JP3466282B2 - 天幕構造 - Google Patents

天幕構造

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JP3466282B2 JP16307794A JP16307794A JP3466282B2 JP 3466282 B2 JP3466282 B2 JP 3466282B2 JP 16307794 A JP16307794 A JP 16307794A JP 16307794 A JP16307794 A JP 16307794A JP 3466282 B2 JP3466282 B2 JP 3466282B2
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孝典 河合
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水機構を備えた天幕
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工事現場の資材置場、作業用の仮
設テント、あるいは仮設の駐車場等に、図22に示すよ
うな天幕施設が用いられている。これは、例えばコンク
リート等のベース100を介して設置面Gに固定される
複数本の支柱101の頂部に支持金具103を設け、こ
れに樹脂シート等で構成される天幕102を支持させて
空中に張り、その下側空間に物品を置くなどして、それ
らが雨等で濡れることを防止し、また作業者が雨等に濡
れずに作業できるようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図22のような構造の
天幕施設においては、図23(a)に示すように、空中
に張られた天幕102の上面に雨水等が溜まりやすいの
で、溜まった雨水Rの重みで天幕102のたわみが大き
くなり、支柱101が倒れたりする問題がある。そこ
で、例えば図23(b)に示すように、天幕102を下
側から棒P等で突き上げることにより、溜まった雨水R
をその外縁部から流し落すことが行われているが、水が
溜まるたびに天幕102を突き上げる必要があり、面倒
であった。
【0004】本発明の課題は、雨水等が天幕上面に溜ま
りにくい天幕構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明の天幕構造は、天幕と、天幕支持部と、天
幕に設けられる1ないしそれ以上の排水口と、その排水
口の下側に設けられる排水管とを備えたことを特徴とす
る。天幕は、下側へたわむことが許容された状態で天幕
支持部により空中に張られる。そして、天幕上面に溜ま
る雨水等は、排水口から天幕下面側に排出され、排水管
に集められて流出する。
【0006】ここで、天幕の排水口の近傍に引張力を加
え、その排水口を底部として下向きに凹むように天幕を
維持する引張部材を設けることができる。
【0007】また、排水口とそれに対応する排水管は複
数設けることもでき、その場合は、その複数の排水管の
うち少なくとも2以上を1本に合流させる合流管を設け
ることができる。そして、排水管ないし合流管は、天幕
支持部が支柱を含むものとして構成される場合、その支
柱に沿ってもしくはその支柱の内部に設けることができ
る。さらに、それら排水管ないし合流管の少なくとも1
本にバルブを設けることができる。
【0008】
【発明の作用及び効果】本発明の天幕構造において、天
幕上面に落ちる雨水等は、天幕に設けられた排水口から
排水管を経由して下側へ排出されるので、天幕に雨水等
が溜まることが防止される。また、引張部材を含む構成
では、その引張部材により排水口を底部として下向きに
凹むように天幕が維持されるので、より確実に雨水等を
排水口から流出させることができる。また、排水口と排
水管が複数設けられる場合には、いくつかの排水管を合
流管を用いて1本に合流させることにより、例えば規模
の大きい天幕構造であっても、雨水等の排出を合理的に
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のいくつかの実施例を図面に基
づいて説明する。 (実施例1)図1は、本発明の天幕構造の一例を示して
いる。天幕構造T1において、例えば鋼管等で構成され
る天幕支持部としての支柱1が複数本(図では4本)、
コンクリート等で構成されるベース2を介して地面等の
設置面Gに立てられ、それらの頂部に対し長方形状又は
正方形状の天幕4の各コーナー部が支持金具3を介して
固定されている。
【0010】天幕4は、例えば樹脂、防水布等により構
成され、その外縁部が補強ワイヤ4a等で補強されたも
のを使用することができる。天幕4の支柱1等への固定
方法は、例えば図2に示すように、天幕4の各隅部又は
支持金具3の一方にリング状金具4bを設け、これを他
方に設けられたフック3aに引っ掛けて固定する構成を
例示することができる。また、このようなフック構造に
代えてねじ止め、ピン止め等により固定することもでき
る。
【0011】図1に戻って、天幕4の中央部には排水口
5が設けられ、その下側にジョイント部7を介して、ゴ
ムやビニール等でチューブ状に構成される排水管6の一
端が接続されている。排水管6は下り勾配で側方に延
び、支柱1の1本に対し止め具8により固定されるとと
もに、その支柱1の側面に沿って下方へ導かれ、他方の
端部が設置面Gの近傍で開口して、排出口6aを形成し
ている。なお、排水管6は、金属ないしプラスチック等
によりパイプあるいは蛇腹状に構成してもよい。
【0012】ジョイント部7は、図3に示すように、上
部にフランジ7aを有する例えばプラスチック部材とし
て構成され、排水口5に上方から差し込まれるととも
に、排水口5の周縁部を挟んでそのフランジ7aの下側
に押さえ板7bが、ボルト手段、かしめ、熱圧着等の手
段により固着されて、ジョイント部7を天幕4に対して
固定している。また、その外周面下方寄りにはリブ7c
が形成されており、そこに差し込まれた排水管6の一端
を内側からグリップしている。そして、そのグリップ部
の上方で、排水管6は外側からホースバンド6b等で締
め付けられ、ジョイント部7に接続されている。
【0013】ジョイント部7の側面部には、図3に示す
ように、金具、フック等で構成されるワイヤ固定部9が
形成され、そこに引張部材としての引張ワイヤ10の一
端が固定されるとともに、天幕4を下方へ引っ張りなが
ら他端が、設置面Gに打ち込まれた金具11(図1)に
固定されている。
【0014】上記のように構成された天幕構造T1は、
天幕4の下側が物品を置いたり人が滞在するための空間
とされ、工事用の資材置場や仮設テント施設、さらには
仮設駐車場など各種用途に使用できる。そして天幕4
は、図4に示すように、引張ワイヤ10により排水口5
が底部になる形で下側へ凹んだ形に維持されるので、そ
の上面に落下する雨水R等は排水口5に向けて集めら
れ、排水管6を通って排出口6aより排出される。これ
により、天幕4の上面に雨水R等が溜まることが防止さ
れる。
【0015】天幕4は長方形状のものに限らず、円形や
多角形など各種平面形状に形成することができる。ま
た、図5(a)に示すように、天幕4の端部を支柱1か
ら下方へ垂らすようにすることも可能である。これによ
り、雨水等が天幕構造の内部に浸入しにくくなる。さら
に、その垂下部4cの内側に側面幕4dを垂らす、もし
くは各支柱1間に張ることができる。この場合、図5
(b)に示すように、天幕4の下側空間を箱状にすっぽ
り覆うこともでき、このようにすれば雨水等が側面から
内部に入ることも防止される。
【0016】排水管6とジョイント部7の接続構造は、
各種脱着式継手機構を用いて構成することができる。図
6は、ねじ式の継手機構を採用した例を示している。排
水管6の上端部内側には、金属等で構成される円筒状の
継手部材13が差し込まれ、排水管6の外側からホース
バンド6b等で締め付けられている。そして、継手部材
13の上縁部にはフランジ13bが形成され、そこに内
側に雌ねじ部15が切られたスリーブ14が、ベアリン
グ16を介して自身の中心軸周りに回転可能に係合して
いる。ジョイント部7にスリーブ14を下側から突き合
わせて回転させると、その雌ねじ部15がジョイント部
7の外周面に切られた雄ねじ部12と螺合し、排水管6
が継手部材13を介してジョイント部7に接続される。
なお、継手部材13をプラスチック等で構成し、これに
排水管6を熱圧着等により半永久的に接合する構成も可
能である。
【0017】図7に示した例においては、排水管6の上
端に、ジョイント部7に外側から係合する継手部材17
が取り付けられ、その内周面に、ばね18により内側に
付勢される係止部材19が設けられている。継手部材1
7をジョイント部7に対して押し込むと、係止部材19
は、ジョイント部7の外周面に形成された突出部20を
ばね18の付勢力に抗して乗り越えて、その上側へ移動
する。これにより、その突出部20と係合して接続状態
となる。また、取り外すときは、継手部材17を引き下
げることにより、係止部材19が突出部20を乗り越て
下方へ移動し、接続状態が解除される。
【0018】また、図8に示すような公知のワンタッチ
継手機構を用いることもできる。排水管6側の継手部材
21は上縁部外側に弾性部材22を有し、その外側から
スリーブ23が同心的に、かつ、ばね24を介して上下
にスライド可能に取り付けられている。継手部材21が
ジョイント部7の内側へ差し込まれると、弾性部材22
がジョイント部7内への進入に伴い内側に弾性変形し、
その上限位置において弾性復帰するとともに、ジョイン
ト部7の凹部7dが弾性部材22の凸部22bと係合し
て接続状態となる。そして、この状態からスリーブ23
を引き下げると、そのテーパ部23aが弾性部材22側
のテーパ部22aに作用してこれを内側へ押し付け、弾
性部材22の凸部22bがジョイント部7の凹部7dか
ら離間して、排水管6の抜き取りが可能となる。
【0019】排水管6は、支柱1の内部を通したり、さ
らには図9に示すように、支柱1の内部空間1aを排水
管6の一部に兼用してもよい。また、ゴムホース等の排
水管6を排水口5の下方に垂らす構成としてもよい。ま
た、図10に示すように排水管6の途中にバルブ25や
蛇口26を設けることもできる。例えば、バルブ25
は、天幕4上面に適量の雨水Rを溜めて、風等に対する
天幕構造T1の安定性を高めたりするのに有効である。
また、蛇口26を適当な位置に取り付けておくと、溜め
た雨水Rを手洗い用等に使用できて便利である。
【0020】次に、ワイヤ固定部9は、排水口5の近傍
であればどこに設けてもよく、図11に示すように、ジ
ョイント部7の押さえ板7bに設けたり、図12に示す
ように、ワイヤ固定部9を例えばフランジ7aの上側ま
で貫通させ、ワイヤ10による引張力を天幕4の上面側
から付加する構成としてもよい。さらには、図13のよ
うにジョイント部7をL字形とし、そのジョイント部7
に対し排水口5のほぼ中心に対応する位置に、ワイヤ固
定部9を設けることもできる。
【0021】引張ワイヤ10等の引張部材は、図14に
示すように複数設けてもよい。また、引張部材の下側端
部は、天幕4を下向きに付勢できれば、どこに固定され
ていてもよく、設置面Gに固定する構成の他、図14に
示すようにフック27等を用いて支柱1に固定したり、
図15に示すように、設置面G上に置かれたコンクリー
トブロック等の支持媒体28に固定する構成としてもよ
い。また、簡易形の天幕構造等においては、引張部材と
してのロープ、棒材等の一端を排水口5の近傍に取り付
け、他端を固定せずに、雨水等が天幕4の上面に溜まっ
たときに随時これを手などで引っ張って天幕4をたわま
せるようにしてもよい。さらに、図16に示すように、
自重によって天幕4が適度にたわみ、排水口5から雨水
R等が円滑に排出できる場合には、引張部材を省略する
ことも可能である。
【0022】また、排水管6が引張部材に兼用される構
成も可能である。その一例を図17に示す。排水管6
は、地上排水口Bを塞ぐ格子板N等の上にベース29を
介してほぼ垂直に立てられ、排水口5を兼ねるその上側
開口部に天幕4が下方に引っ張られた状態で取り付けら
れている。天幕4の表面に落下する雨水等は、排水管6
内をほぼ垂直に落下して、地上排水口Bから地下の排水
管Eへと流出する。
【0023】天幕支持部としての支柱1には、図1に二
点鎖線で示すように、互いに隣接するもの同士の間に、
斜め方向もしくは水平方向の補強部材(すじかい)Sを
設けることができる。また、天幕支持部は、支柱に限ら
ず、例えば家屋の軒先や立木など、天幕の重量を支持し
てこれを張られた状態に維持できるものであれば、どの
ようなものであってもよい。図18は、家屋Hの軒先L
に天幕支持部Kを設けて、そこに天幕4の一縁部を支持
させるとともに、それと向かい合う縁部を支柱1で支持
してガレージPを構成した例を示している。ここで引張
部材としてのワイヤー10は、家屋Hの壁面及び支柱1
に固定されている。
【0024】(実施例2)図19は、複数の排水口5と
排水管6を有する天幕構造の例を示している。天幕構造
T2は、天幕支持部として、複数の支柱31によって支
えられる格子状の天幕支持フレーム30を有し、その各
フレーム区画30aのそれぞれに対して、図1と同様の
構成の排水口5及び排水管6が設けられた天幕4が張ら
れている。そして、図20に示すように、フレーム30
の中央下側には集合管32がフレーム30に対し吊り下
げ形態で設けられ、各排水管6はその集合管32に対し
て下り勾配で魚の骨状に連通している。集合管32は、
図21に示すように、フレーム30の一方の短辺近傍ま
でほぼ水平に、又は二点鎖線で示すように下り勾配で延
び、図19に示すように、支柱31のうちの1本の内部
を通って又はその外部に沿って下方へ導かれるととも
に、その支柱31の下部に排出口32aが開口してい
る。
【0025】各天幕4に落下した雨水等は、それぞれ排
水口5より排水管6に流れ込み、さらに集合管32に集
められて、排出口32aから排出される。このような天
幕構造T2 は、例えば常設の大型テント施設や屋根付き
の駐車場など、やや大掛かりな構造物等に好適に用いる
ことができる。
【0026】ここで、さらに大きい天幕構造等において
は、複数系統の排水管と集合管の組を備えた構成や、集
合管同士をさらに集合させる二次集合管を設けた構成な
ども可能である。また、これら集合管にも、図10に示
したようなバルブや蛇口を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、実施例1の天幕構造を示す斜視図。
【図2】天幕の支持金具に対する取付状態の一例を示す
断面図。
【図3】排水口に対する排水管の取付構造の一例を示す
断面図。
【図4】実施例1の天幕構造の作用を示す正面断面図。
【図5】天幕の端部を下方に垂らし、さらに側面幕を設
けた例を示す図。
【図6】脱着の容易な排水管取付構造の第一の例を示す
断面図。
【図7】同じく、第二の例を示す断面図。
【図8】同じく、第三の例を示す断面図。
【図9】支柱の内側空間部が排水管の一部を構成する例
を示す正面断面図。
【図10】排水管にバルブを取り付けた例を示す正面断
面図。
【図11】天幕への引張部材の取付けの変形例を示す断
面図。
【図12】天幕への引張部材の取付けの別の変形例を示
す断面図。
【図13】天幕経の引張部材の取付けの更に別の変形例
を示す模式図。
【図14】引張部材の一端を支柱に固定した例を示す正
面断面図。
【図15】引張部材の一端が、設置面に置かれた支持媒
体に固定された例を示す正面断面図。
【図16】引張部材を省略した例を示す正面断面図。
【図17】排水管が引張部材を兼ねる例を示す正面断面
図。
【図18】家屋の軒先が天幕支持部とされた例を示す概
念図。
【図19】本発明の、実施例2の天幕構造を示す斜視
図。
【図20】図19のA−A断面図。
【図21】同じく、B−B断面図。
【図22】従来の天幕構造を示す斜視図。
【図23】従来の天幕構造における、天幕上面に溜まっ
た雨水を落下させる方法の説明図。
【符号の説明】
T1、T2 天幕構造 1 支柱(天幕支持部) 4 天幕 5 排水口 6 排水管 10 引張ワイヤ(引張部材) 25 バルブ 30 天幕支持フレーム(天幕支持部) 32 集合管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−300176(JP,A) 特開 昭53−148716(JP,A) 実開 昭53−117718(JP,U) 実開 平1−153075(JP,U) 実開 昭61−146344(JP,U) 実開 平2−20653(JP,U) 実公 昭17−13238(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 15/58,6/02 E04D 13/04,13/064

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側へたわむことが許容された状態で空
    中に張られる天幕と、 その天幕を張られた状態で支持する天幕支持部と、 前記天幕に設けられ、天幕上面側に溜まる雨水等を天幕
    下面側に排出する1ないしそれ以上の排水口と、 その排水口の下側に設けられ、該排水口から排出される
    前記雨水等を集合・流出させる排水管と、 前記天幕の前記排水口の近傍に引張力を加えて、その排
    水口を底部として下向きに凹むように天幕を維持する引
    張部材とを備え、 前記引張部材として引張ワイヤが設けられ、該引張ワイ
    ヤは、前記天幕の排水口と前記排水管とをつなぐジョイ
    ント部に形成されたワイヤ固定部に一端が固定されると
    ともに、天幕を下方へ引っ張りながら他端が、設置面に
    打ち込まれた金具または設置面上に置かれた支持媒体に
    固定されている天幕構造。
  2. 【請求項2】 下側へたわむことが許容された状態で空
    中に張られる天幕と、 その天幕を張られた状態で支持する天幕支持部と、 前記天幕に設けられ、天幕上面側に溜まる雨水等を天幕
    下面側に排出する1ないしそれ以上の排水口と、 その排水口の下側に設けられ、該排水口から排出される
    前記雨水等を集合・流出させる排水管と、 前記天幕の前記排水口の近傍に引張力を加えて、その排
    水口を底部として下向きに凹むように天幕を維持する引
    張部材とを備え、 前記排水口側に用意されたジョイント部と排水管の上端
    とがワンタッチ継手機構で脱着可能に接続されることを
    特徴とする天幕構造。
  3. 【請求項3】 前記ジョイント部は、排水口と上部にフ
    ランジとを有するものであって、前記天幕の排水口上方
    から差し込まれるとともに、前記天幕の排水口の周辺部
    を挟んでそのフランジの下側に押さえ板が固着され、該
    押さえ板により前記ジョイント部が天幕に固定され、前
    記排水管が継手機構により前記ジョイント部に取り付け
    られている請求項1または2に記載の天幕構造。
  4. 【請求項4】 前記排水管又は集合管の少なくとも1本
    に前記天幕上面に雨水 を溜めるためのバルブが設けられ
    た請求項1ないし3のいずれか1項に記載の天幕構造。
  5. 【請求項5】 前記排水管又は前記集合管が、前記天幕
    を支える天幕支持部としての支柱の内部に設けられ、そ
    の支柱の内部空間が前記排水管又は前記集合管の一部に
    兼用されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の天幕構造。
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