにしたので、親ワイヤー1の湾曲の程度に応じて、吊り下げ手段2の長さを適宜設定ないし調節することにより、棟ワイヤー3をほぼ水平に配することができる。これにより、天幕5の棟部の両側において、天幕上に降った雨が、天幕の幅方向に自然に流れるようになる。しかも、脇ワイヤー4,4により、棟ワイヤー3の取付部位30から脇ワイヤー4の取付部位40までの傾斜及びその外側の更に急な傾斜が維持されるため、天幕を幅方向に流れる雨水が、その流れを堰き止められることがなく天幕上から自然に流れ落ちる。
本実施形態の建築現場用テントは、このような作用により、天幕5上に雨水が極めて溜まりにくい。尚、棟ワイヤー3及び脇ワイヤー4,4それぞれ両端部は、公知の方法により足場に固定する。両ワイヤー3,4の一端部は、後述する巻き取り手段71と同様の巻き取り手段により、張力を調整可能に固定することもできる。
【0015】
本実施形態においては、前記天幕5の上面に、図1及び図4に示すように、棟ワイヤー3に交差する方向に延びる多数の凸条部55が互いに平行に形成されている。
本実施形態における天幕5は、複数本の帯状シートを、幅方向に多数連結させて製造したものであり、シート同士の連結部では、両シートの端部をそれぞれ上方に向けて屈曲させ、その屈曲部を面接させた状態で縫い合わせてある。前記凸条部55は、相隣接する帯状シートの縫い合わせた端部からなる。
天幕5に凸条部55が形成されていると、雨水が該凸条部に沿ってスムーズに流れ、雨水の集中化が一層防止されるので、天幕5上に雨水が溜まることが一層確実に防止される。尚、凸条部55間の本数は、凸条部間の間隔が10〜150cm、特に30〜100cmとなるような本数であることが好ましい。
【0016】
しかも、本実施形態における凸条部55には、上記の棟ワイヤー3挿通用の挿通孔53及び上記の脇ワイヤー4,4挿通用の挿通孔53が形成されている〔図4(b),(c)参照〕。そして、これらのワイヤーによって、凸条部55の起立状態が維持されるようになっている。そのため、凸条部55が倒れることがなく、凸条部55による効果が確実に発揮されると共に、凸条部55が持ち上げられて相対的に凸条部同士間の中央部付近が低くなるため、その中央部を雨水がスムーズに流れる。そのため、天幕5上に雨水が溜まることが更に確実に防止される。凸条部55に、脇ワイヤー4,4挿通用の挿通孔53のみを設けた場合にも同様の効果が奏される。
【0017】
本実施形態における天幕5は、図4(a)に示すように、脇ワイヤー4の取付部位40(C−C線)よりも外側に、該脇ワイヤー4に交差する方向に開閉自在なファスナー57を有している。斯かるファスナー57を設けることにより、建物の凹凸に応じた形状に天幕5を張ることができる。例えば図6に斜線部で示す建物は、図中の左上と右下部分に、建物外壁の位置が他の部分よりも内部に入り込んだ部分8,8を有している。このような場合には、そのように入り込んだ部分の近傍に位置するファスナー57を開放し、図5中に符号Pで示すように、天幕の脇ワイヤー4の取付部位40より外側に位置する部分の傾斜を急傾斜にすることにより、その部分の足場との干渉を回避することができる。尚、ファスナー57としては、ずぼんのチャックに用いられているようなもの、例えばYKK社製のポリアセタール樹脂製のファスナー「ビスロンNO.10」等を用いることができる。
【0018】
本実施形態における親ワイヤー1は、図7に示すように、ワイヤー巻取手段71及び複数の滑車72,72,73,73により高さ位置を調節可能に架設されている。
具体的には、足場の比較的高い位置に一対の第1の滑車72,72が設けられ、第1の滑車72,72の取付部位よりも低い位置に一対の第2の滑車73,73が設けられている。そして、親ワイヤー1は、第1の滑車72,72間に配されている部分が、図示の如く、一対の第2の滑車73,73により下方に押し下げされている。即ち、親ワイヤー1の架設位置が第2の滑車73,73が固定された高さ位置となっている。
このような状態の親ワイヤー1の高さ位置を変更する場合には、親ワイヤー1の引張状態を開放し、親ワイヤー1をある程度弛ませる。そして、第2の滑車73,73を一旦足場から取り外し、取り外した位置よりも高い位置に、その滑車を固定し直す。この作業は、親ワイヤー1と吊り下げ手段2との連結状態、吊り下げ手段2と棟ワイヤー3との連結状態、及び棟ワイヤー3と天幕5との連結状態を維持したまま行うことができる。
第2の滑車73,73を図中の73A,73Aの位置に固定した場合には、ワイヤー巻取手段71により親ワイヤー1を巻き取ることにより、親ワイヤー1の高さ位置を図中の1Aの位置に変更することができ、第2の滑車73,73を図中の73B,73Bの位置に固定した場合には、同様に、親ワイヤー1の高さ位置を図中の1Bの位置に変更することができる。第2の滑車73,73を図中の73C,73Cの位置に固定した場合には、同様に、親ワイヤー1の高さ位置を図中の1Cの位置に変更することができる。
このようにして、第2の滑車73の固定位置の変更と、その後の親ワイヤーの巻き取りにより、親ワイヤー1の架設高さを簡単な作業で容易に変更することができる。親ワイヤー1の高さ位置の変更は、例えば図7中の1の位置から1A、1B、1Cの位置に順に変更してもよいし、図中の1の位置から直接1Bの位置や1Cの位置に変更してもよい。高さ位置を順に変更することにより、例えば基礎時点、1階軸組、2階軸組及び屋根時点といった建築中の各段階に応じて、各段階における好ましい高さに親ワイヤー1、延いては天幕5の張設高さを順次変更することができる。
【0019】
本実施形態においては、図8に示すように、天幕5の周縁部が、弾性伸縮部を有する留め付け手段6,6・・により周囲の足場に留め付けられている。留め付け手段6は、天幕の周縁部に所定の間隔で設けられた挿通孔に係合可能な第1係合部と、足場や建築物の躯体に固定可能な第2係合部と、その間に介在させたゴム又はコイルバネを利用した弾性伸縮部を有している。第1及び第2係合部は、フック等を用いることができるが、弾性伸縮部をゴム紐で形成した場合には、該ゴム紐を足場等に結んでこの部分を係合部と兼用させても良い。
弾性伸縮部を有する留め付け手段6,6を用いることにより、天幕に常時張力を付与することができ、天幕上に雨水が溜まることや、天幕が風により上下すること等を効果的に防止することができる。弾性伸縮部を有する留め付け手段は、棟ワイヤーと略平行に配される、天幕の相対向する一対の側縁部の留め付けにのみ用いても良い。この場合にも同様の作用効果が得られる。
【0020】
以上、本発明の建築現場用テントの一実施形態を示して説明したが、本発明は、上記の実施形態に制限されず、種々変更可能である。例えば、天幕は正方形状であっても良い。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、天幕上に雨水が溜まりにくく、天幕下に、風雨の影響を受けにくい安定した空間を形成でき、しかも張設作業が簡単で、複数の建築現場に適用できる汎用性を備えた建築現場用テントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の建築現場用テントの一実施形態の概略を示す斜視図である。
【図2】図2は、親ワイヤーに、長さの異なる複数の吊り下げ手段を介して吊持されて、略水平に維持された棟ワイヤーの状態を示す側面図である。
【図3】図3は、本発明における吊り下げ手段の一例を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態における天幕を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の天幕の一部を拡大して示す図であり、(c)は(a)の天幕の他の一部を拡大して示す図である。
【図5】図5は、図4の天幕の張設状態における棟ワイヤーに直交する方向の断面を説明するための説明図(図6のX−X線模式断面図)である。
【図6】図6は、建物の上方を覆うように張設された天幕を示す模式図で、ファスナーを利用して一部を急勾配に吊り下げた状態を示す図である。
【図7】図7は、親ワイヤーの高さ位置を変更する方法を示す説明図である。
【図8】図8は、天幕の周囲を、弾性伸縮部を有する吊り下げ手段を用いて周囲の足場に留め付けた状態を示す俯瞰図である。
【符号の説明】
1 親ワイヤー
2 吊り下げ手段
3 棟ワイヤー
4 脇ワイヤー
5 天幕
6 留め付け手段

Claims (5)

  1. 建築現場の足場間に架設される親ワイヤーと、該親ワイヤーに、長さの異なる複数の吊り下げ手段を介して吊持される棟ワイヤーと、該棟ワイヤーの長さ方向の両側に、該棟ワイヤーに沿って張設される脇ワイヤーと、前記棟ワイヤー及び前記脇ワイヤーに支持され、マンサード型の形状に張設される天幕とを備え、
    前記天幕は、前記棟ワイヤーの両側それぞれにおける前記脇ワイヤーの取付部位よりも外側に、該各脇ワイヤに交差する方向に開閉自在なファスナーを複数有しており、複数の該ファスナーは、該各脇ワイヤーの長手方向に間隔を開けて設けられている建築現場用テント。
  2. 前記天幕の上面に、前記棟ワイヤーに交差する方向に延びる多数の凸条部が形成されている請求項記載の建築現場用テント。
  3. 前記凸条部は、前記脇ワイヤー挿通用の挿通孔を有し、該挿通孔に挿通される該脇ワイヤーによって起立状態に維持される請求項記載の建築現場用テント。
  4. 前記親ワイヤーは、ワイヤー巻取手段及び複数の滑車により高さ位置を調節可能になされている請求項1〜の何れか記載の建築現場用テント。
  5. 前記棟ワイヤーと略平行に配される、天幕の相対向する一対の側縁部が、弾性伸縮部を有する留め付け手段により、前記足場又は建築物の躯体に留め付けられる請求項1〜4の何れか記載の建築現場用テント。
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