JP3605296B2 - 建物と建物の施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、施工前または施工中の雨仕舞いを改善した建物と、建物の施工方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】
従来の建物は、据え付け当日に屋根施工するか、あるいは特殊な雨天の雨仕舞いを行っている。例えば、特開昭59−24070号公報記載のユニット建物の雨天据え付け方法は、建物ユニットの上部を排水ホース付きの透明プラスチックシートで覆い、これにより雨天の雨仕舞いを行っている。
【0003】
また、特公昭62−6066号公報記載の家屋建築現場の覆いは、空気より軽いガスを封入して膨張させた幕体であって、この幕体で建物の上部を覆い雨天の雨仕舞いを行っている。
【0004】
また、特開平5−248004号公報記載の屋根上構造体の据え付け構造においては、建物ユニットの上面に防水被覆板を被着することによりフラットな防水面を形成し、この防水被覆板の上部に屋根ユニットを構築したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の従来技術は、排水ホースの取り付け、幕体を膨張させる作業、あるいは特殊な加工が施された防水被覆板の取り付け等、いずれも、施工現場で特殊な雨仕舞いを行うものであるから、この雨仕舞いの施工に手間がかかったり、高価な費用がかかるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、屋根施工までの雨仕舞いが容易で、安価となるように改善した建物と、建物の施工方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、建物本体と、この建物本体の上面に据えつけられる屋根構造体とからなり、建物本体が、複数の箱型の建物ユニットを隣接配置してなる建物ユニット群で構築された建物であって、最上階の各建物ユニットの上面を略平坦とし、滑止処理の施されたシート状の防水被覆材を、略平坦な上面を有する最上階の建物ユニットのそれぞれに対して、内側へ折り畳んだ状態で予め取付けておくと共に、該防水被覆材を拡げ得るよう構成した建物を特徴としている。
【0008】
このように構成された請求項1記載の建物は、建物本体の上面が略平坦になされ、予め防水被覆材で被覆されているので、施工時に雨が降っても上面に水溜まりが生じ難く、雨天の雨仕舞いが容易で、安価となる。また、平坦な足場が確保できるので、屋根作業が安全である。
【0009】
また、建物本体が複数の建物ユニットを隣接配置してなる建物ユニット群で建物本体が構築され、この建物本体の上面に据えつけられる屋根構造体は、屋根ユニットでもよいが、ユニット工法にとらわれることなく、在来工法が採用できるため、一般の自動設計ツール(住宅CAD等)に乗りやすくなる。また、建物本体全体に屋根架構ができるため、最適な部材配置やメンバーが採用でき、無駄を排除して材料コストを下げることができる。
【0010】
更に、前記防水被覆材が、滑止処理の施されたシート状をしているので前記建物ユニットの上での作業性が良好で安全である。
【0011】
加えて、防水被覆材を、内側へ折り畳んだ状態で、建物ユニットの天井部に取付けているので、運搬時に防水被覆材が破損されてしまうようなことが防止される。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間に薄板鋼板を掛け渡すと共に、建物ユニットの外側へ拡げた前記防水被覆材で薄板鋼板を被覆し得るようにした請求項1記載の建物を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項2記載の発明は、薄板鋼板が、互いに隣接する最上階建物ユニットの上面端部間に掛け渡されて間隙が埋められる。このため、前記防水被覆材の上から作業者が、該間隙部分を足場としても、該薄板鋼板によって下方から該防水被覆材が支持され、足場として利用可能な面積が拡大されて、更に、施工作業性を良好なものとすることが出来る。
【0014】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記防水被覆材の端縁に、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間の位置で相互に防水連結させる連結手段を設けた請求項1または2に記載の建物を特徴としている。
【0015】
このように構成された請求項3記載のものでは、連結手段が、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間位置で、前記防水被覆材端縁間を防水連結する。このため、防水被覆材の両端縁間から建物ユニット間に雨水が進入する虞が減少する。
【0016】
また、請求項4に記載されたものでは、前記連結手段はチャック式ファスナである請求項3記載の建物を特徴としている。
【0017】
このように構成された請求項4記載のものでは、チャック式ファスナによって前記連結手段が形成されているので、ファスナを閉じることにより、防水被覆材の両端縁間から建物ユニット間に雨水が進入する虞を減少させることが出来る。このため、更に、高所作業を減少させて施工性が良好である。
【0018】
そして、請求項5に記載されたものでは、互いに隣接する最上階の建物ユニットの複数の柱が突き合わせられる柱継ぎ部分で前記防水被覆材端縁を立上がらせて立上がり部を形成し、前記柱の上面部へ上方から装着される屋根フレームジョイント柱に、前記立上がり部を覆う水切りスカートを設け、該水切りスカートが前記防水被覆材と当接する部分に、予め防水シール材を設けた請求項1乃至4の何れか一項記載の建物を特徴としている。
【0019】
このように構成された請求項5記載のものでは、柱継ぎ部分では、該柱の上面部へ上方から屋根フレームジョイント柱が装着される。そして、該屋根フレームジョイント柱の下部外側縁に設けられた水切りスカートが、装着状態で、柱継ぎ部分側の防水被覆材端縁の立上がり部近傍と重複する。該水切りスカートの前記防水被覆材への当接部分には、予め防水シール材が設けられているので、該屋根フレームジョイント柱を装着するだけで、該水切りスカートと、防水被覆部材との間の間隙が、該防水シール材によって埋められてシールされる。このため、施工性が良好である。
【0020】
また、請求項6に記載されたものでは、最上階の建物ユニットの天井部分に設けられた点検用開口に、該点検用開口周縁の上面と略面一高さの上面部を有する補強鋼板を着脱可能に取付けると共に、該補強鋼板の上から前記防水被覆材を被覆しておき、点検用開口から補強鋼板を取外して防水被覆材を切り開くことにより、点検口となし得るように構成した請求項1乃至5の何れか一項記載の建物を特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項6記載のものでは、凹設された点検用開口に、該点検用開口周縁の上面と、略面一高さの上面部を有する前記補強鋼板が設けられているので、該補強鋼板の上から被覆した前記防水被覆材の上から作業者が、該点検用開口部分を足場とし ても、該補強鋼板によって下方から該防水被覆材が支持され、足場として利用可能な面積が拡大されて、更に、施工作業性を良好なものとすることが出来る。
【0022】
また、請求項7に記載されたものでは、複数の箱型の建物ユニットを隣接配置してなる建物ユニット群によって建物本体を構築し、この建物本体の上面に屋根構造体を据えつける建物の施工方法であって、最上階の各建物ユニットの上面を略平坦として、滑止処理の施されたシート状の防水被覆材を、略平坦な上面を有する最上階の建物ユニットのそれぞれに対して、内側へ折り畳んだ状態で予め取付けておき、建物ユニットを据え付けた後、各防水被覆材を拡げるようにする建物の施工方法を特徴としている。
【0023】
このように構成された請求項7記載のものでは、請求項1と同様の作用効果を得ることができる。
【0024】
そして、請求項8に記載されたものでは、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間に継ぎ被覆材を取り付けた後、この継ぎ被覆材と拡げた防水被覆材とを重ね合わせて貼付ける請求項7記載の建物の施工方法を特徴としている。
【0025】
このように構成された請求項8記載のものでは、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間に継ぎ被覆材を取り付け、この継ぎ被覆材と最上階の建物ユニット上面を被覆する防水被覆材とを重ね合わせて貼付け、その後、屋根構造体を施工するものであるから、建物ユニット上面の雨仕舞いと建物ユニット間の雨仕舞いができる。
【0026】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の実施の形態1を図面を参照して説明する。
【0027】
図1〜図10は、本発明の実施の形態1であって、図1は建物の説明図、図2は建物本体の説明図、図3は建物本体の施工方法を示す説明図、図4は図3の建物本体に屋根構造体を施工する施工方法の説明図、図5は最上階の建物ユニットの上面を防水被覆材で被覆する被覆方法を示す説明図、図6は防水被覆材と継ぎ被覆材とを重ね合わせて貼付ける貼付け方法を示す説明図、図7は四隅の建物ユニットの上面を被覆する方法を示す説明図、図8は四隅の被覆に使用する継ぎ被覆材の斜視図、図9は継ぎ被覆材同士の接合方法を示す説明図、図10は防水被覆材と継ぎ被覆材の固定方法を示す説明図である。
【0028】
図1および図2において、1は建物であって、この建物1は、建物本体2と、この建物本体2の上面に据え付けられる屋根構造体5とからなり、上記建物本体2の上面が平坦になされ、防水被覆材6で被覆されているものである。
【0029】
上記建物本体2は、1階部分を構成する複数の建物ユニット3、3と、2階部分を構成する複数の建物ユニット4、4とを隣接配置してなる建物ユニット群で構築されている。なお、本発明における建物ユニットとは、パネルからなる壁式ユニット、柱と梁とからなる軸組式ユニットなどのほぼ箱型に形成されたものを意味している。上記2階部分を構成する建物ユニット4は、床パネル43の周縁に壁パネル41が立設され、この壁パネル41の上に天井パネル42が取り付けられている。この天井パネル42は、居室側に向けて天井面材44が取り付けられ、屋根側に向けて上面材45が取り付けられ、この上面材45により建物ユニット4、4の上面が平坦になされている。
【0030】
上記建物ユニット4の上面(上面材45)は、防水被覆材6で被覆されている。この防水被覆材6は、図2に示すように、建物本体2を施工現場で構築後に被覆してもよいが、後述するように、建物ユニット4の上面に予め工場等で被覆しておき、施工現場で継ぎ合わせてもよい。また、防水被覆材6は、建物本体2全体を覆うことができるもの、あるいは複数枚を施工現場で継ぎ合わせたもの、いずれでもよい。
【0031】
上記防水被覆材6の材質は、ノンスリップ材料(一般的なプラスチック用充填材料)を含有したり、或いは、表面に凹凸を設ける等の滑止処理の施されたポリエチレンやポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムまたはシート(厚さ約150μm)、防水処理された織布または不織布、発泡ポリエチレンシート等を好適に使用できる。
【0032】
上記防水被覆材6で被覆された建物本体2の上面に、屋根構造体5が据え付けられているが、この屋根構造体5は、予め工場等で組み立てられた屋根ユニットであってもよいが、屋根ユニットに限定されるものでなく、屋根パネルであってもよく、或いは、在来工法により施工現場で屋根架構するものであってもよい。
【0033】
次に、上記建物1の施工方法を図3〜図10を参照して詳細に説明する。
【0034】
本実施例における建物1は、上述の建物ユニット3、4を上下階に複数隣接配置したもので、工場等で組み立てられた建物ユニット4の上面が予め防水被覆材6で被覆されているものである。この防水被覆材6は、図5に示すように、取付け面に粘着テープ61、62を貼着しておき、粘着テープ62により建物ユニット4の上面に貼付け、粘着テープ61は、離型紙を取り付けたままにしておき、後述する継ぎ被覆材7との貼り合わせに使用する。
【0035】
まず、建物ユニット3、3を基礎に据え付けて1階部分を構築し、この建物ユニット3、3の上に、上面が平坦になされ、防水被覆材6で被覆された建物ユニット4、4を据えつけ、建物本体2を構築する。
【0036】
ついで、図6に示すように、隣接する建物ユニット4、4の上面端部間に継ぎ被覆材7をタッカー71を打ち込んで取り付け、この継ぎ被覆材7と前記防水被覆材6とを重ね合わせ、粘着テープ61にて貼付ける。
【0037】
また、図7に示すように、4つの建物ユニット4、4・・の角部が突き合わされるところにおいては、継ぎ被覆材7の端部72を折り曲げておき、図8(ロ)図に示すような箱状継ぎ被覆材8を挿入して取り付ける。なお、この箱状継ぎ被覆材8は、図8(イ)図に示すように、十字形状のシート材80の側片81を折り曲げて形成されている。
【0038】
上記継ぎ被覆材7と箱状継ぎ被覆材8とは、図に示すいずれかの方法で接合される。すなわち、図9(イ)図に示すように、折り曲げた継ぎ被覆材7の端部72と、箱状継ぎ被覆材8の側片81とを突き合わせ、ジップロック9を取り付けて接合し、(ロ)図のように、一方側に倒して適宜の手段で固定する。
【0039】
あるいは、(ハ)図と(ニ)図に示すように、上記ジップロック91で挟み込んで接合してもよいし、(ホ)図に示すように、U字状の接合部材92で端部を接合してもよい。
【0040】
また、図10に示すように、防水被覆材6と継ぎ被覆材7とが重ね合わされた上面材45の角部に、コ字形状の接合部材10を挿入して固定しておくとよい。
【0041】
上記のようにして、建物本体2の隣接する建物ユニット4、4の上面を防水被覆材6と継ぎ被覆材7とで被覆するが、その被覆状態の詳細を図3に示す。その後、この建物本体2の上に屋根フレームの桁梁51を設置し、この桁梁51に取り付けられた小屋組受け金具52により屋根構造体5を構築し、建物1を完成する(図4参照)。この際、屋根構造体5は、建物本体2の構築と同時であってもよいが、後日であってもよい。
【0042】
なお、壁パネル41の屋外側に断熱材411が取り付けられているが、この断熱材411は透湿防水フィルム412で覆われているので、建物ユニット4の壁面はこの透湿防水フィルム412で雨仕舞いされる。413は外壁であって、この外壁413は、上記断熱材411との間に通気層空間を形成して取り付けられている。
【0043】
上述してきたように、本実施の形態1の建物1とその施工方法は、上面が平坦になされた上階の建物ユニット4の上面を防水被覆材6で被覆した後、屋根構造体5を施工するものであるから、屋根構造体5の施工が建物本体2の構築の後日になっても、防水被覆材6で雨仕舞いできる。
【0044】
また、上階の建物ユニット4の上面が平坦になされているので、施工時に雨が降っても上面に水溜まりが生じ難く、雨天の雨仕舞いが容易で、安価となる。
【0045】
また、本実施の形態1において、互いに隣接する上階の建物ユニット4、4の上面端部間に継ぎ被覆材7、8を取り付け、この継ぎ被覆材7、8と防水被覆材6とを重ね合わせて貼付け、その後、屋根構造体5を施工するものであるから、建物ユニット4上面の雨仕舞いと建物ユニット4、4間の雨仕舞いができる。
【0046】
【実施の形態2】
図11〜図16には、実施の形態2の建物と建物の施工方法を示す。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を附して説明する。
【0047】
この実施の形態2では、建物ユニット4は4隅の柱4本とこの柱間を連結する4本の床梁とによりほぼ箱型に形成されたものであって、建物ユニット4の天井部を、凹部が全く存在しないように平坦化する。そのために、各建物ユニット4の各コーナー部分に設置されるユニット柱101の頭部、即ち、ユニット柱頭102と面一になる足場板103を天井パネル42の上に設置する。
【0048】
そして、足場板103の上面に、天井部よりも一回り大きい防水被覆材6を、内側へ折り畳んで粘着テープ104で仮止めした状態で取付ける。防水被覆材6は、例えば、厚さ約150μmのポリエチレンシートなどの合成樹脂製シートを用いる。特に、ノンスリップ材料を含有することにより滑止処理を施されたポリエチレンシートを用いるのが好ましい。防水被覆材6は、工場で予め足場板103の上面に粘着テープ62で貼り付けておくようにする。
【0049】
以上のような構成によれば、建物ユニット4を据え付けた後、図12、図13に示すように、足場板103の上に内側へ折り畳んだ状態で取付けられた防水被覆材6を拡げ、防水被覆材6の端部を建物ユニット4の外側へ垂らすようにする。特に、隣接する建物ユニット4がある場合には、防水被覆材6の端部を建物ユニット4の継目線105の間へ垂らすようにする。
【0050】
このようにすることにより、据え付け当日が雨天であっても、建物ユニット4の内部を濡らすことなく、据え付け作業を実施することができる。
【0051】
また、建物ユニット4の天井部を、凹部が全く存在しないように平坦化しているので、図16に示すように、天井部に雨が溜まって排水できなくなるようなことが防止される。
【0052】
天井部を平坦化するために、天井部の上に足場板103を設置しているので、図14に示すように、作業者は、天井部を足場として作業を行うことができ、作業性を向上することができる。この際、防水被覆材6として滑止処理を施されたポリエチレンシートを用いることにより、作業員の転倒事故を防止して安全に作業を行わせることができる。
【0053】
そして、防水被覆材6の上に降った雨は、図15に示すように、建物ユニット4の外側や建物ユニット4の継目の間へ排水される。
【0054】
また、 図11に示すように、防水被覆材6を、内側へ折り畳んだ状態で、建物ユニット4の天井部に取付けているので、運搬時に防水被覆材6が破損されてしまうようなことが防止される。
【0055】
上記以外については、前記実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0056】
【実施の形態3】
図17〜図37には、実施の形態3の建物と建物の施工方法を示す。なお、前記各実施の形態と同一乃至均等な部分については、同一符号を附して説明する。
【0057】
この実施の形態3では、建物ユニット4は上記実施の形態2と同様の構成を備えたものとし、建物ユニット4間の継目線105部分に、木ネジやラッパネジなどのネジ106を用いて薄板鋼板107(渡鋼板)を足場板103とほぼ面一に取付けるようにする。この際、図19、図20に示すように、前記継目線105部分に対し、短冊状をした複数枚の薄板鋼板107を突合せて配置して行くようにする。各薄板鋼板107は、四隅を斜めに切断されており、突合せによってできる切断部分の角部108を足場板103の側面に位置合せして配置するようにする。また、図20に示すように、薄板鋼板107は、ユニット柱頭102に対して重ならないようにする。図21、図22に示すように、継目線105部分の中途部にユニット柱頭102があるような場合には、薄板鋼板107に切欠109を設けて、ユニット柱頭102に重ならないようにする。
【0058】
そして、建物ユニット4間の継目線105部分に薄板鋼板107が取付けられたら、内折りされた状態の防水被覆材6を拡げて、建物ユニット4の外側を覆わせるようにする。なお、本実施の形態では、防水被覆材6をゴムで作り、図18に示すように、天井部にタッカー114で取付けるようにしても良い。防水被覆材6をゴムで作った場合、タッカーの釘孔がゴムの弾性でシールされることとなるので、防水被覆材6をタッカーなどで直接固定することが可能となる。
【0059】
そして、隣接する建物ユニット4間の位置では、図23に示すように、防水被覆材6の対応する縁部に設けられた連結手段110で連結するようにする。連結手段110としては、例えば、図24〜図28に示すような、チャック式ファスナ111などを用いる。チャック式ファスナ111は、防水被覆材6の対応する縁部に形成されたシートファスナ112と、両シートファスナ112を嵌合させるためのチャック部113とで構成される。
【0060】
隣接する防水被覆材6を連結手段110で連結したら、ユニット柱頭102に対応する部分を立上がらせるようにする。防水被覆材6は、連結後に立上がり部115が形成されるように予め端部を加工しておくが、立上がり部115に十分な立上がり形状が得られない場合には、立上がり保持プレート116などを粘着テープ117で取付けるようにしても良い。なお、立上がり部115その他の防水被覆材6は、要所を粘着テープで建物ユニット4のコーナー部に貼り付けるようにする。
【0061】
防水被覆材6の端部に立上がり部115が形成されたら、図29に示すように、樹脂製の水切りスカート118が形成された屋根梁ジョイント柱119を防水被覆材6の立上がり部115を覆うようにユニット柱頭102に取付ける。ユニット柱頭102には、接合ボルト120と位置決め用の柱頭ジョイントピン121とが突設されており、屋根梁ジョイント柱119の底部に形成された貫通孔122,123を接合ボルト120と位置決め用の柱頭ジョイントピン121にそれぞれ通して、屋根梁ジョイント柱119の上部に形成された作業孔124から接合ボルト120へナット125を螺着することにより、ユニット柱頭102に屋根梁ジョイント柱119を固定する。また、水切りスカート118には、シール用のスーパーシートなどの防水シール材126が予め取付けられている。
【0062】
この際、ユニット柱頭102が1つの場所には、図30に示すような1連用の屋根梁ジョイント柱119を、ユニット柱頭102が2つの場所には、図31に示すような2連用の屋根梁ジョイント柱119を、ユニット柱頭102が4つの場所には、図32〜図34に示すような4連用の屋根梁ジョイント柱119を用いるようにする。なお、2連用と4連用の屋根梁ジョイント柱119は、重量があるので、アイボルト127を取付けてクレーン128などで吊上げ得るようにする。
【0063】
そして、図35に示すように、屋根梁ジョイント柱119の側部に屋根フレーム129の妻梁130と桁梁131を当接し、屋根梁ジョイント柱119の側部および、妻梁130と桁梁131に形成されたボルト挿通孔132〜135にボルト136,137を通して屋梁ジョイント柱と妻梁130および桁梁131とナット138,139で締結固定する。なお、妻梁130側と桁梁131側でボルト136,137の太さを変えても良い。
【0064】
最後に、図36、図37に示すように、屋根梁ジョイント柱119上部の作業孔124と、屋根梁ジョイント柱119側部のボルト挿通孔132,133のうちの未使用のものを止水シール140,141で塞ぐようにする。
【0065】
このように、建物ユニット4間の継目線105部分に、天井部と面一に薄板鋼板107を取付けることにより、継目線105部分に雨水が溜まって排水できなくなることを防止できる。
【0066】
また、隣接する防水被覆材6間を連結手段110で連結するようにしたことにより、簡単且つ素速く隣接する防水被覆材6間のシールを行わせることができる。また、雨天時のシール性も良好となる。
【0067】
更に、防水被覆材6の端部に立上がり部115を形成し、水切りスカート118が形成された屋根梁ジョイント柱119で覆うようにすることにより、シール用のスーパーシートなどの防水シール材126が防水被覆材6と密着し、簡単にユニット柱頭102部分の止水を行わせることができる。
【0068】
上記以外については、前記各実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0069】
【実施の形態4】
図38〜図40には、実施の形態4の建物と建物の施工方法を示す。なお、前記各実施の形態と同一乃至均等な部分については、同一符号を附して説明する。
【0070】
この実施の形態4では、建物ユニット4の天井部および天井部に取付けた足場板103に点検用開口142が設けられる場合に、点検用開口142に該点検用開口142周縁の上面と、略面一高さの上面部を有する補強鋼板143をネジ144などで着脱可能に設けると共に、該補強鋼板143の上から前記防水被覆材6を被覆するようにしている。
【0071】
この実施の形態4のものでは、建物ユニット4の天井部および足場板103に形成された点検用開口142に、該点検用開口142周縁の上面と、略面一高さの上面部を有する前記補強鋼板143が設けられているので、該補強鋼板143の上に被覆した前記防水被覆材6の上から作業者が、該点検用開口142部分を足場にしても、該補強鋼板143によって下方から該防水被覆材6が支持され、足場として利用可能な面積が拡大されて、更に、施工作業性を良好なものとすることが出来る。
【0072】
また、点検用開口142周縁の上面と、略面一高さの上面部を有する前記補強鋼板143が設けられているので、点検用開口142部分の防水被覆材6が凹み、そこへ雨水が溜まって排水できなくなるようなことを防止することができる。
【0073】
なお、工事終了後は、補強鋼板143を取外し、図40に示すように、防水被覆材6を切り開いて、点検用開口142部分に点検口化粧枠145を取付ければ、点検口として使用することが可能となる。
【0074】
上記以外については、前記各実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0075】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。また、各実施の形態の上記以外の組み合わせも可能である。
【0076】
【発明の効果】
請求項1記載の建物は、建物本体の上面が略平坦になされ、予め防水被覆材で被覆されているので、施工時に雨が降っても上面に水溜まりが生じ難く、雨天の雨仕舞いが容易で、安価となる。また、平坦な足場が確保できるので、屋根作業が安全である。また、屋根構造体の施工が後日になっても、建物本体が雨仕舞いされているので、安心である。さらにまた、建物本体の上面が防水被覆材で被覆されているので、建物完成時に防湿層として働き、小屋裏の結露防止に寄与する。
【0077】
また、建物本体が複数の建物ユニットを隣接配置してなる建物ユニット群で建物本体が構築され、この建物本体の上面に据えつけられる屋根構造体は、屋根ユニットでもよいが、ユニット工法にとらわれることなく、在来工法が採用できるため、一般の自動設計ツール(住宅CAD等)に乗りやすくなる。また、建物本体全体に屋根架構ができるため、最適な部材配置やメンバーが採用でき、無駄を排除して材料コストを下げることができる。
【0078】
更に、前記防水被覆材が、滑止処理の施されたシート状をしているので前記建物ユニットの上での作業性が良好で安全である。
【0079】
加えて、防水被覆材を、内側へ折り畳んだ状態で、建物ユニットの天井部に取付けているので、運搬時に防水被覆材が破損されてしまうようなことが防止される。
【0080】
請求項2記載の発明は、薄板鋼板が、互いに隣接する最上階建物ユニットの上面端部間に掛け渡されて間隙が埋められる。このため、前記防水被覆材の上から作業者が、該間隙部分を足場としても、該薄板鋼板によって下方から該防水被覆材が支持され、足場として利用可能な面積が拡大されて、更に、施工作業性を良好なものとすることが出来る。
【0081】
請求項3記載のものでは、連結手段が、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間位置で、前記防水被覆材端縁間を防水連結する。このため、防水被覆材の両端縁間か ら建物ユニット間に雨水が進入する虞が減少する。
【0082】
このように構成された請求項4記載のものでは、チャック式ファスナによって前記連結手段が形成されているので、ファスナを閉じることにより、防水被覆材の両端縁間から建物ユニット間に雨水が進入する虞を減少させることが出来る。このため、更に、高所作業を減少させて施工性が良好である。
【0083】
このように構成された請求項5記載のものでは、柱継ぎ部分では、該柱の上面部へ上方から屋根フレームジョイント柱が装着される。そして、該屋根フレームジョイント柱の下部外側縁に設けられた水切りスカートが、装着状態で、柱継ぎ部分側の防水被覆材端縁の立上がり部近傍と重複する。該水切りスカートの前記防水被覆材への当接部分には、予め防水シール材が設けられているので、該屋根フレームジョイント柱を装着するだけで、該水切りスカートと、防水被覆部材との間の間隙が、該防水シール材によって埋められてシールされる。このため、施工性が良好である。
【0084】
このように構成された請求項6記載のものでは、凹設された点検用開口に、該点検用開口周縁の上面と、略面一高さの上面部を有する前記補強鋼板が設けられているので、該補強鋼板の上から被覆した前記防水被覆材の上から作業者が、該点検用開口部分を足場としても、該補強鋼板によって下方から該防水被覆材が支持され、足場として利用可能な面積が拡大されて、更に、施工作業性を良好なものとすることが出来る。
【0085】
このように構成された請求項7記載のものでは、請求項1と同様の作用効果を得ることができる。
【0086】
このように構成された請求項8記載のものでは、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間に継ぎ被覆材を取り付け、この継ぎ被覆材と最上階の建物ユニット上面を被覆する防水被覆材とを重ね合わせて貼付け、その後、屋根構造体を施工するものであるから、建物ユニット上面の雨仕舞いと建物ユニット間の雨仕舞いができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であって、建物の説明図である。
【図2】建物本体の説明図である。
【図3】建物本体の施工方法を示す説明図である。
【図4】図3の建物本体に屋根構造体を施工する施工方法の説明図である。
【図5】最上階の建物ユニットの上面を防水被覆材で被覆する被覆方法を示す説明図である。
【図6】防水被覆材と継ぎ被覆材とを重ね合わせて貼付ける貼付け方法を示す説明図である。
【図7】四隅の建物ユニットの上面を被覆する方法を示す説明図である。
【図8】四隅の被覆に使用する継ぎ被覆材の斜視図である。
【図9】継ぎ被覆材同士の接合方法を示す説明図である。
【図10】防水被覆材と継ぎ被覆材の固定方法を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態2であって、防水被覆材を内折りした状態を示す斜視図である。
【図12】防水被覆材を拡げる状態を示す斜視図である。
【図13】建物ユニットが複数ある場合の、防水被覆材を拡げる状態を示す斜視図である。
【図14】防水被覆材を拡げた状態と建物ユニットを足場として作業する状態を示す斜視図である。
【図15】雨水が排水される状態を示す建物ユニットの側面図である。
【図16】雨水が排水されない状態を示す建物ユニットの側面図である。
【図17】本発明の実施の形態3であって、複数の建物ユニットを配置した状態を示すの平面図である。
【図18】建物ユニット間の継目線部分の薄板鋼板を設置する状態を示す部分拡大側面図である。
【図19】建物ユニット間の継目線部分の薄板鋼板を設置する状態を示す部分拡大斜視図である。
【図20】図19の薄板鋼板設置後の状態を示す部分拡大平面図である。
【図21】中途部にユニット柱頭がある場合の、建物ユニット間の継目線部分の薄板鋼板を設置する状態を示す部分拡大斜視図である。
【図22】図21の部分拡大平面図である。
【図23】建物ユニット間の継目線部分の防水被覆材を連結する状態を示す部分拡大側面図である。
【図24】防水被覆材を連結する手順を示す部分拡大斜視図である。
【図25】図24に続く防水被覆材を連結する手順を示す部分拡大斜視図である。
【図26】防水被覆材に立上がり部を形成する手順を示す部分拡大斜視図である。
【図27】図25に続く防水被覆材を連結する手順を示す部分拡大斜視図である。
【図28】防水被覆材を連結した後の状態を示す部分拡大平面図である。
【図29】屋根梁ジョイント柱を取付ける状態を示す部分拡大側面図である。
【図30】1連用の屋根梁ジョイント柱を取付ける状態を示す部分拡大斜視図である。
【図31】2連用の屋根梁ジョイント柱を取付ける状態を示す部分拡大斜視図である。
【図32】4連用の屋根梁ジョイント柱を取付ける状態を示す部分拡大斜視図である。
【図33】4連用の屋根梁ジョイント柱を取付ける状態を示す図32と同様の部分拡大斜視図である。
【図34】連用の屋根梁ジョイント柱を取付ける状態を示す部分拡大側面図である。
【図35】屋根フレームを組み立てる状態を示す分解斜視図である。
【図36】屋根梁ジョイント柱の作業孔に止水シールを貼る状態を示す部分拡大斜視図である。
【図37】屋根梁ジョイント柱のボルト挿通孔に止水シールを貼る状態を示す部分拡大斜視図である。
【図38】本発明の実施の形態4であって、建物ユニットの点検用開口を補強鋼板で塞いだ状態を示す斜視図である。
【図39】図38の部分拡大側面図である。
【図40】点検用開口に点検口化粧枠を取付けた状態を示す部分拡大側面図である。
【符号の説明】
1 建物
2 建物本体
3、4 建物ユニット
5 屋根構造体
6 防水被覆材
7、8 継ぎ被覆材
101 ユニット柱
107 薄板鋼板
110 連結手段
111 チャック式ファスナ
118 水切りスカート
119 屋根梁ジョイント柱
126 防水シール材
142 点検用開口
143 補強鋼板
Claims (8)
- 建物本体と、この建物本体の上面に据えつけられる屋根構造体とからなり、
建物本体が、複数の箱型の建物ユニットを隣接配置してなる建物ユニット群で構築された建物であって、
最上階の各建物ユニットの上面を略平坦とし、
滑止処理の施されたシート状の防水被覆材を、略平坦な上面を有する最上階の建物ユニットのそれぞれに対して、内側へ折り畳んだ状態で予め取付けておくと共に、該防水被覆材を拡げ得るよう構成したことを特徴とする建物。 - 互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間に薄板鋼板を掛け渡すと共に、建物ユニットの外側へ拡げた前記防水被覆材で薄板鋼板を被覆し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の建物。
- 前記防水被覆材の端縁に、互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間の位置で相互に防水連結させる連結手段を設けたことを特徴する請求項1又は2に記載の建物。
- 前記連結手段はチャック式ファスナであることを特徴とする請求項3記載の建物。
- 互いに隣接する最上階の建物ユニットの複数の柱が突き合わせられる柱継ぎ部分で前記防水被覆材端縁を立上がらせて立上がり部を形成し、
前記柱の上面部へ上方から装着される屋根フレームジョイント柱に、前記立上がり部を覆う水切りスカートを設け、
該水切りスカートが前記防水被覆材と当接する部分に、予め防水シール材を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の建物。 - 最上階の建物ユニットの天井部分に設けられた点検用開口に、該点検用開口周縁の上面と略面一高さの上面部を有する補強鋼板を着脱可能に取付けると共に、
該補強鋼板の上から前記防水被覆材を被覆しておき、
点検用開口から補強鋼板を取外して防水被覆材を切り開くことにより、点検口となし得るように構成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の建物。 - 複数の箱型の建物ユニットを隣接配置してなる建物ユニット群によって建物本体を構築し、この建物本体の上面に屋根構造体を据えつける建物の施工方法であって、
最上階の各建物ユニットの上面を略平坦として、
滑止処理の施されたシート状の防水被覆材を、略平坦な上面を有する最上階の建物ユニットのそれぞれに対して、内側へ折り畳んだ状態で予め取付けておき、
建物ユニットを据え付けた後、各防水被覆材を拡げるようにすることを特徴とする建物の施工方法。 - 互いに隣接する最上階の建物ユニットの上面端部間に継ぎ被覆材を取り付けた後、この継ぎ被覆材と拡げた防水被覆材とを重ね合わせて貼付けることを特徴とする請求項7記載の建物の施工方法。
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